JP2587881B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2587881B2
JP2587881B2 JP3015531A JP1553191A JP2587881B2 JP 2587881 B2 JP2587881 B2 JP 2587881B2 JP 3015531 A JP3015531 A JP 3015531A JP 1553191 A JP1553191 A JP 1553191A JP 2587881 B2 JP2587881 B2 JP 2587881B2
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篤志 栗本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサおよび該センサ
の状態変化を検出する制御手段を備えた画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置には各種のセン
サが装備され、これらのセンサからの検出信号によりC
PU(制御手段)がジャミングや給紙カセットの挿入状
態等を検出するようになっている。
【0003】図5はこの種の画像形成装置の一従来例を
示しており、CPU1がこれのI/Oポートに直接接続
されたセンサSの検出信号を読み込んで、ジャミングや
給紙カセットの挿入状態等を検出する構成をとる。図6
はこの検出手順を示しており、CPU1はステップm2
に示される画像形成プロセスを含むメイン処理に先立っ
て、ステップm1に示されるセンサ入力処理を定期的に
行い、ここで各種センサの検出信号を読み込んで上記検
出を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記検出手
順によれば、センサSの数が増えると、その分、読み込
み、すなわち検出に要する時間がかかるため、CPU1
の処理速度が低下する。このため、例えばジャミング等
の異常事態発生時に、メインモータの停止といった応答
動作を迅速に行うことができず、機器に大きな負担をか
かり、破損等の不具合を生じるおそれがある。
【0005】因みに、上記従来例では、センサの読み込
み時間がCPU1の処理時間の5%〜10%を占めてい
た。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解決
するものであり、制御手段の処理速度の向上が図れ、ジ
ャミング等の異常事態に迅速に対処できる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、センサおよび該センサの状態変化を検出する制御手
段を備え、必要に応じてセンサ出力を検出する画像形成
装置において、該センサと該制御手段との間に接続され
センサ状態検出回路を備え、該センサ状態検出回路
が、該センサの出力が変化すると、その状態変化値がデ
ータ入力に与えられ、次のクロックが入力される迄の間
該状態変化値を保持する第1のバッファメモリと、該第
1のバッファメモリに該次のクロックが入力された時点
で該第1のバッファメモリから該状態変化値がデータ入
力に与えられる第2のバッファメモリと、該第1及び第
2のバッファメモリの出力を監視し、両出力が不一致状
態になると、該制御手段に該センサの状態チェック用の
割り込み処理を実行させるための割り込み信号を出力す
る割り込み信号生成手段とで構成されており、そのこと
により上記目的が達成される。
【0008】好ましくは、前記第1及び第2のバッファ
メモリにリセット信号が与えられると、前記第1及び第
2のバッファメモリの保持データを前記センサの状態検
出信号に一致させる初期化回路を設ける。
【0009】
【作用】上記構成によれば、センサ出力が変化しない状
態では、第1及び第2のバッファメモリにラッチされた
出力が同一になるのに対し、センサ出力が変化すると、
変化後のセンサ出力が第1のバッファメモリに与えられ
るタイミングよりも所定時間遅れて第2のバッファメモ
リに与えられるので、変化後のセンサ出力、即ち状態変
化値が第1のバッファメモリに与えられた時点における
第1及び第2のバッファメモリの出力は不一致状態にな
る。従って、センサ出力が変化する都度、割り込み信号
が生成され、通常は画像形成プロセスを制御したり、搬
送シート(用紙)の位置検出を行ったり、搬送シートの
装着状態を検出したりしている制御手段が、この割り込
み信号を受けると、必要に応じてジャミング等の異常事
態を検出したり、給紙カセットの挿入状態をチェックす
ることになる。このように、本発明によれば、センサの
状態チェックが必要な場合にのみ行われるので、制御手
段の処理時間に対するセンサ出力の読み込み時間を低減
できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。
【0011】図1は、本発明の画像形成装置に装備され
