JP2587380Y2 - 風呂装置とその安全装置及び浴槽洗浄装置の安全装置 - Google Patents

風呂装置とその安全装置及び浴槽洗浄装置の安全装置

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JP2587380Y2 JP1992053185U JP5318592U JP2587380Y2 JP 2587380 Y2 JP2587380 Y2 JP 2587380Y2 JP 1992053185 U JP1992053185 U JP 1992053185U JP 5318592 U JP5318592 U JP 5318592U JP 2587380 Y2 JP2587380 Y2 JP 2587380Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽の上に被せる浴槽
蓋に装着されて好適な、風呂装置の安全装置と浴槽洗浄
装置の安全装置とこのような安全装置を備えた風呂装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、浴槽の開口部を浴槽蓋で閉じ
た状態で、浴槽の中に給湯する形式の自動給湯設備が広
く用いられている。このように浴槽に湯を入れる際、こ
の浴槽が浴槽蓋で閉じられていると、浴槽内の湯がさめ
にくい。
【0003】また、入浴後、浴槽の開口部を浴槽蓋で閉
じた状態で、浴槽内に洗浄液を噴射して、浴槽内を洗浄
機構を備えた入浴設備もある。この場合、浴槽が浴槽蓋
で閉じられていれば、洗浄液が浴槽の周囲に飛び散るこ
とを有効に防止できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この種の浴
槽蓋を使用するにあっては、前者の場合では、たとえば
湯を浴槽の中に入れる前に、子供が浴槽蓋を開けて浴槽
の中に入り、浴槽蓋を閉めてしまった場合に、そのこと
に気づかずに操作者がリモコンの自動給湯開始スイッチ
を押すと、子供が危険にさらされるという問題があっ
た。また、子供が浴槽内に入っている状態で自動的に浴
槽蓋が閉まってしまう形式のものでは、さらに子供は危
険である。
【0005】後者の場合では、同様に子供が浴槽の中に
入っていて、そのことに気づかずに操作者がたとえばリ
モコンの自動洗浄ボタンを押すと、高温の洗浄液が子供
に噴射されてしまうという問題があった。また浴槽蓋が
開いていると洗浄液が浴槽の周囲に飛び散ってしまう。
【0006】本考案は上記課題を解決するためになされ
たものであって、子供が浴槽の中に誤って入って浴槽蓋
を閉じた場合には、湯を注いだり洗浄液を噴射すること
ができないようにし、安全を確保できることとともに、
洗浄液が周囲に飛び散らないようにすることができる
槽洗浄装置の安全装置及び風呂装置の安全装置と、この
ような安全装置を備えた風呂装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
考案にあっては、浴槽蓋の表面側に、浴槽蓋により浴槽
開口が閉じられた状態で、浴槽蓋が閉状態にあることを
確認するための操作手段を設け、この操作手段を操作す
ることにより、浴槽蓋が閉じられたことを確認するため
の信号が前記浴槽を洗浄する手段を制御する手段に送
られる構成とした浴槽洗浄装置の安全装置により、達成
される。また、上記目的は、請求項2の考案にあって
は、浴槽蓋の表面側に、浴槽蓋により浴槽開口が閉じら
れた状態で、浴槽蓋が閉状態にあることを確認するため
の操作手段を設け、この操作手段を操作することによ
り、浴槽蓋が閉じられたことを確認するための信号が燃
焼を制御する手段に送られる構成とした、風呂装置の安
全装置により、達成される。
【0008】
【0009】また、 好ましくは、前記操作手段は、浴
槽蓋を開閉するための取手を有している。
【0010】好ましくは、前記操作手段は、前記取手を
押したときに信号を出すスイッチ手段を有する。
【0011】さらに、請求項5の考案では、請求項4の
構成において、前記スイッチ手段は、マグネットとリー
ドスイッチから構成されている。請求項6の考案は、
求項1ないし5の構成において浴槽蓋が閉じられたこ
とを確認するための信号が、制御手段に送られることに
より、これに接続されたリモコンの表示手段に浴槽蓋が
閉じられた旨の表示及び/または警報を行う構成とし
た、安全装置である。 また、請求項7の考案は、請求項
1ないし6のいずれかに記載の安全装置を備える風呂装
