JP2585590Y2 - 簀の子 - Google Patents
簀の子Info
- Publication number
- JP2585590Y2 JP2585590Y2 JP1992078036U JP7803692U JP2585590Y2 JP 2585590 Y2 JP2585590 Y2 JP 2585590Y2 JP 1992078036 U JP1992078036 U JP 1992078036U JP 7803692 U JP7803692 U JP 7803692U JP 2585590 Y2 JP2585590 Y2 JP 2585590Y2
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- Japan
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- shaped
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- Bathtub Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、押し入れ、浴室等にて
使用される簀の子に関する。
使用される簀の子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、押し入れ、浴室等では、簀の子
を床面に敷くことが行われている。従来、この簀の子は
旧来の日本の住宅に適応するように、例えば900mm
×1800mm寸法の大きさに形成され、1枚1枚ばら
ばらに使用されていた。
を床面に敷くことが行われている。従来、この簀の子は
旧来の日本の住宅に適応するように、例えば900mm
×1800mm寸法の大きさに形成され、1枚1枚ばら
ばらに使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の簀の子では、使用に際して種々の組み替えが
できず、非常に不便であった。特に、近年では、例えば
マンションにて代表されるように小形のクロゼットや変
形浴室等が多く、従来の簀の子では、このような場所に
使用することはできなかった。
うな従来の簀の子では、使用に際して種々の組み替えが
できず、非常に不便であった。特に、近年では、例えば
マンションにて代表されるように小形のクロゼットや変
形浴室等が多く、従来の簀の子では、このような場所に
使用することはできなかった。
【0004】本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、組み替え自在で種々の広さの場所に適用
できる簀の子を提供することを目的とする。
されたもので、組み替え自在で種々の広さの場所に適用
できる簀の子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案にあっては、係止孔を有する凹部が周辺部上
面に形成された簀の子と、前記係止孔に嵌入固定される
係止脚を備えかつその係止脚が前記係止孔に嵌入された
状態で簀の子の上面と面一となって前記凹部に嵌合し、
隣合う簀の子を連結可能な連結具とを備え、前記連結具
の係止脚が矢羽根形状であるとともに、この係止脚の先
端部には係止段部を有する先細り矢羽根状の係止部が形
成された構成とした。
に、本考案にあっては、係止孔を有する凹部が周辺部上
面に形成された簀の子と、前記係止孔に嵌入固定される
係止脚を備えかつその係止脚が前記係止孔に嵌入された
状態で簀の子の上面と面一となって前記凹部に嵌合し、
隣合う簀の子を連結可能な連結具とを備え、前記連結具
の係止脚が矢羽根形状であるとともに、この係止脚の先
端部には係止段部を有する先細り矢羽根状の係止部が形
成された構成とした。
【0006】また、前記連結具は、その中央部に折り曲
げ部を有するものとした。
げ部を有するものとした。
【0007】また、前記折り曲げ部はU字状であるもの
とした。
とした。
【0008】また、前記連結具を簀の子と一体成形によ
り形成するものとした。
り形成するものとした。
【0009】
【作用】前記構成の本考案の簀の子によれば、簀の子の
寸法を例えば450mm×900mmや30mm×60
mmと小形にし、複数枚の簀の子を連結具にて連結する
ことにより、所望の大きさ、形状に組み合わせることが
できる。
寸法を例えば450mm×900mmや30mm×60
mmと小形にし、複数枚の簀の子を連結具にて連結する
ことにより、所望の大きさ、形状に組み合わせることが
できる。
【0010】また、簀の子の連結の結合が確実にできる
うえ、物品の出し入れ等に際して連結具が邪魔になるこ
とがなく、しかも嵌入し易く、より一層連結の結合が確
実となる。
うえ、物品の出し入れ等に際して連結具が邪魔になるこ
とがなく、しかも嵌入し易く、より一層連結の結合が確
実となる。
【0011】さらに、連結具の中央部にU字状等の折り
曲げ部を形成すれば、簀の子をL字状に組み合わせて使
用することもでき、また連結状態のままで簀の子を折り
畳んで重ね合わせ、小スペースに収納することができ
る。
曲げ部を形成すれば、簀の子をL字状に組み合わせて使
用することもでき、また連結状態のままで簀の子を折り
畳んで重ね合わせ、小スペースに収納することができ
る。
【0012】一方、連結部を簀の子と一体成形により形
成し、必要に応じて連結具を切り離して使用できるよう
にすれば、低コストで本考案の簀の子を製造することが
でき、便利でもある。
成し、必要に応じて連結具を切り離して使用できるよう
にすれば、低コストで本考案の簀の子を製造することが
でき、便利でもある。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図に示す一実施例に基づき詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】本実施例の簀の子は、図1に連結状態の平
