JP2585449Y2 - 壁パネル - Google Patents
壁パネルInfo
- Publication number
- JP2585449Y2 JP2585449Y2 JP1992044213U JP4421392U JP2585449Y2 JP 2585449 Y2 JP2585449 Y2 JP 2585449Y2 JP 1992044213 U JP1992044213 U JP 1992044213U JP 4421392 U JP4421392 U JP 4421392U JP 2585449 Y2 JP2585449 Y2 JP 2585449Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- wall panel
- insulating material
- plate
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【０００１】
【考案の技術分野】本考案は、木造軸組工法において断
熱壁のパネル化を図るための壁パネルに関し、さらに詳
しくは、壁パネルの敷設時に壁パネルを構成する断熱材
が損傷するのを防止することができる壁パネルに関する
ものである。
熱壁のパネル化を図るための壁パネルに関し、さらに詳
しくは、壁パネルの敷設時に壁パネルを構成する断熱材
が損傷するのを防止することができる壁パネルに関する
ものである。
【０００２】
【考案の技術的背景】近年木造建築物などにおいては、
居住空間内の冷暖房効果を有効に維持するため、発泡ポ
リスチレンなどの発泡樹脂を外壁等の断熱材として使用
することが多くなっている。このような断熱材を有する
外壁を敷設するに際しては、筋かいなどの構造部材に代
えて水平力を受ける合板と、この合板に取付けられた断
熱材とからなる壁パネルを用いる木造軸組工法の断熱壁
のパネル化工法を採用することがある。これにより、筋
かいなどの構造部材の配設を省くことができ、工期の短
縮が図れると共に、壁パネルの一貫生産によりコスト低
減を図れるといった利点がある。
居住空間内の冷暖房効果を有効に維持するため、発泡ポ
リスチレンなどの発泡樹脂を外壁等の断熱材として使用
することが多くなっている。このような断熱材を有する
外壁を敷設するに際しては、筋かいなどの構造部材に代
えて水平力を受ける合板と、この合板に取付けられた断
熱材とからなる壁パネルを用いる木造軸組工法の断熱壁
のパネル化工法を採用することがある。これにより、筋
かいなどの構造部材の配設を省くことができ、工期の短
縮が図れると共に、壁パネルの一貫生産によりコスト低
減を図れるといった利点がある。
【０００３】このような壁パネルは通常人手により敷設
され、まず屋外側より壁パネル下部の一部を土台の上に
乗せ、次いで、壁パネルを垂直に立て、所定の位置に設
置し、レベル出しを行い、合板の端部を釘などにより柱
に固定する。断熱材が屋内側に取付けられた壁パネルで
は、壁パネルを敷設する際に、断熱材の下端を土台の上
に乗せ、次いで、壁パネルを垂直に立てることが多く、
この際に断熱パネルが土台、柱などに当たることにより
損傷し、土台、柱などとの間に隙間ができ断熱性が損な
われることがあった。また、壁パネルを立てる際には、
屋外の作業者が壁パネルを屋内方向に押し、屋内の作業
者が壁パネルを屋内方向に引張るということが通常行わ
れており、このときに屋内にいる作業者が断熱材を引張
るため、断熱材が板状部材から剥離することがあった。
さらに、断熱パネルの敷設時のレベル出しが容易ではな
かった。
され、まず屋外側より壁パネル下部の一部を土台の上に
乗せ、次いで、壁パネルを垂直に立て、所定の位置に設
置し、レベル出しを行い、合板の端部を釘などにより柱
に固定する。断熱材が屋内側に取付けられた壁パネルで
は、壁パネルを敷設する際に、断熱材の下端を土台の上
に乗せ、次いで、壁パネルを垂直に立てることが多く、
この際に断熱パネルが土台、柱などに当たることにより
損傷し、土台、柱などとの間に隙間ができ断熱性が損な
われることがあった。また、壁パネルを立てる際には、
屋外の作業者が壁パネルを屋内方向に押し、屋内の作業
者が壁パネルを屋内方向に引張るということが通常行わ