置である。
【0012】請求項1と請求項2の構成によれば、浴槽
内に子供が入って浴槽蓋を閉めてしまったとしても、こ
の子供は、浴槽内から手をのばして浴槽蓋の表面側に設
けられた操作手段を操作することができない。このた
め、子供が浴槽内に入っているのに、操作手段から浴槽
が閉まっていることを確認する旨の信号が燃焼器具の燃
焼制御する手段に対して出力されることはない。したが
って、子供が浴槽内にいるにもかかわらず、例えば給湯
器等の燃焼装置が確認信号を受けて作動することがな
い。
【0013】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例を添付図面等に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本考案の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説
明において特に本考案を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0014】図1と図2は本考案の燃焼器具の安全装置
の好適な実施例を備える浴槽蓋と浴槽を示し、図3は、
安全装置と浴槽ならびにこれらに関連して設けられた浴
槽の洗浄機構を示している。
【0015】浴槽1は、図1と図2に示すように、たと
えば長方形の開口部2を有する。この開口部2を閉じる
ための浴槽蓋10は、第1蓋部材14と第2蓋部材16
から成り、第1蓋部材14と第2蓋部材16はヒンジ2
2,24により浴槽1の短辺方向にそって折り曲げ可能
に連結されている。
【0016】浴槽1は、短辺方向の縁部4,5と長辺方
向の縁部6,7を有する。この浴槽蓋10を閉めると、
浴槽蓋10は縁部4,5,6,7に載るようになってい
る。
【0017】第1蓋部材14の端部は、台座12に対し
て回転可能に取付けられている。この台座12は縁部5
の付近に設けられていて、浴槽蓋10を図2のように重
合して折りたたむと、浴槽蓋10は台座12の上に載っ
た状態で保持されるようになっている。
【0018】図3に示すように、第1蓋部材14の内面
側には洗浄用ノズル24が設けられている。洗浄用ノズ
ル24は浴槽1の内側をすみずみまで洗浄できるように
内面より下に突出しているのが好ましい。この洗浄用ノ
ズル24は第1蓋部材14のなかを通る供給管30に接
続されている。一方、第2蓋部材16の内面側には凹部
32が形成されていて、図2に示すように第1蓋部材1
4と第2蓋部材16を折りたたんで重合すると、洗浄用
ノズル24が凹部32に収納されるようになっている。
【0019】次に、図3を参照して浴槽1内の湯を回収
して第1蓋部材14の供給管30に温水等を送り込む第
1の送り込み手段70と、浴槽1内の湯を回収し加熱し
て所望の温度にしてから第1蓋部材14の供給管30に
送り込む第2の送り込む手段80とを説明する。ここ
で、上記供給管30の途中には洗浄往路制御弁30aと
洗剤タンク30bおよび洗剤制御弁30cが設けられて
いる。
【0020】まず、第1の送り込み手段70は、配管7
2と注湯追焚往路制御弁74を有し、配管72は供給管
30に対して注湯追焚往路制御弁74と洗浄往路制御弁
30aを介して接続されている。一方、第2の送り込み
手段80は、たとえば浴槽下部に設けた配管82、この
配管82の水位センサ84,追焚戻り制御弁86,給水
制御弁88,水量センサ90,水量センサ92,ポンプ
94,温度センサ96,バーナ98,温度センサ100
を有している。水量センサ90と給水制御弁88は給水
管102に設けられている。この給水管102の上流に
は上水を導く上水管148が接続されている。この上水
管148を介して給水管102から新たに上水を追加し
て給水できるようになっている。
【0021】なお、上水はこの上水管148に設けられ
た水流センサ149を介して、バーナ147により加熱
される熱交換器141により所定の温度の温水となって
分岐管路142およびバルブ146を介して浴槽1内に
導くこともできる。ここで、熱交換器141には温度セ
ンサ143,145が設けられている。
【0022】次いで、浴槽1内を洗浄する場合には、ま
ず、図1に示すように浴槽蓋10で浴槽1の開口部12
をふさぐ。ここで、送り込み手段70の配管72は洗浄
に際して浴槽内に水を補給する際に主として用いられる
ので、ここでは第2の送り込み手段80を用いる場合を
中心に説明する。
【0023】先ず、外部から上水を導いて、必要により
