JP2720976B2 - トランスポンダ装置 - Google Patents

トランスポンダ装置

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JP2720976B2 JP63171373A JP17137388A JP2720976B2 JP 2720976 B2 JP2720976 B2 JP 2720976B2 JP 63171373 A JP63171373 A JP 63171373A JP 17137388 A JP17137388 A JP 17137388A JP 2720976 B2 JP2720976 B2 JP 2720976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーダ電波等の高周波信号を受信し、そ
の信号を記憶した後各種変調を加えて、レーダ等に対
し、ぎまん電波として送信するトランスポンダ装置に関
するものである。
〔従来の技術〕 従来この種の装置として第3図に示すものがあった。
図において1は受信空中線、2はレーダ電波等の高周波
信号を記憶する高周波記憶回路(FML)、3はダイオー
ドスイッチ、4は高周波増幅器、5は送信空中線、6は
この種の装置を搭載したプラットフォーム(例えば航空
機)を概念的に示すものである。
また第4図にレーダ受信機内における従来のこの種の
装置からのぎまん電波の検波出力波形を示す。図におい
て、7は上記プラットフォーム6のレーダに対するター
ゲットエコーパルスで、8がこの種の装置のぎまん電波
パルス(以下「トランスポンダパルス」という)であ
り、9はレーダ装置の付近で反射されるグランドクラッ
タパルスである。
次に、動作について説明する。
第3図において受信空中線1により受信されたレーダ
電波はFML2により高周波的に記憶される。記憶されたレ
ーダ電波はダイオードスイッチ3により適宜時間を遅ら
せて、FML2から取り出され、高周波増幅器4で増幅され
た後、送信空中線5よりレーダ側に送信される。レーダ
側は、第4図に示す様にプラットフォーム6から反射し
てくる本来のターゲットエコーパルス7とトランスポン
ダパルス8を受信するため、あたかもターゲットが2種
存在する様にあやまり探知を行う。しかしながらトラン
スポンダパルスは第3図のFML2で記憶された電波を時間
を遅らせて取り出したものであるため、第4図に示す様
にレーダ側は常にターゲットエコーパルスにより時間的
に遅れた状態(レーダ探知距離的には遠距離側に存在す
る。)で受信される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の装置は以上のように作動するため、レーダオペ
レータ等がトランスポンダパルスの原理を知っている場
合、時間的に前にある(距離的に近距離の)パルスをタ
ーゲットとして判断すれば、ぎまん的効果はなくなるな
どの課題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、常にトランスポンダパルスのぎまん効果を
与えることができるトランスポンダ装置を得ることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るトランスポンダ装置は、受信空中線
と、この受信空中線により受信されたレーダ電波を高周
波的に記憶し、所定時間だけ遅延させて出力する高周波
記憶回路と、レーダ電波の周波数付近の周波数で発振す
る高周波発振器と、この高周波発振器の出力をノイズ変
調する振幅変調器と、上記高周波記憶回路により所定時
間だけ遅延させた上記レーダ電波を出力する時には上記
高周波記憶回路側に接続し、それ以外の時は上記振幅変
調器側に接続を切り換えるスイッチ手段と、このスイッ
チ手段からの出力を増幅する高周波増幅器と、この高周
波増幅器により増幅された信号を放射する送信空中線と
を備え、プラットフォームの上記レーダ電波に対するタ
ーゲットエコーパルスを上記振幅変調器からのノイズ変
調信号により覆うようにし、かつ、上記高周波記憶回路
からの出力信号をトランスポンダパルスとして上記ター
ゲットエコーパルスよりも大きくなるようにしたもので
ある。
〔作用〕
この発明においては、受信空中線と、この受信空中線
により受信されたレーダ電波を高周波的に記憶し、所定
時間だけ遅延させて出力する高周波記憶回路と、レーダ
電波の周波数付近の周波数で発振する高周波発振器と、
この高周波発振器の出力をノイズ変調する振幅変調器
と、上記高周波記憶回路により所定時間だけ遅延させた
上記レーダ電波を出力する時には上記高周波記憶回路側
に接続し、それ以外の時は上記振幅変調器側に接続を切
り換えるスイッチ手段と、このスイッチ手段からの出力
を増幅する高周波増幅器と、この高周波増幅器により増
幅された信号を放射する送信空中線とを備え、プラット
フォームの上記レーダ電波に対するターゲットエコーパ
ルスを上記振幅変調器からのノイズ変調信号により覆う
ようにし、かつ、上記高周波記憶回路からの出力信号を
トランスポンダパルスとして上記ターゲットエコーパル
スよりも大きくなるようにしたから、レーダ側でトラン
スポンダパルス以外はレーダ電波の周波数付近の周波数
で発振した発振器出力をノイズ変調してなるノイズ高周
波信号が受信され、その中に覆われたプラットフォーム