れており、このときに屋内にいる作業者が断熱材を引張
るため、断熱材が板状部材から剥離することがあった。
さらに、断熱パネルの敷設時のレベル出しが容易ではな
かった。
【０００４】ところで、断熱壁のパネル化工法に用いら
れる壁パネルは、幅約９０ｃｍ、高さ約３ｍ程度の大き
さがあり、これに用いられる断熱材も長さ３ｍ程度のも
のが必要になる。しかし、長尺の断熱材を成形すること
はコストの上昇につながるため、通常板状部材の上に、
２〜３の断熱材を長尺方向に並べて使用している。この
ため、敷設後断熱材の突合わせ部分から室内の空気が板
状部材と断熱材との間に流入し、空気中の水蒸気が結露
して板状部材を腐らせることがあった。
れる壁パネルは、幅約９０ｃｍ、高さ約３ｍ程度の大き
さがあり、これに用いられる断熱材も長さ３ｍ程度のも
のが必要になる。しかし、長尺の断熱材を成形すること
はコストの上昇につながるため、通常板状部材の上に、
２〜３の断熱材を長尺方向に並べて使用している。この
ため、敷設後断熱材の突合わせ部分から室内の空気が板
状部材と断熱材との間に流入し、空気中の水蒸気が結露
して板状部材を腐らせることがあった。
【０００５】
【考案の目的】本考案は、このような従来技術に鑑みて
なされたものであって、敷設時に壁パネルを構成する断
熱材が損傷するのを防止することができ、しかも、敷設
時のレベル出しが容易な壁パネルを提供することを目的
としている。
なされたものであって、敷設時に壁パネルを構成する断
熱材が損傷するのを防止することができ、しかも、敷設
時のレベル出しが容易な壁パネルを提供することを目的
としている。
【０００６】
【考案の概要】本考案に係る壁パネルは、柱間に敷設さ
れ、断熱壁を構成する壁パネルであって、柱間で構造部
材をなす板状部材と、敷設されたときに、板状部材の屋
内側に位置するように、板状部材に取付けられた発泡合
成樹脂からなる板状の断熱材と、前記断熱材の少なくと
も下端面に取り付けられた釘打ちを行なうことのできる
断熱材の保護部材と、を具備することを特徴としてい
る。
れ、断熱壁を構成する壁パネルであって、柱間で構造部
材をなす板状部材と、敷設されたときに、板状部材の屋
内側に位置するように、板状部材に取付けられた発泡合
成樹脂からなる板状の断熱材と、前記断熱材の少なくと
も下端面に取り付けられた釘打ちを行なうことのできる
断熱材の保護部材と、を具備することを特徴としてい
る。
【０００７】本考案では、上記保護部材が、上記断熱材
の上端面、下端面および柱と対向する側端面に取付けら
れていてもよい。また、本考案では、上記保護部材が、
上記断熱材の屋内側側面より屋内側に突出した突出部を
備えていてもよい。
の上端面、下端面および柱と対向する側端面に取付けら
れていてもよい。また、本考案では、上記保護部材が、
上記断熱材の屋内側側面より屋内側に突出した突出部を
備えていてもよい。
【０００８】本考案に係る壁パネルは、断熱材の少なく
とも下端面に断熱材の保護部材が取付けられているの
で、敷設時に壁パネルを構成する断熱材が損傷するのを
防止することができ、しかも、敷設時のレベル出しが容
易である。
とも下端面に断熱材の保護部材が取付けられているの
で、敷設時に壁パネルを構成する断熱材が損傷するのを
防止することができ、しかも、敷設時のレベル出しが容
易である。
【０００９】
【考案の具体的説明】以下、本考案に係る壁パネルにつ
いて図面を参照しつつ、具体的に説明する。図１は、本
考案に係る壁パネルの一実施例を示す一部切欠斜視図で
あり、図２は、図１に示す壁パネルを適用した戸建て住
宅の屋内側斜視図であり、図３は、図１に示す壁パネル
を適用した戸建て住宅の屋外側斜視図であり、図４は、
図１に示す壁パネルを土台・胴差し間に敷設した状態を
示す縦断面図であり、図５は、図１に示す壁パネルを柱
間に敷設した状態を示す横断面図である。
いて図面を参照しつつ、具体的に説明する。図１は、本
考案に係る壁パネルの一実施例を示す一部切欠斜視図で
あり、図２は、図１に示す壁パネルを適用した戸建て住
宅の屋内側斜視図であり、図３は、図１に示す壁パネル
を適用した戸建て住宅の屋外側斜視図であり、図４は、
図１に示す壁パネルを土台・胴差し間に敷設した状態を
示す縦断面図であり、図５は、図１に示す壁パネルを柱
