JP2585330Y2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JP2585330Y2 JP2585330Y2 JP1992044387U JP4438792U JP2585330Y2 JP 2585330 Y2 JP2585330 Y2 JP 2585330Y2 JP 1992044387 U JP1992044387 U JP 1992044387U JP 4438792 U JP4438792 U JP 4438792U JP 2585330 Y2 JP2585330 Y2 JP 2585330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- opening
- receiving groove
- tape
- spring receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08735—Covers
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ビデオテープカセット
などのテープカセットに関するものである。
などのテープカセットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のビデオテープカセットでは、磁気
テープが上下にフランジを持つテープリールに巻回され
て、リール収納エリアに収められていて、ケースの前面
に開閉蓋が備えられており、ビデオ装置に装填した時に
開閉蓋を開き、磁気テープをヘッド側に引き出せるよう
になっている。
テープが上下にフランジを持つテープリールに巻回され
て、リール収納エリアに収められていて、ケースの前面
に開閉蓋が備えられており、ビデオ装置に装填した時に
開閉蓋を開き、磁気テープをヘッド側に引き出せるよう
になっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そして、従来の開閉蓋
でのバネ係止機構は、図７に示すように、開閉蓋ａに突
設された支軸ｂにバネ受け溝ｃを形成し、該バネ受け溝
ｃの形状は溝奥角部は直角状の角部となっているため、
支軸ｂは薄肉となっているので、強度が弱く開閉蓋の操
作によってバネ端の押圧力や落下衝撃により角部にクラ
ック或いは折れ若しくは切損事故が発生しやすく信頼性
の上で問題であった。本考案は、これら従来の欠点を排
除しようとするもので、開閉蓋の開閉機能を適確安全に
発揮でき、開閉蓋の支軸の強度アップをはかり、ケース
落下その他衝撃に対する信頼性の向上と、成形工程での
クラック不良となることなく、歩留り向上もできる耐久
性の高いテープカセットとすることにある。
でのバネ係止機構は、図７に示すように、開閉蓋ａに突
設された支軸ｂにバネ受け溝ｃを形成し、該バネ受け溝
ｃの形状は溝奥角部は直角状の角部となっているため、
支軸ｂは薄肉となっているので、強度が弱く開閉蓋の操
作によってバネ端の押圧力や落下衝撃により角部にクラ
ック或いは折れ若しくは切損事故が発生しやすく信頼性
の上で問題であった。本考案は、これら従来の欠点を排
除しようとするもので、開閉蓋の開閉機能を適確安全に
発揮でき、開閉蓋の支軸の強度アップをはかり、ケース
落下その他衝撃に対する信頼性の向上と、成形工程での
クラック不良となることなく、歩留り向上もできる耐久
性の高いテープカセットとすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、上ケース及び
下ケースからなるケース内に、テープを巻装した一対の
テープリールを回転自在に収納し、該テープを引き出す
開口部を覆う開閉蓋を支軸でケース前面に回動自在に備
え、該開閉蓋をバネで閉方向に付勢したテープカセット
において、前記支軸にその先端部から根元側に向かうバ
ネ受け溝を設け、前記バネの一端を前記バネ受け溝に嵌
挿し、該バネ受け溝の少なくとも前記バネの一端で押圧
される側の溝奥角部を弯曲面に形成したことを特徴とす
るテープカセットである。
下ケースからなるケース内に、テープを巻装した一対の
テープリールを回転自在に収納し、該テープを引き出す
開口部を覆う開閉蓋を支軸でケース前面に回動自在に備
え、該開閉蓋をバネで閉方向に付勢したテープカセット
において、前記支軸にその先端部から根元側に向かうバ
ネ受け溝を設け、前記バネの一端を前記バネ受け溝に嵌
挿し、該バネ受け溝の少なくとも前記バネの一端で押圧
される側の溝奥角部を弯曲面に形成したことを特徴とす
るテープカセットである。
【０００５】
【作用】ケースの保存取扱時には、開閉蓋５がバネ１０
で付勢されて閉じられ、係止部材６でロックされ、ケー
ス中に磁気テープを安全な状態で保護されている。この
カセットケースを装置に装填すると、装置側にあるロッ
ク片解除操作部が係止部材６を押し込み、開閉蓋５から
係止解除用ピンが外れると、開閉蓋５を開放し磁気テー
プが露出されて使用できるようになる。（図１参照）そ
して、前記開閉蓋５の支軸７に形成されたバネ受け溝８
にバネ１０の一端が嵌挿係止されていて開閉蓋５を閉方
向に付勢してあり、このバネ受け溝８は溝奥コーナーを
弯曲面９による肉付けで、支軸の強度アップとなり、落
下に対する信頼性の向上と、成形工程でのクラック不良
がなく歩留りアップとなり、前蓋の開閉操作を安全で良
好な状態に維持できるものである。
で付勢されて閉じられ、係止部材６でロックされ、ケー
ス中に磁気テープを安全な状態で保護されている。この
カセットケースを装置に装填すると、装置側にあるロッ
ク片解除操作部が係止部材６を押し込み、開閉蓋５から
係止解除用ピンが外れると、開閉蓋５を開放し磁気テー
プが露出されて使用できるようになる。（図１参照）そ
して、前記開閉蓋５の支軸７に形成されたバネ受け溝８
にバネ１０の一端が嵌挿係止されていて開閉蓋５を閉方
向に付勢してあり、このバネ受け溝８は溝奥コーナーを
弯曲面９による肉付けで、支軸の強度アップとなり、落
下に対する信頼性の向上と、成形工程でのクラック不良
がなく歩留りアップとなり、前蓋の開閉操作を安全で良
好な状態に維持できるものである。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図１乃至図５の例によって
説明すると、上ケース１及び下ケース２からなるケース
内に、テープ１１を巻装した一対のテープリール３，３
を回転自在に収納し、該テープ１１を引き出す開口部４
を覆う開閉蓋５を支軸７でケース前面に回動自在に備
え、該開閉蓋５をバネ（ねじりコイルバネ）１０で閉方
向に付勢したテープカセットにあって、前記支軸７にそ
の先端部から根元側に向かうバネ受け溝８を設け、前記
バネ１０の一端１０ａを前記バネ受け溝８に嵌挿し、該
バネ受け溝８の少なくとも前記バネ１０の一端１０ａで
押圧される側の溝奥角部を弯曲面９に形成したデープカ
セットとしてある。
説明すると、上ケース１及び下ケース２からなるケース
内に、テープ１１を巻装した一対のテープリール３，３
を回転自在に収納し、該テープ１１を引き出す開口部４
を覆う開閉蓋５を支軸７でケース前面に回動自在に備
え、該開閉蓋５をバネ（ねじりコイルバネ）１０で閉方
向に付勢したテープカセットにあって、前記支軸７にそ
の先端部から根元側に向かうバネ受け溝８を設け、前記
バネ１０の一端１０ａを前記バネ受け溝８に嵌挿し、該
バネ受け溝８の少なくとも前記バネ１０の一端１０ａで
押圧される側の溝奥角部を弯曲面９に形成したデープカ
セットとしてある。
【０００７】前記開閉蓋５は、その一側壁内面に突設し
た支軸７に対向する他側壁に支持軸７1 を突設し、上ケ
ース１に形成した軸孔１７に嵌合して組立てられるよう
にしてあり、支軸７に係支したバネ１０で閉方向に付勢
されるようにしてある。
た支軸７に対向する他側壁に支持軸７1 を突設し、上ケ
ース１に形成した軸孔１７に嵌合して組立てられるよう
にしてあり、支軸７に係支したバネ１０で閉方向に付勢
されるようにしてある。
【０００８】また、前記バネ受け溝８の溝奥角部を弯曲
面９とするには、バネ１０の巻回方向に対応した角部、
すなわち少なくともバネ１０の一端１０ａで押圧される
側（図４及び図５中、下側）の角部を弯曲面９とし、支
軸７にバネ１０のコイル部分（巻回部分）を嵌入してバ
ネ１０の一端１０ａをバネ受け溝８に挿入係止する。な
お、図３中、１２は、支軸７の根元部に設けられたひけ
防止用の肉盗み部である。
面９とするには、バネ１０の巻回方向に対応した角部、
すなわち少なくともバネ１０の一端１０ａで押圧される
側（図４及び図５中、下側）の角部を弯曲面９とし、支
軸７にバネ１０のコイル部分（巻回部分）を嵌入してバ
ネ１０の一端１０ａをバネ受け溝８に挿入係止する。な
お、図３中、１２は、支軸７の根元部に設けられたひけ
防止用の肉盗み部である。
【０００９】図６の実施例では、前記バネ受け溝８とし
て、その溝奥部分の両コーナーを肉付けした半円弧状面
９1 に形成したもので落下衝撃に対する耐久性を高めて
ある。
て、その溝奥部分の両コーナーを肉付けした半円弧状面
９1 に形成したもので落下衝撃に対する耐久性を高めて
ある。
【００１０】
【考案の効果】本考案は、上ケース及び下ケースからな
るケース内に、テープを巻装した一対のテープリールを
回転自在に収納し、該テープを引き出す開口部を覆う開
閉蓋を支軸でケース前面に回動自在に備え、該開閉蓋を
バネで閉方向に付勢したテープカセットにおいて、前記
支軸にその先端部から根元側に向かうバネ受け溝を設
け、前記バネの一端を前記バネ受け溝に嵌挿し、該バネ
受け溝の少なくとも前記バネの一端で押圧される側の溝
奥角部を弯曲面に形成したことにより、開閉蓋の支軸を
バネ係止部分として活用するとき、支軸に形成されたバ
ネ受け溝があっても、バネ受け溝の奥部のコーナーが肉
付けされることとなって強度アップとなり、ケースの落
下その他衝撃に対する信頼性の向上と、成形工程でのク
ラック不良となることなく、歩留り向上もできる耐久性
の高いテープカセットとすることができる。
るケース内に、テープを巻装した一対のテープリールを
回転自在に収納し、該テープを引き出す開口部を覆う開
閉蓋を支軸でケース前面に回動自在に備え、該開閉蓋を
バネで閉方向に付勢したテープカセットにおいて、前記
支軸にその先端部から根元側に向かうバネ受け溝を設
け、前記バネの一端を前記バネ受け溝に嵌挿し、該バネ
受け溝の少なくとも前記バネの一端で押圧される側の溝
奥角部を弯曲面に形成したことにより、開閉蓋の支軸を
バネ係止部分として活用するとき、支軸に形成されたバ
ネ受け溝があっても、バネ受け溝の奥部のコーナーが肉
付けされることとなって強度アップとなり、ケースの落
下その他衝撃に対する信頼性の向上と、成形工程でのク
ラック不良となることなく、歩留り向上もできる耐久性
の高いテープカセットとすることができる。
【図１】本考案の実施例の磁気テープカセットの斜視図
で、開閉蓋の開放状態を示す。
で、開閉蓋の開放状態を示す。
【図２】（ａ）は、図１の例の分離状態の斜視図であ
り、（ｂ）は、（ａ）のＢ部を詳細に示す拡大図であ
る。
り、（ｂ）は、（ａ）のＢ部を詳細に示す拡大図であ
る。