バーナ147により加熱して、給水管102に通す。上
水圧により、熱交換器98aまで導かれた水は、ここで
必要によりバーナ98で加熱されることにより、所定温
度の温水となって洗浄往路制御弁30aに通し、必要に
応じて洗剤タンク30bの洗剤30dを添加して、供給
管30を介して洗浄用ノズル24より、洗浄液として噴
射して浴槽1内を洗浄する。一方、浴槽1内の湯を用い
て洗浄する場合には、ポンプ94を動作させて強制的に
配管82に浴槽1内の湯を導く。このとき、必要によ
り、バーナ98で加熱して熱交換器98aを通過させる
ことにより熱交換を行い、所望の温度の温水とする。そ
して、洗浄往路制御弁30aに通し、必要に応じて洗剤
タンク30bの洗剤30dを添加して、供給管30を介
して洗浄用ノズル24より、洗浄液として噴射して浴槽
1内を洗浄する。
【0024】なお、このとき浴槽1内の湯が不足する場
合には、注湯追焚往路制御弁74を開いて、給水管10
2から導いた水を、必要によりバーナ147あるいは9
8aにより加熱してそれぞれ熱交換器141もしくは9
8aを通して、配管72から浴槽1内に補給してもよ
い。
【0025】ここで、操作手段40は、浴槽1内に入っ
た子供が浴槽蓋10を閉じた状態でこの操作手段40を
手で操作できない位置に設けられている。この操作手段
40は、たとえば図1に示すように、第1蓋部材14の
表面側に設けられている。また、第2蓋部材16の表面
側には取手42が形成されている。
【0026】上記操作手段40は、図1に示すように好
ましくは第1蓋部材14の折り曲げ側14aに近いとこ
ろに設けられている。また、取手42は第2蓋部材16
の先端側16aに設けられている。
【0027】この操作手段40は、図4に示すように第
1蓋部材14の凹部90に設定されていて、図4に示す
ように取手92,支持軸94,スプリング96,98,
マグネット100,リードスイッチ102などから構成
されている。
【0028】ここで、取手92の手動操作を示すために
図5〜図8を参照する。これらの図を説明すると、図5
は図4におけるX−X線の断面図であり、取手92を凹
部90に押し下げた状態を示している。図6は、図5に
対応する図であり、取手92は凹部90から持ち上げた
状態を示している。同様に図7は図4におけるY−Y線
の断面図であり、取手92を凹部90に押し下げた状態
を示している。図8は図7に対応している図であり、取
手92は凹部90から持ち上げた状態を示している。
【0029】ふたたび、図4を参照すると、支持軸94
の両端部は、第1蓋部材14に支持されていて、この支
持軸94に取手92が回転可能に取付けられている。ス
プリング96,98は、図4と図7に示すように取手9
2の当たり部92aと第1蓋部材14の底部14bの間
に支持されていて、操作者は取手92を指Fでスプリン
グ96,98の力に抗して押し下げることができるよう
になっている。
【0030】そして、取手92は、図5に示すように指
当て部110と112を有しており、指当て部110
は、図8に示すように指Fを当てて取手92をA1方向
に押し下げすことができる。一方、指当て部112は図
7に示すように指FでA2方向に取手92を持ち上げる
ことができる。
【0031】さらに、第1蓋部材14には取手92を図
8に示すA1方向に押し下げた場合に、この取手92を
図7に示すように保持する手段120が設けられてい
る。この保持手段120は、図4と図5に示すように、
はめこみ用凹部130と、はめこみ突起132を有して
いる。そして、このはめこみ突起132は弾性板134
にて形成されている。
【0032】したがって、図6において、指Fで取手9
2をA1方向に押すと、はめこみ突起132が弾性板1
34の力に抗して凹部130にはまりこみ、図5の保持
状態になる。次に指Fにより取手92をA2方向に持ち
上げると、はめこみ突起132が弾性板134の力に抗
して凹部130から離れる。
【0033】ここで、図5で示すように取手92にはマ
グネット100が固定されている。第1蓋部材14の底
部14cには、マグネット100に対応する位置にリー
ドスイッチ102が固定されている。このため、取手9
2を引き上げた図6の状態ではリードスイッチ102は
マグネット100から離れ、反対に図5で示すように取
手92を押し下げて保持した状態では、マグネット10
0がリードスイッチ102に近接し、リードスイッチ1
02がたとえばオンとなり、オン信号Sが図示しないリ
モコンもしくは制御部62に伝えられることになる。
