JP2587738Y2 - ベルトコンベア乗継部支持構造の昇降装置 - Google Patents
ベルトコンベア乗継部支持構造の昇降装置Info
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- JP2587738Y2 JP2587738Y2 JP1993026960U JP2696093U JP2587738Y2 JP 2587738 Y2 JP2587738 Y2 JP 2587738Y2 JP 1993026960 U JP1993026960 U JP 1993026960U JP 2696093 U JP2696093 U JP 2696093U JP 2587738 Y2 JP2587738 Y2 JP 2587738Y2
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- JP
- Japan
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- belt
- leg
- support frame
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- operating arm
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- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はベルトコンベア乗継部に
堆積する被搬送物の除去を容易にする昇降装置に関する
ものである。
堆積する被搬送物の除去を容易にする昇降装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】鉱石、コークス等の鉄鋼材料を搬送する
ベルトコンベアには、図4に示すようにベルトコンベア
装置BCの下流側に乗継部Rを設け、シュートCからの
製鉄材料を受けるようにした方式がある。かかる乗継部
Rでは、落下衝撃を緩和するためにキャリア側ベルト裏
面を樋形状の受け板または複数のローラからなる支持装
置Mで支持することが行われる。また、かかる乗継部R
には一般に、図1に示すように、キャリア側ベルト面に
近接または接触するスカート板Sをベルト巾方向両端に
付設し、ベルト巾方向両側部においてシュートCとキャ
リア側ベルト面CBとの間に形成される間隙Aを遮蔽
し、上記落下物の粉塵がベルト側方に吹き出すのを防止
することが行われている。
ベルトコンベアには、図4に示すようにベルトコンベア
装置BCの下流側に乗継部Rを設け、シュートCからの
製鉄材料を受けるようにした方式がある。かかる乗継部
Rでは、落下衝撃を緩和するためにキャリア側ベルト裏
面を樋形状の受け板または複数のローラからなる支持装
置Mで支持することが行われる。また、かかる乗継部R
には一般に、図1に示すように、キャリア側ベルト面に
近接または接触するスカート板Sをベルト巾方向両端に
付設し、ベルト巾方向両側部においてシュートCとキャ
リア側ベルト面CBとの間に形成される間隙Aを遮蔽
し、上記落下物の粉塵がベルト側方に吹き出すのを防止
することが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この乗継部では、ベル
トコンベアが停止すると上記搬送物が堆積する。また、
ベルトコンベアが停止せずとも雨天時には搬送物が上流
側から滑りにて逆戻りして乗継部に大量の搬送物が堆積
する場合がある。このような場合、かかる堆積物を乗継
部Rから除去してから再運転を行う必要があるが、乗継
部では上記シュートCとベルト面CBとの間隙Aがスカ
ート板Sにより遮蔽されているため、堆積物の除去が困
難であるという難点がある。そこで、本考案は乗継部に
おいて堆積した被搬送物の除去作業を容易にする機構を
提供することを目的とする。
トコンベアが停止すると上記搬送物が堆積する。また、
ベルトコンベアが停止せずとも雨天時には搬送物が上流
側から滑りにて逆戻りして乗継部に大量の搬送物が堆積
する場合がある。このような場合、かかる堆積物を乗継
部Rから除去してから再運転を行う必要があるが、乗継
部では上記シュートCとベルト面CBとの間隙Aがスカ
ート板Sにより遮蔽されているため、堆積物の除去が困
難であるという難点がある。そこで、本考案は乗継部に
おいて堆積した被搬送物の除去作業を容易にする機構を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は乗継部において
キャリア側ベルト裏面を支持している受け板またはロー
ラを所定の位置から下方位置に移動させることにより乗
継部の堆積物をスカート板Sの外部OUTから除去容易
であることに着目してなされたもので、シュートCとキ
ャリア側ベルト面CBとの間に形成され、ベルトBに沿
って延びる間隙Aをキャリア側ベルト面CBに近接また
は接触し、ベルト巾方向両端に付設したスカート板Sに
よって遮蔽するベルトコンベア乗継部において、キャリ
ア側ベルト裏面を支持するベルト進行方向に延びる受け