間に敷設した状態を示す横断面図である。
【００１０】本考案に係る壁パネル１０は、例えば、図
２及び図３に示すように、柱間に配置して、壁用断熱パ
ネルとして用いる。図２及び図３に示される木造建築Ｈ
では、基礎１で土台２を支持し、この土台２上に管柱
４、４が立設され、この管柱４、４の上部は胴差し５で
連結されている。本考案の壁パネル１０は、木造建築Ｈ
の隣接する２本の管柱４、４間、且つ土台２及び胴差し
５の間に、断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂ、間
柱１５及び保護部材１３、１３、１４、１４を嵌め込
み、板状部材１１を管柱４、４、土台２及び胴差し５に
釘などにより固定する。さらに、壁パネル１０の板状部
材１１の外側に、縦胴縁３１を設け、この縦胴縁３１の
外側に外装材３２を敷設する。一方、間柱１５、突出部
１６、１６、１７、１７及び桟木１８、１８の屋内側側
面には、気密防湿シート２３及び内装材２４を敷設す
る。
２及び図３に示すように、柱間に配置して、壁用断熱パ
ネルとして用いる。図２及び図３に示される木造建築Ｈ
では、基礎１で土台２を支持し、この土台２上に管柱
４、４が立設され、この管柱４、４の上部は胴差し５で
連結されている。本考案の壁パネル１０は、木造建築Ｈ
の隣接する２本の管柱４、４間、且つ土台２及び胴差し
５の間に、断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂ、間
柱１５及び保護部材１３、１３、１４、１４を嵌め込
み、板状部材１１を管柱４、４、土台２及び胴差し５に
釘などにより固定する。さらに、壁パネル１０の板状部
材１１の外側に、縦胴縁３１を設け、この縦胴縁３１の
外側に外装材３２を敷設する。一方、間柱１５、突出部
１６、１６、１７、１７及び桟木１８、１８の屋内側側
面には、気密防湿シート２３及び内装材２４を敷設す
る。
【００１１】このような壁パネル１０は、図１、図４及
び図５に示すように、柱間で構造部材をなす板状部材１
１と、この板状部材１１の屋内側の面の中央部に取付け
られた間柱１５と、間柱１５と同一の面に取付けられた
断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂを具備してい
る。断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂの一側面
は、間柱１５の管柱４と対向する側面に突き合わされ、
板状部材１１の上部に位置する断熱材１２ａ、１２ａの
下側端面は、下部に位置する断熱材１２ｂ、１２ｂの上
側端面と突き合わされている。また、間柱１５の屋内側
側面は、断熱材１２の屋内側側面より屋内側に突出して
いる。間柱１５及び断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１
２ｂは、板状部材１１に釘、接着剤などによって取付け
られる。
び図５に示すように、柱間で構造部材をなす板状部材１
１と、この板状部材１１の屋内側の面の中央部に取付け
られた間柱１５と、間柱１５と同一の面に取付けられた
断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂを具備してい
る。断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂの一側面
は、間柱１５の管柱４と対向する側面に突き合わされ、
板状部材１１の上部に位置する断熱材１２ａ、１２ａの
下側端面は、下部に位置する断熱材１２ｂ、１２ｂの上
側端面と突き合わされている。また、間柱１５の屋内側
側面は、断熱材１２の屋内側側面より屋内側に突出して
いる。間柱１５及び断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１
２ｂは、板状部材１１に釘、接着剤などによって取付け
られる。
【００１２】断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂの
敷設時に柱（通し柱３、管柱４）と対向する側面には保
護部材１３、１３が取付けられ、土台２及び胴差し５と
対向する側面には保護部材１４、１４、１４、１４が取
