JP2585122B2 - 吊下げサポート - Google Patents

吊下げサポート

Info

Publication number
JP2585122B2
JP2585122B2 JP2086360A JP8636090A JP2585122B2 JP 2585122 B2 JP2585122 B2 JP 2585122B2 JP 2086360 A JP2086360 A JP 2086360A JP 8636090 A JP8636090 A JP 8636090A JP 2585122 B2 JP2585122 B2 JP 2585122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
support
bolt
suspension
hanging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2086360A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03284515A (ja
Inventor
義彦 藤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2086360A priority Critical patent/JP2585122B2/ja
Publication of JPH03284515A publication Critical patent/JPH03284515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2585122B2 publication Critical patent/JP2585122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば工場内で搬送装置やその他部材を
吊下げて支持するための吊下げサポートに関する。
従来の技術 たとえば工場内でコンベヤ装置を吊下げて支持する場
合には第7図に示すようにコンベヤ機枠21を下方から支
持する支持フレーム22を設け、この支持フレーム22の両
端部を吊下具23の下端に連結して支持されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来構成によれば、コンベヤ装置に勾配
がある場合には、コンベヤ機枠21と支持フレーム22とを
固定するとともに、支持フレーム22への吊下具23の取付
部に傾斜角を持たせる必要が生じ、水平部分とは異なる
部材な構造や必要となる。したがつて、吊下げサポート
部材を勾配に応じて各種用意しなければならず、高コス
トとなるものであつた。
本発明は上記問題点を解決して、被支持部材の勾配や
吊りボルトの傾斜に関係なく被支持部材を吊下げて支持
でき、部材の標準化を実現して低コストにできる吊下げ
サポートを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、被支持体の側
面に形成された蟻溝に取付具を介して固定されるブラケ
ツトを設け、このブラケツトに突設された支持突部に回
動自在に外嵌する支持孔を有し固定具を介してブラケツ
トに固定される吊下部材を設け、この吊下部材のブラケ
ツト取付面に、天井部から垂下された吊下部の下端を側
方から係止する係止溝を形成したものである。
作用 上記構成において、被支持体の蟻溝所定位置にブラケ
ツトを取り付け、吊下部材の係止溝に吊下具の下端を側
方から係合し、吊下部材の支持孔をブラケツトの支持突
部に嵌合して、固定具により吊下部材をブラケツトに固
定する。したがつて、被支持体が傾斜状態であつても、
吊下部材が支持突部を中心に回動できることから容易に
対応することができ、またブラケツトは蟻溝に沿つて任
意の位置に固定できるので、吊下げサポートは、被支持
体が水平や傾斜姿勢であつても確実に対応することがで
き、標準化をはかることができる。
実施例 以下本発明に係るコンベヤ用吊下げサポートの一実施
例を第1図〜第7図に基づいて説明する。
1はコンベヤ機枠(被支持部材の一例)2に取り付け
られるブラケツトで、吊下げ具13の下端をなす吊りボル
ト3の頭部3aが係止される上下一対のボルト係止溝4を
有する吊下部材5と、カバー6とが固定ボルト(固定具
の一例)7により取り付けられる。
ブラケツト1は円板状に形成され、コンベヤ機枠2に
当て付けられる内面1aに、コンベヤ機枠2の側面長さ方
向に形成された蟻溝2aに嵌合される突条部1bが全幅にわ
たつて形成され、回り止め機能を有している。一方、外
面1cには中央部に円柱状の支持突部1dが垂設され、先端
面に固定ボルト6が装着されるねじ穴1eが形成されてい
る。また支持突部1bの両側には、突条部1aに臨んで貫通
する取付孔1fがそれぞれ形成されこの取付孔1fにより、
蟻溝2aに移動自在に挿入されたナツト部材8のねじ孔8a