板1またはベルト進行方向に間隔をおいて配設される複
数の受けローラを一体的に支持する大略平面矩形をなす
支持枠体2の少なくとも4隅に支持脚3を配設し、該支
持脚3が大略直角三角形をなす脚体からなり、該脚体の
直角部31を水平支持フレームFに回転可能に固定する
とともに、起立した大略直角三角形脚体の上角部32を
上記受け板または受けローラの支持枠体2の支持軸23
を受ける軸受部として上記直角部31に相当する角度だ
け脚体を転動可能とし、該脚体の直角部31の底辺33
に沿って延び、その脚体を転動させる作動アーム4を設
け、常態では作動アーム4の先端を上記支持フレームF
にロック手段5を介して係合させて上記脚体の転動をロ
ックして、上記受け板1または受けローラをキャリア側
ベルトCBの裏面と摺接するUP位置にロック保持する
一方、該ロックを解除して上記作動アーム4をもって上
記支持枠体2を最大DOWN位置にまで移動させ、スカ
ート板Sの外部OUTより乗継部内部INに接近可能と
なしたベルトコンベア乗継部支持構造の昇降装置にあ
る。
キャリア側ベルト裏面を支持している受け板またはロー
ラを所定の位置から下方位置に移動させることにより乗
継部の堆積物をスカート板Sの外部OUTから除去容易
であることに着目してなされたもので、シュートCとキ
ャリア側ベルト面CBとの間に形成され、ベルトBに沿
って延びる間隙Aをキャリア側ベルト面CBに近接また
は接触し、ベルト巾方向両端に付設したスカート板Sに
よって遮蔽するベルトコンベア乗継部において、キャリ
ア側ベルト裏面を支持するベルト進行方向に延びる受け
板1またはベルト進行方向に間隔をおいて配設される複
数の受けローラを一体的に支持する大略平面矩形をなす
支持枠体2の少なくとも4隅に支持脚3を配設し、該支
持脚3が大略直角三角形をなす脚体からなり、該脚体の
直角部31を水平支持フレームFに回転可能に固定する
とともに、起立した大略直角三角形脚体の上角部32を
上記受け板または受けローラの支持枠体2の支持軸23
を受ける軸受部として上記直角部31に相当する角度だ
け脚体を転動可能とし、該脚体の直角部31の底辺33
に沿って延び、その脚体を転動させる作動アーム4を設
け、常態では作動アーム4の先端を上記支持フレームF
にロック手段5を介して係合させて上記脚体の転動をロ
ックして、上記受け板1または受けローラをキャリア側
ベルトCBの裏面と摺接するUP位置にロック保持する
一方、該ロックを解除して上記作動アーム4をもって上
記支持枠体2を最大DOWN位置にまで移動させ、スカ
ート板Sの外部OUTより乗継部内部INに接近可能と
なしたベルトコンベア乗継部支持構造の昇降装置にあ
る。
【0005】
【作用】本考案によれば、図1に示すようにベルトBの
裏面を支持する受け板1または受けローラが一体的に支
持された支持枠体2を介して常態のUP位置から下方の
DOWN位置に移動可能であるため、乗継部において、
シュートCの下方のベルト面に鉱石等が堆積してもその
ベルト裏面支持を解除すると、受け板1とともにベルト
Bは堆積荷重により下降することになり、スカート板S
の外部OUTより乗継部内部INに接近可能となり、ベ
ルトB上の堆積物の除去が可能となる。また、受け板1
の最大下降量は上記DOWN位置であるが、その下降量
を調節することができるようにしてもよい。
裏面を支持する受け板1または受けローラが一体的に支
持された支持枠体2を介して常態のUP位置から下方の
DOWN位置に移動可能であるため、乗継部において、
シュートCの下方のベルト面に鉱石等が堆積してもその
ベルト裏面支持を解除すると、受け板1とともにベルト
Bは堆積荷重により下降することになり、スカート板S
の外部OUTより乗継部内部INに接近可能となり、ベ
ルトB上の堆積物の除去が可能となる。また、受け板1
の最大下降量は上記DOWN位置であるが、その下降量
を調節することができるようにしてもよい。
【0006】以下、本考案を添付図面に示す具体例に基
づき、詳細に説明する。
づき、詳細に説明する。
【実施例】図1ないし図3は本考案の昇降機構をもって
支持された新しい型式のベルト支持構造を示す。1は受
け板で、補強アングル13の上にゴム板12を固定し、
その上にMCナイロン樹脂等の摩擦係数の少ない摺動板
11を付設してなる。摺動板11は長手方向に延びる溝
が巾方向に一定間隔をおいて刻設され、断面円弧状に湾
曲されてその周縁を補強アングル13の端部に固定され
ている。なお、14は摺動板11の磨耗量を検知するた
めの測定具であり、その先端は下方ゴム板12を貫通
し、摺動板11の中央部の面と同一レベルまで設定さ
れ、適宜下方から抜き出すことにより磨耗量を検知でき
るようになっている。
支持された新しい型式のベルト支持構造を示す。1は受
け板で、補強アングル13の上にゴム板12を固定し、
その上にMCナイロン樹脂等の摩擦係数の少ない摺動板
11を付設してなる。摺動板11は長手方向に延びる溝
が巾方向に一定間隔をおいて刻設され、断面円弧状に湾
曲されてその周縁を補強アングル13の端部に固定され
