JP2586700B2 - 配線形成方法 - Google Patents

配線形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、配線用金属CVDのパターニングによって配
線を形成する方法において、レジスト塗布、電光、レジ
スト剥離などのプロセス無しで、光利用によって空間選
択性良くパターニングすることによって、従来より工程
を短縮して配線を形成する方法に関するものである。
(従来の技術) 現在行われているLSIなどの配線形成プロセスを第5
図を用いて説明する。第5図(a)のように、SiO2膜11
をパターニングしたSi基板12に、poly−Si膜13をCVDで
成長させ、次に配線用金属のAl膜14を蒸着やCVDで成長
させる。次に、第5図(b)のように、レジスト材の塗
布、露光、現像によって、配線を形成したい部分にの
み、レジスト15を残す。そして、Alのエッチングとpoly
−Siのエッチングを行い、第5図(c)のようにpoly−
Siを下地とするAl配線が形成される。このような配線形
成プロセスについては、例えば、日経マイクロデバイス
誌の1986年12月号の85ページから100ページに記載され
ている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の従来法による配線形成方法は、配線用のpoly−
Si層とAl層の成長プロセスと、これらのパターニングを
行うエッチングプロセスとが別の独立したプロセスであ
るため、レジストの塗布、露光、現像のプロセスが必要
である。しかし、このプロセスは、工程が多く煩雑な上
に、このプロセスによる汚染のために歩留りが悪くなる
という問題がある。また、異なった2種類のpoly−Si層
とAl層をエッチングする必要があるために、各々のエッ
チングで異なるエッチャントを使用することが必要であ
る。このプロセスでは、材料の違いによるエッチング速
度の違いや、これによるサイドエッチングなどの問題が
あり、所望の形状に配線を形成することが困難である。
本発明の目的は、レジスト使用プロセスを省くことに
よって工程を短縮し、空間選択性良く、配線を形成でき
る方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の配線形成方法は、有機金属を原料とする金属
CVD法を用いて配線用金属膜を、下地のpoly−Si膜上に
形成し、前記poly−Si膜と前記配線用金属膜をパターニ
ングして配線を形成する方法において、金属CVD中の配
線の非形成領域に、マスクで空間的に整形された光を照
射して、光照射部での金属CVDを抑制することによっ
て、前記金属膜を選択的に形成することにより、その金
属膜のパターンを形成し、前記金属膜をマスクとして前
記poly−Si膜をエッチングして、poly−Si上に金属が成
膜された構造の配線を形成することを特徴とする。ある
いは本発明の配線方法は、有機金属を原料とする金属CV
D中に、配線の非形成領域に、マスクで空間的に整形さ
れた光照射して、金属CVDを抑制することによって、前
記金属膜を選択的に形成してパターンを形成し、次に、
前記マスクを継続して使用し、poly−Si膜のパターニン
グを光エッチングにより行なうことを特徴とする。即
ち、同一のマスクを用いて、前記配線下地のpoly−Si膜
と前記配線用金属膜のパターニング形成を行い、poly−
Si膜上に金属が成膜された構造の配線を形成することを
特徴とする。あるいは本発明の配線方法はpoly−Si上に
金属が成膜された構造を持つ配線形成方法において、配
線の非形成領域に、マスクで空間的に整形された光を照
射してpoly−Si膜の成長を抑制することによってpoly−
Si膜を選択的に形成して、パターンを形成ししかる後
に、前記マスクを継続して使用し、前記マスクで空間的
に整形された光を、有機金属を原料とする金属CVD中の
配線の非形成領域に照射して、光照射部でのCVDを抑制
することによって、金属膜を選択的に、poly−Si膜上に
形成することを特徴とする。即ち、同一のマスクを用い
て、前記配線下地のpoly−Si膜と前記配線用金属膜との
所望のパターンをこの順序で光を用いたCVD法で形成す
ることを特徴とする。
(作用) 本発明の作用上の特徴は、熱CVD中に光を照射し、光
照射部でのCVDを抑え、非照射部に選択的に成膜するこ
とで、レジストの塗布、露光、現像のプロセスを省き、
工程を短縮することにある。光によるCVDの抑制は、赤
外線や、紫外線、及び、軟X線やX線などの光照射によ
り、成膜に寄与する反応種を基板から脱離させることに
よって行われる。この光照射によるCVD抑制を配線形成
に応用すると、以下に述べるように、工程を短縮でき
る。
第1図に示すように、マスク16で空間的に整形された
光17を熱CVD中に照射すると、光照射部でのCVDを抑制で
きる。一方、非照射部では熱CVDがそのまま起こる。し
たがって、従来のようにレジストを用いなくても、直接
熱CVD膜18をパターニングできるので、レジストを用い
るプロセスを省け、工程を短縮できることになる。ま
た、従来の光照射部にCVDを行う場合、光照射領域以外
への気相生成活性種の拡散による空間選択性の低下が問
題になるが、光照射部での拡散してくる活性種の脱離、
吸着分子の脱離によってCVDが抑制され、パターニング
されるので、従来技術よりも空間選択性を向上させるこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の製造工程について第2図を
参照しながら説明する。本実施例では、Siデバイスの形
成において、Al配線を形成する場合について述べる。
第2図(a)には、Al膜14を光17を用いて直接パター
ニングしながら堆積させ、Al膜14をpoly−Si膜13を通し
てSi基板12に対して電気的コンタクトを持つ配線の形成
方法を示してある。Si基板12上には、熱酸化によるSiO2
膜11が電気的コンタクトをとるためにパターニングされ
ており、この上の全面にpoly−Si膜13が500Åの厚さで
成膜されている。この基板を200℃に加熱し、Al原料と
してのAl(CH32HをHeガスをキャリヤガスにして供給
し、熱CVDを行わせる。同時に、マスク16で空間的に整
形された光17を照射し、光照射部でのAlCVDを抑制し、
非照射部での熱CVDでAl膜を成長させる。こうして選択
的にAlを形成でき、マスクにより自由なパターンの金属
膜か形成できる。用いた光は、40Åより長波長側白色光
の極短波長光である。このようにして、5000Åの厚さに
までAl膜14を成長させて、CVDを停止すると、第2図
(b)のようになる。次に、このAl膜14をマスクにし
て、poly−Si層13を、Cl2を用いる反応性プラズマエッ
チングで除去すると、第2図(c)のようにAl配線を形
成できる。
本発明の第2の実施例として、Siデバイスの形成にお
いて、Al配線を形成する場合について第3図を参照しな
がら説明する。
第3図(a)は、第1の実施例の第2図(a)と同じ
で、Al膜14を光17を用いて直接パターニングしながら堆
積させるプロセスを示している、Al膜14のパターニング
しつつCVDで成長させた後、Alの原料であるAl(CH32H
の供給を停止する。次に、第3図(b)のように、同じ
マスク16を用い、かつ、同じ構成で、今度はCl2ガスを
導入し、poly−Si膜13を光エッチングする。光照射部で
はエッチングが進み、SiO2膜11が現れると、自動的にエ
ッチングは停止し、第3図(c)のようにAl配線を形成
できる。この方法は、第1の実施例に比べて、Alをマス
クとするpoly−Si膜13のプラズマエッチングのプロセス
が無いので、一層工程が簡略化されるだけでなく、Al膜
14の表面に損傷を与えることも無い。また同一マスクを
用いているのでエッジのきれがよく良好な形状が得られ
る。
本発明の第3の実施例として、Siデバイスの形成にお
いて、Al配線を形成する場合について第4図を参照しな
がら説明する。
第4図(a)は、Si基板12上に、熱酸化によるSiO2
11がパターニングされている基板に、マスク16で空間的
に整形された光17を照射して、poly−Si膜13を直接パタ
ーニングしながら成長させるプロセスを示している。基
板温度を600℃にし、Si2H6を供給してSiCVDの最中に、4
0Åより長波長側白色光の極短波長光を照射して、マス
クにより光の照射されない領域に500Åのpoly−Si膜13
を成長できる。次に、第4図(b)のように、マスク1
6、光17の照射位置を変えることなく、そのまま用い
て、基板温度を200℃に下げて、Al原料としてのAl(C
H32HをHeガスをキャリヤガスにして供給し、Alの熱CV
Dを行わせる。このようにして、第4図(c)のようにp
oly−Si膜上にAl配線を形成できる。本実施例では、成
膜のプロセスのみでAl配線を形成し、エッチング用ガス
を導入しないので、表面荒れなどを防止できるメリット
がある。
以上の実施例では、Al(CH32Hを原料とするAlのCVD
について述べたが、原料はこれに限られることはなく、
Al(CH3やAl−iso(C4H9などの有機金属でも良
いし、これらの構成原子に塩素が含まれていても良い。
また、使用できる光は、本実施例の極短波長に限られる
ことはなく、紫外線領域や赤外線領域のレーザやランプ
などの光でも良い。
(発明の効果) 本発明によれば、配線用金属CVDのパターニングによ
って配線を形成する方法において、レジスト塗布、露
光、レジスト剥離などのプロセス無しで、光利用によっ
て空間選択性良くパターニングすることによって、従来
より工程を短縮して配線を形成する方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法による配線形成方法を示す概念図
である。第2図、第3図、第4図は本発明の方法による
配線形成の実施例を示す概念図である。第5図は従来の
配線形成方法を示す概念図である。 11……SiO2膜、12……Si基板、13……poly−Si膜、14…
…Al膜、15……レジスト、16……マスク、17……光、18
……熱CVD膜

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機金属を原料とする金属CVD法を用いた
    配線形成方法において基板上に、ポリシリコン(poly−
    Si)膜を形成する工程と、マスクで空間的に整形された
    光を照射しながら金属CVDを行ない、光照射部での金属C
    VDを抑制することによって、選択的に金属膜を形成する
    工程と、前記選択的に形成された金属膜をマスクとして
    前記poly−Si膜をエッチングする工程とを備えることを
    特徴とする配線形成方法。
  2. 【請求項2】有機金属を原料とする金属CVD法を用いた
    配線形成方法において基板上にpoly−Si膜を形成する工
    程と、マスクで空間的に整形された光を照射しながら金
    属CVDを行ない、光照射部での金属CVDを抑制することに
    よって、選択的に金属膜を形成する工程と、前記マスク
    を継続して使用し、poly−Si膜を光エッチングする工程
    とを備えることを特徴とする配線形成方法。
  3. 【請求項3】マスクで空間的に整形された光を照射して
    光照射部でのpoly−Si膜の成長を抑制することによって
    基板上に選択的にpoly−Si膜を形成する工程と前記マス
    クを継続して使用し、空間的に整形された光を、照射し
    ながら有機金属原料を用いた金属CVDを行ない、光照射
    部での金属のCVDを抑制することによって、選択的に金
    属膜を形成する工程とを備えることを特徴とする配線形
    成方法。
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