に取付ボルト9(取付具の一例)が螺着されて、ブラケ
ツト1がコンベヤ機枠2の所定位置に固定される。
吊下げ部材5は、中央部に支持突部1bが回転自在に挿
入される支持孔5aが貫通され、正面視T字状に形成され
る。そして、支持孔5aの上下位置には、吊りボルト3の
頭部3aが回転自在に嵌合する大径溝4aと、軸部3bが嵌合
して外側面に開口する小径溝4bとで逆T字またはT字形
のボルト係止溝4A,4Bが、ブラケツト1への取付面5bに
上下対称方向に形成される。また、上部ボルト係止溝4
左右両側には、揺れ止め用のブレースボルト10の頭部10
aを嵌合する大径溝10aと、ブレースボルト10の軸部10b
を嵌合して外側面に開口する小径溝10bからなるブレー
ス係止溝11が支持孔5aを中心として上部ボルト係止孔4
からα度(図面では45度)隔てた基準方向Sに形成され
る。このブレース係止孔11は、第5図に示すように、大
径溝11aが奥部ほど広幅のテーパ状に形成されるととも
に、小径溝11bが外面ほど広幅のテーパ状に形成され
て、ブレースボルト10を基準方向Sから所定範囲±β度
(たとえば±10度)で上下方向に傾斜させて取り付ける
ことができる。さらに、この吊下部材5はブラケツト1
の支持突部1bの長さより僅かに厚く形成されている。
前記カバー6は、ブラケツト1と吊下部材5に外嵌可
能な円筒状で、外端面に中央部が開口6aする外蓋部6bが
一体成形されている。この外蓋部6bは周方向に中心側が
内側に凹む段部6eが形成され、この段部6cには固定ボル
ト7が中央の孔部12aに挿入されて固定される円形の固
定プレート12が係合される。またカバー6の外周部に
は、吊りボルト3の軸部3bが挿入自在なボルト用切欠部
6dが内端から外端側に向つて形成される。この切欠部6d
は第1図に上部のみ示したが、仮想線で示すように使用
状態に対応して下部にも形成され、またブレースボルト
用切欠部6eも必要に応じて形成される。
この吊下げサポートの取付けは、 (1)天井部14から所定位置に吊下具13の上部をなす吊
下支柱14を垂下して、吊下支柱15下端部に吊りボルト3
を装着しておく。
(2)そして、コンベヤ機枠2の蟻溝2a内にナツト部材
8を挿入して吊下げ位置まで移動させる。つぎに、ブラ
ケツト1を突条部1bが蟻溝2a開口に係合するように当て
付け、取付ボルト9を取付孔1fからナツト部材8のねじ
孔8aに装着し、位置調整してから締め付ける。
(3)さらに、吊りボルト3の頭部3aを吊下部材5の上
部ボルト係止溝4に嵌め込む。また、必要に応じて、第
4図に仮想線で示すように、下部ボルト係止溝4に、コ
ンベヤ機枠2から部材(第6図では物品の載置棚16)を
支持するための2次吊りボルト17の頭部17aを嵌め込
み、また、揺れ止め用のブレースボルト10の頭部10aを
ブレース係止溝11に嵌め込む。
(4)そして、吊下部材5の支持孔5aをブラケツト1の
支持突部1dに嵌合させ、カバー6を外嵌し固定プレート
12を介して固定ボルト7をカバー6の開口6aから支持突
部1dのめねじ穴1eに装着し締め付ける。つぎに、吊りボ
ルト3を係止平面3cを介して回転させ、コンベヤ機枠2
の高さ調整を行う。
なお、2次吊りボルト17により載置棚16の一端側を支
持させたが、コンベヤ機枠3を複数段に設けることもで
きるし、他の部材を吊り下げて支持させることもでき
る。
上記実施例によれば、 コンベヤ機枠2に設けた蟻溝2aにナツト部材8および
取付けボルト9を介してブラケツト1を取り付けるの
で、コンベヤ機枠2の任意の位置で容易に吊下げ支持す
ることができる。
吊りボルト3を係止する吊下部材5は、支持孔5aをブ
ラケツト1の支持突部1dに回転自在に嵌合して支持させ
るので、コンベヤ機枠2の傾斜に容易に対応できる。
下部ボルト係止溝4で2次吊りボルト17を係止して、
コンベヤ機枠2の下方に下段のコンベヤ機枠や載置棚16
を取り付けることができ、応用用途が広い。
ブレース係止溝11にブレースボルト10を係止して吊下
部材5にブレースを一体的に連結することができ、しか
もブレースボルト10の取付角を所定範囲(±β度)で変
更でき、きわめて自由度が高い。
したがつて、吊りボルト3、15やブレースボルト10を
取付ける吊下げサポートを標準化して、任意の吊下げ支
持様態に容易に対応させることができ、多種多様の部材
を必要とする従来に比べて、製造コストを大幅に低減で
きる。
発明の効果 以上に述べたごとく本発明によれば、被支持部材の蟻
溝に取付けられるブラケツトに支持突部を形成し、この
支持突部に回動自在に吊下部材を取付け、吊下具の下端
を吊下部材に連結したので、ブラケツトは蟻溝に沿う任
意の位置で固定できるとともに、被支持部材(蟻溝)が
傾斜していても、吊下部材をブラケツトの支持突部を中
心に回動して吊下具に連結でき、広範囲の吊下様態に対
応できる。したがつて、従来のように多様な部材を不要
にでき、吊下げサポートを標準化して低コスト化をはか
