JP2587693B2 - 高嵩密度粒状洗剤組成物 - Google Patents

高嵩密度粒状洗剤組成物

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄と同時に繊維に柔軟性を付与すること
ができる高嵩密度粒状洗剤組成物に関する。
従来の技術 家庭において衣類を洗浄して柔軟性を付与する場合、
洗剤で洗浄した後に多量の水で洗剤成分を濯ぎ落とし、
その後に第4級アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤
を主成分とする柔軟仕上げ剤を添加して処理する方法が
採られていた。
これは、カチオン界面活性剤が柔軟仕上げ効果や帯電
防止効果に優れているものの、洗剤と共に用いた場合に
充分な柔軟効果を与えることができないためである。こ
の原因は、カチオン界面活性剤が洗剤の主成分であるア
ニオン界面活性剤と反応して水不溶性の複合体となった
り、アニオン界面活性剤により分散安定化されて、衣類
に吸収されにくくなるためである。
しかしながら、洗濯と柔軟仕上げとを別々に行なうこ
とは余分の時間と手間を要するものであり、消費者から
洗浄と柔軟仕上げとを兼ね備えた洗剤が要望されてい
る。
この目的のために、例えば特開昭59−6923号公報にみ
られるように、柔軟処理剤の主成分である第4級アンモ
ニウム塩などのカチオン界面活性剤を洗剤中に添加する
試みがなされている。しかし、カチオン界面活性剤を単
に粒状洗剤に添加したのでは、洗剤中の主成分であるア
ニオン界面活性剤との反応により不溶性の複合体を形成
する。そこで、カチオン界面活性剤を種々の無機物や有
機物と共にバインダーなどによりコーティングして造粒
し、洗剤中に添加することが行われている。バインダー
としては、ポリエチレングリコールまたは非イオン界面
活性剤が用いられている。
一方、ベントナイトが木綿布に対して柔軟付与効果を
持つことも知られており、水酸基価25以上のベントナイ
トを用いることにより柔軟付与効果を向上できることが
報告されている(特開昭56−72094号公報)。このた
め、カチオン界面活性剤とベントナイトを併用して、よ
り優れた柔軟化効果を狙う試みもなされている(特開昭
50−3号公報、特開昭51−99198号公報)。
しかしながら、柔軟付与効果は未だ必ずしも十分でな
く、よりいっそうの改善がまたれていた。
また、第4級アンモニウム塩やベントナイトは分散性
が悪く、被洗布に付着残留して消費者に好ましくない印
象を与える問題があった。
一方、従来の衣料用洗剤は、組成物中に洗浄性能には
ほとんど寄与しない増量剤(通常は芒硝が用いられる)
を添加し、かつこれを噴霧乾燥等により嵩密度0.3g/cc
程度のビーズ状中空粒子として製造していた。
しかし、このような洗剤は比重が軽く活性剤濃度も低
いため、輸送コストがかさむ上、保管・陳列にもかなり
のスペースが必要であり、さらに一般家庭においても置
き場所に困ったり、計量しにくかった。そこで最近で
は、少ない洗剤使用量で洗浄が可能な高嵩密度粒状洗剤
の製造方法が提案されており(特開昭60−96698号公
報)、上市されている。
発明が解決しようとする課題 本発明は布付着を起こすことなく、繊維に対して洗浄
と同時に柔軟性を付与できる高嵩密度粒状洗剤組成物を
提供するものである。
発明の構成 本発明の粒状洗剤用添加剤は、以下の(a),
(b),(c)および(d)成分を含有し、かつ、
(c)成分と(d)成分とが重量比で(c)/(d)=
99.9/0.1〜60/40の範囲にあり、嵩密度が0.5〜1.2g/cc
であることを特徴とする。
(a)脂肪酸残基の炭素数8〜22の脂肪酸低級アルキル
エステルのスルホン酸塩:5〜30重量%、 (b)ベントナイト:3〜20重量%。
(c)一般式(I)で表されるカチオン界面活性剤:1〜
10重量部。
(式中の各記号は次の通りである。
R1,R2:C12〜C26のアルキル基またはアルケニル基 R3,R4:C1〜C4のアルキル基、ベンジル基、C2〜C4のヒド
ロキシアルキル基またはポリオキシアルキレン基 X:ハロゲン、CH3SO4,C2H5SO4,1/2SO4, または (d)非イオン性セルロース:0.01〜3重量部。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
(a)成分の脂肪酸低級アルキルエステルのスルホン
酸塩は、典型的に下記一般式(I)で表わされ、これは
α−スルホ脂肪酸エステル塩とも呼ばれている。
(R1:アルキル基 R2:C1〜3程度の低級アルキル基 M:対イオン) 対イオンとしては水溶性塩が用いられるが、アルカリ