面図を、図2に1枚の平面図を、図3に底面図を、図4
に正面図を、図5に側面図を、図6に図4におけるA−
A線断面矢視図を、図7に図5におけるB−B線断面矢
視図をそれぞれ示すように構成されている。
面図を、図2に1枚の平面図を、図3に底面図を、図4
に正面図を、図5に側面図を、図6に図4におけるA−
A線断面矢視図を、図7に図5におけるB−B線断面矢
視図をそれぞれ示すように構成されている。
【0015】すなわち、本実施例の簀の子1は、ABS
樹脂からなる長方形状に形成されており、通常の使用状
態で上板となる簀の子板2には、その長手方向に延在す
る複数の透孔3が各々平行に形成されている。また、簀
の子板2の下面には、押し入れ等の床面に接する脚4が
マトリックス状に形成されている。さらに、簀の子板2
の各周辺部上面には、正方形状の凹部5が各長辺部に2
つおよび各短辺部に1つずつ形成されている。そして、
これら凹部5の中心部には、簀の子板2を貫通する係止
孔6がそれぞれ設けられている。
樹脂からなる長方形状に形成されており、通常の使用状
態で上板となる簀の子板2には、その長手方向に延在す
る複数の透孔3が各々平行に形成されている。また、簀
の子板2の下面には、押し入れ等の床面に接する脚4が
マトリックス状に形成されている。さらに、簀の子板2
の各周辺部上面には、正方形状の凹部5が各長辺部に2
つおよび各短辺部に1つずつ形成されている。そして、
これら凹部5の中心部には、簀の子板2を貫通する係止
孔6がそれぞれ設けられている。
【0016】一方、簀の子板2の透孔3には、簀の子板
2の上面から突出しないように、略短冊状の連結具7が
射出成形のゲート部を介して簀の子板2と一体成形にて
形成されている。この連結具7は、ゲート部にて適宜必
要に応じて切り離しできるものである。図8は簀の子板
2から連結具7を切り離したときの連結具7を示す斜視
図である。この連結具7は、連結前では略V字状になっ
ており、その両端に、簀の子板2の凹部5に対応する
(嵌合可能な)大きさの平面部7a,7bを有し、これ
ら平面部7a,7b間に位置する中央部には、U字状の
折り曲げ部7cが形成されている。
2の上面から突出しないように、略短冊状の連結具7が
射出成形のゲート部を介して簀の子板2と一体成形にて
形成されている。この連結具7は、ゲート部にて適宜必
要に応じて切り離しできるものである。図8は簀の子板
2から連結具7を切り離したときの連結具7を示す斜視
図である。この連結具7は、連結前では略V字状になっ
ており、その両端に、簀の子板2の凹部5に対応する
(嵌合可能な)大きさの平面部7a,7bを有し、これ
ら平面部7a,7b間に位置する中央部には、U字状の
折り曲げ部7cが形成されている。
【0017】そして、各平面部7a,7bの裏面中心部
には、軸回り90度間隔に4枚の羽根を有する矢羽根形
状の係止脚7d,7eがそれぞれ立設されている。これ
ら係止脚7d,7eは、簀の子板2の凹部5に設けた係
止孔6に嵌入されるもので、先端部は係止段部7f,7
gを有する先細り矢羽根状の係止部7h,7iとなって
おり、係止孔6に嵌入し易くかつ係止段部7f,7gに
より容易に離脱しないように形成されている。
には、軸回り90度間隔に4枚の羽根を有する矢羽根形
状の係止脚7d,7eがそれぞれ立設されている。これ
ら係止脚7d,7eは、簀の子板2の凹部5に設けた係
止孔6に嵌入されるもので、先端部は係止段部7f,7
gを有する先細り矢羽根状の係止部7h,7iとなって
おり、係止孔6に嵌入し易くかつ係止段部7f,7gに
より容易に離脱しないように形成されている。
【0018】以上のような構成の簀の子1を所望の大き
さ、形状に組み合わせるには、例えば図1に示すように
して行う。図1は2枚の簀の子1を横並びに連結した状
態を示す平面図である。連結には、まず、1枚の簀の子
1から必要個数の2つの連結具7を切り離す。次に、2
枚の簀の子1を横並びに隣合わせ、一方の簀の子1の長
辺部にある両凹部5の係止孔6に連結具7の係止脚7d
をそれぞれ嵌入するとともに、他方の簀の子1の長辺部
にある両凹部5の係止孔6に連結具7の他方の係止脚7
eを嵌入する。連結具7は切り離した時点では略V字状
になっているが、連結具7は簀の子1と一体成形により
形成され、ABS樹脂により形成されているので、弾性
変形可能であり、その反力に抗して係止脚7d,7eを
押し込むことによって嵌入できる。
さ、形状に組み合わせるには、例えば図1に示すように
して行う。図1は2枚の簀の子1を横並びに連結した状
態を示す平面図である。連結には、まず、1枚の簀の子
1から必要個数の2つの連結具7を切り離す。次に、2
枚の簀の子1を横並びに隣合わせ、一方の簀の子1の長
辺部にある両凹部5の係止孔6に連結具7の係止脚7d
をそれぞれ嵌入するとともに、他方の簀の子1の長辺部
にある両凹部5の係止孔6に連結具7の他方の係止脚7
eを嵌入する。連結具7は切り離した時点では略V字状
になっているが、連結具7は簀の子1と一体成形により
形成され、ABS樹脂により形成されているので、弾性
変形可能であり、その反力に抗して係止脚7d,7eを
押し込むことによって嵌入できる。
【0019】連結完了状態で、連結具7の平面部7a,
7bは、簀の子板2の上面と面一になり、物品等の出し
入れの邪魔になることはない。また、凹部5と連結具7
の平面部7a,7bとは、嵌合する大きさになっている
ので、簀の子1同士はズレなく連結される。さらに、係
止脚7d,7eには形状を工夫した係止部7h,7iを
設けたので、連結具7は係止孔6に嵌入し易くかつ容易
に離脱しない。
7bは、簀の子板2の上面と面一になり、物品等の出し
入れの邪魔になることはない。また、凹部5と連結具7
の平面部7a,7bとは、嵌合する大きさになっている
ので、簀の子1同士はズレなく連結される。さらに、係
止脚7d,7eには形状を工夫した係止部7h,7iを
設けたので、連結具7は係止孔6に嵌入し易くかつ容易
