JPH09230171A - 複合光カプラ - Google Patents
複合光カプラInfo
- Publication number
- JPH09230171A JPH09230171A JP3590196A JP3590196A JPH09230171A JP H09230171 A JPH09230171 A JP H09230171A JP 3590196 A JP3590196 A JP 3590196A JP 3590196 A JP3590196 A JP 3590196A JP H09230171 A JPH09230171 A JP H09230171A
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- Japan
- Prior art keywords
- optical coupler
- optical
- composite optical
- composite
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の光カプラとその光カプラ相互を接続す
るスプライス部を具備して構成される複合光カプラの組
立を簡素化する。 【解決手段】 凹溝形状のケースに複数の光カプラとス
プライス部を収納し、これら各光カプラとスプライス部
の間に接続されている光ファイバで形成される光ファイ
バループ部をケースから突出した支持片に支持させ、複
数の光カプラと複数のスプライス部と、これら間に接続
された光ファイバとによって構成される複合光カプラを
一体化し、１個の部品として取り扱うことができる構造
とした。
るスプライス部を具備して構成される複合光カプラの組
立を簡素化する。 【解決手段】 凹溝形状のケースに複数の光カプラとス
プライス部を収納し、これら各光カプラとスプライス部
の間に接続されている光ファイバで形成される光ファイ
バループ部をケースから突出した支持片に支持させ、複
数の光カプラと複数のスプライス部と、これら間に接続
された光ファイバとによって構成される複合光カプラを
一体化し、１個の部品として取り扱うことができる構造
とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば光通信用装
置等に利用することができる複合光カプラに関し、特に
取扱いを簡素化し、組立を容易に行うことができる複合
光カプラを提供しようとするものである。
置等に利用することができる複合光カプラに関し、特に
取扱いを簡素化し、組立を容易に行うことができる複合
光カプラを提供しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】図４に複合光カプラの基本構造を示す。
図の例では第１光カプラ１の分岐端に対して第２光カプ
ラ２と第３光カプラ３を直列に接続した場合を示す。４
及び５はこれら第１光カプラ１と第２光カプラ２及び第
１光カプラ１と第３光カプラ３に接続された光ファイバ
ＯＦを接続するためのスプライス部を示す。このような
複合光カプラでは一般に第１光カプラ１の一端側が入射
端ＩＮとされ、第２，第３光カプラ２と３の分岐端側を
出射端ＯＵＴとして使用される。
図の例では第１光カプラ１の分岐端に対して第２光カプ
ラ２と第３光カプラ３を直列に接続した場合を示す。４
及び５はこれら第１光カプラ１と第２光カプラ２及び第
１光カプラ１と第３光カプラ３に接続された光ファイバ
ＯＦを接続するためのスプライス部を示す。このような
複合光カプラでは一般に第１光カプラ１の一端側が入射
端ＩＮとされ、第２，第３光カプラ２と３の分岐端側を
出射端ＯＵＴとして使用される。
【０００３】図５は図４に示した複合光カプラを回路基
板６に取付け組み立てた状態を示す。従来は第１，第
２，第３光カプラ１，２，３を回路基板６上に並べて配
置し、接着剤７でこれら第１，第２，第３光カプラ１，
２，３を回路基板６に固定すると共に、スプライス部４
と５及び光ファイバループ部８も接着剤７で回路基板６
に固定する構造としている。
板６に取付け組み立てた状態を示す。従来は第１，第
２，第３光カプラ１，２，３を回路基板６上に並べて配
置し、接着剤７でこれら第１，第２，第３光カプラ１，
２，３を回路基板６に固定すると共に、スプライス部４
と５及び光ファイバループ部８も接着剤７で回路基板６
に固定する構造としている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合光カプラは
図５に示したように回路基板６への接着個所が多く、製
造に手間が掛かる欠点がある。また、光ファイバＯＦを
回路基板６上で曲げる等の操作を行って回路基板６に固
定するため、固定までの間に光ファイバＯＦが相互にか
らまる等して取扱いが難しい。このような理由により、
回路基板６上に固定し、組立終わるまでに時間が掛かる
欠点もある。
図５に示したように回路基板６への接着個所が多く、製
造に手間が掛かる欠点がある。また、光ファイバＯＦを