金属塩、とりわけナトリウム塩が好ましい。
飽和脂肪酸低級アルキルエステルのスルホン酸塩は、
エスエル交換または脂肪酸のエステル化により、所定炭
素数の脂肪酸低級アルキルエステルを得たのち、通常の
スルホン化装置を用いて無水硫酸等のスルホン化剤と反
応させ、必要に応じて熟成、漂白を行なったのち、中和
することにより得られる。脂肪酸のスルホン化物を低級
アルキルエステル化することによっても得られる。
また、不飽和脂肪酸低級アルキルエステルのスルホン
酸塩も用いられ、所定炭素数の不飽和脂肪酸等を出発原
料として、上記と同様に製造される。
原料脂肪酸としては、牛脂、ヤシ油、パーム油などか
ら誘導される動植物起源の所定炭素数の脂肪酸や、合成
樹脂酸が用いられる。
脂肪酸低級アルキルエステルスルホン酸塩の脂肪酸残
基の炭素数は8〜22であり、好ましくは10〜18である。
(b)成分のベントナイトとしては、水酸基価が25以
上のものが用いられる。この値は、JIS K−0070の方法
に従って測定され、付着水や層間水を除いた乾燥重量を
基準としたものである。
このようなベントナイトは、ボルクレーHPM−20、ボ
ルフロック325〔以上、アメリカン・コロイド社(Ameri
can Colloid Company)製、米国〕、ブラックヒルBH−2
00〔アプライド・インダストリアル・マティリアル社
(Applied Industrial Materials Corporation)製、米
国〕、ワイオベン、ワイオベン(OIL WILL GRADE)、ワ
イオベン〔EMULSTION GRADE:以上、ワイオ・ベン社(Wy
o−Ben Inc.)製、米国〕、イエローストーン〔ドレッ
サー・ミネラル社(Doresser Mineral)製、米国〕、ウ
エスタンボイド、ナショナル〔NLバライド社(Baroid D
ivision of Inderstries)製、米国〕などが市販されて
いる。
これら通常微粉(平均粒径250μm以下)の状態で入
手できるが、このまま使用するか、または水や有機バイ
ンダーを加えて押し出し造粒や、転動造粒等の方法によ
り造粒して使用することもできる。さらに、この造粒の
際に、性能向上剤として硫酸マグネシウムやホワイトカ
ーボン等の無機物質を添加することもできる。
(b)成分のベントナイトは、本発明の洗剤組成物中
に3〜20重量%、好ましくは5〜20重量%の量で配合さ
れる。この量が3重量%未満では十分な柔軟付与効果が
得られず、一方、20重量%を超えると、洗浄力が低下し
てくる。
(c)成分のカチオン界面活性剤の具体例としては、
例えば下記のものが挙げられ、また、対イオンのハロゲ
ンの具体例としてはクロリド、ブロミドが挙げられる。
1)ジステアリルジメチルアンモニウム塩、 2)ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウム塩、 3)ジ水添牛脂アルキルメチルベンジルアンモニウム
塩、 4)ジステアリルメチルベンジルアンモニウム塩、 5)ジステアリルメチルヒドロキシエチルアンモニウム
塩、 6)ジステアリルメチルヒドロキシプロピルアンモニウ
ム塩、 7)ジステアリルジヒドロキシエチルアンモニウム塩、 8)ジオレイルジメチルアンモニウム塩。
(c)成分のカチオン界面活性剤は、本発明の組成物
中に0.5〜10重量%、好ましくは1〜10重量%配合され
る。
(d)成分の非イオン性セルロース誘導体としては、
メチルセルロース、エチルセルロール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースなどが用いられる。
(d)成分は、本発明組成物中に0.01〜3重量%、好
ましくは0.05〜3重量%配合される。
さらに、上記(c)成分のカチオン界面活性剤と
(d)成分の非イオン性セルロース誘導体とは、重量比
で(c)/(d)=99.9/0.1〜60/40、好ましくは99.5/
0.5〜70/30の範囲で配合される。この比率が99.9/0.1を
超えると柔軟性付与効果が低下し、一方、60/40を下回
ると布付着が生じる。
本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物は、上記(a)〜
(d)成分を混合することにより得られるが、(a)成
分を他の洗浄成分とともに造粒して洗剤粒子とし、これ
に(b)成分と、(c)成分および(d)成分の混合造
粒物とを粉体混合することが望ましい。
(a)成分を含む洗剤粒子は、各洗浄成分を造粒して
嵩密度0.5〜1.2g/ccの高嵩密度組成物とすることにより
得られる。この造粒方法としては、特開昭62−597号公
