JP2582666Y2 - 検知装置の取付ベース - Google Patents

検知装置の取付ベース

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JP2582666Y2
JP2582666Y2 JP6578092U JP6578092U JP2582666Y2 JP 2582666 Y2 JP2582666 Y2 JP 2582666Y2 JP 6578092 U JP6578092 U JP 6578092U JP 6578092 U JP6578092 U JP 6578092U JP 2582666 Y2 JP2582666 Y2 JP 2582666Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、防犯装置や自動ドア
用移動物体検出装置等の検知装置を、天井面または壁面
等に対して設置し、露出配線工事により、電気的な接続
を行なうようにした、検知装置の取付ベースに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような検知装置は、例えば図
6及び図7に示すように構成されている。図6及び図7
において、検知装置1は、天井面または壁面、図示の場
合壁面2に対して螺着等により固定的に取り付けられ得
る取付ベース3と、この取付ベース3に対して着脱可能
に装着され得る検知器本体4とから構成されている。
【0003】上記取付ベース3は、図8に示すように、
その側縁に設けられた導入口3aを介して、前述した壁
面2に沿って配線用モール5内を引き回されたケーブル
6の先端が接続されるべき複数個の端子部3bを備えて
いる。これらの端子部3bは同時に、検知器本体4のシ
ャーシに実装された回路等に対して、図示しないコード
を介して電気的に接続されている。これにより、検知器
本体4は、外部の電源や制御装置等に対して接続され得
るようになっている。
【0004】上記検知器本体4は、同様に図8に示すよ
うに、シャーシ4aとこのシャーシ4aを全体的に覆う
ように形成されたカバー4bとから構成されており、こ
のシャーシ4aには、図示しない検知素子やその検知素
子を動作させるための駆動回路,該検知素子からの検知
信号を取り出して処理するための制御回路等が実装され
ている。尚、上記取付ベース3の導入口3aは、取付ベ
ース成形時に開口するように形成され、または取付作業
時に、前以て薄肉に形成された、所謂ノックアウト部分
を破断することにより、開口せしめられるようになって
いる。
【0005】このような構成の検知装置1においては、
取付けの際には、先ず取付ベース3を天井面または壁面
2の所定位置に螺着等により固定すると共に、この取付
ベース3の導入口3aをノックアウトにより形成してお
く。このようにして天井面または壁面2に取り付けられ
た取付ベース3に対して、その導入口3a付近まで敷設
された配線用モール5内に収納されたケーブル6の先端
を、該導入口3aを通して、取付ベース3内に引き込
み、端子部3bに結線する。
【0006】その後、天井面または壁面2に取り付けら
れ且つケーブル6が接続された取付ベース3に対して、
図7において下方から検知器本体4を装着し、その接続
コード(図示せず)を上記端子部3bに対して配線する
ことにより、検知装置1の取付けが完了することにな
る。
【0007】このようにして天井面または壁面2に取り
付けられた検知装置1は、その検知器本体4の検知素子
の検知領域内にて人が移動したとき、これを検知するこ
とにより該検知素子からの検知信号を適宜に処理して、
ケーブル6を介して外部に出力することによって、例え
ば警報を発したり、自動ドアを開放する等の、所定の動
作が行なわれ得るようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の検知装置1においては、取付ベース3の導入
口3aと、配線用モール5との間に、図示のように間隙
が生じて、ケーブル6が外部に対して露出してしまうこ
とがある。さらには、この配線用モール5の断面や取付
ベース3の導入口3aが外部から見えることになるた
め、美観が損なわれることになり、特にノックアウト方
式の導入口3aの場合には、破断による切り口が見えて
しまうため、さらに美観が損なわれてしまうことにな
る。これとともに、防犯装置の場合には、露出している
ケーブルが容易に切断され易くなる等の問題があった。
【0009】このため、取付ベース3の導入口3aと配
線用モール5との間に、間隙が生じないようにするため
には、配線用モール5の長さを正確に測って、それに合
わせて切断加工する必要があることから、取付作業が面
倒になり、時間がかかってしまうという問題があった。
【0010】この考案は、以上の点に鑑み、簡単且つ短
時間の作業によって、取付ベースの導入口に対して、配
線用モールが間隙を生ずることなく、密着せしめられ得
るようにした検知装置の取付ベースを提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案によれば、天井面または壁面に対して固定
的に取り付けられる取付ベースと、この取付ベースに対
して着脱可能に装着される検知器本体とから構成されて
おり、取付ベースの側面に設けられた導入口から天井面
または壁面に沿って該導入口付近まで延びるように敷設
された配線用モール内を引き回されたケーブルが、上記
取付ベース内に導入されて端子部に接続されるようにし
た検知装置において、上記取付ベースが、その取付ベー
スの導入口に対して密着して係合する内側の端部と該配
線用モールの端部を密着して覆うように形成された外側
の端部を有するモールカバーを備えていることを特徴と
している。
【0012】
【作用】上記構成によれば、取付ベースの導入口と配線
用モールの端部との間に多少の間隙が生じたとしても、
この取付ベースの導入口と配線用モールの端部との間が
モールカバーによって覆われていることから、この部分
にて配線用モール内に収納され、該導入口から取付ベー
ス内に導入されているケーブルの一部が外部に露出して
しまうようなことはない。また、取付ベースの導入口及
び配線用モールの端部もモールカバーによって覆われる
ことになるので、この領域にて美観が損なわれるような
こともない。しかも、モールカバーの取付けは、その内
側の端部を取付ベースの導入口に対して係合させるだけ
の作業によって可能であるから、作業が簡単に且つ短時
間で行なわれる。さらに、ケーブルが外部に露出してい
ないことから、防犯装置のような場合であっても、ケー
ブルが容易に切断されるようなことはない。
【0013】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいてこの考
案を詳細に説明する。図1及び図2は、この考案による
取付ベースを使用した検知装置の一実施例を示してい
る。図において、検知装置10は、天井面または壁面、
図示の場合壁面11に対して螺着等により固定的に取り
付けられ得る取付ベース12と、この取付ベース12に
対して、着脱可能に装着され得る検知器本体13とから
構成されている。
【0014】上記取付ベース12は、図3に示すよう
に、その側縁に設けられた導入口12aを介して、前述
した壁面11に沿って敷設された配線用モール14内を
引き回されたケーブル(図示せず)の先端が接続される
べき複数個の端子部12bを備えている。これらの端子
部12bは、同時に、検知器本体13のシャーシに実装
された回路等に対して、図示しないコードを介して電気
的に接続されている。これにより、検知器本体13は、
外部の電源や制御装置等に対して接続され得るようにな
っている。
【0015】検知器本体13は、同様に図3に示すよう
に、シャーシ13aと、このシャーシ13aを全体的に
覆うように形成されたカバー13bとから構成されてお
り、このシャーシ13aには、図示しない検知素子やこ
の検知素子を動作させるための駆動回路,該検知素子か
らの検知信号を取り出して処理するための制御回路等が
実装されている。
【0016】なお、上記取付ベース12の導入口12a
は、取付ベース成形時に開口するように形成されていて
もよく、また取付作業時に、前以て薄肉に形成された、
所謂ノックアウト部分を破断することにより、開口せし
められるようになっていてもよい。
【0017】以上の構成は図6及び図7に示した従来の
検知装置1と同様の構成であるが、本考案による検知装
置10においては、上記取付ベース12の導入口12a
と配線用モール14の検知装置10に対向した端部14
aの間に、モールカバー15が配設されている。
【0018】このモールカバー15は、その内側の端部
15aが、図4に示すように比較的細く形成されてお
り、側方に向かって突出した突起15bが、取付ベース
12の導入口12aの両側に備えられたリブ部13cに
係合することにより、該導入口12aに対して密着した
状態で固定保持され得るようになっている。また、モー
ルカバー15は、その外側の端部15cが、図示のよう
に比較的太く形成されており、これにより配線用モール
14の端部14aを密着して包囲し得るようになってい
る。
【0019】この考案による検知装置10は、以上のよ
うに構成されており、取付けの際には、先ず取付ベース
12の導入口12aをノックアウトにより形成し、この
導入口12aに対してモールカバー15を装着した状態
