JPH09172081A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH09172081A
JPH09172081A JP34823195A JP34823195A JPH09172081A JP H09172081 A JPH09172081 A JP H09172081A JP 34823195 A JP34823195 A JP 34823195A JP 34823195 A JP34823195 A JP 34823195A JP H09172081 A JPH09172081 A JP H09172081A
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plasma
layer
interlayer insulating
insulating film
hole
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Ken Adachi
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 層間絶縁膜の上層部を化学的に改質させるこ
とにより製造工程の簡素化を図ると共にスルーホールの
形状を改善できる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 下層配線層10上に層間絶縁膜としてプ
ラズマCVD法によりプラズマSiN膜20を形成す
る。次いで、このプラズマSiN膜20の上層部にアン
モニアを含むプラズマを照射して改質層22を形成す
る。その後、プラズマエッチングを行ってスルーホール
21を形成する。改質層22はエッチング速度が速くな
っているので、スルーホール21のテーパー上層部の形
状が改善される。また、プラズマSiN膜20の形成工
程と改質層22の形成工程とを同一装置内で行うことが
でき、製造工程の簡素化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線層間を層
間絶縁膜に形成したスルーホールを介して電気的に接続
してなる半導体装置の製造方法に係り、特に被覆性向上
のためにスルーホールに対してテーパーを形成してなる
半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多層配線構造を有する半導体装
置においては、下層配線層上に層間絶縁膜を形成したの
ち、この層間絶縁膜に対してエッチングによりスルーホ
ールを形成し、その後上層配線層を堆積形成することに
より、スルーホールを介して上下配線層間を電気的に接
続させている。
【0003】ところで、このスルーホールが存在する
と、上層配線層を堆積形成した場合に上層配線層には局
所的に段差が生じ被覆性が悪くなる。このようなことか
ら、従来、スルーホールをテーパー状に形成し、スルー
ホールに対する上層配線層の被覆性を向上させることが
行われている。以下、このようなテーパーを有するスル
ーホールの従来の形成方法を図4を参照して説明する。
【0004】まず、図4(a)に示したように下層配線
層10を形成する。次いで、図4(b)に示したよう
に、下層配線層10上にプラズマCVD(Chemical Vapo
r Deposition) 法により層間絶縁膜としてプラズマSi
N膜(窒化珪素膜)20を形成する。
【0005】そののち、図4(c)に示したように、イ
オンインプランタによりプラズマSiN膜20の表面に
対してイオンを注入して、イオンによる物理的損傷を与
え、プラズマSiN膜20の上層部にダメージ層122
を形成する。このときのイオン種は、不活性で質量の大
きいものが好ましく、一般的にはアルゴン(Ar)等が
用いられる。
【0006】ダメージ層122を形成したのち、図4
(d)に示したように、プラズマSiN膜20上にスル
ーホールパターンを有するフォトレジスト膜40を形成
する。次いで、図4(e)に示したように、プラズマエ
ッチング装置によりフォトレジスト膜40をマスクとし
てしてエッチングを行いスルーホール121を形成す
る。このときプラズマSiN膜20のダメージ層122
は物理的損傷を受けることによって他の部分に比べてエ
ッチング速度が速くなっており、そのエッチング速度の
差によりスルーホール121にはテーパーが形成され
る。スルーホール121を形成したのち、図4(f)に
示したように、フォトレジスト膜40を除去することに
よりスルーホール121の形成工程が終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の方
法では、プラズマSiN膜20にイオンを注入してダメ
ージ層122を形成することによってテーパーを有する
スルーホール121を形成していた。すなわち、プラズ
マSiN膜20を形成するためのプラズマCVD工程の
次に、ダメージ層122を形成するためのイオンインプ
ランタ工程が必要があった。そのため、半導体ウェハを
プラズマCVD装置から、他の場所にあるイオンインプ
ランタ装置まで搬送するための時間が必要となると共
に、場合によっては洗浄工程が必要となりTAT(Turn
Around Time)が悪化してしまうという問題や、形成工程
が煩雑化してしまうという問題があった。
【0008】また、従来の方法では、スルーホール12
1のテーパー角がダメージ層122を形成する際のイオ