のターゲットエコーパルスは受信確認ができなくなり、
トランスポンダパルスによりぎまん効果を向上させるこ
とができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1は受信空中線、2は高周波信号記
憶回路(FML)、3は二極単投のダイオードスイッチ、
4は高周波増幅器、5は送信空中線、6は本装置を搭載
するプラットフォームを概念的に示すもの、10は高周波
発振器、11は振幅変調器である。
また第2図は本装置からの送信電極のレーダ側での受
信検波波形を示す。図において、7はプラットフォーム
6のレーダに対するターゲットエコーパルス、8はトラ
ンスポンダパルス、9はグランドクラッタ、12は本装置
からのノイズ高周波信号のレーダ側での検波波形であ
る。
第1図において、受信空中線1により受信されたレー
ダ電波はFML2により高周波的に記憶される。記憶された
レーダ電波はダイオードスイッチ3の2極側がFML側に
接続されている時間のみトランスポンダパルスとしてFM
L2から取り出され、高周波増幅器4で増幅された後、送
信空中線5によりレーダ側に送信される。しかしながら
ダイオードスイッチ3が振幅変調器11側に接続されてい
る時は、レーダ周波数付近の周波数で発振している高周
波発振器10の出力が振幅変調器11でノイズ変調された後
ダイオードスイッチ3を通って、高周波増幅器4で増幅
され、送信空中線5により、レーダ側に送信される。従
って、レーダ側では第2図にも示す様にトランスポンダ
パルス8以外の時間はノイズ変調された高周波信号を検
波し、ノイズ状の検波波形12として出力されるため、プ
ラットフォーム6のターゲットエコーパルスはノイズ状
検波波形12のためレーダオペレータ等には確認出来ない
状態となる。このためレーダオペレータ等が、トランス
ポンダパルスの原理を理解していたとしても、出力され
ているパルスがターゲットエコーパルスかトランスポン
ダパルスか区別判断できないため、ぎまん効果は失われ
ない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、受信空中線と、こ
の受信空中線により受信されたレーダ電波を高周波的に
記憶し、所定時間だけ遅延させて出力する高周波記憶回
路と、レーダ電波の周波数付近の周波数で発振する高周
波発振器と、この高周波発振器の出力をノイズ変調する
振幅変調器と、上記高周波記憶回路により所定時間だけ
遅延させた上記レーダ電波を出力する時には上記高周波
記憶回路側に接続し、それ以外の時は上記振幅変調器側
に接続を切り換えるスイッチ手段と、このスイッチ手段
からの出力を増幅する高周波増幅器と、この高周波増幅
器により増幅された信号を放射する送信空中線とを備
え、プラットフォームの上記レーダ電波に対するターゲ
ットエコーパルスを上記振幅変調器からのノイズ変調信
号により覆うようにし、かつ、上記高周波記憶回路から
の出力信号をトランスポンダパルスとして上記ターゲッ
トエコーパルスよりも大きくなるようにしたので、レー
ダ側ではトランスポンダパルス以外はレーダ電波の周波
数付近の周波数で発振した発振器出力をノイズ変調して
なるノイズ高周波信号が受信されるため、レーダ側はそ
の中に覆われたプラットフォームからのターゲットエコ
ーパルスを検出できない状態となり、トランスポンダパ
ルスによるぎまん機能を向上させることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるトランスポンダ装置
の構成図、第2図はこの発明の一実施例の送信電波のレ
ーダ側での受信検波波形図、第3図は従来のトランスポ
ンダ装置の構成図、第4図は従来の装置の送信電波のレ
ーダ側での受信検波波形図である。 第1図において、1は受信空中線、2は高周波信号記憶
回路、3はダイオードスイッチ、4は高周波増幅器、5
は送信空中線、6はトランスポンダ装置を搭載するプラ
ットフォーム、10は高周波発振器、11は振幅変調器,ダ
イオードスイッチ(高周波信号変調手段)である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信空中線と、 この受信空中線により受信されたレーダ電波を高周波的
    に記憶し、所定時間だけ遅延させて出力する高周波記憶
    回路と、 レーダ電波の周波数付近の周波数で発振する高周波発振
    器と、 この高周波発振器の出力をノイズ変調する振幅変調器
    と、 上記高周波記憶回路により所定時間だけ遅延させた上記
    レーダ電波を出力する時には上記高周波記憶回路側に接
    続し、それ以外の時は上記振幅変調器側に接続を切り換
    えるスイッチ手段と、 このスイッチ手段からの出力を増幅する高周波増幅器
    と、 この高周波増幅器により増幅された信号を放射する送信
    空中線とを備え、 プラットフォームの上記レーダ電波に対するターゲット
    エコーパルスを上記振幅変調器からのノイズ変調信号に
    より覆うようにし、かつ、上記高周波記憶回路からの出
    力信号をトランスポンダパルスとして上記ターゲットエ
    コーパルスよりも大きくしたことを特徴とするトランス
    ポンダ装置。
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