ている。なお、14は摺動板11の磨耗量を検知するた
めの測定具であり、その先端は下方ゴム板12を貫通
し、摺動板11の中央部の面と同一レベルまで設定さ
れ、適宜下方から抜き出すことにより磨耗量を検知でき
るようになっている。
【0007】上記受け板1は支持枠体2により全体を一
体的に支持されている。即ち、受け板1下部の補強アン
グル13が長手方向の延びる左右一対のC型チャンネル
部材21により受けられ、該チャンネル部材21はそれ
に直交する前後一対の横架材22で受けられ、該横架材
22の両端が、回転軸受をなす支持脚3を介して上記受
け板1の両側で長手方向に延びる支持フレームF上に支
持されている。
体的に支持されている。即ち、受け板1下部の補強アン
グル13が長手方向の延びる左右一対のC型チャンネル
部材21により受けられ、該チャンネル部材21はそれ
に直交する前後一対の横架材22で受けられ、該横架材
22の両端が、回転軸受をなす支持脚3を介して上記受
け板1の両側で長手方向に延びる支持フレームF上に支
持されている。
【0008】上記支持脚3は図2に示すように、上記支
持枠体2の少なくとも4隅を支持する大略直角三角形を
なす脚体からなり、その脚体の直角部31は水平支持フ
レームFに回転可能に固定されるとともに、起立した大
略直角三角形の脚体の上角部32は軸受部として上記受
け板または受けローラの支持枠体2の支持軸23を受け
て脚体3は上記直角部31に相当する角度だけ転動可能
とされ、又該脚体3の底辺33に沿って延び、その脚体
を転動させる作動アーム4が設けられ、そのアーム4の
先端41は上記支持フレームFにロック手段5を介して
係合されて上記脚体3の転動がロックされて上記支持枠
体2がUP位置にロック保持されるとともに該ロックが
解除されて上記作動アーム4をもって上記支持枠体2が
DOWN位置に移動されるようになっている。
持枠体2の少なくとも4隅を支持する大略直角三角形を
なす脚体からなり、その脚体の直角部31は水平支持フ
レームFに回転可能に固定されるとともに、起立した大
略直角三角形の脚体の上角部32は軸受部として上記受
け板または受けローラの支持枠体2の支持軸23を受け
て脚体3は上記直角部31に相当する角度だけ転動可能
とされ、又該脚体3の底辺33に沿って延び、その脚体
を転動させる作動アーム4が設けられ、そのアーム4の
先端41は上記支持フレームFにロック手段5を介して
係合されて上記脚体3の転動がロックされて上記支持枠
体2がUP位置にロック保持されるとともに該ロックが
解除されて上記作動アーム4をもって上記支持枠体2が
DOWN位置に移動されるようになっている。
【0009】詳しくは、図3に示すように、支持脚3は
支持フレームFに固定される雄型受け部材34とそれに
遊嵌される大略直角三角形の雌型リンク部材30とから
なり、該雌型リンク部材30と上記受け部材34とは直
角部31に形成されたピン穴にピンPを挿通させること
によって回転可能に連結される一方、雌型リンク部材3
0の上角部32には軸受部が形成され、上記支持枠体2
の横架材22の両端における立ち上がり部24から側方
に突出する支持軸23が回転可能に軸受されて上記リン
ク部材30の直角部31に相当する角度のみ回転可能と
なっている。該リンク部材30には更にその底辺に上記
支持フレームFに沿って延びる作動アーム4の作用端が
溶接固定され、該作動アーム4の他端部近傍に矩形のロ
ック片5が溶接され、その端部に穿設した貫通孔51を
介してロックボルト52を水平支持フレームFに対して
固定することにより上記作動アーム4をロックすること
ができるようになっている。なお、上記リンク部材30
には上記直角部31から前方に突出する従動片35が形
成されており、その左右一対の従動片35を連結バー3
6にて連結することにより、左右一対のリンク部材30
の転回動作が同期して行われるようになっている。
支持フレームFに固定される雄型受け部材34とそれに
遊嵌される大略直角三角形の雌型リンク部材30とから
なり、該雌型リンク部材30と上記受け部材34とは直
角部31に形成されたピン穴にピンPを挿通させること
によって回転可能に連結される一方、雌型リンク部材3
0の上角部32には軸受部が形成され、上記支持枠体2
の横架材22の両端における立ち上がり部24から側方
に突出する支持軸23が回転可能に軸受されて上記リン
ク部材30の直角部31に相当する角度のみ回転可能と
なっている。該リンク部材30には更にその底辺に上記
支持フレームFに沿って延びる作動アーム4の作用端が
溶接固定され、該作動アーム4の他端部近傍に矩形のロ
ック片5が溶接され、その端部に穿設した貫通孔51を
介してロックボルト52を水平支持フレームFに対して
固定することにより上記作動アーム4をロックすること
ができるようになっている。なお、上記リンク部材30
には上記直角部31から前方に突出する従動片35が形
成されており、その左右一対の従動片35を連結バー3
6にて連結することにより、左右一対のリンク部材30
の転回動作が同期して行われるようになっている。
【0010】したがって、通常の場合、図1に示す実線
