JP2584838B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP2584838B2 JP63213184A JP21318488A JP2584838B2 JP 2584838 B2 JP2584838 B2 JP 2584838B2 JP 63213184 A JP63213184 A JP 63213184A JP 21318488 A JP21318488 A JP 21318488A JP 2584838 B2 JP2584838 B2 JP 2584838B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、商品を収納する上下複数段の収納棚から購
買指令信号に基づいて選択的に送り出されてくる商品を
載置する載置台と、前記載置台を購買指令信号に相当す
る収納棚から商品排出口まで昇降させる駆動機構とを備
えた自動販売機の商品搬出装置に関する。
〔従来の技術〕
上記自動販売機では、購入者が商品を選択すると、そ
の購買指令信号に相当する収納棚に相当する高さ位置ま
で載置台を昇降させ、この昇降後、載置台上に商品が送
り出されると、載置台を商品排出口へ移動させるのであ
る。
そして、従来、前記載置台を前記選択された商品を受
け取った位置から商品排出口まで昇降させる昇降速度が
一定に構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 例えば、上記昇降速度を高速に設定すると、載置台が
購買指令信号に相当する収納棚から商品排出口まで移動
する時間の短縮を図ることができるから、購入者が商品
を選択してから商品が払い出されるまでの時間を非常に
短くすることができるものの、商品が例えば炭酸飲料の
場合において、高速で昇降移動している載置台を商品排
出口で停止させるためには、大きな制動力を載置台に付
与しなければならず、その結果、制動力に対する大なる
反発力が駆動機構等に作用して駆動機構が早期に損傷す
るばかりでなく、商品が例えば炭酸飲料の場合に前記制
動作用時に発生する載置台の上下振動により容器内の炭
酸ガスの発泡性が高められ、このような状態の商品を購
入者が受け取ったのち、すぐに飲用する際に、容器内の
飲料水が外部に飛び出してしまうことがあり、上記昇降
速度を高速にすることができないものであった。
又、上記昇降速度を上記不都合が発生しないように低
速に設定すると、載置台が購買指令信号に相当する収納
棚から商品排出口まで移動する時間が多くかかるため、
購入者をイライラさせることになり、改善の余地があっ
た。
本発明の目的は、載置台の昇降速度を合理的に設定す
ることによって、商品の払い出し時間の短縮化を図りな
がら、商品が炭酸飲料における上記不都合を回避すると
共に、耐久性の向上を図る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による自動販売機の商品搬出装置は、前記載置
台が購買指令信号に相当する収納棚から前記商品排出口
の近傍位置まで近接移動したことを検出する検出手段
と、この検出手段の検出信号に基づいて、前記載置台の
昇降速度をそれまでの昇降速度よりも小に制御する速度
制御手段とを設けてある事を特徴とするものであり、そ
れによる作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
収納棚から購買指令信号に基づいて選択的に送り出さ
れた商品が載置台に載置されると、この載置台を商品排
出口側へ高速で昇降させる。前記載置台が商品排出口の
近傍位置まで近接移動したことを検出手段にて検出する
と、速度制御手段により前記検出した地点から載置台の
昇降速度を低速に切替えるあるいは検出した地点から載
置台の昇降速度を減速しながら、載置台を商品排出口ま
で移動させるのである。
〔発明の効果〕
したがって、載置台を商品排出口の近傍位置まで高速
で昇降させ、かつ、それから商品排出口まで低速で昇降
させることによって、商品払出し時間の短縮を図ること
ができながら、載置台を商品排出口で停止させるための
制動力を小さくして、制動時に発生する上下振動を従来
に比して小さく抑えることができ、もって、商品が炭酸
飲料である場合に、商品受け取り後、すぐに飲用して
も、容器内の飲料水が外部に飛び出してしまうことを回
避すると共に、載置台の昇降停止により駆動機構等に作
用する反力を小さくして、耐久性の向上を図ることがで
きながらも、商品の購入を購入者をイライラさせること
