JPH0535897Y2 - - Google Patents

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JPH0535897Y2
JPH0535897Y2 JP483787U JP483787U JPH0535897Y2 JP H0535897 Y2 JPH0535897 Y2 JP H0535897Y2 JP 483787 U JP483787 U JP 483787U JP 483787 U JP483787 U JP 483787U JP H0535897 Y2 JPH0535897 Y2 JP H0535897Y2
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JP483787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の運転席等に設置される、ス
ラツシユコンソールに関し、特にこれに設けられ
たパーキングブレーキレバー等の摺動用開口の構
造に関する。
〔従来の技術〕
例えば、パツシブベルトリリースレバー20用
の従来の開口21は、第8図及び第9図に示すよ
うに、スラツシユ成形された表皮層22と硬質ウ
レタンコア層23を積層して構成されたコンソー
ルの上面を、レバーの板厚2.6mmの2倍に当たる
約5mmの巾で、打抜き加工して設けられることが
普通である。しかし、この方式の開口では、開口
の切断面が外から見えるため、外観が損なわれる
欠点があつた。
〔考案の構成〕
本考案においては、かかる従来技術の欠点を解
消し、外部から切断面が目視されることのないコ
ンソールの開口を提供せんとするものである。
即ち、本考案にかかるコンソールの開口は、予
め所定巾の開口を有するように成形された硬質ウ
レタンコア層の上面に、該開口部分を被覆するよ
うにスラツシユ成形による表皮層を積層してなる
コンソールを構成し、次いで該表皮層に前記開口
に沿つてスリツトを設けたことを特徴とする。
〔実施例〕
本考案を図面に示す好適実施例によつて更に詳
細に説明する。
本考案の適用されるスラツシユコンソール1
は、強度部材となる所定の厚さを有する硬質ウレ
タン層2を、所定巾の開口4を予め設けた状態で
成形し、これに二層スラツシユ成形法によつて作
られた外皮5と発砲体6とからなる塩化ビニール
樹脂系の表皮層7を積層して構成される(第1図
参照)。
更に、表皮層7の表面に前記開口4に対して生
じた凹部9に沿つて表皮層7を切り裂くが、第2
図に示すようにこの裂け目8は表皮層7の弾性に
よつて閉鎖された状態に保持される。
この状態は、例えばパツシブベルトリリースレ
バー3が外部から開口4内に挿入された場合にも
保持され、第3図に示すようにレバー3の両側面
にも表皮層7の切断面が密着し、開口4は完全に
被覆された状態となつて外部からの目視が防止さ
れる。
本考案にかかるスラツシユコンソールの開口構
造は、パーキングブケーキレバーのカバー(以下
PKBカバーと称する)をコンソールに取付ける
場合にも好適に利用可能である。従来の取付け法
は、第4図に示すように、PKBカバー10の側
面の適宜個所にインサート成形によつて埋め込ま
れたL型断面の金具11と、コンソール12の内
表面にインサート成形によつて埋め込まれた平型
金具13とを、ビス14によつて螺合して固定し
ている。しかし、この方法において裏面からビス
止めをする必要があるので、カバーとコンソール
本体との適合性が悪く、又組立に多くの工数を要
する欠点がある。
これを改良するために、本考案方式のコンソー
ルの開口構造が利用される。即ち、第5図に示す
ように、コンソール1の表皮層7に設けた前述の
裂け目8及び開口4を通じて、予めインサート成
形によつてPKBカバー10aに埋め込まれたL
型金具11aの突出端部がコンソールの内部に挿
入され、カバー10aの裏面がコンソール1の表
面に接触して安定する。コンソール1の当該領域
の硬質ウレタン層内には予めインサート成形によ
つて平型金具13aが埋め込まれて補強されてい
る。差し込まれたL型金具11aの突出端部は、
コンソール1の内面に密着するように直角に折り
曲げられる。この構成によつて、カバー10aは
上下方向には金具11aとコンソール1の内面と
の係合によつて固定され、又、スラスト方向には
金具11aに対する表皮層7の弾性的把持力によ
つて定位置に保持される。
なお、L型金具11aの先端を直角に折り曲げ
てカバーを止着する代わりに、第7図に示すよう
に金具11aに巾の狭い部分14を設けておき、
挿入後にこの部分を軸を中心に90度ひねることに
よつて、カバーを止めることも可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、スラツシユコンソールにスリ
ツトを設けるに際し、硬質ウレタン層のみに所定
巾の開口を設け、その上に積層される表皮層には
単に切れ目のみを設けたので、レバーの摺動を妨
害することなしに、開口は常に表皮層に弾性によ
つて被覆され、外から開口の内部を目視されるこ
とはなく、美観が保たれる。更に、スリツト部に
おける表皮層の弾性によつて、PKBカバー等を
簡単且つ確実に保持することが可能となり、組立
工数を減少し、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるレバー用開口構造の製
作の第1段階を示すコンソールの断面図、第2図
は同じく表皮層に裂け目を設けた第2段階を示す
コンソールの断面図、第3図は開口にレバーが挿
入された状態を示すコンソールの断面図、第4図
は従来のPKBカバー取付け構造を示すコンソー
ルの断面図、第5図及び第6図は本考案の開口を
利用したPKBカバー取付けのステツプを示すコ
ンソールの断面図、第7図はカバー取付けの別の
例を示す斜視図、第8図は従来のレバー用開口を
具えたコンソールの斜視図、第9図は同じく断面
図である。 1……コンソール、2……硬質ウレタン層、3
……レバー、4……開口、5……外皮、6……発
砲層、7……表皮層、8……裂け目、9……凹
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 予め所定巾の開口を有するように成形された
    硬質ウレタンコア層の上面に、該開口部分を被
    覆するようにスラツシユ成形による表皮層を積
    層してなるコンソールを構成し、次いで該表皮
    層に前記開口に沿つてスリツトを設けたことを
    特徴とするスラツシユコンソールの開口構造。 2 前記開口がレバー摺動用の開口である実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載されたスラツシ
    ユコンソールの開口構造。 3 前記開口がカバー取付け用の開口である実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載されたスラツ
    シユコンソールの開口構造。
JP483787U 1987-01-19 1987-01-19 Expired - Lifetime JPH0535897Y2 (ja)

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JP483787U JPH0535897Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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JP483787U JPH0535897Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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JPS63112961U JPS63112961U (ja) 1988-07-20
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JP2688998B2 (ja) * 1989-10-13 1997-12-10 日本プラスト株式会社 車両用コンソールボツクス

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JPS63112961U (ja) 1988-07-20

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