付けられている。保護部材１３、１３の屋内側側面に
は、突出部１７、１７が設けられ、保護部材１４、１
４、１４、１４の屋内側側面には、突出部１６、１６、
１６、１６が設けられている。突出部１６、１６、１
６、１６の屋外側側面は、それぞれ保護部材１４の屋内
側側面及び、断熱材１２ａ又は１２ｂの屋内側側面と接
しており、突出部１７、１７の屋外側側面は、それぞれ
保護部材１３の屋内側側面及び断熱材１２ａ、１２ｂの
屋内側側面と接している。断熱材１２ａと断熱材１２ｂ
との当接部近傍の断熱材１２ａ、１２ｂの屋内側側面に
は桟木１８が設けられており、桟木１８の屋外側側面
は、断熱材１２ａの屋内側側面及び断熱材１２ｂの屋内
側側面と接している。保護部材１３、１３は、それぞれ
板状部材１１及び断熱材１２ａ、１２ｂに釘、接着剤な
どによって取付けられ、保護部材１４、１４、１４、１
４は、それぞれ板状部材１１及び、断熱材１２ａ又は断
熱材１２ｂに釘、接着剤などによって取付けられ、突出
部１６、１６、１６、１６は、それぞれ保護部材１４に
釘、接着剤などによって取付けられ、突出部１７、１７
は、それぞれ保護部材１３に釘、接着剤などによって取
付けられ、桟木１８、１８は、それぞれ断熱材１２ａ及
び断熱材１２ｂ、間柱１５、保護部材１３に釘、接着剤
などによって取付けられる。
敷設時に柱（通し柱３、管柱４）と対向する側面には保
護部材１３、１３が取付けられ、土台２及び胴差し５と
対向する側面には保護部材１４、１４、１４、１４が取
付けられている。保護部材１３、１３の屋内側側面に
は、突出部１７、１７が設けられ、保護部材１４、１
４、１４、１４の屋内側側面には、突出部１６、１６、
１６、１６が設けられている。突出部１６、１６、１
６、１６の屋外側側面は、それぞれ保護部材１４の屋内
側側面及び、断熱材１２ａ又は１２ｂの屋内側側面と接
しており、突出部１７、１７の屋外側側面は、それぞれ
保護部材１３の屋内側側面及び断熱材１２ａ、１２ｂの
屋内側側面と接している。断熱材１２ａと断熱材１２ｂ
との当接部近傍の断熱材１２ａ、１２ｂの屋内側側面に
は桟木１８が設けられており、桟木１８の屋外側側面
は、断熱材１２ａの屋内側側面及び断熱材１２ｂの屋内
側側面と接している。保護部材１３、１３は、それぞれ
板状部材１１及び断熱材１２ａ、１２ｂに釘、接着剤な
どによって取付けられ、保護部材１４、１４、１４、１
４は、それぞれ板状部材１１及び、断熱材１２ａ又は断
熱材１２ｂに釘、接着剤などによって取付けられ、突出
部１６、１６、１６、１６は、それぞれ保護部材１４に
釘、接着剤などによって取付けられ、突出部１７、１７
は、それぞれ保護部材１３に釘、接着剤などによって取
付けられ、桟木１８、１８は、それぞれ断熱材１２ａ及
び断熱材１２ｂ、間柱１５、保護部材１３に釘、接着剤
などによって取付けられる。
【００１３】上記した板状部材１１は、例えば合板から
なり、柱間での水平力を受ける構造部材としての働きを
する。断熱材１２ａ、１２ｂは、例えば、発泡ポリスチ
レン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリウレタンなどの発
泡樹脂、あるいは板状の高密度グラスウール製品などの
断熱材材料から形成されている。発泡樹脂からなる断熱
材材料として、具体的にはバリラック（商品名、鐘淵化
学工業（株）製）が挙げられる。
なり、柱間での水平力を受ける構造部材としての働きを
する。断熱材１２ａ、１２ｂは、例えば、発泡ポリスチ
レン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリウレタンなどの発
泡樹脂、あるいは板状の高密度グラスウール製品などの
断熱材材料から形成されている。発泡樹脂からなる断熱
材材料として、具体的にはバリラック（商品名、鐘淵化
学工業（株）製）が挙げられる。
【００１４】本実施例の壁パネル１０は、柱間に敷設さ
れたときに板状部材１１が構造部材としての働きをする
ので、筋かいを不要にすることができる。また、断熱材
１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂの柱（通し柱３、管柱
４）、土台２及び胴差し５と対向する側端面に保護部材
