JP3037508U - 一個で二種類の調節をするテーブルの高さ調節器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 足腰の痛む人等は畳に座るより椅子に座っ
た方がよいがテーブル等が低過ぎた。その対策が課題で
あった。 【解決手段】 円筒状の筒を立てて、その筒の長さの３
分の１の高さのところの内部に仕切板を嵌設し、その筒
の中にテーブルの脚を嵌入するとテーブルがその３分の
１の高さだけ高くなる。筒を逆に立ててテーブルの脚を
嵌入すればその３分２だけテーブルが高くなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、一個の筒でテーブルの高さを二種類調節出来る器具に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

従来、一個の筒でテーブルの高さを調節出来る器具は皆無であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

足腰に疾患を持つ人が多いが、その人達の大半が畳の上に正座出来ず椅子を使 用している。又家庭で文字を書く仕事をしている人がよく椅子に座ってテーブル を使用しているがテーブルが低過ぎる欠陥があった。この欠陥の適切な解決が課 題であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、円筒状の器具で、その筒を立てて、その筒の長さの３分の１の高さ のところの内部に仕切板を嵌設し、その仕切板の内部は完全に空虚で、テーブル の脚を仕切板まで筒の上面からも下面からも嵌入することが出来る構造である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の器具をテーブルの付属品として販売すればよいし、家庭にあるテーブ ルに適合する色々の大きさの器具を販売してもよい。本考案では仕切板の高さを ３分の１と３分の２としたが色々の高さとすることが出来る。又仕切板を筒の内 部で移動させる構造とすれば一層便利である。器具の形状は円筒状に限定するも のではなく、角筒状その他色々の場合がある。筒の中にテーブルの足を入れた場 合、動かないように横からボルトを入れてナットで止めてもよい。

【０００６】

【実施例】 図面を以て説明する。（１）は円筒状の器、（２）は３分の１の高さ、 （３）は仕切板である。（４）は３分の２の高さ、（５）はテーブルである。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、足腰に疾病がある人に便利であり、家庭で文字を書く仕事の人にも 好都合である。そして家具産業の振興に貢献すること必定である。炬燵の高さの 調節や椅子の高さの調節に応用することが出来る。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の仕切板の高さを筒の長さの３分の１に
したときの斜視図である。

【図２】本考案の筒を逆に立てて仕切板の高さを筒の長
さの３分２にしたときの斜視図である。

【図３】本考案の筒をテーブルに実施したときの斜視図
である。

【符号の説明】

１ 円筒状の器具 ２ ３分の１の高さ ３ 仕切板 ４ ３分の２の高さ ５ テーブル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】本体は、テーブルの高さを調節する円筒状
   の器具で、その器具を立てたとき、その長さの３分の１
   の高さの筒の内部に仕切板を嵌設しその筒の内部の仕切
   板までテーブルの脚を嵌入出来る構造とし、その筒を逆
   に立てたとき、その長さの３分の２の高さの内部の仕切
   板までテーブルの脚を嵌入することも出来る構造の一個
   で二種類の調節をするテーブルの高さ調節器。