JPH078978Y2 - 天井埋込型空気調和装置の取付け構造 - Google Patents
天井埋込型空気調和装置の取付け構造Info
- Publication number
- JPH078978Y2 JPH078978Y2 JP1989134826U JP13482689U JPH078978Y2 JP H078978 Y2 JPH078978 Y2 JP H078978Y2 JP 1989134826 U JP1989134826 U JP 1989134826U JP 13482689 U JP13482689 U JP 13482689U JP H078978 Y2 JPH078978 Y2 JP H078978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- ceiling
- mounting structure
- suspension
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は天井埋込型空気調和装置の取付け構造の改良に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術) 第2a図は従来の取付け構造を示す図、第2b図は従来例の
要部を示す斜視図である。図において、10は天井埋込型
空気調和装置本体(以下、本体と称す)で、天井内に埋
込まれ、梁に固定された複数の吊ボルト11に吊り金具12
を介して取付けられている。また、本体10の底面には、
図示せぬ空気流通口が形成されると共に、化粧パネル13
が装着され、前記空気流通口は天井板14に形成された開
口15を介して室内に臨んでいる。
要部を示す斜視図である。図において、10は天井埋込型
空気調和装置本体(以下、本体と称す)で、天井内に埋
込まれ、梁に固定された複数の吊ボルト11に吊り金具12
を介して取付けられている。また、本体10の底面には、
図示せぬ空気流通口が形成されると共に、化粧パネル13
が装着され、前記空気流通口は天井板14に形成された開
口15を介して室内に臨んでいる。
吊り金具12は、断面略L字形状を有し、その水平片12a
には吊ボルト11の外径に対応した直径の係止穴12bが形
成されている。また、垂直片12cは水平片12aを上側にし
た状態で、本体10の長手方向の側面上端部に吊ボルト11
に対応させて溶接固定されている。従って、吊り金具12
の係止穴12bに吊ボルト11を挿入した後、吊りボルト11
にナット16を装着することにより、本体10は吊ボルトに
取付けられる。
には吊ボルト11の外径に対応した直径の係止穴12bが形
成されている。また、垂直片12cは水平片12aを上側にし
た状態で、本体10の長手方向の側面上端部に吊ボルト11
に対応させて溶接固定されている。従って、吊り金具12
の係止穴12bに吊ボルト11を挿入した後、吊りボルト11
にナット16を装着することにより、本体10は吊ボルトに
取付けられる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前述した従来の取付け構造では、本体10を
吊りボルト11に取付ける際に、吊り金具12の水平面12a
を吊ボルト11に対して垂直にしなければ、係止穴12bに
吊りボルト11を挿入することができなかった。このた
め、本体の傾きを変える等して係止穴12bに吊りボルト
を挿入していたので、取付け作業に非常に手間がかかっ
た。
吊りボルト11に取付ける際に、吊り金具12の水平面12a
を吊ボルト11に対して垂直にしなければ、係止穴12bに
吊りボルト11を挿入することができなかった。このた
め、本体の傾きを変える等して係止穴12bに吊りボルト
を挿入していたので、取付け作業に非常に手間がかかっ
た。
本考案の目的は上記の問題点に鑑み、吊りボルトへの本
体の取付けを簡単に行える天井埋込型空気調和装置の取
付け構造を提供することにある。
体の取付けを簡単に行える天井埋込型空気調和装置の取
付け構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、天井裏の梁に固
定された複数の吊ボルトに本体を取付ける天井埋込型空
気調和装置の取付け構造において、略円筒形状の一対の
第1の軸支部を同軸上で所定間隔をおいて、かつ水平に
前記本体の前記吊ボルトに対応する位置に設けると共
に、前記一対の第1の軸支部の間に嵌合する略円筒形状
の第2の軸支部を垂直片の下端に、前記吊ボルトの直径
に対応した係止穴を水平片にそれぞれ有する断面略L字
形状の複数の吊金具を有し、前記第1及び第2の軸支部
に挿通する支軸を設けた天井埋込型空気調和装置の取付
け構造を提案する。
定された複数の吊ボルトに本体を取付ける天井埋込型空
