JP2585985Y2 - カーテンウォールにおける係止部材つき面材の縦がわ取付装置 - Google Patents

カーテンウォールにおける係止部材つき面材の縦がわ取付装置

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JP2585985Y2
JP2585985Y2 JP1991049211U JP4921191U JP2585985Y2 JP 2585985 Y2 JP2585985 Y2 JP 2585985Y2 JP 1991049211 U JP1991049211 U JP 1991049211U JP 4921191 U JP4921191 U JP 4921191U JP 2585985 Y2 JP2585985 Y2 JP 2585985Y2
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弘朗 渡辺
純一 吉実
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新日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、カーテンウォールにおい
て方立及び無目からなる面材支持枠にガラス等の面材本
体の縦二辺又は四周の室内側面に係止部材を接着してな
る係止部材つき面材を取付けるための面材面の傾斜矯正
を兼ねる縦がわ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスの縦二辺室内側面に横断面
溝形の係止部材を、その溝口を横方向に向けた状態で接
着してなる係止部材つきガラスを方立及び無目からなる
ガラス支持枠に取付けたカーテンウォールにおいて、上
記係止部材つきガラスの上、下端部は、通常のガラスと
同様に、無目のガラス嵌め溝に支持させるが、縦二辺が
わの取付装置としては、方立の左右側面から一体に延出
された支持板に、ガラス縦辺につき上下2本づつの連結
ボルトを室外方向へ突出状態に固定し、一方上記面材の
係止部材の横向き溝に2個づつの係止金具をそれぞれ係
止すると共に各係止金具のコ字状部に調整ナットを室内
外方向に移動不能に且つ回転可能にそれぞれ保持させ、
上記各調整ナットを各連結ボルトに室内外方向に進退自
在に螺合させて縦二辺の係止部材を方立に取付けると共
に、縦二辺に上下2個づつ調整ナットの微動回し操作に
より各係止金具を室内外方向に変位させてガラス面の傾
斜を矯正するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のガラス縦がわ取付装置においては、実際のガラス
取付作業において上下の無目に複数枚のガラスを隣接状
態に支持させた後、縦二辺の係止部材の取付け作業を行
う通常方式の場合に、上記係止金具、連結ボルト等の取
付部品を予め組立てて方立支持板の所定位置に取付けて
おくと、その係止金具をガラス縦がわ係止部材の横向き
溝に係合させることができなくなるため、現場において
分解した係止金具をガラス係止部材の溝に係止し、つい
で連結ボルトを方立支持板に固定しつつ上記係止金具の
調整ナットと螺合させる煩雑な作業を行わなければなら
ず、作業能率の低下を招く欠点があった。
【0004】本案は、従来のような現場での煩雑な作業
を除くことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
案は、カーテンウォールにおいて方立及び無目からなる
面材支持枠に、面材本体の少くとも左右縦がわ側辺部室
内側面に係止部材を接着してなる面材を取付けるための
装置であって、上記方立と別体で該方立にネジ止め自在
で、コ字状の案内溝部を有する支持板に、面材の一側縦
辺につき上下複数本の調整ネジ棒を室内外方向に進退自
在に螺合すると共に、各調整ネジ棒の室外側端部に、上
記面材の縦がわ係止部材に係止すべき係止金具を上記案
内溝部内に摺動自在に挿入して室内外方向に移動不能に
且つ回転自在に連結した、カーテンウォールにおける係
止部材の縦がわ取付装置を提案する。
【0006】
【作用】本案においては、調整ネジ棒及び係止金具を所
定位置に取付けた支持板を作業員が持って適宜移動させ
ることによりその係止金具を面材の縦がわ係止部材に係
止させ、その状態で支持板を方立にネジ止めするのであ
る。
【0007】
【実施例】図1において、複数本の方立(1)…を建物
の躯体床スラブに通常手段により所要左右間隔をあけて
垂直に固定し、その左右隣り合う方立(1)(1)、…
間に複数本の無目(2)…を所要上下間隔をあけて水平
に連結し、これら方立(1)…と無目(2)…により格
子状に連なる多数のガラス支持枠を形成し、各支持枠
に、ガラス本体の左右縦がわ側辺部室内側面に係止部材
を接着してなる係止部材つきガラス(3)…を、それぞ
れ上下端は通常のガラス嵌め溝により、左右端は縦がわ
取付装置により取付けてある。
【0008】縦がわ取付装置の構造は次のようである。
まず、上記係止部材つきガラス(3)…は、図2に示す
ように横断面ほぼコ字状溝形で背面にタイト材(6)を
取付けられたガラス縦辺全長に及ぶ係止部材(5)、
(5)をガラス本体(4)の左右縦がわ側辺部にその溝
口をガラス中央部へ向けた状態でそれぞれ接着剤(7)
により接着してある。
【0009】上記方立(1)は図2に示すように板状の
方立本体(1a)の室外側面に横断面コ字状の受け材
(1b)を溶接し、該受け材(1b)に横断面ほぼ矩形
中空の方立補助体(1c)をネジ(8)…により室外方
向へ突出した状態に固定してある。
【0010】縦がわ取付装置は上記方立補助体(1c)
の左右両側面にそれぞれ支持板により装備されるもの
で、まず支持板(9)は、特に図4(A)、(B)に示
すように、横断面においてほぼコ字状であって相対する
両内側面に突条(11)、(11)をそれぞれ突設した
案内溝部(10)と、該案内溝部(10)の一側板をさ
らに直線状に延長して上記方立補助体(1c)の側面に
添設可能に形成した取付部(12)とからなる上記の上
下隣り合う両無目(2)、(2)に及ぶ長さのものであ
る。この支持板(9)の案内溝部(10)における底部
に、ガラス(3)の縦辺の上部及び下部に対応する2個
所でポップナット(13)、(13)を直角に貫通植設
すると共に、各ポップナット(13)、(13)に、一
端に頭部(15)を、他端にドライバー係止溝(16)
を有するボルトからなる調整ネジ棒(14)、(14)
を、その頭部(15)を案内溝部(10)内に位置させ
た状態で、それぞれ螺合し、これら調整ネジ棒(1
4)、(14)の各頭部(15)、(15)に係止金具
(17)、(17)をそれぞれ連結してある。
【0011】上記係止金具(17)は、横断面リップ溝
形の箱状連結ピース(18)の底部外側面からカギ形に
屈曲して係止部(19)を側方へ突出したもので、この
係止金具(17)の連結ピース(18)を上記支持板
(9)の案内溝部(10)内に室内外方向へ摺動自在に
挿入した状態で、その連結ピース(18)の溝内に上記
調整ネジ棒(14)の頭部(15)を溝口から脱出不能
に且つ回転自在に係合すると共に、図4(B)に示すよ
うに上記案内溝部(10)の底部にネジ(20)により
固定された保持片(21)、(21)により上下から所
定高さ位置に保持されている。他側がわの縦がわ取付装
置は上述のものと対称的な構造である。
【0012】係止部材つきガラス(3)…をガラス支持
枠に取付けるには、まず工場等において予め支持板
(9)の上、下部に調整ネジ棒(14)及び係止金具
(17)をそれぞれ取付けた左右両側用のガラス縦がわ
取付手段を所要組準備しておく。上記係止部材つきガラ
ス(3)…の上下端部を図3に示すように上下無目
(2)(2)、…のガラス嵌め溝(22)、(23)に
それぞれ嵌めこんで各ガラス(3)…を図2に示すよう
に各方立(1)…の室外側において隣りのガラスとタイ
ト材(6)、(6)を圧接させた状態でそれぞれ支持さ
せ、次に左右両側用の2つの縦がわ取付手段の各係止部
(19)、(19)を1枚のガラス(3)の左右係止部
材(5)、(5)の各溝形内に横から係合し、その状態
で両縦がわ取付手段の各支持板取付部(12)、(1
2)を方立補助体(1c)の側面に当接し、ネジ(2
4)…によりそれぞれ固定する。ドライバーを各調整ネ
ジ棒(14)…の係止溝(16)…に係止して回すこと
により調整ネジ棒(14)…及び係止金具(17)…を
室内外方向に進退させてガラス(3)を所定内外位置に
セットする。
【0013】このように各ガラス(3)…を取付けた後
各ガラス面を同一面上におくため、傾斜の異なるガラス
(3)の左右縦がわ取付部における上下部の取付手段に
おいて、上記と同様にドライバーの回し操作により調整
ネジ棒(14)…を進退させてガラス本体(4)面の傾
斜を矯正する。上記調整ネジ棒(14)の回し操作時及
び操作後において、係止金具(17)の箱状連結ピース
(18)が案内溝部(10)内に常時正姿勢に保持され
ているから、ガラスの係止部材(5)に対する係止部
(19)の正位置での係合を維持する。
【0014】傾斜矯正を完了したら各調整ネジ棒(1
4)…のポップナット(13)から室内側へ突出際に止
め輪を弾着して回り止めを行い、次に上記左右縦がわ取
付部を覆うカバー(25)、(25)を係止する。(2
6)は上記方立本体(1a)に固定されたブラケット、
(27)、(28)は上記ブラケット(26)に無目
(2)、(2)の端部を固定するボルト、ナットであ
る。
【0015】
【考案の効果】本案のカーテンウォールにおける係止部
材つき面材の縦がわ取付装置によれば、作業員が支持板
を持ってその係止金具を面材の縦がわ係止部材に係止し
た後該支持板を方立にネジ止めすれば面材の縦がわ取付
を完了することができ、従来のように、現場において分
解した装置部品を組立て連結する等の煩雑な作業を省略
することができ、又面材の所定位置へのセット並びに傾
斜等の調整も支持板の案内溝部が係止金具の連結ピース
の出入りをガイドするので、ドライバーの回し操作によ
り調整ネジ棒を進退させて容易にセット並びに調整で
き、作業能率の向上を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンウォールの一部の正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】(A) 本装置の拡大平面図である。 (B) (A)図のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 方立 2 無目 3 係止部材つきガラス 4 ガラス本体 5 係止部材 9 支持板 14 調整ネジ棒 17 係止金具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンウォールにおいて方立及び無目
    からなる面材支持枠に、面材本体の少くとも左右縦がわ
    側辺部室内側面に係止部材を接着してなる面材を取付け
    るための装置であって、 上記方立と別体で該方立にネジ止め自在で、コ字状の案
    内溝部を有する支持板に、面材の一側縦辺につき上下複
    数本の調整ネジ棒を室内外方向に進退自在に螺合すると
    共に、各調整ネジ棒の室外側端部に、上記面材の縦がわ
    係止部材に係止すべき係止金具を上記案内溝部内に摺動
    自在に挿入して室内外方向に移動不能に且つ回転自在に
    連結した、 カーテンウォールにおける係止部材つき面材の縦がわ取
    付装置。
JP1991049211U 1991-05-31 1991-05-31 カーテンウォールにおける係止部材つき面材の縦がわ取付装置 Expired - Fee Related JP2585985Y2 (ja)

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JPH0626653Y2 (ja) * 1985-10-22 1994-07-20 日本軽金属株式会社 カ−テンウォ−ルにおける面材取付部構造
JPH0750493Y2 (ja) * 1988-05-23 1995-11-15 新日軽株式会社 カーテンウォールの面材縦がわ取付部構造

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