JP2586334Y2 - 光ファイバ余長部収納構造 - Google Patents
光ファイバ余長部収納構造Info
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- JP2586334Y2 JP2586334Y2 JP554593U JP554593U JP2586334Y2 JP 2586334 Y2 JP2586334 Y2 JP 2586334Y2 JP 554593 U JP554593 U JP 554593U JP 554593 U JP554593 U JP 554593U JP 2586334 Y2 JP2586334 Y2 JP 2586334Y2
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- optical fiber
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、光ファイバジャイロ
等のように、光ファイバを信号通路とした光学装置にお
いて、その光ファイバの余長部を収納するための構造の
改良に関する。
等のように、光ファイバを信号通路とした光学装置にお
いて、その光ファイバの余長部を収納するための構造の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この考案を得る前の段階で考えられた光
ファイバ余長部収納構造を光ファイバジャイロを例にし
て説明する。光ファイバジャイロ1は図3に示すよう
に、レーザダイオード(LD) 2より導出された光ファ
イバL1 が光ファイバカプラ(以下カプラと言う) 3の
一端より導出された光ファイバL2 とC1 点で互いに融
着される。カプラ3の一端より導出された光ファイバL
3 の先端は、光検波器4(図3Bには図示していない)
の受光端に結合される。カプラ3の他端より導出された
光ファイバL4 は偏光子5の一端より導出された光ファ
イバL6 とC2 点で融着される。
ファイバ余長部収納構造を光ファイバジャイロを例にし
て説明する。光ファイバジャイロ1は図3に示すよう
に、レーザダイオード(LD) 2より導出された光ファ
イバL1 が光ファイバカプラ(以下カプラと言う) 3の
一端より導出された光ファイバL2 とC1 点で互いに融
着される。カプラ3の一端より導出された光ファイバL
3 の先端は、光検波器4(図3Bには図示していない)
の受光端に結合される。カプラ3の他端より導出された
光ファイバL4 は偏光子5の一端より導出された光ファ
イバL6 とC2 点で融着される。
【0003】以下同様に、偏光子5−カプラ6−光ファ
イバコイル7−PZTアセンブリ8が順次接続され、最
後にPZTアセンブリ8の他端より導出された光ファイ
バL14がカプラ6の他端より導出された光ファイバL10
とC5 点で融着される。各光ファイバの融着点Ci の前
後に数10cmの余長部が設けられている。つまり、装
置の基板10上に実装された各光学部品間を最短距離で
融着、配線した場合より、数10cmの余長がとられて
いる。これらの余長部は光ファイバコイル7用のボビン
9(図5参照) の上端のフランジ9b上を這わせなが
ら、対向するL形舌片Di ,Ei の間に引っ掛けて収納
保持している。図4はその様子を示したもので、レーザ
ダイオード2より導出された光ファイバL1 はフランジ
9bと各対のL形舌片(D1 ,E1 ) 〜(D7 ,E7 )
とで作る光ファイバ収納部12内に引っ掛けられながら
フランジ9b上を這わせられる。融着ケ所C1 を過ぎる
と、次の光ファイバL2 はフランジ9bと各対のL形舌
片(D8 ,E8 ) ,(D1 ,E1 ) とで作る光ファイバ
収納部12内に引っ掛けられながらフランジ9b上を這
わせられて、カプラ3の一端に達する。
イバコイル7−PZTアセンブリ8が順次接続され、最
後にPZTアセンブリ8の他端より導出された光ファイ
バL14がカプラ6の他端より導出された光ファイバL10
とC5 点で融着される。各光ファイバの融着点Ci の前
後に数10cmの余長部が設けられている。つまり、装
置の基板10上に実装された各光学部品間を最短距離で
融着、配線した場合より、数10cmの余長がとられて
いる。これらの余長部は光ファイバコイル7用のボビン
9(図5参照) の上端のフランジ9b上を這わせなが
ら、対向するL形舌片Di ,Ei の間に引っ掛けて収納
保持している。図4はその様子を示したもので、レーザ