気調和装置の取付け構造において、略円筒形状の一対の
第1の軸支部を同軸上で所定間隔をおいて、かつ水平に
前記本体の前記吊ボルトに対応する位置に設けると共
に、前記一対の第1の軸支部の間に嵌合する略円筒形状
の第2の軸支部を垂直片の下端に、前記吊ボルトの直径
に対応した係止穴を水平片にそれぞれ有する断面略L字
形状の複数の吊金具を有し、前記第1及び第2の軸支部
に挿通する支軸を設けた天井埋込型空気調和装置の取付
け構造を提案する。
(作用) 本考案によれば、本体を吊りボルトに取付ける際には、
一対の第1の軸支部の間に、吊り金具の第2の軸支部を
嵌合させ、これら第1及び第2の軸支部に支軸を挿入す
る。これにより、前記本体の前記吊ボルトに対応する位
置には、前記吊り金具が支軸を中心として回動自在に支
持される。さらに、吊り金具の水平片の係止穴には前記
吊りボルトが螺合される。この際、本体が多少傾いてい
ても、前記吊り金具を回動させれば、前記水平片を前記
吊りボルトに対して直角にすることができるため、前記
係止穴に前記吊りボルトを容易に挿入することができ
る。これにより、前記本体は前記吊りボルトに支持され
る。
一対の第1の軸支部の間に、吊り金具の第2の軸支部を
嵌合させ、これら第1及び第2の軸支部に支軸を挿入す
る。これにより、前記本体の前記吊ボルトに対応する位
置には、前記吊り金具が支軸を中心として回動自在に支
持される。さらに、吊り金具の水平片の係止穴には前記
吊りボルトが螺合される。この際、本体が多少傾いてい
ても、前記吊り金具を回動させれば、前記水平片を前記
吊りボルトに対して直角にすることができるため、前記
係止穴に前記吊りボルトを容易に挿入することができ
る。これにより、前記本体は前記吊りボルトに支持され
る。
(実施例) 第1a図は本考案の一実施例の取付け構造を示す図、第1b
図は一実施例の要部を示す斜視図である。図において、
10は天井埋込型空気調和装置本体(以下、本体と称す)
で、略直方体形状を有し、天井内に埋込まれている。本
体10の長手方向の両端上部にはそれぞれ傾斜面10aが設
けられている。この傾斜面10aの下端には、梁に固定さ
れた本体10を取付けるための複数の吊ボルト11に対応し
て一対の軸支部21,22からなる取付け部20が設けられて
いる。
図は一実施例の要部を示す斜視図である。図において、
10は天井埋込型空気調和装置本体(以下、本体と称す)
で、略直方体形状を有し、天井内に埋込まれている。本
体10の長手方向の両端上部にはそれぞれ傾斜面10aが設
けられている。この傾斜面10aの下端には、梁に固定さ
れた本体10を取付けるための複数の吊ボルト11に対応し
て一対の軸支部21,22からなる取付け部20が設けられて
いる。
軸支部21,22は、所定の内径を有する円筒状の形状を有
し、傾斜面10aの金属板と一体に形成されている。ま
た、軸支部21,22のそれぞれは、中心軸を一致させ、か
つ中心軸が水平となるように、所定間隔をおいて設けら
れている。さらに、軸支部22の一端側、即ち軸支部21の
位置とは反対側の傾斜面10aの所定位置にはロッドホル
ダ23が固定されている。
し、傾斜面10aの金属板と一体に形成されている。ま
た、軸支部21,22のそれぞれは、中心軸を一致させ、か
つ中心軸が水平となるように、所定間隔をおいて設けら
れている。さらに、軸支部22の一端側、即ち軸支部21の
位置とは反対側の傾斜面10aの所定位置にはロッドホル
ダ23が固定されている。
また、本体10の底面には、図示せぬ空気流通口が形成さ
れると共に、化粧パネル13が装着され、天井板14に形成
された開口15を介して室内に臨んでいる。
れると共に、化粧パネル13が装着され、天井板14に形成
された開口15を介して室内に臨んでいる。
30は吊り金具で、断面略L字形状を有し、その水平片31
には、吊りボルト11の外径に対応する直径の係止穴32が
形成されている。また、垂直片33の下端部は湾曲され、
軸支部21,22の内径に対応した内径を有する略円筒形状
の軸支部34が形成されている。
には、吊りボルト11の外径に対応する直径の係止穴32が
形成されている。また、垂直片33の下端部は湾曲され、
軸支部21,22の内径に対応した内径を有する略円筒形状
の軸支部34が形成されている。
40は支軸で、軸支部21,22,34の内径に対応した外径及び
所定の長を有する円柱状の金属部材からなり、その一端
部には長軸41に対して直角をなす短軸42が形成されてい
る。
所定の長を有する円柱状の金属部材からなり、その一端
部には長軸41に対して直角をなす短軸42が形成されてい
る。
前述の構成よりなる本実施例によれば、本体10を吊りボ
ルト11に取付ける際には、まず吊り金具30の水平片31を