なく、行えるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に、缶やビン等の商品(S)を販売する自動販
売機が示されている。この自動販売機の内部に、商品
(S)を収納する収納棚(1)を上下複数段に設け、こ
れら収納棚(1)から購買指令信号に基づいて選択的に
送り出されてくる商品(S)を載置する載置台(2)を
上下方向に昇降自在に設け、この載置台(2)を購買指
令信号に相当する収納棚(1)から上方に形成の商品排
出口(3)まで昇降させる駆動機構(4)を設けてあ
る。
前記収納棚(1)は、ベルトコンベアで成り、このベ
ルトコンベア(1)には、それを駆動する第1電動モー
タ(1A)が付設されている。
前記載置台(2)は、無端チェーン(5)に係止さ
れ、この無端チェーン(5)と前記駆動機構としての第
2電動モータ(4)とが連動機構(6)を介して連動連
結されており、この第2電動モータ(4)の正逆転によ
り載置台(2)を昇降操作可能に構成してある。
前記連動機構(6)を構成するに、前記第2伝動モー
タ(4)の操作軸(4a)に小径の第1スプロケット
(7)を一体回転状態で外嵌着し、この第1スプロケッ
ト(7)に伝達された動力を第1伝動チェーン(8)を
介して前記操作軸(4a)の上方に配設された第1伝動軸
(9)に伝達すべく、当該第1伝動軸(9)に一体回転
状態で大径の第2スプロケット(10)を外嵌着し、前記
第1伝動軸(9)に、それの軸芯方向に沿う姿勢で並設
され、かつ、前記無端チェーン(5)巻回用下部側スプ
ロケット(11)が一体回転状態で外嵌着された出力軸
(12)を電磁式の第1クラッチ(13)を介して連係し
て、第1クラッチ(13)を入り操作することにより、第
2電動モータ(4)の動力を第1伝動軸(9)、第1伝
動チェーン(8)、並びに第1クラッチ(13)を介して
出力軸(12)に減速伝達して、載置台(2)を低速で昇
降させるようにしている。又、前記第2電動モータ
(4)の操作軸(4a)に、それの軸芯方向に沿う姿勢で
並設された第2伝動軸(14)を電磁式の第2クラッチ
(15)を介して連係すると共に、この第2伝動軸(14)
に伝達された動力を前記出力軸(12)に伝達すべく、当
該第2伝動軸(14)に外嵌着された大径の第3スプロケ
ット(15)と前記出力軸(12)に一体回転状態で外嵌着
された小径の第4スプロケット(16)とに渡って第2伝
動チェーン(17)を巻回して、第2クラッチ(18)を入
り操作することにより、第1クラッチ(13)、第2伝動
軸(14)、並びに第2伝動チェーン(17)を介して出力
軸(12)に増速伝達して、載置台(2)を高速で昇降さ
せるようにしている。
前記載置台(2)が購買指令信号により指示された収
納棚(1)に位置したことを検出するべく、当該載置台
(2)に設けた接当片(19)に接当してON作動するリミ
ットスイッチ(20)をケーシング(K)の前記各収納棚
(1)に対応する高さ位置に設け、前記最上部に位置す
るリミットスイッチ(20)を、これが前記接当片(19)
との接当によりON作動したとき、前記載置台(2)が購
買指令信号に相当する収納棚(1)から前記商品排出口
(3)の近傍位置まで近接移動したことを検出する検出
手段として兼用構成すると共に、前記リミットスイッチ
(20)群の検出信号に基づいて、前記載置台(2)を停
止させる停止手段(21)及び前記載置台(2)の昇降速
度を当該載置台(2)が購買指令信号に相当する収納棚
(1)から前記商品排出口(4)の近傍位置、つまり前
記最上部に位置する収納棚(1)までの昇降速度よりも
小に制御する速度制御手段(22)を備えた制御装置(2
3)を設けてある。
次に、前記制御装置(23)の動作を商品(S)が選択
されてから商品排出口(4)に払い出されるまでの行程
中において説明する。
まず、購入者が硬貨や紙幣等を自動販売機に投入した
後、所定の商品(S)を選択することにより、購買指令
信号が出力されると、第1クラッチ(13)を切りにし、
かつ、第2クラッチ(18)を入りにした状態で第2電動
モータ(4)を正転作動させて、前記購買指令信号に相
当する収納棚(1)の位置まで載置台(2)を高速下降
させる。この載置台(2)の昇降中に前記購買指令信号
に相当する収納棚(1)に対するリミットスイッチ(2
0)が接当片(19)との接当によりON作動すると、前記
載置台(2)が前記収納棚(1)の位置まで移動したと
判断し、前記制御装置(23)から前記第2電動モータ
