JP2585044Y2 - スクリーン - Google Patents

スクリーン

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JP2585044Y2
JP2585044Y2 JP1991091145U JP9114591U JP2585044Y2 JP 2585044 Y2 JP2585044 Y2 JP 2585044Y2 JP 1991091145 U JP1991091145 U JP 1991091145U JP 9114591 U JP9114591 U JP 9114591U JP 2585044 Y2 JP2585044 Y2 JP 2585044Y2
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Japan
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poles
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Inventor
康幸 手島
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旭光学工業株式会社
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーンに関し、特
に表裏の二面を択一して正面に向けることが可能なスク
リーンに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】近年、様々な分野におけ
る映像メディアの増加、さらにAV機器(ビデオデッ
キ、ビデオカメラ、レーザーディスクプレーヤーなど)
の低価格化によって、一般家庭でのAV機器の普及率は
目覚ましい増加傾向を示している。またこれに伴って、
一般家庭用テレビは大型画面のものが主流となってきて
いる。現在、一般家庭用ブラウン管テレビで最大のもの
は36インチ程度である。しかしながら、劇場スクリー
ン感覚で映像を満喫するためには36インチ程度の画面
サイズでは物足りなく、それ以上の大型画面に対するニ
ーズが近年特に増加している。そこで、このニーズに応
えるべく登場したのが家庭用ビデオプロジェクタであ
る。この家庭用ビデオプロジェクターは投映機の一種で
あり、映像用入力端子を備えている。この映像用入力端
子に入力された映像信号は該ビデオプロジェクターによ
って映像として出力されこの映像が投映用スクリーンに
投映される。この家庭用ビデオプロジェクターでは10
0インチ以上の画面サイズを得ることが可能であり、一
般家庭でも劇場感覚で映像を楽しむことが可能である。
【0003】このビデオプロジェクターに使用される投
映用スクリーンは大別して3種類ある。収納の際、スプ
リングの力を用いて収納ローラーを回転させスクリーン
を収納し、使用時は上記収納ローラーからスクリーンを
引き出すタイプのスプリングローラースクリーン、掛け
図型スクリーン、そしてパネル型スクリーン(スタンド
式又は壁掛式)の3種類である。これら何れのスクリー
ンにしても一般家庭においては可なり大型の室内備品で
ある。それゆえスクリーンとして使用しない時、収納す
る必要がある場合には収納が可なり面倒であり、それな
りの収納スペースも確保する必要がある。
【0004】また、ビデオプロジェクターは画面サイズ
を変更可能なものが多く、ある時は100インチ画面、
ある時は60インチ画面という具合に状況に応じて画面
サイズを自由に選択することが可能である。そこで、一
つの大型画面サイズ(例えば100インチ)の投映用ス
クリーンに、その画面サイズよりも小さい画面サイズ
(例えば60インチ)の映像を投映させることが考えら
れる。しかしながら、この例のように100インチの投
映用スクリーンに60インチサイズの映像を投映する
と、スクリーンにおける外周の黒枠部分と投映された画
像との間に画像が映っていない白地のスクリーン部分が
見えてしまう。スクリーン上に映された画像の外郭部分
は、その画像に臨場感を与えるために黒色であることが
必要である。それゆえ、上記例のような場合には臨場感
を損なうことになる。かといって、100インチ用と6
0インチ用とを別々に購入したのでは更に多くのスペー
スが必要となり、また高価なものになってしまう。
【0005】
【考案の目的】本考案は、上述した従来の問題点に鑑み
てなされたもので、異なる二面を容易に交互に切り替え
て正面に向けることが可能なスクリーンを提供すること
を目的とする。また、投映用スクリーンを使用していな
い時でも日常生活において有効に活用できる多機能スク
リーンを提供することを目的とする。さらに、複数の画
面サイズの映像に対応できる投映用スクリーンを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【考案の概要】上記目的を達成するために本考案は、そ
の一態様によると、略水平に支持されるスクリーン懸垂
ポール;このスクリーン懸垂ポールに沿う可動スクリー
ン;この可動スクリーンの両端部にスクリーン懸垂ポー
ルと平行をなすように固定された一対の安定化ポール;
及びスクリーン懸垂ポールの上部に、可動スクリーンは
通過させるが一対の安定化ポールは通過させない隙間で
設けられたカバー;を備え、一対の安定化ポールを択一
してスクリーン懸垂ポールに沿わせることにより、可動
スクリーンの表裏をスクリーンとして用いることを特徴
としている。
【0007】また、本考案は、別の態様によると、略水
平に支持されるスクリーン懸垂ポール;このスクリーン
懸垂ポールに沿う可動スクリーン;この可動スクリーン
の両端部にスクリーン懸垂ポールと平行をなすように固
定された一対の安定化ポール;及びスクリーン懸垂ポー
ルと一体の部材に枢着され、自重によって上記可動スク
リーンをスクリーン懸垂ポールとの間に挟着する、該ス
クリーン懸垂ポールを中心として両側に位置する一対の
補助ポール;を備え、一対の安定化ポールを択一してス
クリーン懸垂ポールに沿わせることにより、可動スクリ
ーンの表裏をスクリーンとして用いることを特徴として
いる。
【0008】可動スクリーンの表裏の二面は、例えば投
映用スクリーンとしての機能を有する面と、絵、写真又
は刺繍などの鑑賞目的物を設けた鑑賞用タペストリーと
しての機能を有する面とすることができ、あるいは、そ