るセンサ状態検出回路を示しており、CPU1はこの画
像形成装置の制御中枢となるものであり、画像形成プロ
セスを含むメイン処理及び該CPU1の各I/Oポート
(I/Oポート、I/Oポート、I/Oポート)
に接続される各種センサS1、S2、S3(例えば、マ
イクロスイッチ、フォトトランジスタ、サーミスタ)の
検出信号を読み込んで該センサS1、S2、S3の状態
変化を検出するセンサ入力処理を行う。
【0012】センサS1とI/Oポートの間には、バ
ッファメモリ11及び12が接続される。また、センサ
S2とI/Oポートの間には、バッファメモリ21及
び22が接続され、センサS3とI/Oポートの間に
は、バッファメモリ31及び32がそれぞれ接続され
る。これらバッファメモリ11、12、21、22、3
1、32は、例えば図2に示されるDフリップフロップ
からなる。
【0013】加えて、バッファメモリ11及び12に
は、該バッファメモリ11及び12の出力データが与え
られるN0Rゲート13が接続される。N0Rゲート1
3は、EX−N0Rゲートからなり、バッファメモリ1
1及び12の出力データを監視し、両出力データが異な
る場合に、ANDゲート40を介してCPU1の割込入
力端子に割り込み信号を出力する。バッファメモリ11
及び12の出力データは、またCPU1のI/Oポート
に与えられる。
【0014】同様にバッファメモリ21及び22には、
これらの出力データを監視するN0Rゲート23が接続
され、バッファメモリ31および32には、これらの出
力データを監視するN0Rゲート33が接続される。N
0Rゲート23及び33は同様にANDゲート40を介
してCPU1の割込入力端子に割り込み信号を出力す
る。具体的には、ANDゲート40に少なくとも一つの
N0Rゲート13(又は23、33)から割り込み信号
が与えられると、CPU1の割込入力端子に割り込み信
号が入力され、これを受けたCPU1が後述するセンサ
入力処理(割り込み処理ルーチン)を実行する。
【0015】図2はバッファメモリ11、12及びこれ
らに接続される部分の詳細を示しており、マイクロスイ
ッチからなるセンサS1からのON、OFF信号(以下ON信
号をハイレベル信号“H”と称し、OFF信号をローレベ
ル信号“L”と称する)がバッファメモリ11のデータ
入力Dに与えられる。一方、バッファメモリ11のクロ
ック入力端子CLKには、クロックパルス発生器5から
所定周期でクロック(クロックパルス)が入力される。
バッファメモリ11は、クロック入力端子CLKに入力
されるクロックの立ち上がり時点でセンサS1からのデ
ータを読み取って記憶し、次のクロックの立ち上がり迄
該データを保持し、保持したデータをデータ出力Qより
バッファメモリ12のデータ入力D及びN0Rゲート1
3の一方端子に出力する。
【0016】同様にバッファメモリ12は、クロック発
生器5からクロック入力端子CLKに与えられるクロッ
クの立ち上がりから次のクロックの立ち上がり迄、バッ
ファメモリ11からデータ入力Dに与えられるデータを
保持し、保持したデータをデータ出力QよりI/Oポー
ト及びANDゲート40の他方端子に出力する。従っ
て、本実施例によれば、クロック2周期分の遅延データ
がCPU1のI/Oポートに出力される。
【0017】加えて、バッファメモリ11及び12に
は、ORゲート60、61、62とインバータ63を備
えてなる初期化回路6が接続されている。初期化回路6
は、画像形成装置の電源投入直後等において、バッファ
メモリ11及び12の記憶保持データがクリアされた場
合に、これらに記憶保持されるデータをセンサS1の当
該時点における状態(“H”又は“L”)に対応したデ
ータに設定し、誤検出の発生を防止する。今少し説明す
ると、バッファメモリ11及び12のリセット入力CL
Rにリセット信号生成回路64からリセット信号が与え
られると、初期化回路6がORゲート60の一方端子に
与えられるこの時のセンサS1の状態信号に基づき所定
の論理をとって、バッファメモリ11及び12のセット
入力PRにセンサS1の当該時点における状態に対応し
たデータを設定するようになっている。
【0018】図3は上記したセンサ状態検出回路の具体
的な動作内容を示しており、センサS1が“L”→
“H”に変化した状態を示している。そうすると、バッ
ファメモリ11のデータ入力Dに“H”状態のデータが
入力され、バッファメモリ11はこの“H”状態のデー
タを次のクロックの立ち上がり迄保持する。従って、こ
の時N0Rゲート13の一方端子には“H”状態の信号
が入力される。
【0019】一方、この時点では、バッファメモリ12
のデータ入力Dには“H”状態のデータが入力されてい
ないので、バッファメモリ12は図示のように“L”状
態のデータを保持している。従って、この時、N0Rゲ
ート13の他方端子には“L”状態の信号が入力され
る。ここで、N0Rゲート13はセンサS1の状態に変
化が生じていない場合に“H”状態の信号を出力するよ
