JP2586184B2 - マイクロ波回路装置 - Google Patents

マイクロ波回路装置

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JP2586184B2 JP2138119A JP13811990A JP2586184B2 JP 2586184 B2 JP2586184 B2 JP 2586184B2 JP 2138119 A JP2138119 A JP 2138119A JP 13811990 A JP13811990 A JP 13811990A JP 2586184 B2 JP2586184 B2 JP 2586184B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は走行車両の速度及び走行車両が停止したと
きの車両の存在を検知するためのマイクロ波回路装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来の走行車両の速度計測を行うドップラレ
ーダ用マイクロ波回路装置の一実施例を示すブロック
図,第7図はドップラ信号の振幅変動周期の変化を表す
図である。図において(1)は発振器,(2)は発振器
(1)の出力及び発振周波数を安定化するためのアイソ
レータ,(8)は送信波と反射波の経路を切り換えるた
めのサーキュレータ,(9)は送信波を空間に放射し目
標物からの反射波を受信するための送受信共用アンテ
ナ,(10)反射波からドップラ周波数変移を抽出するた
めのミキサ,(14)は送信波の一部をミキサ(10)のロ
ーカル信号として取り出すための方向性結合器である。
次に動作について説明する。周知のように,周波数f0
の送信波が相対速度Vrで移動する目標物に反射される
と,その反射波は以下の第(1)式に示すドップラ周波
数変移fdを受ける。
ドップラ周波数変移fdを受けた反射波のミキサ(10)
の出力波形は第7図のようになり,この包絡線の周期に
よりドップラ周波数変移fdが測定でき,以下の第(2)
式より目標物の相対速度Vrを求めることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕 以上のような動作をする従来のドップラレーダ用マイ
クロ波回路装置を道路の渋滞等の交通情報サービス装置
として用いる場合,ドップラ周波数変移が無い時にそれ
が渋滞によるものか交通量が全く無いために生じたもの
かを判別することが困難になるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので,ドップラ周波数変移が無い時でもそれが渋滞
によるものか交通量が全く無いためによるものかを判別
することができるマイクロ波回路装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明によるマイクロ波回路装置は,送信波を高速
高周波スイッチでパルス変調しその受信期間に反射波の
レベルを検出することにより,それが車両からの反射波
か路面からの反射波かを識別できるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明によるマイクロ波回路装置は,ドップラ周波
数変移を測定することにより,走行車両の相対速度を求
めることができると共に,ドップラ周波数変移が無い時
でも,それが渋滞によるものか交通量が全く無いことに
よるものかを判別できるという作用がある。
〔実施例〕
第1図はこの発明によるマイクロ波回路装置の構成を
示すブロック図,第2図は第1図の動作説明図,第3図
及び第4図はこの発明の改良に関する回路構成を示すブ
ロック図,第5図は第3図及び第4図の動作説明図であ
る。
図において(3)は発振器(1)の出力パルス変調す
るための第1の高速高周波スイッチ,(4)は終端器,
(5)は送信回路,(6)は送信回路(5)の送信波の
一部をミキサ(10)のローカル信号として取り出すため
の第1の方向性結合器,(7)は目標物からの反射波の
一部をミキサ(10)の入力信号として取り出すための第
2な方向性結合器,(11)は目標物からの反射波を所定
レベルまで増幅するための高周波増幅器,(12)は目標
物からの反射波を検波しビデオ信号として取り出すため
の検波器,(13)は送信期間にオフ状態,受信期間にオ
ン状態になる第2の高速高周波スイッチである。
次に動作について説明する。第1図において,第1の
高速高周波スイッチ(3)でパルス変調された送信回路
(5)の出力波形は第2図(a)のようになる。第2図
(a)においてT1は第1の高速高周波スイッチ(3)が
オン状態の期間(送信期間),T2はオフ状態の期間(受
信期間)である。このパルス変調波が送受信共用アンテ
ナ(9)にて空間に放射され走行車両によって反射され
再び受信された反射波のミキサ(10)での出力波形は第
2図(b)のようになり,その包絡線によりドップラ周
波数変移が測定でき走行車両の相対速度を求めることが
できる。
一方,検波器(12)の入力端には,第2図(c)に示
すように送受信共用アンテナ(9)の不整合による反射
波形の送信波の漏洩波と,第2図(a)に示す目標物か
らの反射波が重畳して入力し,検波器(12)の出力波形
は第2図(e)のようになるが,受信期間T2での出力波
のレベルをサンプルホールドし,そのレベルが路面から
の反射波のレベルより高いか低いかを判別することによ
りその反射波が車両によるものか路面によるものかを識
別することができる。したがってドップラ周波数変移が
無い時でも,それが渋滞によるものか交通量が全く無い
ことによるものかを判別することが可能となる。
尚,第2図(c)に示す送信時の漏洩波のレベルが大
きく,高周波増幅器(11)あるいは検波器(12)以降の