れぞれ投映用スクリーンとしての機能を有する面とし、
その一方の面における投映部画面サイズを他方の面にお
ける投映部画面サイズとは異ならせることができる。
【0009】本考案によれば、異なった2つの画面サイ
ズ用の投映用スクリーンが必要な場合であってもそれぞ
れ別々に購入する必要がなく、またこれによって設置、
収納スペースの縮小およびコストパフォーマンスの向上
につながる。
【0010】
【考案の実施形態】以下図示実施例に基づいて本考案を
説明する。図1は、本考案を適用した異なる二面を正面
に向けることが可能な可動スクリーンを持ったスクリー
ン第1の実施例を示す斜視外観図である。図1(a)
は、可動スクリーン1の一方の面(例えば表面)1aに
設けられた投映用スクリーンが正面に向いている図を示
す。また、図1(b)は、可動スクリーン1のもう一方
の面(同裏面)1bに設けられた鑑賞画が正面に向いて
いる図を示す。ここで、可動スクリーン1を懸垂する部
分の拡大部分斜視図を図2に示す。
【0011】可動スクリーン1の幕面に皺や弛みができ
ないように安定化ポール2および3をその両端部に備え
た可動スクリーン1は、取付け固定用枠6に回転自在に
支持されたスクリーン懸垂ポール4に巻回されて懸垂状
に支持されている。このスクリーン懸垂ポール4の上部
には、該スクリーン懸垂ポール4の側面に沿って婉曲し
た形状のカバー5が公知の手段によって固定用枠6に固
定されている。カバー5とスクリーン懸垂ポール4との
間には、ある一定の隙間が開いており、この隙間には可
動スクリーン1は通るが、安定化ポール2および3は通
らない構造になっている。
【0012】以上の構造によって、このスクリーンは次
のように機能する。図1(a)では投映用スクリーンが
設けられた面1aが正面を向いている状態にある。そこ
で、この状態から鑑賞画が設けられた面1bを正面に向
けるためには、安定化ポール3を下方向に引っ張る。す
ると面1aの裏面、面1bに設けられた鑑賞画が正面に
移動し、そして可動スクリーン1の一端部に設けられた
安定化ポール2がスクリーン懸垂ポール4とカバー5の
エッジ部分5aとの間で規制されて可動スクリーン1の
面1bが完全に正面に向いた状態となる。同様に、この
状態から投映用スクリーンの設けられた面1aに戻した
い場合は、安定化ポール2を下方向に引っ張ればよい。
【0013】図3は、第1の実施例においての表裏の二
面に、画面サイズの異なった投映用スクリーンを備えた
スクリーンの第2の実施例で、図1の面1aが100イ
ンチの画面サイズの投映用スクリーンに、そして図1の
面1bが60インチの画面サイズの投映用スクリーンに
変更された以外は図1に示すスクリーンと同様である。
【0014】図4は、本考案を適用したスクリーンの第
3の実施例であり、既に述べた上記第1、2の実施例と
は異なった可動スクリーン支持部分を持ったスクリーン
を示す。ここで、第1の実施例の図1で示したスクリー
ンと同一部材については同一符号を付してある。図5に
この実施例でのスクリーン懸垂ポールの拡大部分斜視図
を示す。可動スクリーン1の幕面に皺や弛みができない
ように安定化ポール2および3をその両端部に備えた可
動スクリーン1は、取付け固定用枠20に回転自在に支
持されたスクリーン懸垂ポール4に巻回されて懸垂状に
支持されている。スクリーン懸垂ポール4の前後には、
可動スクリーン1を該スクリーン懸垂ポール4に確実に
密着摺動させるために、補助ポール21および22が設
けられている。この補助ポール21および22は、次の
ように支持されている。図に示すように、2本の腕23
が、取付け固定枠20に対してそれぞれの一端部をピン
24により図に示す矢印方向に回動自在に設けられてい
る。補助ポール21および22は上記腕23の他端部に
対してピン25によってそれぞれ回転可能に支持されて
いる。補助ポール21および22は、その自重によりあ
る一定の力をもってスクリーン懸垂ポール4に向かって
可動スクリーン1を押圧している。これによって、可動
スクリーン1の安定化ポール2または3がスクリーン懸
垂ポール4と補助ポール21または22との間を抜けよ
うとしても、可動スクリーン1の自重だけでは抜け外れ
ない構造になっている。
【0015】以上本実施例では、可動スクリーンの表裏
の二面に画面サイズの異なった投映用スクリーンを設け
る場合、これら異なった画面サイズを具体的なサイズ
(100インチと60インチ)で示したが、これらのサ
イズは他のサイズであってもよいことは言うまでもな
い。
【0016】また本実施例では、可動スクリーンの表裏
の二面を切り替えるのに手動によって行なっているが、
スクリーン懸垂ポール4を電動モーターによって回転さ
せる構成でもよい。
【0017】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、略水平
に支持されるスクリーン懸垂ポールに沿わせたスクリー
ンの表裏を択一して正面に向けることができるので、一
つのスクリーンを2つのスクリーンとして、有効に利用
することができる。また、可動スクリーンの表裏の二面
を、投映用スクリーンとしての機能を有する面と、鑑賞
目的物を設けた鑑賞用タペストリーとしての機能を有す
る面とにすれば、投映用スクリーンとして使用しない時
でも日常生活中で有効に利用することができる。さらに
可動スクリーンの表裏の二面の両面を投映用スクリーン
としての機能を有する面とし、かつ該両面の片面におけ
る投映部画面サイズは他面における投映部画面サイズと
すれば、異なった2つの画面サイズ用の投映用スクリー
ンが必要な場合であってもそれぞれ別々に購入する必要
がなく、またこれによって設置、収納スペースの縮小お
よびコストパフォーマンスの向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスクリーンの第1の実施例を示す
斜視外観図である。
【図2】図1のスクリーン懸垂ポール部分の拡大部分斜
視図である。
【図3】本考案によるスクリーンの第2の実施例を示す
斜視外観図である。
【図4】本考案によるスクリーンの第3の実施例を示す
斜視外観図である。
【図5】図4のスクリーン懸垂ポール部分の拡大部分斜
視図である。
【符号の説明】
1 可動スクリーン 2 安定化ポール 3 安定化ポール 4 スクリーン懸垂ポール 5 カバー 6 取付け固定用枠

