JP2582147Y2 - 電話機 - Google Patents
電話機Info
- Publication number
- JP2582147Y2 JP2582147Y2 JP1991092084U JP9208491U JP2582147Y2 JP 2582147 Y2 JP2582147 Y2 JP 2582147Y2 JP 1991092084 U JP1991092084 U JP 1991092084U JP 9208491 U JP9208491 U JP 9208491U JP 2582147 Y2 JP2582147 Y2 JP 2582147Y2
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- JP
- Japan
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- level value
- signal
- level
- audio signal
- comparing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車電話機等の移動
体電話機に適用して好適な電話機に関する。
体電話機に適用して好適な電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車電話機間で通話が行なわ
れる場合、マイクで集音された音はそのまま送出され、
また受信側でのスピーカ出力は、固定式または手動によ
りそのレベルが調整される。
れる場合、マイクで集音された音はそのまま送出され、
また受信側でのスピーカ出力は、固定式または手動によ
りそのレベルが調整される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そのため、送信側で
は、周囲の騒音が大きいと、その分大きな声を出さなけ
ればならない。
は、周囲の騒音が大きいと、その分大きな声を出さなけ
ればならない。
【0004】一方、受信側では、周囲の騒音が大きい場
合や、相手方の話し声が小さい場合に、いちいちスピー
カの出力レベルを調整しなければならない。
合や、相手方の話し声が小さい場合に、いちいちスピー
カの出力レベルを調整しなければならない。
【0005】本考案の目的は、周囲の騒音や送信側から
の音声信号に対応して、常にスピーカからの音声出力レ
ベルが自動的に調整される電話機を提供することにあ
る。
の音声信号に対応して、常にスピーカからの音声出力レ
ベルが自動的に調整される電話機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る移動体電話
機は、例えば、図1に示されるように、受信された音声
信号のレベル値と予め設定された音声信号のレベル値と
の大小が比較される第1レベル値比較手段9と、第1レ
ベル値比較手段9の比較結果に対応して、予め設定され
たレベル値に受信された音声信号のレベル値が増減され
る第1レベル調整手段13と、外部騒音信号のレベル値
が検出される検出手段17,19と、検出された外部騒
音信号のレベル値と第1レベル値調整手段13から出力
される信号のレベル値との大小が比較される第2レベル
値比較手段15と、第2レベル値比較手段15の比較結
果に対応して、第1レベル値調整手段13から出力され
る信号のレベル値が予め設定されたレベル値に増減され
る第2レベル値調整手段21と、を有し、受信側におい
て適正な音量で相手方の話を聞くことができるようにし
たことを特徴とするものである。
機は、例えば、図1に示されるように、受信された音声
信号のレベル値と予め設定された音声信号のレベル値と
の大小が比較される第1レベル値比較手段9と、第1レ
ベル値比較手段9の比較結果に対応して、予め設定され
たレベル値に受信された音声信号のレベル値が増減され
る第1レベル調整手段13と、外部騒音信号のレベル値
が検出される検出手段17,19と、検出された外部騒
音信号のレベル値と第1レベル値調整手段13から出力
される信号のレベル値との大小が比較される第2レベル
値比較手段15と、第2レベル値比較手段15の比較結
果に対応して、第1レベル値調整手段13から出力され
る信号のレベル値が予め設定されたレベル値に増減され
る第2レベル値調整手段21と、を有し、受信側におい
て適正な音量で相手方の話を聞くことができるようにし
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案に係る電話機では、受信された音声の大
小、および外部騒音の大小に対応して、音声信号のレベ
ル値が自動的に増減される。
小、および外部騒音の大小に対応して、音声信号のレベ
ル値が自動的に増減される。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係る電話機の好適な実施例
を、図面に基いて説明する。図1には、送信側Aと受信
側Bの回路構成が示されており、まず送信側Aでは、マ
イク1で集音された音(音声と騒音とを含む)が電気信
号に変換されて、騒音抑制フィルタ3に入力される。
を、図面に基いて説明する。図1には、送信側Aと受信
側Bの回路構成が示されており、まず送信側Aでは、マ
イク1で集音された音(音声と騒音とを含む)が電気信
号に変換されて、騒音抑制フィルタ3に入力される。
【0009】騒音抑制フィルタ3は、音声信号が予め分
析されてマイク1の出力信号と比較されることにより、
騒音信号が分離されて音声信号のみが抽出されるフィル
タである。そして、音声信号のレベル値が騒音信号のレ
ベル値よりも低いときに騒音抑制フィルタ3が機能する
一方、高いときは機能しない。このようにして抽出され
た音声信号は、送信部5から送出され、受信部7で受信
される。
析されてマイク1の出力信号と比較されることにより、
騒音信号が分離されて音声信号のみが抽出されるフィル
タである。そして、音声信号のレベル値が騒音信号のレ
ベル値よりも低いときに騒音抑制フィルタ3が機能する
一方、高いときは機能しない。このようにして抽出され
た音声信号は、送信部5から送出され、受信部7で受信
される。
【0010】受信部7の出力信号(音声信号)は比較回
路(第1レベル値比較手段)9に入力され、比較回路9
では、設定値出力回路11から入力される音声信号のレ
ベル値(予め設定されている)と、受信部7から入力さ
れた音声信号のレベル値との大小が比較されて、その結
果が音量調整回路(第1レベル値調整手段)13に入力
される。
路(第1レベル値比較手段)9に入力され、比較回路9
では、設定値出力回路11から入力される音声信号のレ
ベル値(予め設定されている)と、受信部7から入力さ
れた音声信号のレベル値との大小が比較されて、その結
