JP2523414Y2 - テーブルポット - Google Patents

テーブルポット

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Publication number
JP2523414Y2
JP2523414Y2 JP1991003485U JP348591U JP2523414Y2 JP 2523414 Y2 JP2523414 Y2 JP 2523414Y2 JP 1991003485 U JP1991003485 U JP 1991003485U JP 348591 U JP348591 U JP 348591U JP 2523414 Y2 JP2523414 Y2 JP 2523414Y2
Authority
JP
Japan
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lid
pot
container
table pot
projection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991003485U
Other languages
English (en)
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JPH0495770U (ja
Inventor
譲 塚田
Original Assignee
建設ゴム株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は生活用品として食糧品や
調味量を保存したり、或は食卓上で食器として用いるテ
ーブルポットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から食糧品を保存するための蓋付き
のテーブルポットが一般的に用いられている。これは、
食糧品が充填された容器を、蓋を用いることでは外気と
遮断し、例えば容器内の食糧品に不純物が混入すること
を防いだり、食糧品の鮮度を保ったり、或は容器内の臭
いを封じ込めたりするのに効果的である。そして、この
テーブルポットは、食卓に出すと、テーブルポットから
蓋をはずして直接食する、つまり、食器としの機能も併
せ持っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記テーブ
ルポットでは、食卓に出して食する時に、テーブルポッ
トから蓋を外して食卓上に直接載置することになる。こ
れにより、食卓上のゴミ等が蓋に付いて不衛生になった
り、或は複数のテーブルポットを食卓上に出す時など
は、蓋が食卓上のスペースを占領して食卓が狭くなるこ
とがある。更には、来客がある食卓では、蓋を幾つも食
卓上に並べると見栄えが悪いので、テーブルポットから
外した蓋は、別の所に収納しなければならないという問
題があった。そこで、本考案は上記問題を解決するため
に成されたもので、蓋付きテーブルポットの利点を充分
活用しながら、衛生的で余分なスペースを取らず、更に
は見栄えの良いテーブルポットの提供を目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された本考案は、上面に開口が形成された直方体の
収容部と、当該収容部の開口に嵌合する蓋部とから成る
テーブルポットにおいて、上記収容部の胴部を形成する
二組の対抗壁の内、いずれか一組の外壁には、当該外壁
から外方へ突出した突起を設けると共に上記蓋部の対抗
縁部外側には、上記突起に摺動自在に嵌合する内径部を
形成したリング部材を備えたことを特徴とするテーブル
ポットを要旨としている。
【0005】
【作用】本考案のテーブルポットによれば、まずテーブ
ルポットを、リング部材の有る方向を左右にして食卓上
に載置する。次に蓋部を上方に持ち上げると、収納部の
突起に嵌合したリング部材が上方に摺動して蓋部は持ち
上がり、リング部材が上方へ最大量だけ摺動すると、蓋
部は一旦上方で停止する。ここで、蓋部をテーブルポッ
トの前方又は後方に移動させると、リング部材は突起を
軸として回動し、蓋部は収納部の前方又は後方の外壁部
分に重なる様に可動して収まる、これにより、蓋部を収
納部から取り外すして他の場所に載置する事なく収容部
から食糧品等を食することができる。
【0006】
【実施例】本考案のテーブルポットの一実施例を図面に
基づいて説明する。図1は本実施例のテーブルポットの
蓋をした状態を表した斜視図、図2は本実施例のテーブ
ルポットの蓋を外した状態を表した斜視図、図3は蓋を
下から見た底面図、図4は蓋を外したテーブルポットを
上から見た平面図である。
【0007】図1に示す如く、テーブルポットは、合成
樹脂の材料から一体成形で打ち出された食糧品収納容器
で、例えば料理に用いる調味料,お総菜,或はコーヒー
の砂糖等を収容する収容器1と蓋2とから構成されてい
る。
【0008】この収容器1は、図1,図2,図4に示す
如く、上面が開口1aになった6面体の容器で内部には
食糧品3を収容できるようになっている。又、収容器1
の右胴部1b及び左胴部1cの外側上部中央部には突起
1dが設けられている。一方、蓋2は、図1〜図3に示
す如く、収容器1と同一形状で、下方に開口を備え、内
部が凹状に形成されている。この蓋2の右胴部2a及び
左胴部2bの外側下部中央部には、収容器1の突起1d
に摺動自在に嵌合するスライドリング2cの上端が接続
されると共にスライドリング2cの内径部2dは、収容
器1の突起1bに摺動自在に嵌合されている。
【0009】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、テーブルポットを食卓等に置き、蓋2を上方に持
ち上げると、スライドリング2cの内径部2dが突起1
d上を上方に摺動する。そして、蓋2はスライドリング
2cと共に上方に可動し、突起1dの位置が内径部2d
の最下部までくると蓋2は一旦止まる。ここで、蓋2を
収容器1の後方へ押すと、スライドリング2cは突起1
dを軸に回動することで、蓋2は収容器1の後方に収納
される。この作用により、テーブルポットは蓋2を外す
ことなく収容器1から食糧品を食することができる。
尚、蓋2は収容器1の手前でも回動可能である。
【0010】以上説明したように、本実施例のテーブル
ポットは、収容器1の突起1dと蓋2のスライドリング
2cの作用によって、収容器1から蓋2を外すことなく
テーブルポットから食糧品を食することが可能になる。
従って、蓋2を食卓に直接置くことがないので衛生的で
ある。また、食事中に複数のテーブルポットの蓋2が食
卓のスペースを占領して狭くすることもない。更には、
来客時にテーブルポットの蓋2を別の所へ収納する必要
もなく、テーブルポットの見栄えも良いので、食器とし
ての機能も兼ね備えた有益な物である。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のテーブル
ポットは、収容部に設けた突起を、蓋に備えたリング部
材が摺動可能にしたことで、蓋は、収容部から取り外す
ことなく蓋を開けて食することが可能になる。従って、
蓋を食卓に置いて不衛生になったり、複数の蓋を食卓に
置いて食卓を狭くしたり、或は来客時に蓋を食卓以外の
場所に収納する手間を省くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーブルポットの蓋をした状態を表した斜視図
である。
【図2】テーブルポットの蓋を外した状態を表した斜視
図である。
【図3】テーブルポットの蓋を下から見た底面図であ
る。
【図4】蓋を外したテーブルポットを上から見た平面図
である。
【符号の説明】
1 収容器 1a 開口 1b 右胴部 1c 左胴部 1d 突起 2 蓋 2a 右胴部 2b 左胴部 2c スライドリング 2d 内径部 3 食糧品

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口が形成された直方体の収容部
    と、当該収容部の開口に嵌合する蓋部とから成るテーブ
    ルポットにおいて、上記収容部の胴部を形成する二組の
    対抗壁の内、いずれか一組の外壁には、当該外壁から外
    方へ突出した突起を設けると共に上記蓋部の対抗縁部外
    側には、上記突起に摺動自在に嵌合する内径部を形成し
    たリング部材を備えたことを特徴とするテーブルポッ
    ト。
JP1991003485U 1991-01-09 1991-01-09 テーブルポット Expired - Lifetime JP2523414Y2 (ja)

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JPH0495770U JPH0495770U (ja) 1992-08-19
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JP4549079B2 (ja) * 2004-03-05 2010-09-22 パナソニック株式会社 医療用投与器具
JP6605387B2 (ja) * 2016-04-27 2019-11-13 三甲株式会社 蓋付き容器

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