JP2582248Y2 - 自動演奏オルゴール - Google Patents

自動演奏オルゴール

Info

Publication number
JP2582248Y2
JP2582248Y2 JP1708492U JP1708492U JP2582248Y2 JP 2582248 Y2 JP2582248 Y2 JP 2582248Y2 JP 1708492 U JP1708492 U JP 1708492U JP 1708492 U JP1708492 U JP 1708492U JP 2582248 Y2 JP2582248 Y2 JP 2582248Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
lead
solenoid
hollow shaft
performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1708492U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0569792U (ja
Inventor
捷哉 古川
Original Assignee
株式会社千趣会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社千趣会 filed Critical 株式会社千趣会
Priority to JP1708492U priority Critical patent/JP2582248Y2/ja
Publication of JPH0569792U publication Critical patent/JPH0569792U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582248Y2 publication Critical patent/JP2582248Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、任意の曲を磁気信号
に変換して記憶したCD、DAT、フロッピーディス
ク、ICカードなどの記憶手段を用い、自動的にかつ任
意の時間に所望の曲目を演奏できるようにした自動演奏
オルゴールに関する。
【0002】
【従来の技術】演奏曲目、演奏時間等を自由に選択でき
るようにした従来の自動演奏オルゴールには、例えば実
開昭64−88592号公報があり、自動演奏装置には
例えば特開平3−219292号公報がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の自動演奏オ
ルゴールは、圧電モーターに駆動される回転板の円周面
に、リードを弾発する爪を等間隔に固定して具え、記憶
手段が変換した演奏信号に従ってスイッチ回路を作動
し、圧電モーターの回転と停止をタイミングよく制御す
るようにしていた。上記圧電モーターは、それぞれの端
面を周方向に複数個に分割した圧電体を具え、隣合う区
分の分極を互いに逆向きにして回転と停止を行うように
していたので、構造が複雑になり、オルゴールが大型化
するとともに高価になる欠点があった。
【0004】そのために、自動演奏するオルゴールの爪
の駆動系を簡単化して安価に製作できるようにすること
が解決すべき課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、任意の
曲目を記憶した記憶手段2から演奏信号を読み取る信号
読み取り部3と、固定的に配列した多数のリード4とを
備え、各リード4にそれぞれ対応しリード4を振動させ
る爪5と、リード4の数に対応して、演奏信号に基づき
所定の爪5を出し入れする多数のソレノイド6と、
レノイド6のスイッチコントロール7とを中空軸8を備
えた回転体9に搭載し、この回転体9を同期モーター1
3に駆動させるともに、上記中空軸8の一端に光送受信
器10を付設して、信号読み取り部3から送られる演奏
信号を上記スイッチコントロール7に送信する一方、上
記中空軸8の他端に回転変圧器11を付設して、上記ス
イッチコントロール7に作動を制御される前記ソレノイ
ド6の駆動電力を供給するように構成した自動演奏オル
ゴールを提供するものである。
【0006】
【作用】上記のように構成した本考案は、演奏信号に基
づいて爪を出し入れする駆動手段としてソレノイドを用
いたので、構造が簡単になり、安価に製作できる。ま
た、ソレノイドとそのコントロールスイッチを作動させ
る信号の伝達と駆動電力の供給は、それらの部材を搭載
した回転体の軸に中空軸を用いて、その一端から信号を
光信号で送信し、他端に備えた回転変圧器から電力供給
を行うようにすることによって、この種のオルゴールの
駆動系を小型軽量化した。
【0007】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。図1は実施例の全体的構成を示す略図である。オル
ゴール本体1は、従来のオルゴールと同様に、任意の曲
目を記憶した記憶手段2から演奏信号を読み取る信号読
み取り部3と、音階順に配列されて固定的に備えた多数
のリード4とを有する。また、各リード4にそれぞれ対
