JP2585054B2 - 流動体滴下装置 - Google Patents

流動体滴下装置

Info

Publication number
JP2585054B2
JP2585054B2 JP63074943A JP7494388A JP2585054B2 JP 2585054 B2 JP2585054 B2 JP 2585054B2 JP 63074943 A JP63074943 A JP 63074943A JP 7494388 A JP7494388 A JP 7494388A JP 2585054 B2 JP2585054 B2 JP 2585054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
cylinder
container
dropping
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63074943A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01245877A (ja
Inventor
山田  信一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP63074943A priority Critical patent/JP2585054B2/ja
Publication of JPH01245877A publication Critical patent/JPH01245877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2585054B2 publication Critical patent/JP2585054B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流動体の滴下作業を中断した場合の、滴下
針先端に付着した流動体の硬化を防止する流動体滴下装
置に関する。
(従来の技術) 従来の流動体滴下装置は、例えば第5図に示すよう
に、下端部に滴下針(1)を装着したシリンダー(2)
が上下動自在なホルダー(3)に装着自在に取付けられ
ている。
(発明が解決しようとする課題) ところで滴下する流動体が例えば接着剤のように自然
硬化性のある溶剤の場合、滴下作業を中断して滴下針
(1)をそのままの状態で放置すると、滴下針(1)の
先端に付着している溶剤が固化して滴下針(1)の吐出
口を閉塞し、いざ滴下作業を再開しようとしても流動体
の滴下が不能となつて滴下針(1)を交換しなければな
らない事態が生じることがある。そこで従来は、第6図
に示すように、滴下作業を中断する場合は、ホルダー
(3)からシリンダー(2)を取り外して、シリンダー
(2)内の流動体(A)と同一の流動体(A)を入れた
容器(4)にシリンダー先端部を挿入して滴下針(1)
を流動体(A)に浸漬した状態を維持して、滴下針
(1)の先端に付着した溶剤の固化による吐出口の閉塞
を防止していた。従つて、滴下作業の中断及び再開の毎
にホルダー(3)に対するシリンダー(2)の着脱作業
を要するので、被流動体滴下物の組立装置の自動運転の
大きな障害となつていた。本発明はかかる課題の解決を
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために案出した本発明の液体滴下
装置は、下端に滴下針を装着して流動体を収納するシリ
ンダーと、該シリンダーを保持するホルダーと、該ホル
ダーの鉛直方向及び水平方向の移動手段と、該移動手段
の位置制御手段と、上記シリンダー内の流動体と同一の
流動体を収納する容器と、該容器の蓋の自動開閉手段を
備えて成るものである。
(作 用) 即ち本発明の流動体滴下装置では、滴下作業を中断す
る場合に、シリンダー内の流動体と同一の流動体を収納
した容器の位置まで、鉛直方向及び水平方向の移動手段
と位置制御手段によつて滴下針をガイドし、その容器の
蓋を自動開閉手段により開いてその容器内にシリンダー
先端部を挿入して滴下針を流動体に浸漬して、滴下作業
中断時の滴下針先端の流動体の硬化を防止する。次に再
び滴下作業を開始する場合は、鉛直方向の移動手段によ
り滴下針を容器から抜出し、容器には蓋を自動開閉手段
により気密に嵌着して流動体の揮発を防止し、水平方向
の移動手段と位置制御手段により滴下針を被流動体滴下
物の真上位置までガイドし、鉛直方向の移動装置により
滴下針を被流動滴下物の上方適宜を位置まで降下させて
シリンダー内の流動体を滴下させる。
(実施例) 第1図乃至第4図に基づき本発明の一実施例を説明す
る。(1)が滴下針であり、シリンダー(2)の下端部
に交換自在に装着されている。シリンダー(2)の内部
には接着剤のような自然硬化性のある流動体(A)が収
納され、シリンダー(2)の上端部にはシリンダー
(2)内に空気を送り込んでその空気圧によつて流動体
(A)を滴下針(1)から滴下させる柔軟な空気パイプ
(図示せず)を接続している。シリンダー(2)はホル
ダー(3)に着脱自在に取付けられ、ホルダー(3)は
支持体(5)に一体的に固定されている。一方、被流動
体滴下物(B)の搬送ライン(図示せず)に垂直な線上
に一対の固定板(6)が立設され(一方の固定板の図は
省略)、該固定板(6)間には2本のガイド軸(7)が
上下位置で平行に水平方向に架設され、該ガイド軸
(7)に対し移動体(8)が摺動自在に取付けられてい
る。固定板(6)の後方にはエアーシリンダー(9)が
水平状態に配され、該エアーシリンダー(9)のロツド
(9a)が固定板(6)を貫通してその先端を移動体
(8)に接続している。従つて移動体(8)はこのエア
ーシリンダー(9)によつて水平方向の前後に移動可能
である。移動体(8)の側面には腕部(8a)が一体的に
突設され、この腕部(8a)にはその上下面に開通する鉛
直方向のガイド孔(図示せず)が設けられている。上記
の支持体(5)におけるホルダー(3)を突設した側面
の反対側の側面の上下端部には鍔部(5a)が突設され、
該鍔部(5a)間には鉛直方向のガイドピン(10)が垂設
され、該ガイドピン(10)は移動体(8)の腕部(8a)
のガイド孔に摺動自在に挿通されている。支持部(5)
の上端の鍔部(5a)にはエアーシリンダー(11)が接続
され、該エアーシリンダー(11)によつて支持体(5)
は鉛直方向に移動自在である。従つてホルダー(3)及
びそれに取付けられたシリンダー(2)は水平方向且つ
鉛直方向に移動自在である。被流動体滴下物(B)の搬
送ラインに対して垂直な方向の支持体(5)の後方で且
つ後方の固定板(6)より前方位置で更に支持体(5)
よりも下方位置には、シリンダー(2)に収納された流
動体(A)と同一の流動体(A)を収納した容器(4)
が配され、その側部には回動腕部(12)の先端に蓋(1
3)を回動自在に吊設したロータリーアクチユエーター
(14)が設置されている。容器(4)の開口部は、その
容器(4)の内部に上記のシリンダー(2)の下端部を
挿入した場合にそのシリンダー(2)の外面部にその内
面部が略密着するような形状及び寸法を有している。ま
た蓋(13)は第3図及び第4図に示すように容器(4)
の高さに多少のバラツキがあつても完全に閉蓋できるよ
うに、多少の重量を有してロータリーアクチユエーター
(14)の回動腕部(12)に対し常に水平な姿勢を維持す
るように吊下されると共にその下面周縁部にはテーパ部
(13a)を形成している。滴下作業を実施する場合は、
まず、エアーシリンダー(9)によつて移動体(8)が
水平方向において前進させられ、滴下針(1)が被流動
体滴下物(B)の真上位置にきたときに水平方向の位置
制御装置(図示せず)によつて停止させられる。次にエ
アーシリンダー(11)によつて支持体(5)が鉛直方向
に下降され、滴下針(1)の先端と被流動体滴下物
(B)との距離が最適な状態になつたときに鉛直方向の
位置制御装置(図示せず)によつて停止され、この状態
でシリンダー(2)内に空気が送られて一定量の流動体
(A)が滴下される。一つの被流動体滴下物(B)に滴
下作業が終了すると、被流動体滴下物(B)の搬送の妨
げとならないように支持体(5)は上昇して、次の被流
動体滴下物(B)が所定の位置まで間欠的に搬送される
と再び下降して同様に流動体(A)を滴下する。以下こ
の作動が繰り返されて順次滴下作業が続行する。何らか
の理由で滴下作業を中断する場合は、エアーシリンダー
(11)によつて支持体(5)を上昇させたのち、エアー
シリンダー(9)によつて移動体(8)を後退させ、水
平方向の位置制御装置(図示せず)によつて容器(4)
の真上位置にシリンダー(2)がきたときに停止させ
る。この移動体(8)の後退を検出装置(図示せず)に
検知させ、信号をロータリーアクチユエーター(14)に
送つて回動腕部(12)を回転させ容器(4)の蓋(14)
を開蓋させておき、次にエアーシリンダー(11)によつ
て支持体(5)を下降させ、鉛直方向の位置制御装置に
よつてその下降量を調整して、シリンダー(2)の下端
部が容器(4)内に挿入して滴下針(1)が流動体
(A)に浸漬されるようにする。滴下作業の中断時は常
にこの状態を維持して、滴下作業の再開する場合は上記
の作動を逆に行なわせる。
(発明の効果) 本発明は叙上の通りであり、滴下作業中断時の滴下針
先端部の流動体の硬化を防止することができ、然も従来
の如く滴下針を装着したシリンダーをホルダーから一旦
取り外す必要がなく滴下作業を迅速に再開できるので、
被流動体滴下物の組立装置の自動運転も可能となる。ま
た流動体の容器の蓋の開閉が自動的に行われるので煩瑣
が解消し、滴下作業中は閉塞状態にあるので容器内の流
動体の揮発を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示したもので、第
1図は滴下作業実施状態の斜視図、第2図は滴下作業中
断状態の斜視図、第3図は容器閉蓋状態の側面図、第4
図はより高い容器の閉塞状態の側面図である。また第5
図及び第6図は従来例を示したもので、第5図は斜視
図、第6図は滴下針先端部の流動体硬化防止状態の斜視
図である。 (1)……滴下針、(2)……シリンダー、(3)……
ホルダー、(4)……容器、(5)……支持体、(6)
……固定板、(7)……ガイド軸、(8)……移動体、
(9)……エアーシリンダー、(10)……ガイドピン、
(11)……エアーシリンダー、(12)……回動腕部、
(13)……蓋、(14)……ロータリーアクチユエータ、
(A)……流動体、(B)……被流動体滴下物。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端に滴下針を装着して流動体を収納する
    シリンダーと、該シリンダーを保持するホルダーと、該
    ホルダーの鉛直方向及び水平方向の移動手段と、該移動
    手段の位置制御手段と、上記シリンダー内の流動体と同
    一の流動体を収納する容器と、該容器の蓋の自動開閉手
    段を備えて成る流動体滴下装置。
JP63074943A 1988-03-29 1988-03-29 流動体滴下装置 Expired - Lifetime JP2585054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63074943A JP2585054B2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29 流動体滴下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63074943A JP2585054B2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29 流動体滴下装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01245877A JPH01245877A (ja) 1989-10-02
JP2585054B2 true JP2585054B2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=13561927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63074943A Expired - Lifetime JP2585054B2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29 流動体滴下装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2585054B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5089969B2 (ja) * 2006-12-04 2012-12-05 武蔵エンジニアリング株式会社 液体材料吐出装置
KR101446296B1 (ko) * 2007-04-11 2014-10-01 무사시 엔지니어링 가부시키가이샤 잉크젯 토출 헤드 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01245877A (ja) 1989-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2593253B1 (de) Vorrichtung und verfahren zur schmelzezudosierung und giessmaschine
KR102250764B1 (ko) 레이들 슈라우드를 콜렉터 노즐에 가역적으로 결합하기 위한 결합 장치, 자가-지지형 레이들 슈라우드, 그것의 키트, 및 레이들 슈라우드를 콜렉터 노즐에 결합하기 위한 방법
JP2585054B2 (ja) 流動体滴下装置
JP4721775B2 (ja) 鋳造用自動注湯装置並びに鋳型に対する注湯方法
WO1999000205A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur bewegungssteuerung einer giesspfanne mit geringer giesshöhe in einer giessanlage
JP3841187B2 (ja) ねじのゆるみ止め液塗布装置
US4802554A (en) Grease applying method
US5224994A (en) Apparatus and method for liquid treatment of article surfaces
DE3927852C2 (ja)
CN211919419U (zh) 一种涂料盛放容器
CN211002079U (zh) 一种移液器枪头自动摆放装置
FI69278B (fi) Anordning foer foersegling av ventilen i en ventilsaeck med et bindemedel
FI92945C (fi) Jäänhuoltokone ja siinä käytettävä menetelmä jään työstämiseksi
CN210393674U (zh) 自动化油墨灌装机
CN216517001U (zh) 一种建筑施工混凝土浇筑后保护装置
JP2686088B2 (ja) ワイヤカット放電加工機
KR101997731B1 (ko) 침지노즐 처리장치 및 이를 구비하는 턴디쉬
JPS5969173A (ja) 自然硬化性粘液体吐出装置
KR20060120177A (ko) 용융된 금속을 수용하는 저장 용기에 부착된 미끄럼밀폐부를 구동하기 위한 장치
JP3426623B2 (ja) 液体塗布装置および液体塗布方法
CN110589075A (zh) 一种移液器枪头自动摆放装置
DE2552270A1 (de) Vorrichtung zum selbsttaetigen messen und/oder probenehmen in metallschmelzen
JPH0780612A (ja) 連続鋳造設備におけるレードル用ノズル孔開孔装置
JP3078969B2 (ja) 連続鋳造設備における鍋砂排出方法および鍋砂排出装置
EP1464421A1 (de) Manipulator für einen Giessspiegel-sensor einer Kokille einer Stranggiessanlage