１３、１３、１４、１４が取付けられているので、敷設
するときに断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂが柱
などに当たることにより損傷し、断熱性が損なわれるこ
とがなく、断熱材１２ａ、１２ａの下側端面に取付けれ
られた保護部材１４、１４により壁パネル１０の敷設時
のレベル出しを容易にすることができる。さらに、板状
部材１１の上部に取付けられた断熱材１２ａと、板状部
材１１の下部に取付けられた断熱材１２ｂとが突き合わ
される部分近傍の断熱材１２ａ、１２ｂの屋内側側面に
は桟木１８が設けられているので、断熱材１２ａ、１２
ｂの突合わせ部から室内の空気が板状部材１１と断熱材
１２ａ、１２ｂとの間に流入し、空気中の水蒸気が結露
して板状部材１１を腐らせるようなことがない。この桟
木１８は、敷設時に屋内の作業者が壁パネル１０を引っ
張る際の把手の役割も果たすため、敷設作業時に板状部
材１１と断熱材１２ａ、１２ｂとが剥離することがな
い。また、突出部１６、１６、１６、１６、１７、１７
及び桟木１８、１８は、屋内側の胴縁としての役割を果
たすため、壁パネル敷設後に防湿シート、内装材などを
敷設するための胴縁を配設する必要がない。
れたときに板状部材１１が構造部材としての働きをする
ので、筋かいを不要にすることができる。また、断熱材
１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂの柱（通し柱３、管柱
４）、土台２及び胴差し５と対向する側端面に保護部材
１３、１３、１４、１４が取付けられているので、敷設
するときに断熱材１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂが柱
などに当たることにより損傷し、断熱性が損なわれるこ
とがなく、断熱材１２ａ、１２ａの下側端面に取付けれ
られた保護部材１４、１４により壁パネル１０の敷設時
のレベル出しを容易にすることができる。さらに、板状
部材１１の上部に取付けられた断熱材１２ａと、板状部
材１１の下部に取付けられた断熱材１２ｂとが突き合わ
される部分近傍の断熱材１２ａ、１２ｂの屋内側側面に
は桟木１８が設けられているので、断熱材１２ａ、１２
ｂの突合わせ部から室内の空気が板状部材１１と断熱材
１２ａ、１２ｂとの間に流入し、空気中の水蒸気が結露
して板状部材１１を腐らせるようなことがない。この桟
木１８は、敷設時に屋内の作業者が壁パネル１０を引っ
張る際の把手の役割も果たすため、敷設作業時に板状部
材１１と断熱材１２ａ、１２ｂとが剥離することがな
い。また、突出部１６、１６、１６、１６、１７、１７
及び桟木１８、１８は、屋内側の胴縁としての役割を果
たすため、壁パネル敷設後に防湿シート、内装材などを
敷設するための胴縁を配設する必要がない。
【００１５】以上、本考案に係る壁パネルについて実施
例を挙げて具体的に説明したが、本考案は、上述した実
施例に限定されないのは勿論であり、少なくとも板状部
材と、この板状部材に取付けられた断熱材と、断熱材の
少なくとも下端面に取り付けられた断熱材の保護部材と
を有していればよく、種々変形可能である。
例を挙げて具体的に説明したが、本考案は、上述した実
施例に限定されないのは勿論であり、少なくとも板状部
材と、この板状部材に取付けられた断熱材と、断熱材の
少なくとも下端面に取り付けられた断熱材の保護部材と
を有していればよく、種々変形可能である。
【００１６】
【考案の効果】本考案に係る壁パネルは、柱間に敷設さ
れ、断熱壁を構成する壁パネルであって、柱間で構造部
材をなす板状部材と、敷設されたときに、板状部材の屋
内側に位置するように、板状部材に取付けられた断熱材
と、断熱材の少なくとも下端面に取り付けられた断熱材
の保護部材と、を具備しているので、施工時に断熱パネ
ルを構成する断熱材が損傷するのを防止することができ
し、しかも、敷設時のレベル出しが容易である。
れ、断熱壁を構成する壁パネルであって、柱間で構造部
材をなす板状部材と、敷設されたときに、板状部材の屋
内側に位置するように、板状部材に取付けられた断熱材
と、断熱材の少なくとも下端面に取り付けられた断熱材
の保護部材と、を具備しているので、施工時に断熱パネ
