JP2587165B2 - 曲面ハニカムパネルおよび曲面ハニカムパネルの製造方法 - Google Patents

曲面ハニカムパネルおよび曲面ハニカムパネルの製造方法

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JP2587165B2
JP2587165B2 JP4122044A JP12204492A JP2587165B2 JP 2587165 B2 JP2587165 B2 JP 2587165B2 JP 4122044 A JP4122044 A JP 4122044A JP 12204492 A JP12204492 A JP 12204492A JP 2587165 B2 JP2587165 B2 JP 2587165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲面ハニカムパネル
よび曲面ハニカムパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のハニカムコアを並置し
て、断面が正六角形あるいは長方形などのハニカムセル
を密に形成し、その表裏面を面板で覆ったハニカムパネ
ルが知られている。ハニカムパネルは、使用目的や使用
箇所に応じて平板状や曲面状のものが用いられており、
それらの形状のハニカムパネルを得る手段も種々のもの
が知られている。
【0003】特に、曲面ハニカムパネルを得る方法とし
ては、(1)平板状のハニカムパネルに曲げ加工を施し
て曲面状とする方法や、(2)曲面に沿って変形しやす
い特殊な形状のハニカムコアを、曲面状の面板で挟みつ
けるようにして曲面ハニカムパネルを得る方法が知られ
ている。
【0004】上記(1)は、最も手軽な方法であるが、
曲率が大きくなるとハニカムコアに座屈を生じる等の不
具合が発生するため、曲率が大きいハニカムパネルを得
るのは困難であった。また、例えば波形状に曲率を変化
させることも困難で、曲げ加工における自由度が低かっ
た。(2)は、ハニカムコア部材の製造やハニカムコア
部材同士の接合が複雑であったり、セルサイズが大きく
なるとハニカムコア部材の製造が困難になる等の問題が
あった。
【0005】これらの技術における上記の問題点を解決
するものとして、(3)2次元曲面状の第1の面板上
に、曲率と垂直な方向に沿ってハニカムコア部材を並置
し、次いで並置したハニカムコア部材上に第1の面板と
整合する曲面状の第2の面板を載置して、ハニカムコア
部材と面板とを接合する方法が提案されている。この方
法で製造した曲面ハニカムパネルの例を図7に示した。
【0006】ところが(3)の方法では、曲面ハニカム
パネル300の凸面側において、隣接するハニカムコア
部材310同士が接合されない部分を生ずる。このた
め、面板330がハニカムコア部材310によって支持
されない領域(以下、非支持領域という、図中ハッチン
グを施した)が、ハニカムコア部材310の長手方向に
沿って連続的に形成される。
【0007】この非支持領域は部分的にハニカムパネル
の強度が劣る部分となり、例えば繰り返し曲げ荷重など
の応力が、非支持領域と交差する方向に沿って負荷され
ると、非支持領域の面板330が破断したり、あるいは
破断に至らないまでも、面板330やハニカムコア部材
310の弾性変形により曲面ハニカムパネル300の剛
性が低下するおそれがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
(3)の方法を改善して、連続的な非支持領域がなく、
部分的な剛性並びに強度の低下を生じることがない曲面
ハニカムパネルとその製造方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するための手段として次の構成を採用した。即ち、
第1の発明である曲面ハニカムパネルは、直交する二方
向のうち一方向が直線状をなし他方向が曲線状をなす二
次曲面を有する一対の面板間に、凹凸部を交互に備える
多数のハニカムコア部材をその凹凸部が対向する状態に
前記面板の前記直線状をなす方向に沿って並設してハニ
カムコアを形成させた曲面ハニカムパネルにおいて、波
形の補強コア部材を前記ハニカムコア部材の長手方向に
沿って該ハニカムコア部材間に配し、前記補強コア部材
とその両側の前記ハニカムコア部材の前記一対の面板の
一方に接する下端側を互いに接触または接近させ、前記
対の面板の他方に接する上端側を互いに離隔させてい
ることを特徴とする。
【0010】第2の発明である曲面ハニカムパネルの製
造方法は、直交する二方向のうち一方向が直線状をな
し、他方向が曲線状をなす二次曲面に成形した成形型
に、平板または予め二次曲面に成形した第1の面板を載
置し、該第1の面板を前記成形型の二次曲面に沿った形
状とし、前記第1の面板上に、凹凸部を備える複数枚の
ハニカムコア部材と波形の補強コア部材とを交互に、且
つ前記ハニカムコア部材の前記凹凸部を対向させ、前記