うになっている。従って、上記のようにセンサS1の状
態が“L”→“H”に変化すると、その時点で一方端子
に“H”状態、他方端子に“L”状態の信号が入力され
るので、この時のN0Rゲート13の出力は“H”→
“L”となり、この“L”状態の信号を割り込み信号と
してANDゲート40を介してCPU1の割込入力端子
に入力する。
【0020】CPU1はANDゲート40を介して少な
くとも一つのN0Rゲート13(又は23、33)から
割込入力端子に割り込み信号が入力されると、図4に
示すように、現在処理中のメイン処理のプログラムを中
断し、割り込み処理、すなわちセンサ入力処理を実行す
る。このセンサ入力処理では、I/Oポート、、
の状態チェックを行う。このチェックによってジャミン
グや給紙カセットの挿入検知が行われる。
【0021】上記の検出方式によれば、CPU1の処理
速度を従来方式に比べて5%〜10%近く向上できる。
すなわち、ジャミングや給紙カセットの挿入検知は、そ
れ程頻繁に発生せず、しかも上記検出方式によれば、こ
れらの事態が発生したときに限って検出すればよいの
で、これらの検出のためにCPU1の処理時間の5%〜
10%を費やしていた従来方式に比較して処理速度を5
%〜10%近く向上できる。
【0022】なお、上記実施例では、ANDゲート40
を介してN0Rゲート13、23、33の出力を割込入
力端子に与えることにしたが、ANDゲート40を設
けず、N0Rゲート13、23、33の出力を同数の割
込入力端子個々に与える構成をとることにしてもよい。
但し、センサの数に対して割込入力端子の数は限りがあ
るので、ANDゲート40を設ける方が実施する上で好
ましいものになる。
【0023】
【発明の効果】以上の本発明によれば、センサ出力が変
化する都度、割り込み信号が、これを受けた制御手段が
センサの状態チェックを行う構成をとるので、センサの
状態チェックが必要な場合のみ行われる。従って、制御
手段の処理時間に対するセンサ出力の読み込み時間を大
幅に低減でき、制御手段の処理速度を向上できる。
【0024】それ故、ジャミング等の異常事態に迅速に
対処できるので、破損等の不具合を生じることがなく、
復旧作業を確実に行える。
【0025】また、特に請求項2記載の画像形成装置に
よれば、第1及び第2のバッファメモリにリセット信号
が与えられると、前記第1及び第2のバッファメモリの
保持データを前記センサの状態検出信号に一致させる初
期化回路を設ける構成をとるので、画像形成装置の電源
投入直後等のように、第1及び第2のバッファメモリの
保持データがクリアされる場合であっても、誤検出を発
生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に装備されるセンサ状態
検出回路の略全体構成を示す回路図。
【図2】図1に示されるセンサ状態検出回路の一部を抽
出して詳細に示す回路図。
【図3】図2に示される回路の具体的な動作を示す図
面。
【図4】CPUの制御手順を示すフローチャート。
【図5】従来例の回路構成を示す図面。
【図6】従来例におけるCPUの制御手順を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 CPU 5 クロック発生器 6 初期化回路 11、12、21、22、31、32 バッファメモリ 13、23、33 N0Rゲート 40 ANDゲート S1、S2、S3 センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサおよび該センサの状態変化を検出
    する制御手段を備え、必要に応じてセンサ出力を検出す
    画像形成装置において、 該センサと該制御手段との間に接続されたセンサ状態検
    出回路を備え、該センサ状態検出回路が、 該センサの出力が変化すると、その状態変化値がデータ
    入力に与えられ、次のクロックが入力される迄の間該状
    態変化値を保持する第1のバッファメモリと、該第1の
    バッファメモリに該次のクロックが入力された時点で該
    第1のバッファメモリから該状態変化値がデータ入力に
    与えられる第2のバッファメモリと、 該第1及び第2の
    バッファメモリの出力を監視し、両出力が不一致状態に
    なると、該制御手段に該センサの状態チェック用の割り
    込み処理を実行させるための割り込み信号を出力する割
    り込み信号生成手段とで構成されている画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2のバッファメモリにリセ
    ット信号が与えられると、前記第1及び第2のバッファ
    メモリの保持データを前記センサの状態検出信号に一致
    させる初期化回路を備えた請求項1記載の画像形成装
    置。
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