JP3029169U - 両面を使ったソファーベット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一枚の板の両面を使い、表をベットに裏をソ
ファーに使う両面使用のソファベット 【構成】 板の表面にマットを固定してベットとして使
い、裏面に畳むことができる座面を取り付けソファーと
して使う装置。板本体は収納台へ板の支点を中心に取り
付けて壁に立て掛けるようにして折り畳む。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

日本の住宅事情は劣悪である。特に一人でアパートを借りて生活する場合、家賃 が高いので六畳間が精一杯である。狭い六畳間を有効に使う為には、ベットとソ ファーを一体に使う事が狭い部屋を有効に使う条件になる。

【０００２】

【従来の技術】

現在、ソファーベッドは、色々な形式の物が売られているが、折り畳んで壁に立 て掛けられる物はまだ開発されていない。このように狭い場所を有効に使える様 にしたのが、このソファーベットである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

狭い場所を有効に使え、しかも簡単にベッドからソファに、ソファからベットに 変更出来るものを作る事が重要で有る。それらを解決したのが両面をベッドとソ ファに使う考えである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ベットとしての寝心地と、ソファとしての座り心地を良くする事が大変重要であ る。 この二つを解決するためには、ベットとしては長さ１８０ｃｍ、幅９０ｃｍ。 ソファとしては座面奥行５０ｃｍは必要になり、背もたれも４０ｃｍは必要にな る。その為、ベット使用時とソファ使用時、収納時の三通りに動かす時の固定軸 とソファの固定軸は、別々にしなければならない。又ソファベットを取り付ける 収納台は一体型として安定感を出す事が重要である。

【０００５】

【作用】

図１ 折り畳んだ状態では、本体が壁に立て掛けられ奥行きが最も狭い状態にな る。この状態で使用する時は、床に直接座り背もたれとしてソフアーの座面を使 うことになる。 図２ ソファーにする時は、折り畳んだ状態で、ソファーの座面を持ち上げ足を だし座れる様にセットする。 図３ ベットにする時は立て掛けられた本体の回転軸を中心にして、本体を回転 させながら手前に降ろして足を出しベットにセットする。ソファーの座面は、そ のままベットの下部に畳みこまれる。

【０００６】

【実施例】

折り畳んだ状態では奥行が、５０ｃｍと狭くなる為、部屋が有効に使える。また そのまま背もたれとして使う事も可能である。 ソファーにする時は、下がっている座面を持ち上げ足をだし、ソファーにする。 ベットにする時は、ソファーの足を畳み、座面を下に降ろしてから本体のベット の上部を手前に降ろし足を出しベットにする。

【０００７】

【考案の効果】

この考案は、両面を使う為にベットは、ベットとしての寝やすさを考えて作れ るし、又ソファーは、ソファーとしての座り易さを考えて作ることが出来るので 、今迄のソファーベットより優れたものになる。 収納する時は、壁に立て掛ける為に場所を取らないので狭い場所でも楽に置く事 が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 折り畳んだ状態 背もたれとして使える。

【図２】 ソファーとして使用する時。

【図３】 ベットとして使用する時。

【図４−Ａ】 折り畳んだ状態の横から見た図。

【図４−Ｂ】 折り畳んだ状態の正面から見た図。

【図５−Ａ】 ソファー使用時の横から見た図。

【図５−Ｂ】 ソファー使用時の正面から見た図。

【図６−Ａ】 ベット使用時の横から見た図。

【図６−Ｂ】 ベット使用時の正面から見た図。

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【手続補正書】

【提出日】平成８年３月２５日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】一枚の板の表面をベットに裏面をソファー
   に使い、使用しない時は、たたんで収納出来る様にした
   両面を使ったソファーベット。ソファーからベットへ、
   ベットからソファーへの切り換え方法は、ソファベット
   本体を収納台へ取り付け、ソファーベット本体を回転さ
   せながら切り換える。