ルを構成する断熱材が損傷するのを防止することができ
し、しかも、敷設時のレベル出しが容易である。
【図１】本考案に係る壁パネルの一実施例を示す一部切
欠斜視図である。
欠斜視図である。
【図２】図１に示す壁パネルを適用した戸建て住宅の屋
内側斜視図である。
内側斜視図である。
【図３】図１に示す壁パネルを適用した戸建て住宅の屋
外側斜視図である。
外側斜視図である。
【図４】図１に示す壁パネルを土台・胴差し間に敷設し
た状態を示す縦断面図である。
た状態を示す縦断面図である。
【図５】図１に示す壁パネルを柱間に敷設した状態を示
す横断面図である。
す横断面図である。
１０ 壁パネル ３ 通柱 ４ 管柱 １１ 板状部材 １２ 断熱材 １３ 保護部材 １４ 保護部材 １６ 突出部 １７ 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04C 2/46 E04C 2/38
Claims (3)
- 【請求項１】 柱間に敷設され、断熱壁を構成する壁パ
ネルであって、 柱間で構造部材をなす板状部材と、 敷設されたときに、板状部材の屋内側に位置するよう
に、板状部材に取付けられた発泡合成樹脂からなる板状
の断熱材と、 前記断熱材の少なくとも下端面に取り付けられた釘打ち
を行なうことのできる 断熱材の保護部材とを、 具備することを特徴とする壁パネル。 - 【請求項２】 上記保護部材が、上記断熱材の上端面、
下端面および柱と対向する側端面に取付けられている請
求項１に記載の壁パネル。 - 【請求項３】 上記保護部材が、上記断熱材の屋内側側
面より屋内側に突出した突出部を備えた請求項１又は請
求項２に記載の壁パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992044213U JP2585449Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992044213U JP2585449Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 壁パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066517U JPH066517U (ja) | 1994-01-28 |
| JP2585449Y2 true JP2585449Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12685276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992044213U Expired - Lifetime JP2585449Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 壁パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585449Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000320038A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Rizoomu:Kk | 嵌め込み式壁パネル |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62121310U (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-01 | ||
| JP3005806U (ja) * | 1994-06-29 | 1995-01-17 | 學昌 李 | 親子式取車台を有する駐車塔 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP1992044213U patent/JP2585449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH066517U (ja) | 1994-01-28 |
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