応してこれを弾発する爪5と、信号読み取り部3から送
信される演奏信号に基づいて爪5を個別的に作動させる
ようにリード4と同数のソレノイド6と、各ソレノイド
6の作動を制御するスイッチコントロール7は、オルゴ
ール本体1に横架した中空軸8と一体回転する回転体9
に搭載されている。
【0008】上記中空軸8の一端には、信号読み取り部
3から送信される演奏信号を光信号に変換する発光器a
と、該中空軸8内に設けられた受光器bとからなる光送
受信器10が付設され、光信号は再び変換されて演奏信
号としてスイッチコントロール7へ送られる。中空軸8
の他端には回転変圧器11が付設され、該回転変圧器1
1が発生する2次電流が同軸内に設けた整流器12を介
してスイッチコントロール7および各ソレノイド6へ供
給される。
【0009】なお図中、13は回転体9を駆動する同期
モーター、14はCPU、15は記憶手段2の挿入部、
16はキーボード、17はキーボード16の演奏をデジ
タル信号化する信号変換機構で、このオルゴールはキー
ボード16を接続して任意の曲目を手動的に演奏する場
合もある。また、記憶手段2としては、例えばCDまた
はDAT、フロッピー、ICカードがある。
【0010】図2は、図1で省略されている回転体9と
ソレノイド6および爪5の結合を具体的に示すものであ
る。回転体9は、中空軸8上に、リード4にそれぞれ対
向する同数の十字形のアーム18を揺動自在に備えると
ともに、回転体9の円周を4等分した位置にそれぞれ横
架した4本の支軸20を有する。図2および図3に示す
ように、各爪5は、回転体9の円周方向に配置した上記
4本の支軸20上にそれぞれ揺動自在に取り付けられた
レバー19の先端部に形成されており、各レバー19の
内端部19’は、十字形のアーム18の二又形に形成し
た各先端部に嵌合している。前記ソレノイド6は、上記
十字形の各アーム18毎に1個ずつ付設され、隣接する
ソレノイド同士は、取付け位置を互いに干渉されないよ
うに90゜ずつ角度を後らせて、円周方向を4等分した
位置に配置されている。
【0011】そして、各ソレノイド6は、それぞれスイ
ッチコントロール7にその作動を制御され、信号読み取
り部3からの演奏信号にしたがってON・OFFし、タ
イミングよく十字形のアーム18を揺動し、二又形の先
端部に内端部19’を嵌合せているレバー19を揺動
させて爪5をリード4との係合軌跡L上に突出させ、爪
5がリード4を弾発した後に復位するなお図3に示す
ようにソレノイド6の作動時にリード4との係合位置
にない同一円周上の爪5は揺動するのみでリード4を弾
発しないしまた、ソレノイド6のOFF時にはすべて
の爪5は係合軌跡Lの内側に回避している。上記ソレノ
イド6の駆動、スイッチコントロール7の作動並びに回
転体9を駆動する同期モーターの回転等、信号読み取り
部3が発する演奏信号に基づくすべての動作は前記CP
U14によって制御され、所望の曲目がリード4と爪5
とによって正確に演奏される。
【0012】
【考案の効果】上記のように、本考案は、信号読み取り
部が発する演奏信号に基づいて爪を出し入れする駆動手
段としてソレノイドを用い、また、ソレノイドとそのコ
ントロールスイッチを作動させる演奏信号の伝達と駆動
電力の供給は、それらの部材を搭載した回転体の軸に中
空軸を用いて、その一端から信号を光信号で送受信し、
他端に備えた回転変圧器から電力供給を行うようにする
ことによって、この種のオルゴールの駆動系を小型軽量
化したので、構造が簡単になり、安価に製作でき、か
つ、正確な再演奏が楽しめるという実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施例を示す全体的な構成略図
【図2】図2はリードを弾く爪の取付け状態を示す一部
切欠拡大図
【図3】図3は1個のリードに対応する爪の取付け状態
を示す一部切欠拡大図である。
【符号の説明】
1 オルゴール本体 2 記憶手段 3 信号読み取り部 4 リード 5 爪 6 ソレノイド 7 スイッチコントロール 8 中空軸 9 回転体 10 光送受信器 a 発光器 b 受光器 11 回転変圧器 12 整流器 13 同期モーター 14 CPU 15 挿入部 16 キーボード 17 信号変換機構 18 アーム 19 レバー19’ 内端部 20 支軸 L 係合軌跡

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の曲目を記憶した記憶手段2から演
    奏信号を読み取る信号読み取り部3と、固定的に配列し
    た多数のリード4とを備え、各リード4にそれぞれ対応
    リード4を振動させる爪5と、リード4の数に対応し
    て、演奏信号に基づき所定の爪5を出し入れする多数の
    ソレノイド6と、ソレノイド6のスイッチコントロー
    ル7とを中空軸8を備えた回転体9に搭載し、この回転
    体9を同期モーター13に駆動させるともに、上記中空
    軸8の一端に光送受信器10を付設して、信号読み取り
    部3から送られる演奏信号を上記スイッチコントロール
    7に送信する一方、上記中空軸8の他端に回転変圧器1
    1を付設して、上記スイッチコントロール7に作動を制