報に記載されたように、脂肪酸低級アルキルエステルス
ルホン酸塩等の洗剤原料をニーダで捏和、混合し、カッ
ターミルタイプ等の解砕機で解砕、造粒し、さらに水不
溶性微粉体を混合することにより得られる。また、洗剤
成分の一部または全部を予め噴霧乾燥し、この噴霧乾燥
品に残りの洗剤成分とを捏和、混合して高嵩密度粒状洗
剤組成物を製造することもできる。酵素等の成分につい
ては、粒状化した洗剤に粉体ブレンドしてもよい。
洗剤粒子中には、上記(a)成分の他に、他の界面活
性剤やビルダー等の通常の洗浄剤成分を任意成分として
含有することができる。
アニオン界面活性剤としては、例えば以下のものが例
示できる。
1)平均炭素数8〜16のアルキル基を有する直鎖アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、 2)平均炭素数10〜20のα−オレフィンスルホン酸塩、 3)平均炭素数10〜20のアルキル硫酸塩、 4)平均炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基
もしくはアルケニル基を有し、平均0.5〜8モルのエチ
レンオキサイドを付加したアルキルエーテル硫酸塩また
はアルケニルエーテル硫酸塩、 5)平均炭素数10〜22の飽和または不飽和脂肪酸塩。
6)以下の一般式で表されるα−スルホ脂肪酸塩。
(式中のZは対イオン、Rは炭素数10〜22のアルキル基
である。) これらのアニオン界面活性剤における対イオンとして
は、通常ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属塩が
適当である。
ノニオン界面活性剤としては、次のものが好適であ
る。
(1)炭素数8〜18の1級または2級アルコールにエチ
レンオキサイド(EO)を平均3〜10モル付加させたEO付
加型ノニオン界面活性剤。
(2)炭素数8〜18の1級または2級アルコールにエチ
レンオキサイド(EO)を平均3〜10モル、プロピレンオ
キサイド(PO)を平均3〜10モル付加させたEO−PO付加
型ノニオン界面活性剤。
さらに、ゼオライト(アルミノ珪酸塩)、トリポリリ
ン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムのような無機ビ
ルダー;クエン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸
ナトリウム、ニトリロ三酢酸塩、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、アクリル酸ナトリウム−無水マレイン酸ナトリウ
ム共重合物、ポリアセタールカルボキシレート等のカル
シウムイオン捕捉ビルダー;炭酸塩、珪酸塩等のアルカ
リビルダー;石鹸等のすすぎ改良剤;パラトルエンスル
フォン酸塩、トルエンスルフォン酸塩、キシレンスルフ
ォン酸き、尿素などの粘度調整剤;プロテアーゼ、リパ
ーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ(特にアルカリ雰囲気に
おいて活性を有するアルカリリパーゼ等)などの酵素;
漂白剤、香料、色素などを使用することができる。
(b)成分のベントナイトは、原鉱石として入手しう
るが、通常これを粉砕して微粉(平均粒径250μm)以
下の状態としてから、造粒することが望ましい。また、
造粒ベントナイト粒子中に性能向上剤として、硫酸マグ
ネシウムやホワイトカーボンなどの無機物質を添加する
こともできる。
(c),(d)成分の造粒に際しては有機液状バイン
ダーを用いてもよい。有機液状バインダーとしては、分
子量1000以下のポリエチレングリコールが代表的であ
り、さらに、ポリオキシアルキレンエーテル等の非イオ
ン界面活性剤を使用することもできる。
発明の効果 本発明によれば、(a)脂肪酸低級アルキルエステル
のスルホン酸塩、(b)特定のベントナイト、および特
定比の(c)カチオン界面活性剤と(d)非イオン性セ
ルロースとを配合すこることにより、布付着を起こすこ
となく、洗浄と同時に繊維に柔軟性を付与しうる高嵩密
度粒状洗剤組成物を実現できる。
以下、本発明の効果について実施例により具体的に説
明するが、これに先立って実施例で採用した評価方法を
示す。
(1) 柔軟性付与効果検定方法 ナイロントリコット布(30デニール) 30g×4枚 アクリルジャージ布 90g×2枚 綿タオル 80g×2枚 綿晒し布 50g×4枚 綿メリヤス布 85g×4枚 からなる試験布を、市販の粒状洗剤と60℃の水道水を用
いて15分間洗浄した後、60℃の水道水を用いて3分間ず