ダイオード2より導出された光ファイバL1 はフランジ
9bと各対のL形舌片(D1 ,E1 ) 〜(D7 ,E7 )
とで作る光ファイバ収納部12内に引っ掛けられながら
フランジ9b上を這わせられる。融着ケ所C1 を過ぎる
と、次の光ファイバL2 はフランジ9bと各対のL形舌
片(D8 ,E8 ) ,(D1 ,E1 ) とで作る光ファイバ
収納部12内に引っ掛けられながらフランジ9b上を這
わせられて、カプラ3の一端に達する。
【0004】カプラ3の他端より導出された光ファイバ
L4 はフランジ9bと各対のL形舌片(D1 ,E1 ) 〜
(D6 ,E6 ) とで作る光ファイバ収納部12内に引っ
掛けられながらフランジ9b上を這わせられる。融着ケ
所C2 を過ぎると、光ファイバL6 はフランジ9bと各
対のL形舌片(D7 ,E7 ) ,(D8 ,E8 ) とで作る
光ファイバ収納部12内に引っ掛けられながらフランジ
9b上を這わせられて、偏光子5の一端に達する。以下
同様に光ファイバの融着ケ所Ci の前後の余長部はフラ
ンジ9bと各対のL形舌片とで作る光ファイバ収納部内
に引っ掛けられながらフランジ9b上を這わせられる。
L4 はフランジ9bと各対のL形舌片(D1 ,E1 ) 〜
(D6 ,E6 ) とで作る光ファイバ収納部12内に引っ
掛けられながらフランジ9b上を這わせられる。融着ケ
所C2 を過ぎると、光ファイバL6 はフランジ9bと各
対のL形舌片(D7 ,E7 ) ,(D8 ,E8 ) とで作る
光ファイバ収納部12内に引っ掛けられながらフランジ
9b上を這わせられて、偏光子5の一端に達する。以下
同様に光ファイバの融着ケ所Ci の前後の余長部はフラ
ンジ9bと各対のL形舌片とで作る光ファイバ収納部内
に引っ掛けられながらフランジ9b上を這わせられる。
【0005】光ファイバLi は一対のL形舌片D,E間
に設けられたギャップGpを通して光ファイバ収納部1
2内に挿入される。全ての余長部をフランジ9b上に這
わせて各収納部12内に収納させた後、それらの数ケ所
を接着剤でフランジ9b上に固定する。ギャップGpの
中心は図5に示すように、フランジ9bの上端面の内周
縁と外周縁とのほぼ真中を通る中心線LO上に設けられ
ている。
に設けられたギャップGpを通して光ファイバ収納部1
2内に挿入される。全ての余長部をフランジ9b上に這
わせて各収納部12内に収納させた後、それらの数ケ所
を接着剤でフランジ9b上に固定する。ギャップGpの
中心は図5に示すように、フランジ9bの上端面の内周
縁と外周縁とのほぼ真中を通る中心線LO上に設けられ
ている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来提案されていた図
3〜図5の余長部収納構造では、余長部をフランジ9b
上に、中心円LOに沿わせるスタイリング配線中に、一
旦収納部12内に挿入した余長部がギャップGpから外
部に飛び出し易く、作業性が悪かった。収納部12内に
挿入する光ファイバの本数が多くなると、外部に飛び出
す傾向が強くなる。
3〜図5の余長部収納構造では、余長部をフランジ9b
上に、中心円LOに沿わせるスタイリング配線中に、一
旦収納部12内に挿入した余長部がギャップGpから外
部に飛び出し易く、作業性が悪かった。収納部12内に
挿入する光ファイバの本数が多くなると、外部に飛び出
す傾向が強くなる。
【0007】この考案の目的は前記問題点を解決して、
光ファイバ余長部を閉曲線に沿って、ほぼ等間隔でL形
舌片に引っ掛けながらスタイリング配線する際に、ギャ
ップより飛び出し難い余長部収納構造を提供することに
ある。
光ファイバ余長部を閉曲線に沿って、ほぼ等間隔でL形
舌片に引っ掛けながらスタイリング配線する際に、ギャ
ップより飛び出し難い余長部収納構造を提供することに
ある。
【0008】
(1) 請求項1の考案は、光ファイバ用中空ボビンの両
端にリング状のフランジがそれぞれ一体に突設され、そ
れらフランジの一方の端面の内周縁及び外周縁よりそれ
ぞれ複数の舌片が前記ボビンの軸心に対してほぼ等角間
隔に、互いに対向して、ボビンの軸線方向に突設され、
これら各対の対向する舌片の先端が互いに近付く方向に
それぞれ折り曲げ延長されて、それら延長端同志の間
に、光ファイバ挿入用ギャップが形成され、光ファイバ
余長部を前記フランジの端面上にその周方向に沿って這
わせると共にそのフランジの端面と前記各対の舌片とで
囲まれた空間に、光ファイバ余長部を収納するようにさ