上側にして軸支部34を取付け部20の軸支部21,22間に中
心軸を合わせて嵌合する。次に、支軸40の長軸41を軸支
部22の一端部から軸支部21,22,34に挿通する。これによ
り、吊り金具30は回動自在に取付け部20に支持される。
また、支軸40の短軸42を倒してロッドホルダ23に固定す
れば、支軸40が軸支部21,22,34から抜けることはない。
ルト11に取付ける際には、まず吊り金具30の水平片31を
上側にして軸支部34を取付け部20の軸支部21,22間に中
心軸を合わせて嵌合する。次に、支軸40の長軸41を軸支
部22の一端部から軸支部21,22,34に挿通する。これによ
り、吊り金具30は回動自在に取付け部20に支持される。
また、支軸40の短軸42を倒してロッドホルダ23に固定す
れば、支軸40が軸支部21,22,34から抜けることはない。
この後、吊りボルト11を吊り金具30の係止穴32に挿入
し、吊りボルト11にナット16を装着して締めれば、取付
け作業を終了する。
し、吊りボルト11にナット16を装着して締めれば、取付
け作業を終了する。
係止穴32に吊りボルトを挿入する際には、吊り金具30を
回動させて、水平片31の傾きを変えることができるの
で、本体10の傾きを微調整することなく取付け作業を行
うことができる。
回動させて、水平片31の傾きを変えることができるの
で、本体10の傾きを微調整することなく取付け作業を行
うことができる。
また、本体10を吊りボルト11に取付ける際に、予め吊り
ボルト11に吊り金具30を装着しておけば、吊り金具30の
軸支部34を取付け部20の軸支部21,22の間に合わせて、
支軸40を挿通するだけで取付け作業が終了する。これに
より、従来に比べて大幅に作業時間を短縮することがで
きる。
ボルト11に吊り金具30を装着しておけば、吊り金具30の
軸支部34を取付け部20の軸支部21,22の間に合わせて、
支軸40を挿通するだけで取付け作業が終了する。これに
より、従来に比べて大幅に作業時間を短縮することがで
きる。
尚、本実施例では軸支部21,22を傾斜面10aと一体に形成
したが、本体10とは別に形成して本体10に固定するよう
にしても良い。
したが、本体10とは別に形成して本体10に固定するよう
にしても良い。
また、本実施例ではロッドホルダ23によって支軸40を固
定するようにしたが、Eリング等を用いても良い。
定するようにしたが、Eリング等を用いても良い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、本体を吊りボルト
に取付ける際に、前記本体が多少傾いていても、前記本
体に装着された吊り金具を回動させることにより、前記
吊り金具の水平片を前記吊りボルトに対して直角にする
ことができる。このため、前記水平片の係止穴に前記吊
りボルトを容易に挿入することができる。これにより、
従来に比べて取付け作業に要する時間を大幅に短縮する
ことができる。
に取付ける際に、前記本体が多少傾いていても、前記本
体に装着された吊り金具を回動させることにより、前記
吊り金具の水平片を前記吊りボルトに対して直角にする
ことができる。このため、前記水平片の係止穴に前記吊
りボルトを容易に挿入することができる。これにより、
従来に比べて取付け作業に要する時間を大幅に短縮する
ことができる。
また、予め前記吊りボルトに前記吊り金具を装着してお
くことにより、一対の第1の軸支部の間に前記吊り金具
の第2の軸支部を嵌合させてこれら第1及び第2の軸支
部に支軸を挿通すれば取付け作業を終了することができ
る。これにより、さらに作業時間の短縮を図ることがで
きるという優れた効果を発揮する。
くことにより、一対の第1の軸支部の間に前記吊り金具
の第2の軸支部を嵌合させてこれら第1及び第2の軸支
部に支軸を挿通すれば取付け作業を終了することができ
る。これにより、さらに作業時間の短縮を図ることがで
きるという優れた効果を発揮する。
第1a図は本考案の一実施例の取付け構造を示す図、第1b
図は一実施例の要部を示す斜視図、第2a図は従来の取付
け構造を示す図、第2b図は従来例の要部を示す斜視図で
ある。 10……本体、11……吊りボルト、13……化粧パネル、14
……天井板、15……開口、16……ナット、20……取付け
部、21,22……軸支部、23……ロッドホルダ、30……吊
り金具、31……水平片、32……係止穴、33……垂直片、
34……軸支部、40……支軸。
図は一実施例の要部を示す斜視図、第2a図は従来の取付
け構造を示す図、第2b図は従来例の要部を示す斜視図で
ある。 10……本体、11……吊りボルト、13……化粧パネル、14
……天井板、15……開口、16……ナット、20……取付け
部、21,22……軸支部、23……ロッドホルダ、30……吊
り金具、31……水平片、32……係止穴、33……垂直片、
34……軸支部、40……支軸。
Claims (1)
- 【請求項1】天井裏の梁に固定された複数の吊ボルトに
本体を取付ける天井埋込型空気調和装置の取付け構造に
おいて、 略円筒形状の一対の第1の軸支部を同軸上で所定間隔を
おいて、かつ水平に前記本体の前記吊ボルトに対応する
位置に設けると共に、 前記一対の第1の軸支部の間に嵌合する略円筒形状の第
2の軸支部を垂直片の下端に、前記吊ボルトの直径に対
応した係止穴を水平片にそれぞれ有する断面略L字形状
の複数の吊金具を有し、 前記第1及び第2の軸支部に挿通する支軸を設けた、 ことを特徴とする天井埋込型空気調和装置の取付け構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989134826U JPH078978Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 天井埋込型空気調和装置の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989134826U JPH078978Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 天井埋込型空気調和装置の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0373834U JPH0373834U (ja) | 1991-07-25 |
JPH078978Y2 true JPH078978Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31682132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989134826U Expired - Lifetime JPH078978Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 天井埋込型空気調和装置の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078978Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6270645B2 (ja) | 2013-12-26 | 2018-01-31 | 三菱電機株式会社 | 機器取付装置及び室内機 |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP1989134826U patent/JPH078978Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0373834U (ja) | 1991-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH078978Y2 (ja) | 天井埋込型空気調和装置の取付け構造 | |
JPS624816Y2 (ja) | ||
JPH10205879A (ja) | 空気調和機の取付装置 | |
JP2532971Y2 (ja) | 外装パネル体の取付構造 | |
JPS6333069Y2 (ja) | ||
JPS588114Y2 (ja) | 棚板支持具 | |
JPH11159850A (ja) | 空調用制気口部材の取付構造 | |
JPH0129929Y2 (ja) | ||
JPH08105426A (ja) | 吊持金具 | |
JPS644273Y2 (ja) | ||
JPH0590725U (ja) | 照明器具 | |
JPH05126128A (ja) | ナツト状部材及びそれを応用した天井骨組み材支持具 | |
JPH08246623A (ja) | 軒樋支持具 | |
JPH054420Y2 (ja) | ||
JP3010698U (ja) | 移動壁用アルミレールの吊設構造及び収納レール構造 | |
JP2609025B2 (ja) | ダクト用換気扇 | |
JPH0710142U (ja) | 野縁受取付金物 | |
JPH06207609A (ja) | 表示装置 | |
JPH0416569Y2 (ja) | ||
JPS5918236Y2 (ja) | カ−ブミラ−等の支持装置 | |
JPH0447281Y2 (ja) | ||
JPH067183Y2 (ja) | 支持装置 | |
JP3010695U (ja) | 移動壁用アルミレールの吊設構造及び収納レール構造 | |
JPH0484524U (ja) | ||
JPH0426043Y2 (ja) |