に離脱しない。
【0020】連結具7の中央部にはU字状の折り曲げ部
7cを設けたので、図1に示す簀の子1をL字状にする
こともできる。また、更に内側に折り曲げれば、両簀の
子板2の上面を突き合わせて重ね合わせることができ、
コンパクトにして収納することができる。
7cを設けたので、図1に示す簀の子1をL字状にする
こともできる。また、更に内側に折り曲げれば、両簀の
子板2の上面を突き合わせて重ね合わせることができ、
コンパクトにして収納することができる。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の簀の子に
よれば、複数枚の簀の子を連結具にて連結することによ
り、所望の大きさ、形状に組み合わせることができる。
よって、組み替え自在で種々の広さの場所に適用でき
る。
よれば、複数枚の簀の子を連結具にて連結することによ
り、所望の大きさ、形状に組み合わせることができる。
よって、組み替え自在で種々の広さの場所に適用でき
る。
【0022】また、複数枚の簀の子を連結具にて連結し
たとき、連結具の中央部にU字状等の折り曲げ部が形成
されているので、簀の子をL字状に組み合わせて使用す
ることもでき、また連結状態のままで簀の子を折り畳ん
で重ね合わせ、小スペースに収納することができる。
たとき、連結具の中央部にU字状等の折り曲げ部が形成
されているので、簀の子をL字状に組み合わせて使用す
ることもでき、また連結状態のままで簀の子を折り畳ん
で重ね合わせ、小スペースに収納することができる。
【0023】さらに、連結具の中央部にU字状等の折り
曲げ部を形成すれば、簀の子をL字状に組み合わせて使
用することもでき、また連結状態のままで簀の子を折り
畳んで重ね合わせ、小スペースに収納することができ
る。
曲げ部を形成すれば、簀の子をL字状に組み合わせて使
用することもでき、また連結状態のままで簀の子を折り
畳んで重ね合わせ、小スペースに収納することができ
る。
【0024】一方、連結部を簀の子と一体成形により形
成し、必要に応じて連結具を切り離して使用できるよう
にすれば、低コストで製造することができ、便利であ
る。
成し、必要に応じて連結具を切り離して使用できるよう
にすれば、低コストで製造することができ、便利であ
る。
【図1】本考案の一実施例の簀の子の連結状態を示す平
面図である。
面図である。
【図2】同実施例の簀の子を示す平面図である。
【図3】同実施例の簀の子を示す底面図である。
【図4】同実施例の簀の子を示す正面図である。
【図5】同実施例の簀の子を示す側面図である。
【図6】図4におけるA−A線断面矢視図である。
【図7】図5におけるB−B線断面矢視図である。
【図8】同実施例の連結具を示す斜視図である。
1 簀の子 2 簀の子板 3 透孔 4 脚 5 凹部 6 係止孔 7 連結具 7a,7b 平面部 7c 折り曲げ部 7d,7e 係止脚 7f,7g 係止段部 7h,7i 係止部
Claims (4)
- 【請求項1】 係止孔を有する凹部が周辺部上面に形成
された簀の子と、前記係止孔に嵌入固定される係止脚を
備えかつその係止脚が前記係止孔に嵌入された状態で簀
の子の上面と面一となって前記凹部に嵌合し、隣合う簀
の子を連結可能な連結具とを備え、前記連結具の係止脚
が矢羽根形状であるとともに、この係止脚の先端部には
係止段部を有する先細り矢羽根状の係止部が形成された
ことを特徴とする簀の子。 - 【請求項2】 前記連結具は、その中央部に折り曲げ部
を有することを特徴とする請求項1記載の簀の子。 - 【請求項3】 前記折り曲げ部はU字状であることを特
徴とする請求項1又は2記載の簀の子。 - 【請求項4】 前記連結具を簀の子と一体成形により形
成したことを特徴とする請求項1,2又は3記載の簀の
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992078036U JP2585590Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 簀の子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992078036U JP2585590Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 簀の子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634586U JPH0634586U (ja) | 1994-05-10 |
JP2585590Y2 true JP2585590Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=13650600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992078036U Expired - Fee Related JP2585590Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 簀の子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585590Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4215823Y1 (ja) * | 1964-02-22 | 1967-09-11 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP1992078036U patent/JP2585590Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0634586U (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |