JPS5969173A - 自然硬化性粘液体吐出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば接着剤のように、常温において空気
中に放置すれば硬化するような自然硬化性粘液体を、自
動組立工程等で自動的に吐出する装置に関するものであ
る （従来例の構成とその問題点） 一般に、接着剤のような自然硬化性粘液体は、その容器
の粘液体吐出口で空気に触れた状態で放置されると自然
硬化してその機能、特性を失う。

従って、従来は、この種の粘液体の自動吐出装置を自動
組立機等に搭載することは不可能であった。

そのため、自然硬化性粘液体の使用を必要とする際は、
もっばら手作業で行なっていた。

第１図は、従来の吐出装置の構成を示したものであり、
１は吐出装置本体、２はその内部に設けた粘液体貯蔵槽
、３は吐出機構部、４は供給・ぐイブ、５は自然硬化性
粘液体、６，６ａはそれぞれ供給・ぐイブの粘液体吐出
口４ａに嵌め込む自然硬化防市栓である。

以上のように構成された従来の吐出装置の動作は、取扱
者が吐出装置本体１を持ち、吐出機構部３を動作させる
ことによシ、吐出口４ａから粘液体を吐出させた後、吐
出口４ａにおいて粘液＃５が空気に触れて自然硬化する
のを防止するために硬化防止栓６又は６ａを吐出口４ａ
に挿入して空気を遮断していた。

しかし上記のような構成では、第２図に示すように、吐
出に４ａ部と硬化防止栓６または６ａとの隙間７を１ｍ
って漏洩した粘液体５ａが硬化してしまう７社め、手作
業による吐出でも作業性が極端に悪く、壕だこのことが
自動吐出を困難にする要因であった。

（発明の目的） そこで本発明は、上記従来例の欠点を解消し、簡単な構
成で、かつ確実に、常温において自然硬化性粘液体の硬
化を防止してその機能、特性を維持し、引き続き自動吐
出を可能ならしめる自然硬化性粘液体吐出位置を提供す
るものである。

（発明の構成） 上記目的を達成するために、吐出装置の定１つだ吐出動
作サイクル以外の時間帯では、粘液体吐出口を、その粘
液体の機能を害さない液体に浸漬する手段を設けたもの
である。以下、図面により実施例を詳細に説明する。

（実施例の説明） 第３図は、本発明の一実施例を示したもので、８は自動
直進移載装置であり、そのヘッド部８ａは上下シリンダ
９により上下方向に、壕だ移行／リング１０により前後
方向に移動が可能である。

１１はシリンダ用エアホース、１２は自然硬化性粘液体
貯蔵慟、１３は、吐出動作を行なわせる吐出機構部、１
４は粘液体の供給・やイノ０であり、その先端の吐出口
に近い部分を自動直進移載装置８のへ、構部８ａに固定
している。］５は硬化防止槽、１６は被加工物を表わし
、］、　６　ａは粘液体を吐出するｒ〃置を示している
。

上記構成において、上下／リンダ９および移行／リング
１０の動作により自動直進移載装置８のへ、構部８ａが
軌跡Ｔのように移動し、供給・やイノ０１４の先端の粘
液体吐出口を被加工物１６の吐出位置１６ａまで運び、
粘液体を吐出した後、元の位置へ戻る。第４図（は、そ
の動作のタイムチャートであり、Ａは自動吐出動作サイ
クルであり、Ｂは吐出動作サイクル以外の時間帯である
。本発明は、この時間帯Ｂにおいて、自然硬化性粘液体
の吐出口での硬化を防止し、その機能、特性を、維持す
るようにしたものである。

第５図は、第３図の要部の構成を原理的に示したもので
、同一符号のものは同一のものを示している。また、１
７は硬化防止槽１５内に入れた硬化防止液で、自然硬化
性粘液体５０本来の性質を害さない液体である。例えば
、自然硬化性粘液体５に含′まれでいる溶剤と同じもの
（例えばトルエン）を用いる。１５ａは硬化防止液１７
の蒸発を防止するだめの蓋である。第４図における吐出
動作サイクル以外の時間帯では、粘液体の供給・やイノ
０１４の先端、即ち吐出口１４ａｔｄ、第５図に示した
ように硬化防止液１７の中に浸漬される。

これによシ、吐出口１４ａにある粘液体の端面５ｃは硬
化防止液１７によって空気から遮断されるので硬化する
ことなく、その機能、特性を維持することができる。

また、第６図（Ａ）に示しだように、吐出口１４ａを硬
化防止液１７に浸漬する以前に、粘液体５の端面５Ｃが
多少後退し、吐出口部に空間１８が生じ／ζ場合でも、
第６図（Ｂ）のように吐出口１４ａを硬化防止液１７に
浸漬するとその空間１８に硬化防止液１７の蒸気が充満
し、従って、粘液体５の端面５Ｃの硬化は防止される。

なお、硬化防止液として、石けん水や温水を使用しても
同様の効果を得ることかできる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、吐出動作サイク
ル以外の時間帯に、粘液体吐出口を硬化防止液に浸漬す
るという簡単な操作のみで、吐出口における自然硬化性
粘液体の硬化を防止することができ、従って、吐出口の
詰寸りかなくなり、粘液体の機能、特性を維持し、引き
続いて吐出動作を進めることができる。そして、この吐
出装置を直進移載装置のような自動組立機に椹載し、吐
出動作サイクルに従った自然硬化性粘液体の吐出動作を
自動的に連続して行なうことか可能になっだ０

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の吐出装置の構成図、第２図は従来の硬
化防止法における問題点を示す図、第３図は、本発明の
一実施例の斜視図、第４図は、同実施例の動作タイムチ
ャー１・、第５図は、同実施例の要部の構成を原理的に
示しだ図、第６図は、吐出口にある粘液体の端面が空気
から遮断された状態を説明する図である。 ５・・自然硬化性粘液体、８・・自動直進移載装置、１
２　・粘液体貯蔵槽、１３・吐出機構部、１４・・粘液
体供給パイプ、１４ａ・・・吐出口、１５・硬化防止槽
、１７・硬化防止液。 第１図 〈゛ し・ 謡と６゜ 第５図 第６図 ＋Ａ＋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 常温において自然硬化する粘体まだは液体を吐るように
   したことを特徴とする自然硬化性粘液体吐出装置。