JP2585790Y2 - コンソール - Google Patents

コンソール

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JP2585790Y2
JP2585790Y2 JP3460193U JP3460193U JP2585790Y2 JP 2585790 Y2 JP2585790 Y2 JP 2585790Y2 JP 3460193 U JP3460193 U JP 3460193U JP 3460193 U JP3460193 U JP 3460193U JP 2585790 Y2 JP2585790 Y2 JP 2585790Y2
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JP
Japan
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console box
console
piece
upper half
pad
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茂 藪谷
敏彦 森
哲也 藤井
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンソールの構造に係
り、特にシート等で隠れる部分の表皮の配置を省略でき
るコンソールの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンソールは、箱状の型内に表皮
とABSインサートを配置したのち、ウレタン発泡成形
により製造していた。そのため、コンソールの表面のほ
ぼ全体に表皮が配置されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、コンソ
ールの表面全体に表皮を施すとこはコスト的に高価であ
り、またシート等で隠れる部分にまで表皮を配置するこ
ととなるので、資源の無駄使いをしている結果となって
いた。
【0004】本考案はコンソールに表皮を施す場合の前
記のごとき問題点を解決するためになされたものであっ
て、シート等で隠れる部分には表皮を配置せずに、シー
ト等で隠れないで手で触れる部分にのみ表皮を配置する
ことのできるコンソールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のコンソールは、
外側の下半部に厚みを持たせて上半部との境に段差部を
設け該段差部に差込み孔を設けると共に上半部適宜箇所
に固定片を突設したコンソールボックスと、前記コンソ
ールボックスの外側の上半部を覆う幅のパッドであって
表面に表皮を配置し下縁に前記差込み孔に差し込まれる
差込み片を設け前記固定片に対応する箇所に係止片を設
け、前記差込み孔に前記差込み片を差込むと共に前記固
定片と前記係止片をS字クリップで固定することにより
コンソールボックスに固定されるパッドとからなること
を要旨とする。
【0006】
【作用】コンソールボックスは、外側の下半部に厚みを
持たせて上半部との境に段差部を設けたので、外側下半
部のシート等により隠れる部分に表皮を配置する必要が
無くなる。一方、コンソールボックスの外側の上半部を
覆う幅のパッドは、表面に表皮が配置され、コンソール
ボックスの段差部の差込み孔に下縁に設けた差込み片を
差込むと共に、コンソールボックスの上半部に設けた固
定片と係止片をS字クリップで固定することによりコン
ソールボックスに固定されるので、シート等で隠れない
で手で触れる部分にのみ表皮を配置することのできるコ
ンソールを構成することができる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例について以下図面に従って
説明する。図1は本考案の一実施例の斜視図、図2は図
1のA−A線における断面図である。コンソールボック
ス10の外側の下半部には厚みが持たせて上半部との境
には段差部12が設けられている。この段差部12には
適宜間隔で差込み孔14が穿設されている。
【0008】また、コンソールボックスの外側の上半部
の適宜箇所には、パッドを固定するための固定片16が
突設されている。
【0009】コンソールボックス10の上半部に装着さ
れるパッド18は、コンソールボックス上半部を覆う幅
を有するくの字形の細長いバネルであって、表面には表
皮20が配置されている。このパッド18の段差部12
に接する部分の下縁には、差込み片22が取り付けら
れ、コンソールボックス10への取り付けに際しては、
段差部12の差込み孔14に差し込まれる。
【0010】また、パッド18の裏面には、固定片16
と対応する位置に係止片24が突設されており、コンソ
ールボックス10への取り付けに際しては、S字クリッ
プ26により固定片16に固定される。
【0011】コンソールボックス10へのパッド18の
取り付けは、前記のごとくパッド16の差込み片22を
段差部12の差込み孔14に差し込むと共に、パッド1
8の係止片24をコンソールボックス10の固定片16
にS字クリップ26を用いて固定することにより行う。
なお、コンソールボックス10より前方の部分は床に立
設したステイ28に適宜の手段で固定される。その結
果、シート等で隠れないで手で触れる部分であるパッド
18にのみ表皮を配置することのできるコンソールを構
成することができる。
【0012】
【考案の効果】本発明のコンソールは、コンソールボッ
クスの外側の下半部に厚みを持たせて上半部との境に段
差部を設け該段差部に差込み孔を設け、このコンソール
ボックスの外側の上半部を覆う幅のパッドの下縁に差込
み片を設け、差込み孔にこの差込み片を差込むと共にコ
ンソールボックス上半部に突設した固定片とパッドの裏
面に設けた係止片をS字クリップで固定することにより
表皮を配置したパッドをコンソールボックスに固定する
ものであって、シート等で隠れるコンソールボックスの
下半部に表皮を施す必要がなくなり、コンソールボック
スの外側の上半部を覆う幅のパッドは、表面に表皮が配
置されるので、シート等で隠れないで手で触れる部分に
のみ表皮を配置することができる。また、コンソールボ
ックスは射出成形により成形することができ、パッドは
射出圧縮成形により成形されるので、従来と比して安価
に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
10 コンソールボックス 12 段差部 14 差込み孔 16 固定片 18 バッド 20 表皮 22 差込み片 24 係止片 26 S字クリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−50047(JP,A) 実開 昭61−150241(JP,U) 実開 昭58−69109(JP,U) 実開 昭63−16944(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 7/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側の下半部に厚みを持たせて上半部と
    の境に段差部を設け該段差部に差込み孔を設けると共に
    上半部適宜箇所に固定片を突設したコンソールボックス
    と、前記コンソールボックスの外側の上半部を覆う幅の
    パッドであって表面に表皮を配置し下縁に前記差込み孔
    に差し込まれる差込み片を設け前記固定片に対応する箇
    所に係止片を設け、前記差込み孔に前記差込み片を差込
    むと共に前記固定片と前記係止片をS字クリップで固定
    することによりコンソールボックスに固定されるパッド
    とからなることを特徴とするコンソール。
JP3460193U 1993-06-25 1993-06-25 コンソール Expired - Fee Related JP2585790Y2 (ja)

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