第1の面板の曲面の直線方向に沿って並置し、平板また
は予め前記第1の面板の曲面形状に応じた二次曲面に成
形した第2の面板を前記ハニカムコア部材並びに補強コ
ア部材に載置した後、前記第1の面板、ハニカムコア部
材、補強コア部材および第2の面板を、前記第1および
第2の面板の外側から加圧するとともに、前記第1およ
び第2の面板と前記ハニカムコア部材および補強コア部
材とを接合する曲面ハニカムパネルの製造方法であっ
て、前記ハニカムコア部材および補強コア部材を前記第
1の面板上に並置する際に、前記第1の面板または第2
の面板の内面が凸面となる側においては、隣接する前記
ハニカムコア部材および補強コア部材の高さ方向の端部
を互いに接触または接近させ、他の側においては隣接す
る前記ハニカムコア部材および補強コア部材の高さ方向
の端部を互いに離隔させて並置することを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明の曲面ハニカムパネルによれば、隣
接するハニカムコア部材間に補強コア部材を設けたの
で、曲面ハニカムパネルの凸面側で、隣接するハニカム
コア部材同士が接合されないことにより非支持領域が形
成されても、ハニカムコア部材間に配された補強コア部
材が非支持領域を支持するので、非支持領域の強度低下
は防止される。
【0012】したがって、例えば繰り返し曲げ荷重など
の応力が、非支持領域と交差する方向に沿って負荷され
ても、非支持領域における面板の破断は生じない。また
面板やハニカムコアの弾性変形によるハニカムパネルの
剛性の低下も防止される。
【0013】第2の発明である曲面ハニカムパネルの製
造方法によれば、まず二次曲面に成形した成形型に、平
板または予め二次曲面に成形した第1の面板を載置して
成形型の二次曲面に沿った形状とするので、第1の面板
に正確な二次曲面を付与できる。
【0014】次に、凹凸部を備える複数枚のハニカムコ
ア部材と波形の補強コア部材とを交互に、且つ前記ハニ
カムコア部材の前記凹凸部を対向させ、前記第1の面板
の曲面の直線方向に沿って前記第1の面板上に並置す
る。この際に、第1の面板または第2の面板の内面が凸
面となる側においては、隣接するハニカムコア部材およ
び補強コア部材の高さ方向の端部を互いに接触または接
近させ、他の側においては隣接するハニカムコア部材お
よび補強コア部材の高さ方向の端部を互いに離隔させて
並置する 成形型に載置された第1の面板上にハニカムコ
ア部材および補強コア部材を並置するので、その作業は
容易である。しかも第1の面板が成形型に載置されてい
るので、ハニカムコア部材および補強コア部材の配設作
業において第1の面板が変形することはない。
【0015】平板または二次曲面に成形した第2の面板
をハニカムコア部材並びに補強コア部材に載置するの
で、第1の面板、ハニカムコア部材並びに補強コア部材
および第2の面板が、相対位置を正確に保持したまま、
成形型の曲面に応じた積層構造となる。
【0016】積層構造とした後、前記第1および第2の
面板の外側から加圧するとともに、前記第1および第2
の面板と前記ハニカムコア部材および補強コア部材とを
接合して、曲面ハニカムパネルを得る。こうして得られ
た曲面ハニカムパネルでは、隣接するハニカムコア部材
同士が接合されない部分を生じて、非支持領域が形成さ
れても、隣接するハニカムコア部材間に設けられた補強
コア部材が非支持領域を支持するので、非支持領域の強
度低下は防止される。したがって、例えば繰り返し曲げ
荷重などの応力が、非支持領域と交差する方向に沿って
負荷されても、非支持領域における面板の破断は生じな
い。また面板やハニカムコアの弾性変形による曲面ハニ
カムパネルの剛性の低下も防止される。
【0017】
【実施例】 次に、第2の発明により第1の発明の曲面ハ
ニカムパネル100を製造する実施例を図面を参照して
説明する。
【0018】図1に示すように、成形型110には、図
1にて矢印Wに沿った方向に曲がり矢印Lに沿った方向
では直線状となる、二次曲面の載置面が設けられてい
る。こ成形型110の上に、片面にろう材をクラッドし
たアルミニウム合金の下側面板112を、クラッド側を
上にして載置する。成形型110に設けた載置面の曲率
半径が大きいので、下側面板112は自重でたわんで成
形型110の載置面の形状に応じた曲面状となる。な
お、下側面板112を予め成形型110に応じた二次曲
面状に成形しておいてもよい。
【0019】続いて下側面板112上に、いずれもろう
材をクラッドしたアルミニウム合金のハニカムコア部材
114および補強コア部材116を、矢印L方向を長手
方向として、下側面板112と略直交するように交互に
並べる。なお、図1にてはその一部分のみを示したが、
ハニカムコア部材114および補強コア部材116は、
下側面板112の矢印W方向の幅を満たすように複数枚
並置される。またハニカムコア部材114および補強コ
ア部材116の長さは、下側面板112の矢印L方向長