受信回路が飽和するとそれらの回路構成あるいは使用す
る回路素子によってはリカバリータイムが長くなり,受
信期間に近接車両の反射波を検出できなくなる場合があ
る。この場合の検波器(12)以降の受信回路の出力例を
第2(f)に示す。第3図及び第4図は上記問題を解消
するための回路構成を示すブロック図である。第2の高
速高周波スイッチ(13)を送信時にオフ状態,受信時に
オン状態にし,送信時の漏洩波のレベルを抑圧すること
により高周波増幅器(11)あるいは検波器(12)以降の
受信回路の飽和を避けることができる。第5図(a)に
送信回路(5)の出力波形を,第5図(b)に検波器
(12)以降の受信回路の出力例を示す。なお,高周波増
幅器(11)のリカバリータイムが問題にならない場合に
は第4図に示す回路構成とすることにより,高周波増幅
器(11)の飽和レベルによりその出力電力がリミッティ
ングされるため,第2の高速高周波スイッチ(13)のオ
フ時のアイソレーションレベルが少なくて済むという利
点がある。また,高周波増幅器(11)の動作・非動作の
切換えを高速に行うことが可能であれば,第2の高速高
周波スイッチ(13)を省略し,高周波増幅器(11)を直
接オン・オフ駆動してもよい。
〔発明の効果〕
この発明によるマイクロ波回路装置によれば,ドップ
ラ周波数変移を測定することにより走行車両の相対速度
を求めることができると共に,ドップラ周波数変移が無
い時でも,それが渋滞によるものか交通量が無いことに
よるものか判別できるマイクロ波回路装置を提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるマイクロ波回路装置の構成を示
すブロック図,第2図は第1図の動作説明図,第3図は
及び第4図はこの発明の改良に関する回路構成を示すブ
ロック図,第5図は第3図及び第4図の動作説明図,第
6図は従来の走行車両の速度計測を行うドップラレーダ
用マイクロ波回路装置の一実施例を示すブロック図,第
7図はドップラ信号の振幅変動周期の変化を表す図であ
る。 図において(1)は発振器,(2)はアイソレータ,
(3)は第1の高速高周波スイッチ,(4)は終端器,
(5)は送信回路,(6)は第1の方向性結合器,
(7)は第2の方向性結合器,(8)サーキュレータ,
(9)は送受信共用アンテナ,(10)はミキサ,(11)
は高周波増幅器,(12)は検波器,(13)は第2の高速
高周波スイッチ,(14)は方向性結合器である。 なお,図中同一符号は同一,又は相当部分を示すものと
する。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振器と上記発振器の出力をパルス変調す
    るパルス変調手段とを有する送信回路と、上記送信回路
    の送信パルスを路面方向に放射し、路面を走行する車両
    からの反射波を受信するアンテナと、上記送信パルスと
    車両からの反射波とのビート信号により上記車両による
    ドップラ周波数変移を抽出するミキサと、上記アンテナ
    で受信された車両からの反射波を検出する検出器とを備
    え、上記ミキサの出力がドップラ周波数変移のない状態
    のとき、その状態が車両の渋滞によるものか車両が存在
    しないことによるものかを、受信期間における上記検出
    器の出力レベルと路面からの反射レベルとの比較結果に
    より判定する手段を有することを特徴とするマイクロ波
    回路装置。
  2. 【請求項2】発振器と上記発振器の周波数、出力を安定
    化するためのアイソレータおよび、上記発振器の出力を
    パルス変調する第1の高周波スイッチとを有する送信回
    路と、上記送信回路の送信パルスを路面方向に放射しか
    つ路面を走行する車両からの反射波を受信するアンテナ
    と、上記送信パルスと車両からの反射波とのビート信号
    により上記車両によるドップラ周波数変移を抽出するミ
    キサと、入力端子が上記送信回路の出力端子に接続さ
    れ、結合端子が上記ミキサのローカル信号入力端子に接
    続された第1の方向性結合器と、入力端子が前記第1の
    方向結合器の出力端子に接続され、出力端子が上記アン
    テナの入力端子に接続されたサーキュレータと、入力端
    子が上記サーキュレータの他の1端子に接続された結合
    端子が上記ミキサの入力端子に接続された第2の方向性
    結合器と、入力端が前記第2の方向結合器の出力端子に
    接続され上記車両からの反射波を所定のレベルまで増幅
    する高周波増幅器と、入力端子が上記高周波増幅器の出
    力端子に接続され上記車両からの反射波を検波するため
    の検波器とを備え、上記ミキサの出力がドップラ周波数
    変移のない状態のとき、その状態が車両の渋滞によるも
    のか車両が存在しないことによるものかを、受信期間に
    おける上記検波器の出力レベルと路面からの反射レベル
    との比較結果により判定する手段を有することを特徴と
    するマイクロ波回路装置。
  3. 【請求項3】上記高周波増幅器あるいは上記検波器以降
    の受信回路が送信時の漏洩波により飽和状態になること
    を避けるために上記第2の方向性結合器の出力端と上記
    高周波増幅器の入力端の間あるいは上記高周波増幅器の
    出力端と上記検波器の入力端の間に第2の高周波スイッ
    チを接続したことを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項記載のマイクロ波回路装置。
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