【0034】このように取手92を押し下げると、オン
信号Sに基づいて制御部62は、バーナ147,98,
ポンプ94,電磁弁88,86,74(注湯追焚往路制
御弁),30a等を洗浄,注湯動作可能な状態に保つ。
一方、取手92が押し下げられず図6の状態であると、
オン信号Sは制御部62等に伝えられず、バーナ14
7,98,ポンプ94,電磁弁88,86,74等を作
動できない状態にとなり、浴槽1内に配管72を介して
給湯できず、あるいは供給管30と洗浄用ノズル24を
介して洗浄液を供給できないようになっている。
【0035】次に、浴槽蓋10を図1のように閉めて、
図3の給湯装置から浴槽1内に所定温度の湯をためる場
合を説明する。
【0036】まず、浴槽蓋10を図1のように閉じる。
閉じたあと、図6の状態にある取手92をA1方向に指
Fで押し下げる。これにより図5に示すように取手92
は保持手段120によりスプリングの力に抗して保持さ
れる。マグネット100がリードスイッチ102に近接
しているので、リードスイッチ102からオン信号Sが
制御部62等に与えられ、洗浄,注湯等の風呂動作が可
能な状態になっている。そして、図示しないリモコンの
操作ボタンが操作されることによりこのリモコンは、図
3給湯装置の制御基板(図示せず)に所定の信号を送る
ので、上水管路148から上水を導き、この水を熱交換
器141により熱交換して、たとえば所定温度の温水
(湯)として配管72を介して浴槽1内に供給し始め
る。
【0037】もし、操作者が浴槽蓋10を図1のように
閉じたあと、取手92を図5の状態に押し下げたあとに
子供が指Fで取手92をA2方向に持ち上げて浴槽1内
に入り、浴槽蓋10を図1のように再び閉じてしまった
場合には、図6に示すようにマグネット100がリード
スイッチ102から離れるので、リードスイッチ102
はオフとなる。このため、子供が浴槽1内に入っている
ことを知らずに操作者が図示しないリモコン等の給湯開
始ボタンを押しても、図3の制御部62は、給湯装置内
の制御基板(図示せず)に対して所定の信号を送ること
がなく、バーナ147等は動作しないので、浴槽1内に
は給湯されない。したがって浴槽1内に入った子供が湯
をあびる危険が全くない。この場合に、上記リードスイ
ッチのオフ信号に基づき、図示しないリモコンの表示部
に、浴槽蓋の開状態を知らせる表示をおこなったり、ま
た洗浄や注湯動作時に所定の警報を発するするようにす
れば、使い勝手が向上する。
【0038】次に浴槽蓋10を図1のように閉めて、図
3の洗浄用ノズル24から所定温度、たとえば60℃の
洗浄液Lを噴射する場合を説明する。
【0039】浴槽蓋10を図1のように閉じる。閉じた
あと、図6の状態にある取手92をA1方向に指Fで押
し下げる。これにより図5に示すように取手92は保持
手段120によりスプリングの力に抗して保持される。
マグネット100がリードスイッチ102に近接してい
るので、リードスイッチ102からオン信号Sが制御部
62に与えられる。
【0040】これにより制御部62は、図3の給湯装置
のバーナ98,147,ポンプ94,電磁弁86,8
8,74(注湯追焚往路制御弁),30a,洗剤制御弁
30cを動作可能な状態にする。操作者がたとえばリモ
コン(図示せず)のスイッチボタンを押して、洗浄液の
噴射を開始すると、所定温度の水と必要に応じて洗剤を
添加した液が供給管30を介して浴槽1内に噴射され
る。
【0041】一方、浴槽蓋10を図1のように閉じたあ
と、取手92を図5の状態に押し下げたあとに子供が指
Fで取手92をA2方向に持ち上げて浴槽1内に入り、
浴槽蓋10を図1のように再び閉じてしまった場合に
は、図6に示すようにマグネット100がリードスイッ
チ102から離れるので、リードスイッチ102はオフ
となる。このため、子供が浴槽1内に入っていることを
知らずに操作者がたとえばリモコンの洗浄液噴射開始ボ
タンを押しても、制御部62は、バーナ98,147,
ポンプ94,電磁弁86,88,74,30a,洗剤制
御弁30cなどを操作せず、浴槽1内には高温の洗浄液
が噴射されない。したがって浴槽1内に入った子供が高
温の洗浄液をあびる危険が全くない。また洗浄蓋10が
確実に閉じていることを取手92を押し下げることで確
認でき、洗浄液が浴槽1から周囲に飛び散るのを防ぐこ
とができる。
【0042】このように一度浴槽蓋10を閉じたあとに
子供が取手92を持って浴槽蓋10を開けて浴槽1内に
入って再び浴槽蓋10を閉めても、取手92を浴槽1内