で、取付ベース12を例えば壁面11の所定位置に螺着
等により固定する。このようにして天井面または壁面に
取付ベース12を取り付けると、その導入口12aに装
着されたモールカバー15は、該導入口12a付近まで
敷設された配線用モール14の端部14aを密着して包
囲することになる。この状態から、配線用モール14内
に収納されたケーブルの先端を、モールカバー14及び
導入口12aを通して、取付ベース12内に引き込み、
端子部12bに結線する。
【0020】その後、図2にて下方から取付ベース12
に対して、検知器本体13を装着すると共に、その接続
コード(図示せず)を取付ベース12の端子部12bに
対して配線することにより、検知装置10の取付けが完
了することになる。
【0021】このようにして壁面11に取り付けられた
検知装置10は、該検知器本体13の検知素子の検知領
域内にて、人が移動したときこれを検知することによ
り、該検知素子からの検知信号を適宜に処理して、ケー
ブルを介して外部に出力することによって、例えば警報
を発したり、自動ドアを開放する等の、所定の動作が行
なわれ得るようになっている。更に、配線用モール14
と取付ベース12の導入口12aとの接続部分において
は、間隙がモールカバー15によって密着した状態で覆
われていることから、ケーブルや、配線用モール14の
端部14a及び取付ベース12の導入口12aが外部に
露出するようなことはない。
【0022】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば、取
付ベースの導入口と、配線用モールの端部との間に、多
少の間隙が生じたとしても、取付ベースの導入口と配線
用モールの端部との間がモールカバーによって覆われて
いることから、この部分にて、配線用モール内に収納さ
れ、導入口から取付ベース内に導入されているケーブル
の一部が外部に露出してしまうようなことはなくなる。
また、取付ベースの導入口及び配線用モールの端部も、
モールカバーによって覆われることになるので、この領
域にて美観が損なわれるようなことはない。しかも、モ
ールカバーの取付けは、その内側の端部を取付ベースの
導入口に対して係合させるだけの作業によって可能であ
るから、作業が簡単に且つ短時間で行なわれることにな
る。さらにケーブルが外部に露出していないことから、
防犯装置のような場合であっても、ケーブルが容易に切
断されるようなことはなく、従って、より一層信頼性の
高い検知装置が提供される。かくして、この考案によれ
ば、簡単且つ短時間の作業によって、取付ベースの導入
口に対して配線用モールが間隙を生ずることなく、密着
せしめられ得るようにした、極めて優れた検知装置の取
付ベースが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による取付ベースを備えた検知装置の一
実施例を示す正面図である。
【図2】図1の検知装置の側面図である。
【図3】図1の検知装置の導入口付近の拡大断面図であ
る。
【図4】図1の検知装置で使用されるモールカバーの斜
視図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】従来の取付ベースを備えた検知装置の一例を示
す正面図である。
【図7】図6の検知装置の側面図である。
【図8】図6の検知装置の導入口付近の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 検知装置 11 壁面 12 取付ベース 12a 導入口 12b 端子部 13 検知器本体 13a シャーシ 14 配線用モール 14a 端部 15 モールカバー 15a 内側の端部 15b 突起 15c 外側の端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面または壁面に対して固定的に取り
    付けられ得る取付ベースと、該取付ベースに対して着脱
    可能に装着され得る検知器本体とから構成されており、
    上記取付ベースの側面に設けられた導入口から、上記天
    井面または壁面に沿って該導入口付近まで延びるように
    敷設された配線用モール内を引き回されたケーブルが該
    取付ベース内に導入されて端子部に接続されるようにし
    た検知装置において、 上記取付ベースが、その取付ベースの導入口に対して、
    密着して係合する内側の端部と上記配線用モールの端部
    を密着して覆うように形成された外側の端部を有するモ
    ールカバーを備えていることを特徴とする、検知装置の
    取付ベース。
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