回路基板６上で曲げる等の操作を行って回路基板６に固
定するため、固定までの間に光ファイバＯＦが相互にか
らまる等して取扱いが難しい。このような理由により、
回路基板６上に固定し、組立終わるまでに時間が掛かる
欠点もある。
【０００５】この発明の目的は、これらの欠点を一掃
し、取扱いが容易で短時間に組み立てることができる複
合光カプラの構造を提案するものである。
し、取扱いが容易で短時間に組み立てることができる複
合光カプラの構造を提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明では複数の光カ
プラ及びスプライス部を収納する収納容器と、この収納
容器から突出して形成され、光ファイバループ部を支持
する支持片とを具備して構成したものである。この発明
の構成によれば、収納容器に光カプラ及びスプライス部
を収納させ、光ファイバループ部を支持片に支持させる
ことにより、複合光カプラとして形状が固定化され、１
個の部品として取り扱うことができるため、取扱いが容
易となる。しかも、収納容器または支持片を回路基板に
固定すれば、複合光カプラを回路基板に固定することが
できる。よって組立が容易で、短時間に組み立てること
ができる利点が得られる。
プラ及びスプライス部を収納する収納容器と、この収納
容器から突出して形成され、光ファイバループ部を支持
する支持片とを具備して構成したものである。この発明
の構成によれば、収納容器に光カプラ及びスプライス部
を収納させ、光ファイバループ部を支持片に支持させる
ことにより、複合光カプラとして形状が固定化され、１
個の部品として取り扱うことができるため、取扱いが容
易となる。しかも、収納容器または支持片を回路基板に
固定すれば、複合光カプラを回路基板に固定することが
できる。よって組立が容易で、短時間に組み立てること
ができる利点が得られる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１にこの発明の一実施例を示
す。図１において、図５と対応する部分には同一符号を
付して示す。図示するようにこの発明では収納容器１１
と、この収納容器１１から突出して設けた支持片１２を
具備した構造を特徴とするものである。収納容器１１は
コ字状断面を持ち、長手方向に凹溝を具備して構成され
る。凹溝の開口部はカバー１３で塞がれる。支持片１２
は収納容器１１の長手方向とほぼ中央から収納容器１１
の長手方向と直交する方向に突出して形成される。収納
容器１１と支持片１２は、例えばプラスチック材料等に
より一体成形し、またカバー１３も同様のプラスチック
材料で形成することができる。支持片１２の先端側には
凹溝１２Ａを形成し、この凹溝１２Ａに光ファイバルー
プ部８を係合させ、光ファイバループ部８を支持させ
る。
す。図１において、図５と対応する部分には同一符号を
付して示す。図示するようにこの発明では収納容器１１
と、この収納容器１１から突出して設けた支持片１２を
具備した構造を特徴とするものである。収納容器１１は
コ字状断面を持ち、長手方向に凹溝を具備して構成され
る。凹溝の開口部はカバー１３で塞がれる。支持片１２
は収納容器１１の長手方向とほぼ中央から収納容器１１
の長手方向と直交する方向に突出して形成される。収納
容器１１と支持片１２は、例えばプラスチック材料等に
より一体成形し、またカバー１３も同様のプラスチック
材料で形成することができる。支持片１２の先端側には
凹溝１２Ａを形成し、この凹溝１２Ａに光ファイバルー
プ部８を係合させ、光ファイバループ部８を支持させ
る。
【０００８】収納容器１１にはその凹溝内に、図２に示
すように複数の光カプラ１，２，３及びスプライス部４
及び５を収納する。これら光カプラ１，２，３及びスプ
ライス部４，５は必要に応じて接着剤７によってこれら
の相互間及び収納容器１１に対して固定し、収納容器１
１内に複数の光カプラ１，２，３とスプライス部４と５
を一体化して収納する。
すように複数の光カプラ１，２，３及びスプライス部４
及び５を収納する。これら光カプラ１，２，３及びスプ
ライス部４，５は必要に応じて接着剤７によってこれら
の相互間及び収納容器１１に対して固定し、収納容器１
１内に複数の光カプラ１，２，３とスプライス部４と５
を一体化して収納する。
【０００９】このように収納容器１１と支持片１２によ
って光カプラ１，２，３及びスプライス部４，５及び光
ファイバループ部８を一体化して支持させることによ
り、回路基板６に取り付ける前の状態でも形状が固定化
され、１個の部品として取り扱うことができる。よっ
て、取扱いが容易に行える利点が得られる。更に、収納
容器１１を回路基板６に対して取り付ける方法として、
例えば図１の例では回路基板６に爪１４を具備した係合
片１５を設けることにより、爪１４に収納容器１１を係
合させていわゆるワンタッチで収納容器１１を回路基板
６に固定することができる。なお、この場合、収納容器
