JP2585114B2 - ホームエレベータ - Google Patents
ホームエレベータInfo
- Publication number
- JP2585114B2 JP2585114B2 JP1334029A JP33402989A JP2585114B2 JP 2585114 B2 JP2585114 B2 JP 2585114B2 JP 1334029 A JP1334029 A JP 1334029A JP 33402989 A JP33402989 A JP 33402989A JP 2585114 B2 JP2585114 B2 JP 2585114B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- mast
- basket
- hydraulic cylinder
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は，個人住宅に用いるホームエレベータに関す
るものである。
るものである。
〔従来の技術〕 従来のホームエレベータは，カゴを昇降動させるリフ
ト手段として下記の構成がある。
ト手段として下記の構成がある。
即ち，巻上機でロープを巻取りあるいは巻出すことに
より，カゴを昇降動させる電動方式と油圧ジャッキの伸
縮動によってカゴを昇降動させる油圧方式とがあり，油
圧方式にはカゴを直接油圧ジャッキで押し上げる直接式
およびカゴと油圧ジャッキとの間にロープを介在させ，
油圧ジャッキのストロークの２倍の行程で昇降させる間
接式があり，しかもカゴは単一部材からなるリフト部材
に沿って昇降動させる構成としていた。
より，カゴを昇降動させる電動方式と油圧ジャッキの伸
縮動によってカゴを昇降動させる油圧方式とがあり，油
圧方式にはカゴを直接油圧ジャッキで押し上げる直接式
およびカゴと油圧ジャッキとの間にロープを介在させ，
油圧ジャッキのストロークの２倍の行程で昇降させる間
接式があり，しかもカゴは単一部材からなるリフト部材
に沿って昇降動させる構成としていた。
従来は，上述のリフト部材が単一部材の集合を立設す
る構造になっているので，下記する課題がある。
る構造になっているので，下記する課題がある。
リフト部材が長尺物となり，運搬が困難であった。
単一部材の集合のため，現場での結合部が多く施行
に多くの時間を要した。
に多くの時間を要した。
長尺物の搬入設置のため，エレベータの工期が家屋
の施行状態によって左右されていた。
の施行状態によって左右されていた。
本発明は，まず第１に，昇降路内を昇降動するカゴを
昇降板に脱着自在に装着し，該昇降板を伸縮可能な多段
マスト装置に昇降動自在に係合してなる構成としたもの
と，第２に，上記マスト装置に対向する面にガイドレー
ルを設け，カゴを上記ガイドレールに沿って昇降させる
構成としたものがある。
昇降板に脱着自在に装着し，該昇降板を伸縮可能な多段
マスト装置に昇降動自在に係合してなる構成としたもの
と，第２に，上記マスト装置に対向する面にガイドレー
ルを設け，カゴを上記ガイドレールに沿って昇降させる
構成としたものがある。
本発明の動作について説明すると，まず上昇させる場
合には，油圧シリンダのロッドを伸長させると，カゴが
上昇する。下降の場合は，重力の作用によってカゴが自
然と降下する（ただし，図示にはしないが，下降時には
安全面より油圧シリンダからの排出油を絞り流出させる
絞り便が油圧管路に挿入接続されている。さらには油圧
管路が破裂した場合にも油圧シリンダをロックする安全
バルブも装備している。）。
合には，油圧シリンダのロッドを伸長させると，カゴが
上昇する。下降の場合は，重力の作用によってカゴが自
然と降下する（ただし，図示にはしないが，下降時には
安全面より油圧シリンダからの排出油を絞り流出させる
絞り便が油圧管路に挿入接続されている。さらには油圧
管路が破裂した場合にも油圧シリンダをロックする安全
バルブも装備している。）。
本発明の実施例について，第１図および第３図に基づ
いて説明すると,1は昇降路,2は多段マスト装置で,21,21
は固定マスト部材で地面あるいは床面に垂直に立設され
ている。22,22は該固定マスト部材21,21に挿入され，そ
れに沿って自在に昇降する昇降マスト部材,23は固定マ
スト部材21,21の下部を連結する連結部材,24は固定マス
ト部材21,21の上部を連結する連結部材,25は昇降マスト
部材22,22の上部を連結する連結部材,26は上記固定マス
ト部材21,21間に配設された油圧シリンダ,27は該油圧シ
リンダ26のロッド,28は上記昇降マスト22,22の上部を連
結する連結部材25にブラケット29を介して回転自在に装
着されたチエンホイール,3は上記昇降マスト部材22,22
内を自在に昇降する昇降板で，上記チエンホイール28に
係るチエン（又はロープでも可）30の一端が固着されて
いる。またその他端は油圧シリンダ26のボトム側31に固
着されている。
いて説明すると,1は昇降路,2は多段マスト装置で,21,21
は固定マスト部材で地面あるいは床面に垂直に立設され
ている。22,22は該固定マスト部材21,21に挿入され，そ
れに沿って自在に昇降する昇降マスト部材,23は固定マ
スト部材21,21の下部を連結する連結部材,24は固定マス
ト部材21,21の上部を連結する連結部材,25は昇降マスト
部材22,22の上部を連結する連結部材,26は上記固定マス
ト部材21,21間に配設された油圧シリンダ,27は該油圧シ
リンダ26のロッド,28は上記昇降マスト22,22の上部を連
結する連結部材25にブラケット29を介して回転自在に装
着されたチエンホイール,3は上記昇降マスト部材22,22
内を自在に昇降する昇降板で，上記チエンホイール28に
係るチエン（又はロープでも可）30の一端が固着されて
いる。またその他端は油圧シリンダ26のボトム側31に固
着されている。
４はカゴで，上記昇降板３にボルト等で脱着自在に固
着されている。５は油圧駆動装置で，操作スイッチ（図
示せず）のオン信号によりモーター51が回転駆動して，
油圧ポンプ52が作動し圧油が管路53を介して上記油圧シ
リンダのボトム側31に供給され，ロッド27が伸長する。
該ロッド27が伸長すると昇降マスト部材22,2の上部を連
結する連結部材25が該部材25にブラケット29を介して回
転自在に装着されたチエンホイール28と共に上昇し，上
記昇降マスト部材22,22が上昇し始めると同時に上記チ
エン30の一端を固定した昇降板３が上昇昇降マスト部材
22,22より２倍の速度で上昇する。即ちカゴ４が上昇す
る（特に第３図参照）。
着されている。５は油圧駆動装置で，操作スイッチ（図
示せず）のオン信号によりモーター51が回転駆動して，
油圧ポンプ52が作動し圧油が管路53を介して上記油圧シ
リンダのボトム側31に供給され，ロッド27が伸長する。
該ロッド27が伸長すると昇降マスト部材22,2の上部を連
結する連結部材25が該部材25にブラケット29を介して回
転自在に装着されたチエンホイール28と共に上昇し，上
記昇降マスト部材22,22が上昇し始めると同時に上記チ
エン30の一端を固定した昇降板３が上昇昇降マスト部材
22,22より２倍の速度で上昇する。即ちカゴ４が上昇す
る（特に第３図参照）。
６は地面あるいは床面に配設されたクッション部材
で，カゴ４下降時のショックを低減する。
で，カゴ４下降時のショックを低減する。
第２図には上記第１図の他にガイドレール７を設け，
昇降動作をよりスムーズにする。
昇降動作をよりスムーズにする。
本発明は，上述のような構成をとることにより，下記
のような効果がある。
のような効果がある。
カゴの荷重を多段マスト装置のみにて受けるため，
家屋の柱に荷重を受けない。従って，設計当初から強度
配分について考慮しなくもすみ，既設の家屋に対しても
設置がし易い。
家屋の柱に荷重を受けない。従って，設計当初から強度
配分について考慮しなくもすみ，既設の家屋に対しても
設置がし易い。
固定マスト部材と昇降マスト部材とからなり，昇降
マスト部材は固定マスト部材の中に収納できるから小型
化およびユニット化が実現でき，運搬が容易になると共
に家屋の施行時期に関係なく設置することができる。
マスト部材は固定マスト部材の中に収納できるから小型
化およびユニット化が実現でき，運搬が容易になると共
に家屋の施行時期に関係なく設置することができる。
カゴとマスト装置とは脱着自在としたので，運搬が
容易となり，別個に施行でるという便宜がある。
容易となり，別個に施行でるという便宜がある。
，の特性から建物の構造が鉄骨造，鉄筋コンク
リート造住宅，木造住宅であっても設置が可能であると
いう実用的効果大なるものである。
リート造住宅，木造住宅であっても設置が可能であると
いう実用的効果大なるものである。
第１図は本発明の一実施例の斜視図，第２図は他の実施
例の斜視図および第３図はマスト装置の上昇動作の概略
を示した側面図を示す。 １……昇降路,2……多段マスト装置 ３……昇降板、４……カゴ,5……油圧駆動装置 ６……クッション部材 ７……ガイドレール
例の斜視図および第３図はマスト装置の上昇動作の概略
を示した側面図を示す。 １……昇降路,2……多段マスト装置 ３……昇降板、４……カゴ,5……油圧駆動装置 ６……クッション部材 ７……ガイドレール
Claims (1)
- 【請求項１】地上に設置した固定マスト部材を固定し、
該一対の固定マスト部材に一対の昇降マスト部材を上下
動可能に挿入し、該一対の昇降マスト部材の連結部材の
下面にブラケットを固定し、当該ブラケットの下面に油
圧シリンダのロッド先端を固定すると共に該ブラケット
の両側面にチエーンホイールを回動自在に装着し、当該
チエーンホイールに噛み合うチエーンの一端を昇降板
に、他端を油圧シリンダのボトムに取付、当該昇降板に
カゴを脱着自在に装着してなるホームエレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334029A JP2585114B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ホームエレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334029A JP2585114B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ホームエレベータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03195684A JPH03195684A (ja) | 1991-08-27 |
| JP2585114B2 true JP2585114B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=18272707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1334029A Expired - Lifetime JP2585114B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ホームエレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585114B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102210828B1 (ko) * | 2020-01-23 | 2021-02-02 | 김옥수 | 교통약자용 소형 승강기 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101143917B1 (ko) * | 2009-09-18 | 2012-05-11 | 이승수 | 저층용 승강기 |
| CN108069321A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-05-25 | 德尔法电梯有限公司 | 一种别墅用电梯 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5665785A (en) * | 1979-10-30 | 1981-06-03 | Shinichi Watanabe | Smalllsized elevator for low story |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1334029A patent/JP2585114B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102210828B1 (ko) * | 2020-01-23 | 2021-02-02 | 김옥수 | 교통약자용 소형 승강기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03195684A (ja) | 1991-08-27 |
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