JP2588482Y2 - キャスター付焼香台 - Google Patents

キャスター付焼香台

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JP2588482Y2
JP2588482Y2 JP1992043625U JP4362592U JP2588482Y2 JP 2588482 Y2 JP2588482 Y2 JP 2588482Y2 JP 1992043625 U JP1992043625 U JP 1992043625U JP 4362592 U JP4362592 U JP 4362592U JP 2588482 Y2 JP2588482 Y2 JP 2588482Y2
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JP
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incense
casters
burning
burning incense
tray
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JP1992043625U
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Inventor
明正 千秋
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有限会社ルーツ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はキャスター付焼香台に関
する。さらに詳しくは、椅子に腰かけたままで焼香を行
うことができ、かつ、移動が容易でスムーズに焼香が行
えるキャスター付焼香台に関する。
【0002】
【従来の技術】寺院や家庭などで行われる仏式の葬式や
法会においては、故人の霊を弔うために焼香が行われる
のが常である。
【0003】かかる焼香には、故人を弔うために集った
参列者が一人ずつあるいは何人かずつ順番に祭壇の前に
進んでいって焼香を行うばあいと、各参列者は座ったま
まで、盆にのせた香炉を順番に回して焼香を行うばあい
とがある。後者の方法で焼香を行うばあいは、一般に焼
香盆と呼ばれる巾約30cm、奥行き約20cm程度の浅底の盆
の上に香炉と香盒を載せて、参列者に順番に手渡すこと
によりなされている。
【0004】ところが、近年、日本古来のいわゆる「畳
の生活」から「椅子の生活」へと生活様式が大きく変化
してきたことに伴って、葬式や法会の形態にも変化が生
じてきた。すなわち、椅子による生活が中心となったた
めに、従来は畳敷の広間に座って行われていたのが、床
に椅子を置き、腰かけて行われるようになってきた。
【0005】このように法会などが椅子に腰かけて行わ
れるばあいには、前述のように焼香盆を用いて焼香を行
おうとすると、焼香盆を膝の上にのせ、不安定な状態で
焼香をしなければならず、衣服などが灰で汚れたり、極
端なばあい盆を落としたりするなどの不便が生じてい
る。とくに高年齢者や幼児などが取り扱うばあい、誰れ
かが介添えをしなければ満足に焼香を行うことができ
ず、大変不自由を生じているのが現状である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、叙上の事情
に鑑み、参列者が椅子に腰かけたままで焼香を行うこと
ができ、かつ、移動が容易でスムーズに焼香が行える焼
香台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のキャスター付焼
香台は、台部と、該台部の底面に取りつけられるキャス
ター部と、焼香盆と、前記台部から上方に延設され、台
部から上方へ離間した位置に前記焼香盆を支持するため
の支持部とから構成されることを特徴とする。
【0008】
【実施例】本考案者は、前記の課題を解決するために鋭
意努力を重ねた結果、かかる問題点をすべて解消する焼
香台を創作し、本考案を完成するにいたった。
【0009】以下、図面に示した実施例にもとづいて本
考案のキャスター付焼香台について説明する。
【0010】図1は、本考案の一実施例であるキャスタ
ー付焼香台に香炉および賽銭箱を載せた使用状態を示す
斜視図、図2は、図1のキャスター付焼香台のキャスタ
ー部の底面図である。
【0011】本実施例のキャスター付焼香台は、台部1
と、キャスター2と、焼香盆3と、支持部4とからな
る。
【0012】台部1は、木材、金属材、合成樹脂材など
から構成され、その大きさは通常焼香盆として用いられ
る盆と同じ程度の大きさであればよく、好ましくは巾約
20〜40cm、奥行約15〜30cm程度である。また、台部1
は、箱状でなく板状であってもよいが、箱状のばあいは
少なくとも正面部を開放すれば、必要に応じて香炉など
を収納するのに用いることができ、便利である。なお、
台部1を板状に形成したばあいは、前記台部1と焼香盆
3との間に適宜棚を設けるのが好ましい。
【0013】キャスター2は、金属製、プラスチックス
製など、通常キャスターとして用いられるものであれば
とくに限定されないが、全体の重量を軽くするためにプ
ラスチックス製のキャスターを用いることが好ましい。
かかるキャスターは、台部1の底部の4スミに各1個ず
つ、計4個固定されている。
【0014】なお、キャスターは、4個に限らず3個な
いし5個以上であってもよい。前記キャスターの大きさ
はとくに限定されず、台部の大きさや全体の重量により
適宜選択されるが、通常、直径が約2〜5cm程度のもの
が好ましい。
【0015】支持部4は、通常台部1と同様の材質から
なる板材で形成され、台部1から垂直に上方に延設さ
れ、焼香盆3を台部1と平行に支持している。支持部の
高さは、通常、焼香する人が椅子に腰かけた状態で焼香
できる高さであればとくに限定されないが、取り扱いや
すさおよび移動しやすさなどから、約50cmが好ましい。
なお、本実施例では、支持部4は板状に形成されている
が、焼香盆3を台部1と平行に支持できるものであれ
ば、角柱や円柱を用いてもよく、あるいは背面だけを板
材にして全面に角柱を用いるなどしてもよい。
【0016】焼香盆3は、通常台部1および支持部4と
同じ材質からなり、支持部4の上端に台部2と平行に設
けられており、その大きさは巾および奥行が台部1とほ
ぼ同じであることが望ましく、厚さは通常盆として用い
ることのできる厚さであればとくに限定されないが、約
1〜5cm程であることが望ましい。また、本実施例のキ
ャスター付焼香台を移動させたときに、焼香盆3に載置
される香炉などが容易にずり落ちないように、焼香盆3
には浅めの底のある盆を用いるか、あるいは盆の周囲を
縁どることが望ましい。
【0017】本実施例のキャスター付焼香台は、たとえ
ば黒色などの通常焼香盆に用いられる色彩で着色される
が、必要に応じて適当に色彩を選択して着色してもよ
い。
【0018】
【考案の効果】本考案に係るキャスター付焼香台を用い
れば、椅子に腰かけたままで焼香をすることができかつ
移動が容易であるため、スムーズに焼香を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキャスター付焼香台に香炉および賽銭
箱を載せた使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1のキャスター付焼香台のキャスター部の底
面図である。
【符号の説明】
1 台部 2 キャスター 3 焼香盆 4 支持部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台部と、該台部の底面に取り付けられる
    キャスター部と、焼香盆と、前記台部から上方に延設さ
    れ、台部から上方へ離間した位置に前記焼香盆を支持す
    るための支持部とから構成されることを特徴とするキャ
    スター付焼香台。
JP1992043625U 1992-06-23 1992-06-23 キャスター付焼香台 Expired - Lifetime JP2588482Y2 (ja)

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JPH06241U JPH06241U (ja) 1994-01-11
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JP4798666B2 (ja) * 2007-10-04 2011-10-19 章 米津 香炉灰自動分離装置

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