れた光ファイバ余長部収納構造であって、前記各対の舌
片間のギャップは、前記フランジの端面の内周縁と外周
縁のほぼ中間を通るように画いた閉曲線に沿って、その
閉曲線より内側の位置と外側の位置とを交互に繰返し
て、千鳥状に配されている。 (2) 請求項2の考案は、前記(1) 項における光ファ
イバ用ボビンの代りにリング状基板を用いたものであ
り、そのリング状基板は前記ボビンの一方のフランジと
同様の形状を有する。 (3) 請求項3の考案は、前記(2) 項におけるリング
状基板を省略して、装置の光部品実装用基板で兼用させ
たものである。
端にリング状のフランジがそれぞれ一体に突設され、そ
れらフランジの一方の端面の内周縁及び外周縁よりそれ
ぞれ複数の舌片が前記ボビンの軸心に対してほぼ等角間
隔に、互いに対向して、ボビンの軸線方向に突設され、
これら各対の対向する舌片の先端が互いに近付く方向に
それぞれ折り曲げ延長されて、それら延長端同志の間
に、光ファイバ挿入用ギャップが形成され、光ファイバ
余長部を前記フランジの端面上にその周方向に沿って這
わせると共にそのフランジの端面と前記各対の舌片とで
囲まれた空間に、光ファイバ余長部を収納するようにさ
れた光ファイバ余長部収納構造であって、前記各対の舌
片間のギャップは、前記フランジの端面の内周縁と外周
縁のほぼ中間を通るように画いた閉曲線に沿って、その
閉曲線より内側の位置と外側の位置とを交互に繰返し
て、千鳥状に配されている。 (2) 請求項2の考案は、前記(1) 項における光ファ
イバ用ボビンの代りにリング状基板を用いたものであ
り、そのリング状基板は前記ボビンの一方のフランジと
同様の形状を有する。 (3) 請求項3の考案は、前記(2) 項におけるリング
状基板を省略して、装置の光部品実装用基板で兼用させ
たものである。
【0009】
【実施例】請求項1の考案の実施例を図1A,Bに、図
5と対応する部分に同じ符号を付して示し、重複説明を
省略する。この考案では各対のL形舌片Di ,Ei 間の
ギャップGpは、フランジ9bの上端面上の中心円LO
に沿って形成されるが、その中心円LOより内側の位置
と外側の位置とを交互に繰り返して、千鳥状に配され
る。図では奇数番のL形舌片のギャップGpが内側に、
偶数番のL形舌片のギャップGpが外側に配されてい
る。
5と対応する部分に同じ符号を付して示し、重複説明を
省略する。この考案では各対のL形舌片Di ,Ei 間の
ギャップGpは、フランジ9bの上端面上の中心円LO
に沿って形成されるが、その中心円LOより内側の位置
と外側の位置とを交互に繰り返して、千鳥状に配され
る。図では奇数番のL形舌片のギャップGpが内側に、
偶数番のL形舌片のギャップGpが外側に配されてい
る。
【0010】このように千鳥状にギャップGpを配する
と、光ファイバ収納部12内に挿入し、中心円LOに沿
ってスタイリング配線する光ファイバ余長部がギャップ
Gpより外部に飛び出すのが防止される。その理由は、
中心円LOの例えば内側(又は外側) にある1つのギャ
ップで光ファイバが外部に飛び出そうとしても、そのギ
ャップの両隣のギャップは中心円の外側(又は内側) に
あるので、光ファイバはそれらギャップ位置の内側(又
は外側) のL形舌片D(又はE) の上部(延長部) に当
って、飛び出すのが抑えられ、結局幾つかの隣接する舌
片対全体として光ファイバを飛び出し難くしている。
と、光ファイバ収納部12内に挿入し、中心円LOに沿
ってスタイリング配線する光ファイバ余長部がギャップ
Gpより外部に飛び出すのが防止される。その理由は、
中心円LOの例えば内側(又は外側) にある1つのギャ
ップで光ファイバが外部に飛び出そうとしても、そのギ
ャップの両隣のギャップは中心円の外側(又は内側) に
あるので、光ファイバはそれらギャップ位置の内側(又
は外側) のL形舌片D(又はE) の上部(延長部) に当
って、飛び出すのが抑えられ、結局幾つかの隣接する舌
片対全体として光ファイバを飛び出し難くしている。
【0011】図3Aの光ファイバジャイロ1では光ファ
イバコイル7を使用しているので図5及び図1A,Bで
はそのボビン9のフランジ9bの上面に光ファイバ余長
部収納スペースを設けると共にボビン9の中空部に多数
の光部品を配置することによって、装置をコンパクトに
纏めることができる。光ファイバを信号通路とするが、
光ファイバコイル7は使用していない光学装置の場合に
は、図1A,Bにおいて、フランジ9bを内端面に沿っ
た平面でボビン9を切断して、巻線スペース9aを無く