    御される前記ソレノイド6の駆動電力を供給するように
    構成した自動演奏オルゴール。
  2. 【請求項2】 前記回転体9は、前記中空軸8上に、前
    記リード4にそれぞれ対向させて、それぞれ前記ソレノ
    イド6に駆動される十字形のアーム18を揺動自在に備
    えるとともに、円周を4等分した位置にそれぞれ支軸2
    0を横架し、各支軸20上にそれぞれ上記アーム18の
    揺動に追従して揺動するレバー19を取り付け、各レバ
    ー19の先端部に前記爪5を設けることにより、この爪
    5を上記ソレノイド6の作動に従動させて、上記リード
    4との係合軌跡上に位置させたり回避させたりするよう
    に構成したことを特徴とする請求項1の自動演奏オルゴ
    ール。
JP1708492U 1992-02-21 1992-02-21 自動演奏オルゴール Expired - Lifetime JP2582248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1708492U JP2582248Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 自動演奏オルゴール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1708492U JP2582248Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 自動演奏オルゴール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0569792U JPH0569792U (ja) 1993-09-21
JP2582248Y2 true JP2582248Y2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=11934120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1708492U Expired - Lifetime JP2582248Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 自動演奏オルゴール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582248Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5342328B2 (ja) * 2009-06-01 2013-11-13 ひさき設計株式会社 手動演奏オルゴール
KR102042713B1 (ko) * 2017-05-16 2019-11-08 동의대학교 산학협력단 노래 변경이 가능한 디지털 오르골의 제어방법 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0569792U (ja) 1993-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2388329A (en) Remote control toy top
JP2582248Y2 (ja) 自動演奏オルゴール
US20080023593A1 (en) AC/DC/DCC model train on board sound module with wireless control
US7321090B2 (en) Automatic musical instrument
US4752272A (en) Drive mechanism for toy
JPH0539754Y2 (ja)
JP3172399B2 (ja) リモートコントロール装置
JPH03178682A (ja) 遊技機の操作部
JP2003164577A (ja) 弾球遊技機
JPH0741518Y2 (ja) 自動演奏玩具
JPS5923273Y2 (ja) テ−プレコ−ダの演奏プログラム装置
JPH0636878Y2 (ja) 電話機玩具
US20050188395A1 (en) Dual-use audio signal player for analogue record and digital CD
JPH08714Y2 (ja) オルゴール装置
JPS6230166Y2 (ja)
US5103442A (en) Simplified acoustic playback apparatus
JPS5923272Y2 (ja) テ−プレコ−ダの演奏プログラム装置
JP2726838B2 (ja) からくり装置の駆動装置
JP2582116Y2 (ja) 扇風機のリモコン装置
JP2554677Y2 (ja) テープレコーダのテープ走行切換装置
JP2004236862A (ja) アクセサリー玩具
KR0130544Y1 (ko) 춤추는 인형완구의 회전장치
JPH0311795B2 (ja)
JPH0722301Y2 (ja) パチンコ遊技機用電動役物装置
JPS634266B2 (ja)