の子供が押し下げることはできないので、図6に示すよ
うに取手92は持ち上がったままである。この状態で
は、給湯装置60は作動せず、子供が湯や高温の洗浄液
にさらされるおそれは全くない。また洗浄液が周囲に飛
び散らないようにすることができる。
【0043】ところで本考案は上述した実施例に限定さ
れない。たとえばマグネット100とリードスイッチ1
02の代わりに、接触式であるマイクロスイッチを浴槽
蓋の浴槽縁部4,5,6,7に対応する箇所に設ける等
種々のスイッチ手段を設けることができる。また、操作
手段40は取手とは別に浴槽蓋の表面や浴槽,リモコン
等に設けてもよい。
【0044】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば子供
が浴槽の中に誤って入って浴槽蓋を閉じた場合に湯を注
いだり、洗浄液を噴射したりすることを操作手段からの
信号の有無に基づいて阻止することができ、子供の安全
を確保できる。しかも、浴槽蓋を確実に閉めたことを操
作手段の信号の有無に基づいて判断できるので、浴槽蓋
を開けたまま洗浄液を噴射してしまうことがなく、洗浄
液の周囲への飛散を防止できる。また本考案によれば、
操作手段に取手を設けて取手を押したときに信号を出す
ようにすれば、取手を押す操作だけで自動的に確認の信
号を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の燃焼器具の安全装置の好適な実施例を
有する浴槽蓋と浴槽を示す斜視図。
【図2】本考案の図1の浴槽蓋を開けた状態を示す斜視
図。
【図3】本考案の燃焼装置の実施例に係る浴槽蓋と浴槽
および給湯装置を示す図。
【図4】本考案の実施例における操作手段の取手とその
周辺を示す一部切欠いた平面図。
【図5】本考案の実施例における取手を押し下げてリー
ドスイッチをオンした状態を示す図4のX−X線におけ
る断面図。
【図6】図5の取手を持ち上げた状態を示す断面図。
【図7】本考案の実施例における取手を押し下げた状態
を示す図4のY−Y線における断面図。
【図8】本考案の実施例における取手を持ち上げた状態
を示す図4のY−Y線における断面図。
【符号の説明】
1 浴槽 10 浴槽蓋 14 第1蓋部材 16 第2蓋部材 40 操作手段 62 制御部 90 操作手段 92 取手 94 支持軸 100 マグネット 102 リードスイッチ

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽蓋の表面側に、浴槽蓋が閉状態にあ
    ることを確認するための操作手段を設け、この操作手段
    を操作することにより、浴槽蓋が閉じられたことを確認
    するための信号が前記浴槽を洗浄する手段を制御する
    手段に送られる構成としたことを特徴とする、浴槽洗浄
    装置の安全装置。
  2. 【請求項2】 浴槽蓋の表面側に、浴槽蓋が閉状態にあ
    ることを確認するための操作手段を設け、この操作手段
    を操作することにより、浴槽蓋が閉じられたことを確認
    するための信号が燃焼を制御する手段に送られる構成
    したことを特徴とする、風呂装置の安全装置
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、浴槽蓋を開閉するため
    の取手を有している、請求項1または2のいずれかに記
    載の安全装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は、前記取手を押したとき
    に信号を出すスイッチ手段を有する、請求項3に記載の
    安全装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ手段は、マグネットとリー
    ドスイッチから構成されている、請求項4に記載の安全
    装置。
  6. 【請求項6】 浴槽蓋が閉じられたことを確認するため
    の信号が、制御手段に送られることにより、これに接続
    されたリモコンの表示手段に浴槽蓋が閉じられた旨の表
    示及び/または警報を行う構成とした、請求項1ないし
    5のいずれかに記載の安全装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の安
    全装置を備える風呂装置。
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