ン注入エネルギーに応じて変化するので、テーパー角を
より低角度(寝た形状)とするためにはイオン注入エネ
ルギーを増加する必要があった。
【0009】ところが、イオン注入エネルギーを増加さ
せると、プラズマエッチング装置によりスルーホール1
21を形成する際にダメージ層122の部分(すなわち
スルーホール121の上層部)に、図4(f)に示した
ように、垂直壁122aが形成されてしまい、そのため
上層配線の被覆性が低下してしまうという問題があっ
た。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、層間絶縁膜の上層部を化学的に改質
させることにより、製造工程の簡素化を図ることができ
ると共に、スルーホールの形状を改善し、上層配線層の
被覆性を向上させることができる半導体装置の製造方法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
の製造方法は、第1の配線層上にスルーホールを有する
層間絶縁膜を形成し、前記層間絶縁膜上に第2の配線層
を形成すると共に前記第2の配線層と第1の配線層とを
前記スルーホールを介して電気的に接続させてなる半導
体装置の製造方法であって、第1の配線層上に層間絶縁
膜を形成した後、前記層間絶縁膜にプラズマを照射して
上層部に改質層を形成する工程と、前記改質層が形成さ
れた層間絶縁膜をプラズマエッチングによって選択的に
除去することによりスルーホールを形成する工程とを含
むものである。
【0012】本発明による半導体装置の製造方法におい
ては、層間絶縁膜としては窒化珪素膜を用い、この窒化
珪素膜に対してアンモニアを含むプラズマを照射する態
様とすることが好ましく、また、層間絶縁膜をプラズマ
CVD法によって形成する態様とすることが好ましい。
更に、この場合には、層間絶縁膜の形成工程と層間絶縁
膜に対するプラズマの照射工程とを、同一装置内で連続
してバッチ処理する態様、あるいは層間絶縁膜の形成工
程と層間絶縁膜に対するプラズマの照射工程とを、同一
反応室内で連続して枚葉処理する態様とすることが好ま
しい。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法では、第1
の配線層が形成されたのち、第1の配線層上に窒化珪素
膜等の層間絶縁膜が形成される。次いで、層間絶縁膜に
アンモニアを含むプラズマ等が照射され、層間絶縁膜の
上層部に改質層が形成される。そののち、プラズマエッ
チングが行われ、層間絶縁膜にスルーホールが形成され
る。このとき層間絶縁膜の上層部には改質層が形成され
ているためエッチング速度が速く、その結果スルーホー
ルの上部形状が改善される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施の形態に係る半導体
装置の各工程毎の断面図である。図2は図1に示した半
導体装置の製造工程を説明するための流れ図である。
【0016】本実施の形態による方法は、図1(g)に
示したように、層間絶縁膜(プラズマSiN膜20)を
挟んで第1の配線層としての下層配線層10と第2の配
線層としての上層配線層30とを形成し、下層配線層1
0と上層配線層30との間をプラズマSiN膜20に形
成したスルーホール21を介して電気的に接続させると
共に、スルーホール21に上層に向かって拡大したテー
パーを形成することにより、上層配線層30の被複性を
向上させるものである。以下、図1および図2を参照し
て製造工程を説明する。
【0017】すなわち、まず、図1(a)に示したよう
に、半導体ウェハ上(図示せず)に例えばアルミニウム
(Al)等の金属を用いた蒸着法により下層配線層10
を形成する(図2,ステップS1)。
【0018】次いで、図1(b)に示したように、下層
配線層10上にプラズマSiN膜20を形成する(図
2,ステップS2)。すなわち、まず、下層配線層10
を形成した半導体ウェハを枚葉式プラズマCVD装置の
反応室内に挿入する(ステップS21)。そののち、こ
の反応室内に反応ガスとしてアンモニア(NH3 )ガス
およびモノシラン(SiH4 )ガスを供給しつつ、プラ
ズマ照射を行う(ステップS22)。なお、この際、窒
素(N2 )ガスをアンモニアガスおよびモノシランガス
に加えて供給し、これら反応ガスの希釈を行うと共にプ
ラズマの均一化を図る。プラズマ照射の条件は適宜に決
定する。
【0019】プラズマSiN膜20を形成したのち、図
1(c)に示したように、プラズマSiN膜20の上層
部に改質層22を形成する(図2,ステップS3)。す
なわち、プラズマSiN膜20を形成した反応室と同じ
反応室内において、モノシランガスの供給のみを停止し
(すなわち、アンモニアガスおよび窒素ガスは供給した
ままの状態で)、プラズマ照射を行う(ステップS3
1)。このプラズマ照射は、例えば圧力5Torr,ア
ンモニアガス50sccm,窒素ガス1000scc
m,高周波電力400Wの条件下で数秒間照射する。こ
れにより、プラズマSiN膜20の上層部が化学的に改
質され、プラズマSiN膜20の上層部に改質層22が
形成される。そののち、この半導体ウェハを枚葉式プラ
ズマCVD装置内から取り出す(ステップS32)。
【0020】枚葉式プラズマCVD装置内から取り出し
たのち、図1(d)に示したように、上層部に改質層2
2が形成されたプラズマSiN膜20上にフォトレジス
ト膜40を塗布形成し、それを選択的に露光してパター