さに応じている。
【0020】図4(イ)は補強コア部材116の斜視図
であり、図4(ロ)はハニカムコア部材114、114
および補強コア部材116の下端部の相対関係を示す図
である。 図4に示すように、ハニカムコア部材114
は、台形状の凹凸部21a、21 bを備えていて、隣接
するハニカムコア部材114の凹凸部21a、21bを
対置することにより六角形のハニカムセル25が形成さ
れる。
【0021】補強コア部材116には、平板部29と波
形部31とが交互に設けられており、平板部29の長さ
は、ハニカムコア部材114の凹凸部21a、21bの
1辺の長さに対応している。
【0022】波形部31は、2箇所の短斜辺部31a、
1箇所の長斜辺部31bおよび2箇所の頂部31cで構
成されている。短斜辺部31aおよび頂部31cの長さ
は等しく、長斜辺部の長さはそれらの2倍の長さであ
る。2箇所の短斜辺部31a間の距離はハニカムセル2
5の対辺間の距離よりもわずかに短かい。
【0023】ハニカムコア部材114と補強コア部材1
16を並べる際には、短斜辺部31aがちょうどハニカ
ムセル25に収まるので、波形部31とハニカムセル2
5との相対位置は容易に決定される。したがって、ハニ
カムコア部材114と補強コア部材116を並べる際作
業性が向上する。
【0024】ハニカムコア部材114、114および補
強コア部材116の下側面板112に接する下端部で
は、図3および図4に示すように、ハニカムコア部材1
14、114と補強コア部材116とが接触している
が、上端部では、図1および図3に示されるように、ハ
ニカムコア部材114、114および補強コア部材11
6は、互いに離隔している。
【0025】図1に示されるように配置されたハニカム
コア部材114および補強コア部材116によって下側
面板112上が満たされた後、ハニカムコア部材114
および補強コア部材116上に、ろう材をクラッドした
アルミニウム合金の上側面板118をクラッド側を下に
して載置する。上側面板118も下側面板112と同様
に、自重でたわんでハニカムコア部材114および補強
コア部材116の縁が形成する擬似曲面に応じた形状と
なる(図2、図3参照)。なお、上側面板11 8を予め
二次曲面状に成形しておいてもよい。
【0026】その後、治具にて上側面板118を覆っ
て、該治具と成形型110とで下側面板112、上側面
板118、ハニカムコア部材114および補強コア部材
116を加圧するとともに加熱する。該加熱により下側
面板112、上側面板118、ハニカムコア部材114
および補強コア部材116にクラッドされていたろう材
が溶融して、前記各者の接触部の間隙に流入する。この
状態で冷却し、ろう材を凝固させると、図2及び図3に
示すように、下側面板112、上側面板118、ハニカ
ムコア部材114および補強コア部材116は、その接
触部にて互いに接合される。こうして曲面ハニカムパネ
ル100を得る。
【0027】この曲面ハニカムパネル100は、上側面
板118側においてハニカムコア部材114同士が接合
されない非支持領域が形成されるが、隣接するハニカム
コア部材114間に補強コア部材116を設けたので、
前記非支持領域は補強コア部材116によって分断され
る。
【0028】したがって、曲面ハニカムパネル100に
は、非支持領域が連続することによる部分的な剛性並び
に強度の低い部分は生じない。また、補強コア部材11
6がハニカムコア部材114と同様に、支持体として作
用するので、曲面ハニカムパネル100は耐荷重性に優
れたものとなる。
【0029】補強コア部材116を設けたことにより曲
面ハニカムパネル100の強度が実質的に向上するの
で、ハニカムセルのサイズを大きくしたり、ハニカムコ
ア部材114、補強コア部材116を薄肉化することも
可能である。なお、例えば補強コア部材116の波形部
を、図5、図6(イ)に示すような曲面状としてもよ
い。また図5に示すように孔17を設けたり、図6
(イ)二示すように切り欠き19を設ければ、一層の軽
量化が可能である。また、切り欠き19を設けた場合
は、図6(ロ)に示すように、ハニカムコア部材114
同士の距離を短縮できるので、非支持領域の幅が狭ま
り、この部分のパネル強度が向上 する。
【0030】また、本発明の方法によれば、成形型11
0の曲面形状に応じた曲面ハニカムパネル100が得ら
れるので、標準化が可能となる。以上、実施例により第
1および第2の発明について説明したが、第1および第
2の発明において使用するハニカムコア部材および面板
の材質には特に限定はなく、例えばアルミニウムやアル
ミニウム合金等の金属、プラスチック、積層材等が使用
できる。
【0031】ハニカムコア部材の形状は特に限定されな
いが、例えば台形状の凹凸を備えて隣接するハニカムコ
ア部材とで六角形のハニカムセルを形成する形状のもの
や、方形の凹凸を備えた形状で方形のハニカムセルを形
成する形状のものであると、ハニカムコアの成形、面板