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平に支持されるスクリーン懸垂ポー
    ル; このスクリーン懸垂ポールに沿う可動スクリーン; この可動スクリーンの両端部にスクリーン懸垂ポールと
    平行をなすように固定された一対の安定化ポール;及び
    上記スクリーン懸垂ポールの上部に、上記可動スクリー
    ンは通過させるが一対の安定化ポールは通過させない隙
    間で設けられたカバー; を備え、 上記一対の安定化ポールを択一してスクリーン懸垂ポー
    ルに沿わせることにより、可動スクリーンの表裏をスク
    リーンとして用いることを特徴とするスクリーン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクリーンにおいて、可
    動スクリーンの表裏の二面は、投映用スクリーンとして
    の機能を有する面と、絵、写真又は刺繍などの鑑賞目的
    物を設けた鑑賞用タペストリーとしての機能を有する面
    であるスクリーン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスクリーンにおいて、可
    動スクリーンの表裏の二面は、それぞれ投映用スクリー
    ンとしての機能を有する面であり、かつその一方の面に
    おける投映部画面サイズは他方の面における投映部画面
    サイズとは異なるスクリーン。
  4. 【請求項4】 略水平に支持されるスクリーン懸垂ポー
    ル; このスクリーン懸垂ポールに沿う可動スクリーン; この可動スクリーンの両端部にスクリーン懸垂ポールと
    平行をなすように固定された一対の安定化ポール;及び
    上記スクリーン懸垂ポールと一体の部材に枢着され、自
    重によって上記可動スクリーンをスクリーン懸垂ポール
    との間に挟着する、該スクリーン懸垂ポールを中心とし
    て両側に位置する一対の補助ポール; を備え、 上記一対の安定化ポールを択一してスクリーン懸垂ポー
    ルに沿わせることにより、可動スクリーンの表裏をスク
    リーンとして用いることを特徴とするスクリーン。
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JPH0517642U JPH0517642U (ja) 1993-03-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4704739B2 (ja) * 2004-11-10 2011-06-22 直史 山内 スクリーン及びこれを用いた画像投影システム
FR2947063B1 (fr) * 2009-06-19 2011-07-01 Commissariat Energie Atomique Retroprojecteur

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50116440U (ja) * 1974-03-06 1975-09-22
JPH02282236A (ja) * 1989-04-24 1990-11-19 Sony Corp スクリーン装置

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