JP2588249Y2 - 高圧用ウォータージェットノズル - Google Patents

高圧用ウォータージェットノズル

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JP2588249Y2
JP2588249Y2 JP1992051430U JP5143092U JP2588249Y2 JP 2588249 Y2 JP2588249 Y2 JP 2588249Y2 JP 1992051430 U JP1992051430 U JP 1992051430U JP 5143092 U JP5143092 U JP 5143092U JP 2588249 Y2 JP2588249 Y2 JP 2588249Y2
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JP
Japan
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nozzle
water jet
jet nozzle
pressure water
nozzle portion
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JP1992051430U
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English (en)
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JPH067852U (ja
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毅 坪香
秀明 稲増
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Asahi Diamond Industrial Co Ltd
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Asahi Diamond Industrial Co Ltd
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗浄、剥離、切断等に
用いられるウォータージェットノズルに関するものであ
り、詳しくは高圧の水又は水と砥粒の混合物が通過する
ノズルの取付けを容易にすることができる一体型ウォー
タージェットノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、洗浄、剥離、切断等に高圧用ウォ
ータージェットノズルを用いることにより、これらの操
作を効率的に行うことができるようになっている。この
ため、高圧用ウォータージェットノズルが急速に普及し
ている。この高圧用ウォータージェットノズルは、水な
どの高圧流体を通す通路をその内部に有しており、ノズ
ルホルダー、ノズル部及びノズルホルダー取付用ネジ部
から構成されている。ところで、この高圧用ウォーター
ジェットノズルは高圧流体を通すため、ノズルホルダー
とノズル部のシールが、長時間使用しているとあまくな
り、シールを良くするために、頻繁にノズル部を取り替
える必要がある。従来のウォータージェットノズルは、
図1に示す様にノズル部とこれを押さえるネジが分離し
ている。このためノズル部の着脱をしようとする時、ネ
ジやノズル部を落としたり、また取り出すときにネジが
外れても、ノズル部が中にくっついたまま出てこないこ
とがあるなどの操作上の問題点があり、さらにはネジ又
はノズル部を落としたときや、くっついたまま出て来な
いノズル部を無理やり引き出そうとして、ネジ又はノズ
ル部を傷付けるということが頻繁にあった。高圧用ウォ
ータージェットノズルのシールは、極めて厳密にする必
要があり、ネジやノズル部の極めて小さい傷でもシール
を完全にすることができなくなるので、これらの傷は極
力避けなければならない。従来、ノズル部の着脱操作を
容易にすることができることを目的にした提案は、なさ
れておらず、当業界で着脱操作が簡単な高圧用ウォータ
ージェットノズルが切望されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来のウォ
ータージェットノズルの欠点に鑑み、取付け、取外しの
作業を単純化し、ノズルの信頼性を向上せしめることが
できるウォータージェットノズルを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案者は、上記課題を
解決するために鋭意検討を行った結果、ノズル部にネジ