つ3回濯いで試験布を前処理する。
ついで、この前処理試験布を噴流式家庭用電気洗濯機
に納め、試験を行なう洗剤組成物と25℃の水道水を用い
て、洗剤濃度0.0833%、浴比30倍の条件下に10分間洗浄
し1分間脱水した後、25℃の水道水で3分間濯いでから
1分間脱水する操作を2回繰り返した。しかる後、試験
布を24時間風乾し、次に25℃で65%RHの条件下に風乾試
験布をコンディショニングした。
こうして得られた試験布の中から綿布を取り出し、そ
の感触を5人の判定者に判定させ、判定者5人の平均か
ら添加造粒洗剤の柔軟性付与効果を評価した。なお、こ
の感触判定はベントナイトを含まない洗剤組成物を使用
した以外は上記と全く同一の手順で得られた布の感触を
ゼロとし、これとの比較から下記の基準で行った。
著しく柔らかい 5点 かなり柔らかい 4点 柔らかい 3点 やや柔らかい 2点 僅かに柔らかい 1点 (2) 布付着性の検定方法 黒色ナイロンスリップ 80g×2枚 黒色アクリルセーター 180g×2枚 青色綿メリヤスシャツ 100g×5枚 からなる洗濯物を噴粒式家庭用電気洗濯機に収め、前記
のように保存した添加粒状洗剤と5℃の水道水を用いて
洗剤濃度0.26%、浴比30倍の条件下に5分間洗浄した
後、5℃の水道水にて3分間ずつ2回濯いで脱水し、被
洗物に付着した粒子の多寡を下記の基準で目視判定し、
布付着性を評価した。
付着粒子がない ◎ 付着粒子が目立たない ○ 付着粒子が若干目立つ △ 付着粒子が著しく目立つ × 実 施 例 後記表−1に示す組成の高嵩密度粒状洗剤組成物を調
製しての性能を評価し、結果を表−1に示した。
ここで、高嵩密度粒状洗剤組成物は、下記の如く、洗
剤粒子、ベントナイト粒子、カチオン界面活性剤粒子を
製造し、これらを粉体混合して調製した。
(1)洗剤粒子の製造 下記表−1から、ベントナイト、カチオン界面活性剤
およびカルボキシメチルセルロールを除いた各成分をニ
ーダで捏和し、得られた緊密な混合物ペレット(2cm
角)とA型ゼオライトを解砕機(岡田精工製、スピード
ミルND−30型)に定量フィードした。この時、この砕料
と共に15℃の冷風を15/砕料kgの比率で導入した。解
砕機は、径15cmの解砕刃をクロス4段で3000rpmで回転
し、スクリーンは2mmφ、開孔率20%のパンチングメタ
ルを用いた。
次に得られた解砕品と平均一次粒径3μmのA型ゼオ
ライトを転動ドラム(D=30cmφ,L=60cm)に97:3の比
率で定量フィードし、30rpm、滞留時間5分でコーティ
ング品を排出し、高嵩密度洗剤粒子(嵩密度0.8g/cc)
を得た。
(2)ベントナイト粒子の製造 ベントナイト(ブラックヒルBH−200,アプライド・イ
ンダストリアル・マテリアル社製)に、対ベントナイト
10〜50重量%の硫酸マグネシウム水溶液を添加、混合す
る。このとき、混合後の硫酸マグネシウムの量が、対ベ
ントナイト3重量%となるように調整する。これを凝集
造粒機を用いて造粒した後、乾燥機で乾燥する。次に粉
砕機と篩を用いて粒径1mm以下に調整しベントナイト粒
子とした。なお、後記表−1では、ベントナイト量とし
て示した。
(3)カチオン界面活性剤粒子の製造 アーカード2HT(ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモ
ニウムクロリド、純分90〜98%)100重量部を120℃で溶
融し、そこにカルボキシメチルセルロースを添加、混合
した後、冷却し粉砕機で約30〜60μmに粉砕した。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)脂肪酸残基の炭素8〜22の脂肪酸低
    級アルキルエステルのスルホン酸塩:5〜30重量%、 (b) ベントナイト:3〜20重量%、 (c) 一般式(I) (式中の各記号は次の通りである。 R1,R2:C12〜C26のアルキル基またはアルケニル基 R3,R4:C1〜C4のアルキル基、ベンジル基、C2〜C4のヒド
    ロキシアルキル基またはポリオキシアルキレン基 X:ハロゲン、CH3SO4,C2H5SO4,1/2SO4, または で表されるカチオン界面活性剤:0.5〜10重量部および (d) 非イオン性セルロース誘導体:0.01〜3重量部 を含有し、かつ、(c)成分と(d)成分とが重量比で
    (c)/(d)=99.9/0.1〜60/40の範囲にあり、嵩密
    度が0.5〜1.2g/ccであることを特徴とする高嵩密度粒状
    洗剤組成物。
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