位置に受け板1は支持枠体2を介して支持固定され、受
け板1上を摺動通過するベルトBを支持し、その上にシ
ュートCから鉱石等の搬送物を受けて上流側に搬送す
る。雨天またはコンベアの停止によりスカート板S内側
の乗継部INに鉱石等が堆積すると、上記作動アーム4
のロックを解除し、前方に押し上げると、そのてこの作
用により作動アーム4に連結するリンク部材30が前方
に転回し、この動作は横架材22の反対側にあるリンク
部材30をも同時に転回させる。また、かかる動作は支
持枠体2の長手方向に延びる一対のC型チャンネル部材
21を介して後方に伝達され、支持枠体2の後方隅部を
支持する支持脚3の大略直角三角形のリンク部材30も
同時に転回させる。この転回角度は直角部31に支配さ
れ、90度回転によって停止する。これによりいままで
リンク部材30の起立した上方角部32で支持されてい
たUP位置の横架材31がDOWN位置まで下降し、受
け板1の位置は斜線位置となる。これによりベルト裏面
の支持位置が下がるので、キャリア側ベルトCBは堆積
物荷重により下降し、スカート板Sの外側OUTから乗
継部内部INに接近できるようになり、堆積物の除去が
可能となる。
位置に受け板1は支持枠体2を介して支持固定され、受
け板1上を摺動通過するベルトBを支持し、その上にシ
ュートCから鉱石等の搬送物を受けて上流側に搬送す
る。雨天またはコンベアの停止によりスカート板S内側
の乗継部INに鉱石等が堆積すると、上記作動アーム4
のロックを解除し、前方に押し上げると、そのてこの作
用により作動アーム4に連結するリンク部材30が前方
に転回し、この動作は横架材22の反対側にあるリンク
部材30をも同時に転回させる。また、かかる動作は支
持枠体2の長手方向に延びる一対のC型チャンネル部材
21を介して後方に伝達され、支持枠体2の後方隅部を
支持する支持脚3の大略直角三角形のリンク部材30も
同時に転回させる。この転回角度は直角部31に支配さ
れ、90度回転によって停止する。これによりいままで
リンク部材30の起立した上方角部32で支持されてい
たUP位置の横架材31がDOWN位置まで下降し、受
け板1の位置は斜線位置となる。これによりベルト裏面
の支持位置が下がるので、キャリア側ベルトCBは堆積
物荷重により下降し、スカート板Sの外側OUTから乗
継部内部INに接近できるようになり、堆積物の除去が
可能となる。
【0011】堆積物の除去が終了すると、上記作動アー
ム4を後方に引き下げると、上記支持枠体2の各隅部に
位置するリンク部材30が後方に転回して受け板1は図
1実線位置であるUP位置に戻るので、そこで作動アー
ム4をロックしておけば受け板1は所定のUP位置にロ
ック保持され、通常乗継部におけるベルト支持を行うこ
とになる。
ム4を後方に引き下げると、上記支持枠体2の各隅部に
位置するリンク部材30が後方に転回して受け板1は図
1実線位置であるUP位置に戻るので、そこで作動アー
ム4をロックしておけば受け板1は所定のUP位置にロ
ック保持され、通常乗継部におけるベルト支持を行うこ
とになる。
【0012】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、通常固定されるベルト支持装置を作動アームの
てこの作用により下方に簡単に移動できるようにしたの
で、乗継部内部がベルトコンベアの停止または雨天時の
荷の滑りにより堆積して詰まりを生じても簡単に除去で
き、乗継部の保守作業を軽減することができる。また、
作動アームにより大略直角三角形の軸受機能を有するリ
ンク部材を転動させるようにすると、簡単な機構により
上昇保持位置と下降退避位置とが安全に設定されること
になる。なお、本考案はローラレス型式のベルト支持構
造に適用した場合について説明したが、受け板1をベル
ト進行方向に間隔をおいて複数の受けローラを配設する
ローラ型式のベルト支持構造に適用できるのは勿論であ
る。
よれば、通常固定されるベルト支持装置を作動アームの
てこの作用により下方に簡単に移動できるようにしたの
で、乗継部内部がベルトコンベアの停止または雨天時の
荷の滑りにより堆積して詰まりを生じても簡単に除去で
き、乗継部の保守作業を軽減することができる。また、
作動アームにより大略直角三角形の軸受機能を有するリ
ンク部材を転動させるようにすると、簡単な機構により
上昇保持位置と下降退避位置とが安全に設定されること
になる。なお、本考案はローラレス型式のベルト支持構
造に適用した場合について説明したが、受け板1をベル
ト進行方向に間隔をおいて複数の受けローラを配設する
ローラ型式のベルト支持構造に適用できるのは勿論であ
る。
【図1】 本考案に係るベルト支持装置昇降機構の概要
を示すベルト進行方向から見た正面図である。
を示すベルト進行方向から見た正面図である。
【図2】 本考案のベルト支持装置昇降機構の全体を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】 本考案の昇降機構の要部を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】 従来のベルトコンベアの乗継部の長手方向側