１１とカバー１３に図２に示すように切欠１１Ａ，１３
Ａを形成し、この切欠１１Ａと１３Ａに係合片１５を挿
入することにより、収納容器１１とカバー１３をその長
手方向にも固定することができる。
って光カプラ１，２，３及びスプライス部４，５及び光
ファイバループ部８を一体化して支持させることによ
り、回路基板６に取り付ける前の状態でも形状が固定化
され、１個の部品として取り扱うことができる。よっ
て、取扱いが容易に行える利点が得られる。更に、収納
容器１１を回路基板６に対して取り付ける方法として、
例えば図１の例では回路基板６に爪１４を具備した係合
片１５を設けることにより、爪１４に収納容器１１を係
合させていわゆるワンタッチで収納容器１１を回路基板
６に固定することができる。なお、この場合、収納容器
１１とカバー１３に図２に示すように切欠１１Ａ，１３
Ａを形成し、この切欠１１Ａと１３Ａに係合片１５を挿
入することにより、収納容器１１とカバー１３をその長
手方向にも固定することができる。
【００１０】収納容器１１の他の固定方法としては、図
３に示すように支持片１２に孔１２Ｂを形成し、この孔
１２Ｂにビス１６を通し、回路基板６にナット１７で締
め付ける構造とすることもできる。
３に示すように支持片１２に孔１２Ｂを形成し、この孔
１２Ｂにビス１６を通し、回路基板６にナット１７で締
め付ける構造とすることもできる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
収納容器１１に光カプラ１，２，３とスプライス部４，
５を収納し、光ファイバループ部８を支持片１２に形成
した凹溝１２Ａに係合させるだけで複合光カプラは一体
の部品として取り扱うことができる。
収納容器１１に光カプラ１，２，３とスプライス部４，
５を収納し、光ファイバループ部８を支持片１２に形成
した凹溝１２Ａに係合させるだけで複合光カプラは一体
の部品として取り扱うことができる。
【００１２】従って、回路基板６に固定する前の状態で
も取扱が容易となり、組立も短時間にしかも簡単に済ま
せることができる利点が得られる。
も取扱が容易となり、組立も短時間にしかも簡単に済ま
せることができる利点が得られる。
【図１】この発明の一実施例を示す斜視図。
【図２】図１に示した実施例の要部の構造を説明するた
めの分離斜視図。
めの分離斜視図。
【図３】この発明の他の実施例を示す斜視図。
【図４】複合光カプラの基本構造の一例を説明するため
の図。
の図。
【図５】従来の複合光カプラの組立状態を説明するため
の平面図。
の平面図。
１，２，３ 光カプラ ４，５ スプライス部 ６ 回路基板 ７ 接着剤 ８ 光ファイバループ部 １１ 収納容器 １２ 支持片 １３ カバー １４ 爪 １５ 係合片
Claims (2)
- 【請求項１】 Ａ．複数の光カプラをスプライス部によ
って直列接続して構成される複合光カプラにおいて、 Ｂ．上記複数の光カプラ及び上記スプライス部とを収納
する収納容器を具備して構成したことを特徴とする複合
光カプラ。 - 【請求項２】 請求項１記載の複合光カプラにおいて、
上記光カプラ及びスプライス部を収納容器に収納すると
共に、光ファイバループ部を支持する支持片を上記収納
容器から突出させて設けたことを特徴とする複合光カプ
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3590196A JPH09230171A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 複合光カプラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3590196A JPH09230171A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 複合光カプラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230171A true JPH09230171A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12454938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3590196A Withdrawn JPH09230171A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 複合光カプラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230171A (ja) |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP3590196A patent/JPH09230171A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |