JP3007423U - 簡易米びつ - Google Patents

簡易米びつ

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JP3007423U
JP3007423U JP1994010591U JP1059194U JP3007423U JP 3007423 U JP3007423 U JP 3007423U JP 1994010591 U JP1994010591 U JP 1994010591U JP 1059194 U JP1059194 U JP 1059194U JP 3007423 U JP3007423 U JP 3007423U
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JP
Japan
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box
lid
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simple rice
opening edge
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JP1994010591U
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Inventor
良登 滝本
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株式会社伸晃
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、例えば一般家庭の台所における
流し台等の下方に設けられたキャビネット内に収容可能
とした簡易な米びつの構造に関し、箱体をブロー成型に
よって特定の形状に構成し、縦置き、横置き並びに二段
重ね等、各様の使用を可能にすることを目的としたもの
である。 【構成】 プラスチック材をブロー成型して得られる箱
体上部を、その前後面を両側から約45°の傾斜面とし
て頂部が大凡90°となるように構成し、その一つの傾
斜面内に開口を設けるとともに、該開口縁を別途蓋体で
開閉自在にしたことを特徴としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば一般家庭の台所における流し台等の下方に設けられたキャ ビネット内に収容可能とした簡易な米びつの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、流し台等のキャビネット内に収納して使用される簡易米びつ(一般 に「計量米びつ」と呼ばれるものは除く)又は保存食収容器にはブリキ製・プラ スチック製など種々の構造のものが存在している。
【0003】 例えば、図4の〔A〕に見られるようにプラスチックの射出成型品である直方 形箱体(イ)の開口上縁部(ロ)に、手前側に跳ね上げ自在なヒンジ蓋(ハ)を 備えた蓋体(ニ)を嵌着閉止するものや、同図〔B〕のように同種の箱体(イ) の上縁部(ロ)に別途スライド蓋(ホ)を付してなる蓋体(ニ)を嵌着するもの 等が知られており、箱体(イ)内に米または保存食等を収容・保管しておいて、 必要の都度、上記ヒンジ蓋(ハ)又はスライド蓋(ホ)を開口して、この部分か ら内容物を取り出すというものものである。又、上記箱体の下面に、台足又はキ ャスター(ヘ)を設けたものも広く知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の簡易米びつ又は保存食収容器は、いづれも上縁が開口した直方 形の箱体(イ)と蓋体(ニ)が別個に射出成型されるものであったから、嵌合周 縁の密封性に劣り、内容物の乾湿による保存性の低下、並びに蟻その他の小昆虫 の侵入等による衛生面での課題が見られたものである。
【0005】 又、上記従来例に見られる直方形構造では、仮りにキャビネット内に高さの予 猶がある場合でも、同形のものを二段重ねにすると、上記ヒンジ蓋(ハ)又はス ライド蓋(ホ)のいづれもその開閉乃至は内容物の取り出しが不可能となり、こ のような場合には、上段の箱体は、奥行の短い別製品の利用を余儀なくされると いう課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した実情に鑑んで考案された本案の簡易米びつは、箱体をブロー成型によ って特定の形状に構成し、縦置き、横置き並びに二段重ね等、各様の使用を可能 にすると同時に、箱体の開口縁に取付けられる蓋体をねじ嵌合又はヒンジその他 適宜な手段による閉合とすることにより、米びつ内の気密性を高めて上記在来品 における諸問題を一気に解決したものである。
【0007】 即ち、下半部が直方形で上部の前面および後面を、その両側から内方に約45 ゜屈折した傾斜面として頂部が大凡90゜となる形状にプラスチック材をブロー 成型し、その一つの傾斜面内に円形又は角形の開口縁を突成するとともに、該開 口を別途蓋体によって開閉自在であるようにしたものである。
【0008】 又、上記箱体の前後面方向に回動可能な把手を設けるという手段も用いた。
【0009】 更に箱体の下半部において、上記開口縁側の前面と隣接する一又は両横面に、 それぞれ内容物の残量表示目盛りを付するという手段も併用した。
【0010】 更に又、蓋体の内面中央部に計量カップの上縁部が弾嵌可能な係止環部を設け るという手段も用いた。
【0011】
【作用】
上記構成を有する本案簡易米びつは、箱体唯一の開口を上部傾斜面内に設け、 該開口縁を内周にパッキングを有する蓋体を介して螺合若しくは嵌合によって開 閉自在としたものであるから、内部の気密性が高く維持できるという格別の作用 を有する。
【0012】 又、箱体を流し台キャビネット等の床面に対して、その傾斜面に設けられた開 口縁が上方に指向するように載置することにより、縦置き型、横置き型の両用に 供し得るという作用が得られるのである。