を切るか又はネジを焼付けるかといった方法などで、こ
れらを一体化することにより、取付け、取外しを容易に
することができ、ノズルの損傷を防ぎ易いことを見い出
し、この知見に基づいて本考案を完成した。すなわち、
本考案は、次の各項よりなる。 (1)高圧の水又は水と砥粒の混合物を通過させる高圧
流体通路及び該高圧流体通路の一部にダイスオリフィス
を有するノズル部の外周に、ノズルホルダー取付用ネジ
が一体的に設けられてなり、ノズル部の基部に、レンチ
穴若しくはスパナ掛けを有することを特徴とする高圧用
ウォータージェットノズル。 (2)ノズル部の先端付近に、Oリング受けを有する項
1記載の高圧用ウォータージェットノズル。 (3)ノズル部の先端付近に、シール用テーパーが設け
られている項1記載の高圧用ウォータージェットノズ
ル。以下、本考案を詳細に説明する。
【0005】本考案のノズル部には、その内部に高圧の
水又は水と砥粒の混合物を通過させる高圧流体通路が設
けられている。この高圧流体通路は、その一部にダイス
オリフィスを有しており、そのダイスオリフィス部で通
路幅が狭くなっている構造を有する。ダイスオリフィス
は、高圧流体通路のどの位置に設定されても良い。な
お、ここで高圧とは通常200kg/cm3以上を示すもの
とする。
【0006】ダイスオリフィスは、オリフィス径が通常
1〜50mmの範囲の通路を有するものであり、その材
質は硬質材料からなるものである。硬質材料としてはダ
イヤモンド、サファイヤ、炭化タングステンなどが用い
られる。本考案のノズル部には、その外周にノズルホル
ダー取付用ネジが一体的に設けられている。ここで、一
体的とは、取り外しができないようにしっかりと固定さ
れていることを意味し、例えばノズル部に直接ネジを切
ることにより、又はネジを焼き付けることにより設ける
ことが挙げられる。ノズルホルダー取付用ネジは、ノズ
ルの外周のどの位置に取り付けられていても良いが、ノ
ズルの基部から中間部までの間に設けられていることが
ノズルをノズルホルダーにしっかり固定することができ
るので好ましい。
【0007】なお、ネジのピッチは、特に限定されるも
のではなく、適宜選定すれば良いが、通常0.5〜2.5
の範囲で選定される。また、本考案の高圧用ウォーター
ジェットノズルの基部には、ネジをノズルホルダーに取
付易くするために、レンチ用穴、スパナ掛けを設けるこ
とが好ましい。レンチ用穴、スパナ掛けを設けることに
より、ノズル部の着脱操作を一層容易に行うことができ
る。これらの、レンチ用穴は、四角形又は六角レンチ用
穴が好ましく、またスパナ掛けは、四角又は六角スパナ
掛けが好ましい。また、本考案の高圧用ウォータージェ
ットノズルの先端付近には、シールを良くするために、
Oリング又はテーパーを付けることが好ましい。テーパ
ーの角度は、通常60〜120°の範囲で選定される。
【0008】
【作用】本考案の高圧用ウォータージェットノズルは、
ノズルホルダー取付用ネジとノズル部を一体化すること
によって、取付け、取外しが楽になりノズル部の損傷を
引き起こすことも少なくなり、高圧用ウォータージェッ
トノズルの信頼性を格段に高めることができる。
【0009】
【実施例】次に、本考案にかかわる実施例を図面に基づ
いて具体的に説明する。ただし、本考案はこれらの例に
より何ら限定されるものではない。図2乃至図5に4種
類の本考案の実施例を示す。図2は、ノズル部の基部に
六角レンチ穴を有するOリングシール型の高圧用ウォー
タージェットノズルを示している。図2の上の図は、高
圧用ウォータージェットノズルの断面図を示しており、
図2の下の図は、高圧用ウォータージェットノズルの基
部の底面図を示している。ノズル部3には、断面形状が
円形の高圧流体通路1が設けられており、高圧流体通路
1の先端と中間点の中央部付近には、算盤の玉のような
形状のダイスオリフィス2が設けられている。このダイ
スオリフィス2は多結晶焼結ダイヤモンドから作られて
いる。
【0010】一方、ノズル部の基部の外周には、ノズル
ホルダー取付用ネジ4が取付けられており、このネジ4
によりノズルホルダー5に取付けることができる。ま
た、ノズル部の先端付近の外周には、Oリング受け台が
設けられており、Oリングを載せて、ノズルホルダー5
とノズル部3のシールをすることができる。図3は、ノ
ズル部3の基部に四角のスパナ掛け8を有するOリング
シール型の高圧用ウォータージェットノズルを示してい
る。図3の上の図は、高圧用ウォータージェットノズル
の断面図を示しており、図3の下の図は、高圧用ウォー
タージェットノズルの基部の底面図を示している。ノズ