面を示す概要図である。
面を示す概要図である。
1 受け板 11 摺動板 2 支持枠体 21 C型チャンネル材 3 支持脚 30 支持リンク部材 4 作動アーム 5 ロック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−90882(JP,U) 実開 昭58−56714(JP,U) 実公 昭54−31747(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 21/12 B65G 21/14 B65G 21/20
Claims (2)
- 【請求項1】 シュート(C)とキャリア側ベルト面
(CB)との間に形成され、ベルト(B)に沿って延び
る間隙(A)をキャリア側ベルト面(CB)に近接また
は接触し、ベルト巾方向両端に付設したスカート板
(S)によって遮蔽するベルトコンベア乗継部におい
て、 キャリア側ベルト裏面を支持するベルト進行方向に延び
る受け板(1)またはベルト進行方向に間隔をおいて配
設される複数の受けローラを一体的に支持する大略平面
矩形をなす支持枠体(2)の少なくとも4隅に支持脚
(3)を配設し、該支持脚(3)が大略直角三角形をな
す脚体からなり、該脚体の直角部(31)を水平支持フ
レーム(F)に回転可能に固定するとともに、起立した
大略直角三角形脚体の上角部(32)を上記受け板また
は受けローラの支持枠体(2)の支持軸(23)を受け
る軸受部として上記直角部(31)に相当する角度だけ
脚体を転動可能とし、該脚体の直角部(31)の底辺
(33)に沿って延び、その脚体を転動させる作動アー
ム(4)を設け、 常態では作動アーム(4)の先端を上記支持フレーム
(F)にロック手段(5)を介して係合させて上記脚体
の転動をロックして、上記受け板(1)または受けロー
ラをキャリア側ベルトCBの裏面と摺接するUP位置に
ロック保持する一方、 該ロックを解除して上記作動アーム(4)をもって上記
支持枠体(2)を最大DOWN位置にまで移動させ、ス
カート板(S)の外部(OUT)より乗継部内部(I
N)に接近可能となした ことを特徴とするベルトコンベ
ア乗継部支持構造の昇降機構。 - 【請求項2】 上記上記受け板(1)または受けローラ
の下降量を調節可能とする請求項1記載の昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026960U JP2587738Y2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | ベルトコンベア乗継部支持構造の昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026960U JP2587738Y2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | ベルトコンベア乗継部支持構造の昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680721U JPH0680721U (ja) | 1994-11-15 |
JP2587738Y2 true JP2587738Y2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=12207731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993026960U Expired - Lifetime JP2587738Y2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | ベルトコンベア乗継部支持構造の昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587738Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107902325B (zh) * | 2017-12-07 | 2024-03-29 | 江苏凯尔生物识别科技有限公司 | Pcb板生产用承托装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290882U (ja) * | 1975-12-27 | 1977-07-07 | ||
JPS5431747U (ja) * | 1977-08-03 | 1979-03-02 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP1993026960U patent/JP2587738Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0680721U (ja) | 1994-11-15 |
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