果が音量調整回路(第1レベル値調整手段)13に入力
される。
【0011】そして、音量調整回路13では、比較回路
9の比較結果に対応させて、受信部7の出力信号が増減
されて、比較回路(第2レベル値比較手段)15に入力
される。比較回路15には、検出回路19の検出出力信
号が入力され、検出回路19では、マイク17から入力
された騒音のレベル値が検出される。
9の比較結果に対応させて、受信部7の出力信号が増減
されて、比較回路(第2レベル値比較手段)15に入力
される。比較回路15には、検出回路19の検出出力信
号が入力され、検出回路19では、マイク17から入力
された騒音のレベル値が検出される。
【0012】そして、音量調整回路13から出力される
音声信号のレベル値と、検出回路19の検出出力信号の
レベル値との大小が比較回路15で比較され、その比較
結果が音量調整回路(第2レベル値調整手段)21に入
力されて、その比較結果に対応して音量調整回路21の
出力レベル値が増減されて、スピーカ23から出力され
る。
音声信号のレベル値と、検出回路19の検出出力信号の
レベル値との大小が比較回路15で比較され、その比較
結果が音量調整回路(第2レベル値調整手段)21に入
力されて、その比較結果に対応して音量調整回路21の
出力レベル値が増減されて、スピーカ23から出力され
る。
【0013】以上説明したように、この実施例では、送
信側Aで音声信号が抽出されるので、送信側の周囲の騒
音が通話を妨げるという不都合がなく、例えば大声でし
ゃべる等の不便さが解消される。
信側Aで音声信号が抽出されるので、送信側の周囲の騒
音が通話を妨げるという不都合がなく、例えば大声でし
ゃべる等の不便さが解消される。
【0014】また、受信側Bでは、受信された音声信号
のレベル値と、周囲の騒音に対応して、音声信号が自動
的に増減されるので、相手方の声が小さい場合や、周囲
の騒音が大きい場合であっても、常に最適な音量で相手
方の話を聞くことができるとともに、いちいち音量調整
をする必要がないので利便さが向上される。
のレベル値と、周囲の騒音に対応して、音声信号が自動
的に増減されるので、相手方の声が小さい場合や、周囲
の騒音が大きい場合であっても、常に最適な音量で相手
方の話を聞くことができるとともに、いちいち音量調整
をする必要がないので利便さが向上される。
【0015】
【考案の効果】以上の説明で理解されるように、本考案
に係る電話機では、受信された音声の大小、および外部
騒音の大小に対応して、音声信号のレベル値が自動的に
増減されるので、相手方が小さな声で話している場合、
あるいは外部騒音が大きい場合であっても、常に適正な
音量で確実に聞くことができるとともに、いちいち音量
調整をする必要がないので利便さが向上される。
に係る電話機では、受信された音声の大小、および外部
騒音の大小に対応して、音声信号のレベル値が自動的に
増減されるので、相手方が小さな声で話している場合、
あるいは外部騒音が大きい場合であっても、常に適正な
音量で確実に聞くことができるとともに、いちいち音量
調整をする必要がないので利便さが向上される。
【図1】本考案に係る電話機の好適な実施例の回路構成
図である。
図である。
9,15 比較回路 11 設定値出力回路 13,21 音量調整回路 A 送信側 B 受信側
Claims (1)
- 【請求項1】 受信された音声信号のレベル値と予め設
定された音声信号のレベル値との大小が比較される第1
レベル値比較手段と、 該第1レベル値比較手段の比較結果に対応して、予め設
定されたレベル値に受信された音声信号のレベル値が増
減される第1レベル値調整手段と、 外部騒音信号のレベル値が検出される検出手段と、 検出された外部騒音信号のレベル値と前記第1レベル値
調整手段から出力される信号のレベル値との大小が比較
される第2レベル値比較手段と、 該第2レベル値比較手段の比較結果に対応して、前記第
1レベル値調整手段から出力される信号のレベル値が予
め設定されたレベル値に増減される第2レベル値調整手
段と、 を有し、受信側において適正な音量で相手方の話を聞く
ことができるようにしたことを特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991092084U JP2582147Y2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991092084U JP2582147Y2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543649U JPH0543649U (ja) | 1993-06-11 |
JP2582147Y2 true JP2582147Y2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=14044579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991092084U Expired - Fee Related JP2582147Y2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582147Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5644610B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2014-12-24 | 富士通株式会社 | 通信装置および受話音量設定プログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6199451A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-05-17 | Toshiba Corp | 電話機 |
JPS63238750A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-10-04 | Koichi Hidaka | 雑音排除電話機 |
JPH02147993U (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-17 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP1991092084U patent/JP2582147Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543649U (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |