JPS61267703A - 光ファイバ余長収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光コードとそれから露出された光心線の各接
続余長部を収納する光ファイバ余長収納方法及び装置に
関するものである。

［発明の概要］ 本発明に係る光ファイバ余長収納方法は、光コードの余
長部と該光コードから露出された光心線の余長部とを共
通の余長収納スペース内に共に収納したことにより、 余長収納スペースの集中化を図り、且つ強度的に弱点と
なり易い光心線の露出基部をその前後の光心線及び光コ
ードと共に収納できるようにしたものである。

本発明に係る光ファイバ余長収納装置は、光コード余長
収納ケース内に光心線余長収納ケースを収納し、前記光
コード余長収納ケースは底板の四方の辺のうち相対向す
る一方の辺にはコード抱え片を周じ表面側にそれぞれ設
け、相対向する他方の１対の辺は光コードがフリーに入
出可能なように開放した構造とし、前記光心線余長収納
ケースは底板の四方の辺のうち相対向する１対の辺には
心線抱え片を同じ表面側にそれぞれ設け、相対向する他
方の１対の辺は光心線がフリーに入出可能なように開放
した構造とし、且つ該光心線余長収納ケースはその開放
された各辺側を前記光コード余長収納ケースの開放され
た各辺側に向けて前記光コード余長収納ケースに収納す
ることにより、光コードの余長部を輪取りして光コード
余長収納ケースの底板上で１対のコード抱え片間で抱え
て収納し、また光心線の余長部を輪取りして光心線余長
収納ケースの底板上で１対の心線抱え片で抱えで収納し
、この光心線余長収納ケースは光コード余長収納ケース
の底板上に共に収納し、余長収納スペースの共通化を図
ったものである。

［従来の技術］ 光コード及び該光コードから露出された光心線は、光心
線の再接続等を考慮してそれぞれ接続余長が設けられて
いる。

従来、光コードの余長部と光心線の余長部とは、接続箱
等内の別のスペース上に設けられた余長収納部にそれぞ
れ収納していた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、光コードの余長部と光心線の余長部とを
別のスペースに収納していると、余長収納のための占有
スペースを大きく必要とし、接続箱等の大型化をまねく
問題点があった。また、光コードの余長収納部と光心線
の余長収納部が別であると、光コードからの光心線の露
出基部が両会長収納部間の中間に位置することも起こり
、強度的に弱点となる光心線の露出基部が十分に保護で
きない場合も生ずる問題点があった。

本発明の目的は、余長収納スペースの縮少を図ることが
でき、且つ光コードからの光心線の露出基部も十分に保
護できる光ファイバ余長収納方法及び装置を提供するこ
とにある。

［問題点を解決するための手段］ 上記の如き目的を達成する本発明の手段を、実施例に対
応する第１図乃至第３図を参照し”Ｃ説明する。

本発明に係る光ファイバ余長収納方法は、光コード５の
余長部５Ａと該光コード５から露出された光心線１０の
余長部１０Ａとを共通の余長収納スペース内に共に収納
したものである。

本発明に係る光ファイバ余長収納装置は、光コード余長
収納ケース１と、前記光コード余長収納ケース１内に収
納された光心線余長収納ケース２とを備え、前記光コー
ド余長収納ケース１は底板３の四方の辺３Ａ〜３Ｄのう
ち相対向する１対の辺３Ａ、３Ｂにはコード抱え片４Ａ
、４Ｂが同じ表面側にそれぞれ設けられ、相対向する他
方の１対の辺３Ｇ、３０は光コード１０がフリーに入出
可能なように開放された構造になっており、前記光心線
余長収納ケース２は底板８の四方の底辺８Ａ〜８Ｄのう
ち相対向する１対の辺８Ａ、８Ｂには心線抱え片９Ａ、
９Ｂが同じ表面側にそれぞれ設けられ、相対向する他方
の１対の辺８Ｃ，８Ｄは光心線１０がフリーに入出可能
なように開放された構造になっており、且つ該光心線余
長収納ケース２はその開放された各辺８Ｇ、８Ｄ側を前
記光コード余長収納ケース１の開放された各辺３Ｃ。

３Ｄ側に向けて前記光コード余長収納ケース１内に収納
されでいることを特徴とするものである。

［発明の作用］ 本発明の光ファイバ余長収納方法のように、光コード５
の余長部５Ａと該光コード５から露出された光心線１０
の余長部１０Ａとを共通の余長収納スペースに共に収納
すると、余長収納スペースの集中化が図れ、余長収納ス
ペースを縮少できる。

また、強度的に弱点となり易い光心線１０の光コード５
からの露出基部をその前後の光コード５及び光心線１０
と共に急激な曲率変化をまねかずに収納できるようにな
る。

本発明の光ファイバ余長収納装置のように、光コード余
長収納ケース１の底板３の四方の辺３Ａ〜３Ｄのうち一
方の１対の辺３Ａ、３Ｂにコード抱え片４Ａ、４Ｂを設
けると、これらコード抱え片４Ａ、４Ｂで輪取り状態の
光コード余長部５Ａを抱えて収納できる。また、光コー
ド余長収納ケース１の底板３の四方の辺３Ａ〜３Ｄのう
ちの他方の１対の辺３Ｃ，３Ｄを開放すると、光コード
５の余長部５Ａの輪取り径が大きい場合にその開放部分
から外に突出させて収納を行うことができ、輪取り径の
大小に対応させることができる。光心線余長収納ケース
２についても、前述した光コード余長収納ケース１１と
ほぼ同様な構造になっているので、同様な作用が得られ
る。更に、光心線余長収納ケース２は光コード余長収納
ケース１内に収納されているので、前述した方法の発明
と同様の作用も得ることができる。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。

第１図乃至第３図は本発明の方法を実施する光ファイバ
余長収納装置の一実施例を示したものである。本実施例
の装置は、光コード余長収納ケース１と、該光コード余
長収納ケース１内に積み重ねて収納された複数枚の光心
線余長収納ケース２とで構成されている。光コード余長
収納ケース１は、長方形状をしていて四隅が切り取られ
ている底板３の四方の辺３Ａ、３８．３Ｃ，３Ｄのうち
長さが長い相対向する１対の辺３Ａ、３Ｂにはコード抱
え片４Ａ、４Ｂが同じ表面側に内向きに折り返されてそ
れぞれ逆り字状に設けられ、長さが短い相対向する他方
の１対の辺３Ｃ，３Ｄは光コード５がフリーに入出可能
なように開放された構造になっている。また、底板３の
１対の辺３Ａ、３Ｂには、コード抱え片４Ａ、４Ｂが存
在しない箇所に係止用の耳６Ａ、６Ｂ＃設けられ、各）
＄６Ａ、６Ｂには係止用の孔７Ａ、７Ｂがそれぞれ設け
られている。光心線余長収納ケース２は、長方形状をし
ていて四隅が切り取られている底板８の四方の辺８Ａ、
８８．８Ｇ、８Ｄのうち長さが長い相対向する１対の辺
８Ａ、８Ｂには心線抱え片９Ａ、９Ｂが同じ表面側に内
向きに折り返されてそれぞれ設゛けられ、長さが短い相
対向する他方の１対の辺８Ｃ，８Ｄは光心線１０がフリ
ーに入出可能なように開放された構造になっている。

また、底板８の１対の辺８Ａ、８Ｂには、心線抱え片９
Ａ、９Ｂが存在しない箇所に係止用の耳１１Ａ、１１Ｂ
が、光コード余長収納ケース１の耳６Ａ、６Ｂに対応し
て設けられ、８耳１１Ａ、１１Ｂには係止用の孔１２Ａ
、１２Ｂがそれぞれ設けられている。なお、１３は心線
接続部である。

次に、このような装置を用いての余長収納方法について
説明する。本実施例では、光コード５内に３本の光心線
１０が内蔵されている場合の例を示している。光コード
５には接続余長部５Ａを設け、その先で光心線１０を接
続余長部１０Ａを設けて露出さＶる。光コード５の余長
部５Ａは輪取りして光コード余長収納ケース１の底板３
上に置き、両側をコード抱え片４Ａ、４Ｂで抱えさせて
収納する。余長部５Ａの輪取り径の長短により辺３Ｇ、
３Ｄ側への余長部５Ａの突出長が変り、輪取り径の変化
に対応する。３本の光心線１０は１本、毎に余長部１０
Ａを輪取りし、それぞれの光心線余長収納ケース２に前
述した光コード余長収納ケース１に対する光コード５の
余長部５Ａの収納と同様にして収納する。

光ケーブルから複数条の光コード５が露出されている場
合には、１条の光コード５毎に別の光ファイバ余長収納
装置に前述したと同様にその余長部５Ａ、１０Ａを収納
し、これらを第２図に示すように積み重ねて設置する。

このようにすると、余長部の占有スペースの縮少を一層
効果的に図れ、後の管理も容易になる。

８耳６８．１１Ｂは、例えば接続箱から立設した係止軸
に通して位置決め係止させる。

なお、光コード余長収納ケース１の底板３上に係止軸を
立設し、該係止軸がその上の光心線余長収納ケース２の
底板８を貫通させるようにすると、光心線奈良収納ケー
ス２の係止を行うことができる。

また、光コード５内の光心線１０の数が多い場合には、
１つの光心線余長収納ケース２内に複数の余長部１０Ａ
を収納してもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係る光ファイバ余長収納方
法によれば、光コードの余長部とこの光コードから露出
された光心線の余長部とを共通の余長収納スペース内に
共に収納するので、余長収納スペースの集中化が図れ、
余長収納スペースを従来に比べて縮少することができる
。また、強度的に弱点となり易い光心線の露出基部をそ
の前後の光コード及び光心線と共に急激な曲率変化をま
ねかずに収納でき、保護を図ることができる。

次に、本発明の光ファイバ余長収納装置では、光コード
余長収納ケース内に光心線余長収納ケースを収納したの
で、光コードと光心線の各余長部を共通のスペースに収
納することができる。光コード余長収納ケース内に光心
線余長収納ケースを収納すると、光コードからの光心線
の露出基部も急激な曲率変化をまねかずに収納でき、保
護を図ることができる。更に、光コード余長収納ケース
と光心線余長収納ケースとは、底板の両側に１対のコー
ド抱え片又は心線抱え片を備えているので、輪取りした
光コード余長部及び光心線余長部を抱えて収納でき、収
納作業及び取出し作業をいずれも容易に行うことができ
る。また、両ケースは、底板の他の両側が開放されてい
るので、輪取り径の大小の変化に対応して収納を行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光ファイバ余長収納装置の一実施
例の平面図、第２図は第１図のＡ−Ａ’線線断断端面図
第３図は第１図に示す装置の斜視図である。 １・・・光コード余長収納ケース、２・・・光心線余長
収納ケース、３・・・底板、３Ａ〜３Ｄ・・・底辺、４
Ａ。 ４Ｂ・・・コード抱え片、５・・・光コード、５Ａ・・
・余長部、８・・・底板、８Ａ〜８Ｄ・・・辺、９Ａ、
９Ｂ・・・心線抱え片、１０・・・光心線、ＩＯＡ・・
・余長部。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）光コードの余長部と該光コードから露出された光
   心線の余長部とを共通の余長収納スペース内に共に収納
   したことを特徴とする光ファイバ余長収納方法。
2. （２）光コード余長収納ケースと、前記光コード余長収
   納ケース内に収納された光心線余長収納ケースとを備え
   、前記光コード余長収納ケースは底板の四方の辺のうち
   相対向する１対の辺にはコード抱え片が同じ表面側にそ
   れぞれ設けられ、相対向する１対の辺は光コードがフリ
   ーに入出可能なように開放された構造になっており、前
   記光心線余長収納ケースは底板の四方の辺のうち相対向
   する１対の辺には心線抱え片が同じ表面側にそれぞれ設
   けられ、相対向する他方の１対の辺は光心線がフリーに
   入出可能なように開放された構造になっており、且つ該
   光心線余長収納ケースはその開放された各辺側を前記光
   コード余長収納ケースの開放された各辺側に向けて前記
   光コード余長収納ケースに収納されていることを特徴と
   する光ファイバ余長収納装置。
3. （３）前記光心線余長収納ケースは、複数枚、向きを同
   じにして前記光コード余長収納ケース内に収納されてい
   る特許請求の範囲第１項に記載の光ファイバ余長収納装
   置。
4. （４）前記光コード余長収納ケースは、複数個、向きを
   同じにして重ね合わされている特許請求の範囲第１項又
   は第２項に記載の光ファイバ余長収納装置。