したのと同様な収納構造にすればよい(請求項2) 。そ
の実施例を図1C,Dに示す。図1A,Bのフランジ9
bが図1C,Dではリング状基板14に相当する。リン
グ状基板14はこれ迄と同様に装置の基板に実装し、基
板14の中空部内に多数の光部品を実装することができ
る。
イバコイル7を使用しているので図5及び図1A,Bで
はそのボビン9のフランジ9bの上面に光ファイバ余長
部収納スペースを設けると共にボビン9の中空部に多数
の光部品を配置することによって、装置をコンパクトに
纏めることができる。光ファイバを信号通路とするが、
光ファイバコイル7は使用していない光学装置の場合に
は、図1A,Bにおいて、フランジ9bを内端面に沿っ
た平面でボビン9を切断して、巻線スペース9aを無く
したのと同様な収納構造にすればよい(請求項2) 。そ
の実施例を図1C,Dに示す。図1A,Bのフランジ9
bが図1C,Dではリング状基板14に相当する。リン
グ状基板14はこれ迄と同様に装置の基板に実装し、基
板14の中空部内に多数の光部品を実装することができ
る。
【0012】図2に示すのは、図1C,Dのリング状基
板14を省略し、装置の実装用基板10(図3B参照)
で兼用させて、経済化を図った場合である(請求項3)
。リング状基板14の位置に、リング状の実装領域1
6が設けられ、その内周縁及び外周縁よりそれぞれ複数
の舌片がこれ迄の実施例(図1A〜D) と同様に設けら
れている。
板14を省略し、装置の実装用基板10(図3B参照)
で兼用させて、経済化を図った場合である(請求項3)
。リング状基板14の位置に、リング状の実装領域1
6が設けられ、その内周縁及び外周縁よりそれぞれ複数
の舌片がこれ迄の実施例(図1A〜D) と同様に設けら
れている。
【0013】これ迄の説明では、ボビン9、リング状基
板14及び実装領域16はいずれも円環状であったが、
この考案は円に限らず、他の閉曲線、例えばだ円状であ
ってもよい。また閉曲線LOは内周縁と外周縁のほぼ中
間にあればよく、必ずしも真中でなくともよい。
板14及び実装領域16はいずれも円環状であったが、
この考案は円に限らず、他の閉曲線、例えばだ円状であ
ってもよい。また閉曲線LOは内周縁と外周縁のほぼ中
間にあればよく、必ずしも真中でなくともよい。
【0014】
【考案の効果】この考案によれば、光ファイバの余長部
を抑える各対のL形舌片間のギャップはフランジ9b又
はリング状基板14又は実装領域16の内周縁と外周縁
のほぼ中間を通るように画いた閉曲線LOに沿って、そ
の閉曲線より内側の位置と外側の位置とを交互に繰返し
て、千鳥状に配されているので、余長部がスタイリング
配線中にギャップより飛び出すのが防止される。これに
より余長部収納の作業性を著しく向上できる。
を抑える各対のL形舌片間のギャップはフランジ9b又
はリング状基板14又は実装領域16の内周縁と外周縁
のほぼ中間を通るように画いた閉曲線LOに沿って、そ
の閉曲線より内側の位置と外側の位置とを交互に繰返し
て、千鳥状に配されているので、余長部がスタイリング
配線中にギャップより飛び出すのが防止される。これに
より余長部収納の作業性を著しく向上できる。
【図1】A及びBはそれぞれ請求項1の考案の実施例を
示す平面図及び断面図。C及びDはそれぞれ請求項2の
考案の実施例を示す平面図及び断面図。
示す平面図及び断面図。C及びDはそれぞれ請求項2の
考案の実施例を示す平面図及び断面図。
【図2】A及びBはそれぞれ請求項3の考案の実施例を
示す平面図及び断面図。
示す平面図及び断面図。
【図3】Aは光ファイバジャイロの回路図、BはAの光
ファイバジャイロに対して、この考案を得る前の段階で
得られた実装構造を示す斜視図。
ファイバジャイロに対して、この考案を得る前の段階で
得られた実装構造を示す斜視図。
【図4】図3Bの要部を示す平面図。
【図5】A及びBはそれぞれこの考案を得る前の段階で
得られた図3Bの光ファイバ用ボビン9の平面図及び断
面図。
得られた図3Bの光ファイバ用ボビン9の平面図及び断
面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/00 336 G02B 6/24
Claims (3)
- 【請求項1】 光ファイバ用中空ボビンの両端にリング
状のフランジがそれぞれ一体に突設され、 それらフランジの一方の端面の内周縁及び外周縁よりそ
れぞれ複数の舌片が前記ボビンの軸心に対してほぼ等角
間隔に、互いに対向して、ボビンの軸線方向に突設さ