ニングを行う(図2,ステップS4)。
【0021】次いで、図1(e)に示したように、半導
体ウェハを等方性プラズマチッチング装置内に挿入し、
反応ガスとしてテトラフルオロメタン(CF4 )ガスお
よび酸素(O2 )ガスを供給しつつ、フォトレジスト膜
40をマスクとして等方性プラズマエッチングを行う。
これによりプラズマSiN膜20には、上層に向かって
拡大する適宜のテーパーを有したスルーホール21が形
成される(図2,ステップS5)。また、このときプラ
ズマSiN膜20の上層部に形成された改質層22は、
化学的改質を受けることにより他の部分に比べてエッチ
ング速度が速くなっており、そのエッチング速度の差に
よりスルーホール21のテーパーの上部部分には上方に
向かって更に拡大された拡大テーパー部22aが形成さ
れる。
【0022】次いで、図1(f)に示したように半導体
ウェハを等方性プラズマエッチング装置内から取り出し
て、フォトレジスト膜40を除去する。これによりスル
ーホール21の形成工程が終了する(図2,ステップS
6)。
【0023】最後に、図1(g)に示したようにスルー
ホール21の形成されたプラズマSiN膜20上に、例
えばアルミニウム(Al)等の金属を用いた蒸着法によ
り上層配線層30を形成する。これにより上層配線層3
0がスルーホール21を介して下層配線層10に電気的
に接続される(図2,ステップS7)。
【0024】このように本実施の形態に係る半導体装置
の製造方法によれば、プラズマSiN膜20にアンモニ
アのプラズマを含むプラズマ照射を行って上層部を化学
的に改質し上層部のエッチング速度を速くしているの
で、プラズマSiN膜20の形成工程(ステップS2)
と改質層22の形成工程(ステップS3)とを同一の装
置内で実行することができる。従って、この工程間の搬
送,待機および洗浄工程を削除でき、TATの短縮を図
ることができると共に、製造工程の簡素化およびコスト
削減をすることができる。
【0025】また、本実施の形態では、プラズマSiN
膜20の形成工程(ステップS2)と改質層22の形成
工程(ステップS3)とを枚葉式プラズマCVD装置の
同一反応室内で行っているので、プラズマSiN膜20
を形成したのちモノシランガスの供給を停止するのみで
連続して改質層22を形成することができる。従って、
プラズマSiN膜20の形成工程(ステップS2)と改
質層22の形成工程(ステップS3)との間のロスタイ
ムを最小限の時間で抑えることができ、本発明を最も効
果的に実現できる。
【0026】更に、本実施の形態では、プラズマSiN
膜の上層部をプラズマ照射によって化学的に改質するよ
うにしたので、スルーホール21の改質層22の部分
に、上層に向かって更に拡大した形状のテーパー(拡大
テーパー部22a)を形成することができる。すなわ
ち、従来方法に比べてスルーホール21の上層部(すな
わち改質層22の部分)のテーパー形状を改善すること
ができる。よって、上層配線層30の被覆性が向上し、
信頼性を向上させることができる。
【0027】上記実施の形態では、プラズマSiN膜2
0の形成工程(ステップS2)および改質層22の形成
工程(ステップS3)を枚葉式プラズマCVD装置にて
行ったが、バッチ式プラズマCVD装置でも次のように
して行うことができる。
【0028】図3の流れ図は、バッチ式プラズマCVD
装置により図2に示したプラズマSiN膜20を形成す
る工程(ステップS12)および改質層22(ステップ
S13)を形成する工程を表したものである。以下、図
1および図3を参照して本実施の形態による方法を説明
する。
【0029】この場合、プラズマSiN膜20を形成す
る際には、まず、予め下層配線層10を形成した半導体
ウェハをカセットに載置し、バッチ式プラズマCVD装
置内に挿入して一旦待機させる(ステップS121)。
なお、カセットには半導体ウェハを複数枚(例えば、2
5枚)載置し、それらを一括して処理するようにする。
そののち、半導体ウェハを反応室内に移動させ、この反
応室内にアンモニアガス,モノシランガスおよび窒素ガ
スを供給しつつ、適宜の条件下でプラズマ照射を行う
(ステップS122)。これにより、図2(b)に示し
たように、下層配線層10上にプラズマSiN膜20が
形成される。そののち、反応室内から半導体ウェハを移
動させ、バッチ式プラズマCVD装置内において待機さ
せる(ステップS123)。
【0030】続いて、改質層22を形成する際には、半
導体ウェハを反応室内に移動させ、反応室内にアンモニ
アガスおよび窒素ガスを供給しつつ、適宜の条件下でプ
ラズマ照射を行う(ステップS131)。これにより、
図2(c)に示したようにプラズマSiN膜20の上層
部に改質層22が形成される。そののち、この半導体ウ
ェハをバッチ式プラズマCVD装置内から取り出す(ス
テップS132)。
【0031】このように、バッチ式プラズマCVD装置
によっても、プラズマSiN膜20の形成工程(ステッ
プS12)と改質層22の形成工程(ステップS13)
とを、同一装置内において連続して行うことができる。
【0032】以上実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態で
は、プラズマSiN膜20および改質層22をそれぞれ
プラズマCVD装置により形成するようにしたが、プラ
ズマSiN膜20にプラズマを照射して改質層22を形
成できる装置であれば、どのような装置であってもよ