【0013】 更に、箱体を横置きとして同形の米びつを二段重ねにしても、下側に位置する 後面傾斜面の存在により、下位の蓋体の着脱及び内容物の取り出しが自由に行え るという作用も得られるのである。
【0014】
【実施例】
以下、本考案に係る米びつの構成を図面に示す通称5Kg入り米びつについて更 に詳述すると、図1、2において1はプラスチック材をブロー成型によって得た 箱体であって、正面形における前面1aの幅wが160mm、横面1bの幅Wが2 30mm、又箱体の下底1cから肩部1dまでの高さhが230mmの下半部を直方 形とし、その肩部1dから前・後面1a・1a’を内方に約45゜宛屈成して該 前後の傾斜面1e・1e’の形成する頂部が大凡90゜で交差するように構成す ることで、全高Hが345mmの箱体を得たものである。
【0015】 又、2は上記前面1a側の傾斜面1eにおいて、その前面1aの幅wに見合う 外径で突成された円形の開口縁であり、その外周面に雄ねじ2aを凸成してなり 、更に3は上記開口縁2の雄ねじ2aと螺合する雌ねじを備えてなる蓋体、4は 箱体両側の横面1b・1b’における頂部の下方に前後面方向に回転可能に枢着 された把手、5は必要に応じて箱体1の肩部1d以下の下半部における前面1a および横面1b・1b’の一又は双方に付された残量表示用の目盛りである。
【0016】 以上の実施例はその開口縁2を蓋体3の螺装構造について述べたが、上記開口 縁は図3に例示したように四角形(円形でも可)の開口縁2と蓋体3をヒンジ2 cで接合し、その対向部に雌雄の係合具2b、3bを設けて該開口を閉止するよ うにしたもの(同図〔A〕参照)であってもよいし、その他、適宜な嵌合方式( 同図〔B〕参照)を用いてもよい。又、図中3aは蓋体内周に装着されたパッキ ングを示す。
【0017】 この他、箱体下半部の前面1aの略全域に浅い方形状の凹部1gを形成する一 方、後面1a’には上記凹部1gの対向する二辺に沿って陥入可能な二本の台足 1h・1hを条設したものである。
【0018】 尚、上記蓋体3の内面には図2に見られる通り、プラスチック製の計量カップ 6の口縁6aが弾性的に係合可能なる係止環部3cを形成しておくことにより、 米びつとして米又は他の穀粒の収容器に専用されるときの計量升として直ちに利 用できる他、塩干物等の保存食品の保管に利用する場合には、上記計量カップ6 は内部に適宜な乾燥剤を入れて係止環部3cに弾嵌・支持させれば、内容物の防 湿効果は更に顕著である。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る簡易米びつは、既に述べたところから明きらかであるとおり、箱 体上部の一つの傾斜面に開口縁を設け、該開口縁に別製の蓋体を螺装乃至は密に 嵌合可能としたため、箱体内外は気密に遮断され、内容物の乾燥または湿潤や小 昆虫の侵入等のおそれは全くない。
【0020】 又、本案の箱体構成によれば、上部傾斜面の開口を常に斜め上方に位置するよ うに保つことで、縦置き、横置きの両用に使用できる上、横置き状態で同形の箱 体を二段重ねすることも自由であり、この場合、前後面の方形凹部と台足の陥合 により、互いにずれ合うことなく確実に積み重ねが行えるため、特に狭隘な流し 台キャビネット内部の状態に応じて縦、横、二段重ね等を適宜選択することで、 キャビネット内の有効な活用が可能となるという格別の効果が得られる。
【0021】 この他、計量カップを蓋体裏面に着脱可能に支持させたことにより、米や穀類 の計量時に升を探す必要がなく、更に計量が不要な塩干物を保存する場合には、 上記計量カップ内にシリカゲル(商標名)等、適宜な乾燥剤・吸湿剤を収容する ことで、内容物の防湿効果が更に向上できる、など従来のこの種米びつを含む保 存食の簡易収容器には期待できなかった多岐に亘る利益が齎らされるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案簡易米びつの一部を切欠して示す正面図
【図2】簡易米びつの正面図中央縦断面図
【図3】〔A〕・〔B〕は開口縁と蓋体の係合構造の他
の実施例を示す斜視図
【図4】〔A〕・〔B〕はこの種米びつの従来構造を示
す斜視図
【符号の説明】
1 箱体 2 開口縁 3 蓋体 4 把手 5 残量表示用目盛 6 計量カップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック材をブロー成型して得られる
    箱体上部を、その前後面を両側から約45゜の傾斜面と
    して頂部が大凡90゜となるように構成し、その一つの
    傾斜面内に開口を設けるとともに、該開口縁を別途蓋体
    で開閉自在にしたことを特徴とする簡易米びつ。
  2. 【請求項2】蓋体の内面中央部に、計量カップの上縁部
    が弾嵌可能な係止環部を設けた請求項1記載の簡易米び
    つ。
  3. 【請求項3】箱体の横面上部に、前後面方向に回動可能
    な把手を枢着した請求項1又は2記載の簡易米びつ。
JP1994010591U 1994-08-02 1994-08-02 簡易米びつ Expired - Lifetime JP3007423U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3441881B2 (ja) 1996-04-09 2003-09-02 横河電機株式会社 米保存用容器
JP2020089634A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 岐阜プラスチック工業株式会社 保存用容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3441881B2 (ja) 1996-04-09 2003-09-02 横河電機株式会社 米保存用容器
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