れ、 それら各対の対向する舌片の先端が互いに近付く方向に
それぞれ折り曲げ延長されて、それら延長端同志の間
に、光ファイバ挿入用ギャップが形成され、 光ファイバ余長部を前記フランジの端面上にその周方向
に沿って這わせると共にそのフランジの端面と前記各対
の舌片とで囲まれた空間に、光ファイバ余長部を収納す
るようにされた光ファイバ余長部収納構造であって、 前記各対の舌片間のギャップは、前記フランジの端面の
内周縁と外周縁のほぼ中間を通るように画いた閉曲線に
沿って、その閉曲線より内側の位置と外側の位置とを交
互に繰返して、千鳥状に配されていることを特徴とす
る、 光ファイバ余長部収納構造。 - 【請求項2】 リング状基板の上面の内周縁及び外周縁
よりそれぞれ複数の舌片がほぼ等角間隔に、互いに対向
して、上方に突設され、 これら各対の対向する舌片の先端が互いに近付く方向に
それぞれ折り曲げ延長されて、それら延長端同志の間
に、光ファイバ挿入用ギャップが形成され、 光ファイバ余長部を前記リング状基板の上面にその周方
向に沿って這わせると共にそのリング状基板の上面と前
記各対の舌片とで囲まれた空間に、光ファイバ余長部を
収納するようにされた光ファイバ余長部収納構造であっ
て、 前記各対の舌片間のギャップは、前記リング状基板の上
面の内周縁と外周縁のほぼ中間を通るように画いた閉曲
線に沿って、その閉曲線より内側の位置と外側の位置と
を交互に繰返して、千鳥状に配されていることを特徴と
する、 光ファイバ余長部収納構造。 - 【請求項3】 基板の上面に、光ファイバ余長部を這わ
せるためのリング状の実装領域が設けられ、 その実装域の内周縁及び外周縁よりそれぞれ複数の舌片
がほぼ等角間隔に、互いに対向して、上方に突設され、 これら各対の対向する舌片の先端が互いに近付く方向に
それぞれ折り曲げ延長されて、それら延長端同志の間
に、光ファイバ挿入用ギャップが形成され、 光ファイバ余長部を前記実装領域上にその周方向に沿っ
て這わせると共にその実装領域と前記各対の舌片とで囲
まれた空間に、光ファイバ余長部を収納するようにされ
た光ファイバ余長部収納構造であって、 前記各対の舌片間のギャップは、前記実装領域の内周縁
と外周縁のほぼ中間を通るように画いた閉曲線に沿っ
て、その閉曲線より内側の位置と外側の位置とを交互に
繰返して、千鳥状に配されていることを特徴とする、 光ファイバ余長部収納構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP554593U JP2586334Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 光ファイバ余長部収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP554593U JP2586334Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 光ファイバ余長部収納構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664210U JPH0664210U (ja) | 1994-09-09 |
JP2586334Y2 true JP2586334Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=11614168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP554593U Expired - Fee Related JP2586334Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 光ファイバ余長部収納構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586334Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP554593U patent/JP2586334Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0664210U (ja) | 1994-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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