い。
【0033】更に、上記実施の形態では、改質層22を
形成する際のプラズマ照射の条件を、圧力5Torr,
アンモニアガス50sccm,窒素ガス1000scc
m,高周波電力400W下で数秒間としたが、これらの
条件は、プラズマSiN膜20の膜質,スルーホール2
1形成時のプラズマエッチングの条件およびスルーホー
ル21のテーパー形状等に応じて、適宜変更することが
できる。従って、この条件を任意に設定することによ
り、スルーホール21のテーパー形状を自由に決定する
ことができる。
【0034】加えて、上記実施の形態では、スルーホー
ル21を形成する際のプラズマエッチングにおける反応
ガスにテトラフルオロメタンガスと酸素ガスとを用いた
が、他のフッ素(F)を主体とした反応ガスを用いても
よい。また、反応ガスおよびその他のエッチング条件
は、スルーホール21のテーパー形状等に応じて、任意
に決定することができる。従って、この条件を任意に設
定することにより、スルーホール21のテーパー形状を
自由に決定することができる。なお、改質層22を形成
するプラズマ照射の条件を適宜に設定すれば、このプラ
ズマエッチングの条件は、従来の製造方法(イオンイン
プランタによってダメージ層122を形成する方法)と
同一の条件を適用することも可能になる。
【0035】加えて、上記実施の形態では、プラズマS
iN膜20を形成する際のプラズマ照射および改質層2
2を形成する際のプラズマ照射の希釈ガスとして窒素ガ
スを用いたが、アルゴン(Ar)ガスやヘリウム(H
e)ガス等の不活性ガスを用いてもよい。
【0036】更に、上記実施の形態では2層配線構造の
半導体装置について説明したが、3層以上の配線構造を
有する半導体装置にも適用できることはいうまでもな
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
装置の製造方法によれば、層間絶縁膜にプラズマを照射
して層間絶縁膜の上層部を化学的に改質させることによ
り層間絶縁膜の上層部に改質層を形成するようにしたの
で、スルーホールの上層部のテーパー形状を改善するこ
とができる。よって、上層配線の被覆性を向上させるこ
とができ、デバイスの信頼性を向上させることができる
という効果を奏する。
【0038】特に、層間絶縁膜をプラズマCVD法によ
って形成すれば、層間絶縁膜の形成工程と改質層の形成
工程とを同一の装置内で実行することができる。従っ
て、これらの工程間の搬送,待機および洗浄工程が不要
となり、TATの短縮を図ることができると共に、製造
工程の簡素化およびコスト削減を図ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造
方法を説明するための断面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の製造方法を説明する
ための流れ図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る半導体装置の製
造方法を説明するための流れ図である。
【図4】従来の半導体装置の製造工程を説明するための
断面図である。
【符号の説明】
10 下層配線層 20 プラズマSiN膜(層間絶縁膜) 21 スルーホール 22 改質層 30 上層配線層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/31 H01L 21/95

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配線層上にスルーホールを有する
    層間絶縁膜を形成し、前記層間絶縁膜上に第2の配線層
    を形成すると共に前記第2の配線層と第1の配線層とを
    前記スルーホールを介して電気的に接続させてなる半導
    体装置の製造方法であって、 第1の配線層上に層間絶縁膜を形成した後、前記層間絶
    縁膜にプラズマを照射して上層部に改質層を形成する工
    程と、 前記改質層が形成された層間絶縁膜をプラズマエッチン
    グによって選択的に除去することによりスルーホールを
    形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記層間絶縁膜は窒化珪素膜であり、前
    記窒化珪素膜に対してアンモニアを含むプラズマを照射
    することにより改質層を形成することを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記層間絶縁膜は、プラズマCVD法に
    より形成された窒化珪素膜であることを特徴とする請求
    項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記層間絶縁膜の形成工程と前記層間絶
    縁膜に対するプラズマの照射工程とを、同一装置内で連
    続してバッチ処理することを特徴とする請求項3記載の
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記層間絶縁膜の形成工程と前記層間絶
    縁膜に対するプラズマの照射工程とを、同一反応室内で
    連続して枚葉処理することを特徴とする請求項3記載の
    半導体装置の製造方法。
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