【図３】開閉蓋の平面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線における縦断面図である。
【図５】図４の要部における拡大側面図である。
【図６】本考案の実施例の要部の拡大側面図である。
【図７】従来例の開閉蓋の支軸の拡大側面図である。
１ 上ケース ２ 下ケース ３ リール ４ 開口部 ５ 開閉蓋 ６ 係止部材 ７ 支軸 ７１ 支持軸 ８ バネ受け溝 ９ 弯曲面 ９１ 半円弧状面 １０ バネ １０ａ （バネ１０の）一端 １２ 肉盗み部
フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭63−74947号（実開 平１− 177484号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 23/087 521
Claims (2)
- 【請求項１】 上ケース及び下ケースからなるケース内
に、テープを巻装した一対のテープリールを回転自在に
収納し、該テープを引き出す開口部を覆う開閉蓋を支軸
でケース前面に回動自在に備え、該開閉蓋をバネで閉方
向に付勢したテープカセットにおいて、前記支軸にその
先端部から根元側に向かうバネ受け溝を設け、前記バネ
の一端を前記バネ受け溝に嵌挿し、該バネ受け溝の少な
くとも前記バネの一端で押圧される側の溝奥角部を弯曲
面に形成したことを特徴とするテープカセット。 - 【請求項２】 前記バネ受け溝が、その溝奥部分を半円
弧状面に形成した請求項１記載のテープカセット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992044387U JP2585330Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | テープカセット |
| US08/070,969 US5375024A (en) | 1992-06-04 | 1993-06-04 | Tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992044387U JP2585330Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | テープカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596977U JPH0596977U (ja) | 1993-12-27 |
| JP2585330Y2 true JP2585330Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12690103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992044387U Expired - Lifetime JP2585330Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | テープカセット |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5375024A (ja) |
| JP (1) | JP2585330Y2 (ja) |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728310Y2 (ja) * | 1977-10-28 | 1982-06-21 | ||
| JPS5728310A (en) * | 1980-07-28 | 1982-02-16 | Hitachi Ltd | Divided transformer |
| DE3331258C2 (de) * | 1983-08-30 | 1986-11-20 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Magnetbandkassette |
| US4533093A (en) * | 1983-11-30 | 1985-08-06 | Shape Inc. | Tape cassette dust door spring assembly and method for assembling same |
| JPH0447813Y2 (ja) * | 1986-03-14 | 1992-11-11 | ||
| JPH0450616Y2 (ja) * | 1986-06-24 | 1992-11-30 | ||
| JPH0721539B2 (ja) * | 1986-09-04 | 1995-03-08 | フドー株式会社 | 金属検出除去方法 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP1992044387U patent/JP2585330Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-06-04 US US08/070,969 patent/US5375024A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0596977U (ja) | 1993-12-27 |
| US5375024A (en) | 1994-12-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980721 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070911 Year of fee payment: 9 |