ル部3には、図2と同様な高圧流体通路1、ダイスオリ
フィス2及びOリング受け台が設けられている。ノズル
部3の基部には、図2の六角レンチ穴7の代わりに四角
スパナ掛け8がノズル部の外囲器の先端から突出して設
けられており、これによりノズルホルダー5に取付易く
することができる。なお、この四角スパナ掛け8は、六
角スパナ掛けなどに代えても良い。
【0011】図4は、ノズル部の基部に六角レンチ穴7
を有するOリングシール型の高圧用ウォータージェット
ノズルを示している。図4の上の図は、高圧用ウォータ
ージェットノズルの断面図を示しており、図4の下の図
は、高圧用ウォータージェットノズルの基部の底面図を
示している。ダイスオリフィス2の設置位置が図2に比
して高い位置にある例である。図には省略するが、この
形式で、図3に相当するスパナ掛け方式も可能であり、
本考案に含まれる。図5は、図4のOリング6の代わり
にシール用テーパー部を有したノズル部3の基部に六角
レンチ穴7を有する高圧用ウォータージェットノズルを
示す。図5の上の図は、高圧用ウォータージェットノズ
ルの断面図を示しており、図5の下の図は、高圧用ウォ
ータージェットノズルの基部の底面図を示している。ノ
ズル部3の先端に設けられているテーパー9でノズルホ
ルダー5とシールされるので、Oリング6は使用しな
い。図は省略するが、図3と同様にスパナ掛け形式も本
考案に含まれる。図6に図2に示す本考案のノズル部3
をノズルホルダー5に装着した状況を示す。図3〜5の
例も同様に一体形として装着することができる。
【0012】
【考案の効果】本考案の高圧用ウォータージェットノズ
ルは、ダイスオリフィスを含むノズルとノズルホルダー
取付用ネジを一体化することにより、ウォータージェッ
トノズル先端に該ダイスオリフィスを挿入する際、作業
上の制約が無くなり、取付け、取外しが簡単になり、誤
って該部品を落とす危険が減じた事により、同時にノズ
ル部の損傷が少なくなり、信頼性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、「従来の技術」のウォータージェット
ノズルを断面図を示しており、ノズル部と取付けネジは
分離している。
【図2】図2は、本考案のウォータージェットノズルの
一実施例を示す断面図及び底面図である。
【図3】図3は、本考案のウォータージェットノズルの
一実施例を示す断面図及び底面図である。
【図4】図4は、本考案のウォータージェットノズルの
一実施例を示す断面図及び底面図である。
【図5】図5は、本考案のウォータージェットノズルの
一実施例を示す断面図及び底面図である。
【図6】図6は、図2に示す本考案になるノズル部を装
着した状況を示す断面図である。
【符号の説明】
1 高圧流体通路 2 ダイスオリフィス 3 ノズル部 4 ノズルホルダー取付用ネジ 5 ノズルホルダー 6 Oリング 7 六角レンチ穴 8 スパナ掛け 9 シール用テーパー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 1/00 - 1/36 B08B 3/02 B24C 5/04 B26F 3/00

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧の水又は水と砥粒の混合物を通過させ
    る高圧流体通路及び該高圧流体通路の一部にダイスオリ
    フィスを有するノズル部の外周に、ノズルホルダー取付
    用ネジが一体的に設けられてなり、ノズル部の基部に、
    レンチ穴若しくはスパナ掛けを有することを特徴とする
    高圧用ウォータージェットノズル。
  2. 【請求項2】ノズル部の先端付近に、Oリング受けを有
    する請求項1記載の高圧用ウォータージェットノズル。
  3. 【請求項3】ノズル部の先端付近に、シール用テーパー
    が設けられている請求項1記載の高圧用ウォータージェ
    ットノズル。
JP1992051430U 1992-06-29 1992-06-29 高圧用ウォータージェットノズル Expired - Lifetime JP2588249Y2 (ja)

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JPH067852U JPH067852U (ja) 1994-02-01
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JPH067852U (ja) 1994-02-01

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