上への配設が簡単である。
【0032】補強コア部材の材質にも特に限定はなく、
例えば、上記のハニカムコア部材や面板と同様に、アル
ミニウムやアルミニウム合金等の金属、プラスチック、
積層材等が使用できる。アルミニウムやアルミニウム合
金等の金属を使用してろう付け加工する場合に、ハニカ
ムコア部材および面板にろう材がクラッドされていれ
ば、補強コア部材は裸材でもよい。
【0033】補強コア部材の形状は波形部を有するもの
で、ハニカムコア部材間に設置可能な形状であれば特に
制限はない。
【0034】ハニカムコア部材、面板および補強コア部
材は同一材質とする必要はなく、ハニカムパネルの用途
などに応じて適宜の材質を組み合わせることが可能であ
る。もちろん前記二者あるいは三者を同一材質とするこ
ともできる。また、これら三者を接合する手段も特に限
定されない。実施例で示したろう付けの他に、接着剤に
よる方法や機械的な「かしめ」なども採用可能である。
【0035】
【発明の効果】 上述のように、第1の発明の曲面ハニカ
ムパネルは、連続的な非支持領域がなく、部分的な剛性
並びに強度の低下を生じることがない。また、第2の発
明の製造方法によれば、第1の発明の曲面ハニカムパネ
ルを良好に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の曲面ハニカムパネルの構造の説明図
である。
【図2】 実施例の曲面ハニカムパネルのハニカムセル
部分の断面図である。
【図3】 実施例の曲面ハニカムパネルのハニカムコア
部材と補強コア部材との接合部の断面図である。
【図4】 実施例の曲面ハニカムパネルにおけるハニカ
ムコア部材と補強コア部材の説明図であり、図4(イ)
は補強コア部材の斜視図、図4(ロ)はハニカムコア部
材および補強コア部材の下端部の相対関係を示す説明図
である。
【図5】 補強コア部材に孔を形成した例の説明図であ
る。
【図6】 補強コア部材に切り欠きを形成した例の説明
図であり、図6(イ)は補強コア部材の斜視図、図6
(ロ)はその補強コアを使用した曲面ハニカムパネルの
一部断面図である。
【図7】 従来技術の曲面ハニカムパネルの説明図であ
る。
【符号の説明】31・・・波形部、25・・・ハニカムセル、100・
・・曲面ハニカムパネル、110・・・成形型、112
・・・下側面板、114・・・ハニカムコア部材、11
6・・・補強コア部材、118・・・上側面板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交する二方向のうち一方向が直線状を
    なし他方向が曲線状をなす二次曲面を有する一対の面板
    間に、凹凸部を交互に備える多数のハニカムコア部材を
    その凹凸部が対向する状態に前記面板の前記直線状をな
    す方向に沿って並設してハニカムコアを形成させた曲面
    ハニカムパネルにおいて、 波形の補強コア部材を前記ハニカムコア部材の長手方向
    に沿って該ハニカムコア部材間に配し、前記補強コア部
    材とその両側の前記ハニカムコア部材はその高さ方向の
    端部を、前記曲面ハニカムパネルの凹面側においては互
    いに接触または接近させ、前記曲面ハニカムパネルの凸
    面側においては互いに離隔させていることを特徴とする
    曲面ハニカムパネル。
  2. 【請求項2】 直交する二方向のうち一方向が直線状を
    なし、他方向が曲線状をなす二次曲面に成形した成形型
    に、平板または予め二次曲面に成形した第1の面板を載
    置し、該第1の面板を前記成形型の二次曲面に沿った形
    状とし、 前記第1の面板上に、凹凸部を備える複数枚のハニカム
    コア部材と波形の補強コア部材とを交互に、且つ前記ハ
    ニカムコア部材の前記凹凸部を対向させ、前記第1の面
    板の曲面の直線方向に沿って並置し、 平板または予め前記第1の面板の曲面形状に応じた二次
    曲面に成形した第2の面板を前記ハニカムコア部材並び
    に補強コア部材に載置した後、 前記第1の面板、ハニカムコア部材、補強コア部材およ
    び第2の面板を、前記第1および第2の面板の外側から
    加圧するとともに、前記第1および第2の面板と前記ハ
    ニカムコア部材および補強コア部材とを接合する曲面ハ
    ニカムパネルの製造方法であって、 前記ハニカムコア部材および補強コア部材を前記第1の
    面板上に並置する際に、前記第1の面板または第2の面
    板の内面が凸面となる側においては、隣接する前記ハニ
    カムコア部材および補強コア部材の高さ方向の端部を互
    いに接触または接近させ、他の側においては隣接する前
    記ハニカムコア部材および補強コア部材の高さ方向の端
    部を互いに離隔させて並置することを特徴とする曲面ハ
    ニカムパ ネルの製造方法。
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