(4)にモータ停止信号を出力して、第2電動モータ
(4)を停止させるのである。この停止状態で第1電動
モータ(1A)を作動させて商品(S)を載置台(1)上
へ送り出したのち、前記同様に第1クラッチ(13)を切
りにし、かつ、第2クラッチ(18)を入りにした状態で
第2電動モータ(4)を逆転作動させて、載置台(2)
を商品排出口(3)側へ高速上昇させる。この載置台
(2)の商品排出口(3)側への上昇時に、最上部に位
置する収納棚(1)に対するリミットスイッチ(20)に
接当片(19)が接当することにより、載置台(2)が商
品排出口(3)の近傍位置まで近接移動したと判断し
て、前記とは逆に第1クラッチ(13)を入りにし、か
つ、第2クラッチ(18)を切りにするべく、前記制御装
置(23)からクラッチ切替信号を出力し、載置台(2)
の上昇速度を低速に切替えて、さらに載置台(2)を上
昇させたのち、商品排出口(3)で停止させるのであ
る。前記載置台(2)を商品排出口(3)に移動させた
のちは、載置台(2)上に載置された商品(S)を排出
機構(図示せず)により商品排出口(3)側へ移動させ
て、商品(S)の払い出しが終了するのである。
〔別実施例〕
前記実施例では、2つのクラッチ(13),(18)を切
替え操作することにより、載置台(2)の昇降速度を変
化させるようにしたが、第2図に示すように、電動モー
タ(4)の操作軸(4a)と出力軸(12)とをベルト伝動
機構(24)により連動連結すると共に、ベルト伝動機構
(24)を構成する出力軸側のプーリ(25)を出力軸(1
2)に固着の固定側プーリ(25A)と、この固定側プーリ
(25A)に対して離間移動自在に出力軸(12)に外嵌さ
れた可動側プーリ(25B)とから構成して、可動側プー
リ(25B)を出力軸(12)に摺動操作することにより、
プーリ(25)の径を変更して、載置台(2)の昇降速度
を連続的に変化させるようにしてもよい。尚、この場
合、ベルト伝動機構(24)の伝動ベルト(26)に作用す
るテンションローラ(27)の操作アーム(28)を制御装
置(30)からの出力信号により伸縮作動する油圧シリン
ダ(29)により揺動操作することにより、プーリ(25)
の径を変更するのである。又、電動モータ(4)に減速
装置を連結して載置台(2)の昇降速度を変化させるよ
うにしてもよく、載置台(2)の昇降速度を変化させる
ための構成は自由に変更できる。
又、前記実施例では、自動販売機の上部位置に商品排
出口(3)を設けたが、自動販売機の上下中央位置ある
いは下部位置に設けてもよく、商品排出口(3)の設置
箇所はどこでもよい。
又、前記実施例では、載置台(2)上の商品(S)の
商品排出口(3)への移動を排出機構により行ったが、
載置台(2)の載置面を商品排出口側ほど下方に位置す
る傾斜姿勢にして、商品(S)を自重で滑り落とし込む
ようにしてもよいし、又、載置台(2)の直前方に商品
排出口(3)を配設して、商品排出口(3)から直接手
を入れて載置台(2)上の商品(S)を取るようにして
もよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る自動販売機の商品搬出装置の実施例
を示し、第1図は自動販売機の縦断正面図である。第2
図は載置台の昇降駆動構造の別実施例を示す概略図であ
る。 (1)……収納棚、(2)……載置台、(3)……商品
排出口、(4)……駆動機構、(20)……検出手段、
(22)……速度制御手段、(S)……商品。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品(S)を収納する上下複数段の収納棚
    (1)から購買指令信号に基づいて選択的に送り出され
    てくる商品(S)を載置する載置台(2)と、前記載置
    台(2)を購買指令信号に相当する収納棚(1)から商
    品排出口(3)まで昇降させる駆動機構(4)とを備え
    た自動販売機の商品搬出装置であって、前記載置台
    (2)が購買指令信号に相当する収納棚(1)から前記
    商品排出口(3)の近傍位置まで近接移動したことを検
    出する検出手段(20)と、この検出手段(20)の検出信
    号に基づいて、前記載置台(2)の昇降速度をそれまで
    の昇降速度よりも小に制御する速度制御手段(22)とを
    設けてある自動販売機の商品搬出装置。
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