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は吊
下げサポートの分解斜視図、第2図は側面断面図、第3
図は平面断面図、第4図は第3図に示すI−I断面図、
第5図はブレースボルト取付状態を示す部分背面図、第
6図、第7図は吊下げ状態の使用例を示す側面図および
正面図、第8図は従来の吊下げサポートを示す側面図で
ある。 1……ブラケツト、1d……支持突部、1e……めねじ穴、
1f……取付孔、2……コンベヤ機枠、2a……蟻溝、3…
…吊りボルト、3a……頭部、4……ボルト係止溝、4a…
…大径溝、4b……小径溝、5……吊下部材、5a……支持
孔、5b……取付面、6……カバー、7……固定ボルト、
8……ナツト部材、9……取付ボルト、10……ブレース
ボルト、10a……頭部、11……ブレース係止溝、11a……
大径溝、11b……小径溝、13……吊下具、15……吊下支
柱、17……2次吊りボルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被支持体の側面に形成された蟻溝に取付具
    を介して固定されるブラケツトを設け、このブラケツト
    に突設された支持突部に回動自在に外嵌する支持孔を有
    し固定具を介してブラケツトに固定される吊下部材を設
    け、この吊下部材のブラケツト取付面に、天井部から垂
    下された吊下部の下端を側方から係止する係止溝を形成
    したことを特徴とする吊下げサポート。
JP2086360A 1990-03-30 1990-03-30 吊下げサポート Expired - Lifetime JP2585122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2086360A JP2585122B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 吊下げサポート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2086360A JP2585122B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 吊下げサポート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03284515A JPH03284515A (ja) 1991-12-16
JP2585122B2 true JP2585122B2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=13884722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2086360A Expired - Lifetime JP2585122B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 吊下げサポート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2585122B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03284515A (ja) 1991-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4979713A (en) Towel rack mounting means
JP2585122B2 (ja) 吊下げサポート
JP2542835Y2 (ja) エレベータの乗かごの振れ止め取付構造
JP2565020Y2 (ja) ハンガーパイプの取付け構造
JPS6229184U (ja)
JPH079297Y2 (ja) スタンド用固定金具
JPH059883Y2 (ja)
JPH02279973A (ja) 冷蔵庫のアジャスタ取手
JPH0247941Y2 (ja)
JP2577563Y2 (ja) パイプクランプ取付け装置
JPH07616Y2 (ja) 吊戸の振れ止めローラ受け
JP2634887B2 (ja) 支柱の壁への取り付け構造
JP2939399B2 (ja) 物品係止装置
JPH0629304Y2 (ja) 吊りボルト支持金具
JPH0247878Y2 (ja)
JPH078978Y2 (ja) 天井埋込型空気調和装置の取付け構造
JPH0624088Y2 (ja) アームスタンド支持具
JPH0248508Y2 (ja)
JPH031811A (ja) 吊戸棚の支持装置
JPS6349980Y2 (ja)
JPS5918236Y2 (ja) カ−ブミラ−等の支持装置
JP3008383U (ja) トイレ用パネルの支持金具
JPH0268478U (ja)
JP2003159127A (ja) 物品収納什器
KR200193609Y1 (ko) 컴퓨터 책상용 각도 조절구