JPH0543649U - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH0543649U
JPH0543649U JP9208491U JP9208491U JPH0543649U JP H0543649 U JPH0543649 U JP H0543649U JP 9208491 U JP9208491 U JP 9208491U JP 9208491 U JP9208491 U JP 9208491U JP H0543649 U JPH0543649 U JP H0543649U
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noise
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文浩 西山
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手方が、小さな声で話している場合や周囲
の騒音が大きい場合であっても良好な通話が行なえるよ
うにする。 【構成】 音声信号のレベル値に対して、まず音量調整
回路13で増減が行なわれて、適正なレベル値とされ、
さらに、外部騒音のレベル値に対応して、音量調整回路
21で、音声信号のレベル値が適正な値に増減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車電話機等の移動体電話機に適用して好適な電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車電話機間で通話が行なわれる場合、マイクで集音された音はそ のまま送出され、また受信側でのスピーカ出力は、固定式または手動によりその レベルが調整される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、送信側では、周囲の騒音が大きいと、その分大きな声を出さなけれ ばならない。
【0004】 一方、受信側では、周囲の騒音が大きい場合や、相手方の話し声が小さい場合 に、いちいちスピーカの出力レベルを調整しなければならない。
【0005】 本考案の目的は、周囲の騒音や送信側からの音声信号に対応して、常にスピー カからの音声出力レベルが自動的に調整される電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る移動体電話機は、例えば、図1に示されるように、 受信された音声信号のレベル値と予め設定された音声信号のレベル値との大小 が比較される第1レベル値比較手段9と、 第1レベル値比較手段9の比較結果に対応して、予め設定されたレベル値に受 信された音声信号のレベル値が増減される第1レベル値調整手段13と、 外部騒音信号のレベル値が検出される検出手段17,19と、 検出された外部騒音信号のレベル値と第1レベル値調整手段13から出力され る信号のレベル値との大小が比較される第2レベル値比較手段15と、 第2レベル値比較手段15の比較結果に対応して、第1レベル値調整手段13 から出力される信号のレベル値が予め設定されたレベル値に増減される第2レベ ル値調整手段21と、 を有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案に係る電話機では、受信された音声の大小、および外部騒音の大小に対 応して、音声信号のレベル値が自動的に増減される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る電話機の好適な実施例を、図面に基いて説明する。 図1には、送信側Aと受信側Bの回路構成が示されており、まず送信側Bでは 、マイク1で集音された音(音声と騒音とを含む)が電気信号に変換されて、騒 音抑制フィルタ3に入力される。
【0009】 騒音抑制フィルタ3は、音声信号が予め分析されてマイク1の出力信号と比較 されることにより、騒音信号が分離されて音声信号のみが抽出されるフィルタで ある。 そして、音声信号のレベル値が騒音信号のレベル値よりも低いときに騒音抑制 フィルタ3が機能する一方、高いときは機能しない。 このようにして抽出された音声信号は、送信部5から送出され、受信部7で受 信される。
【0010】 受信部7の出力信号(音声信号)は比較回路(第1レベル値比較手段)9に入 力され、比較回路9では、設定値出力回路11から入力される音声信号のレベル 値(予め設定されている)と、受信部7から入力された音声信号のレベル値との 大小が比較されて、その結果が音量調整回路(第1レベル値調整手段)13に入 力される。
【0011】 そして、音量調整回路13では、比較回路9の比較結果に対応させて、受信部 7の出力信号が増減されて、比較回路(第2レベル値比較手段)15に入力され る。 比較回路15には、検出回路19の検出出力信号が入力され、検出回路19で は、マイク17から入力された騒音のレベル値が検出される。
【0012】 そして、音量調整回路13から出力される音声信号のレベル値と、検出回路1 9の検出出力信号のレベル値との大小が比較回路15で比較され、その比較結果 が音量調整回路(第2レベル値調整手段)21に入力されて、その比較結果に対 応して音量調整回路21の出力レベル値が増減されて、スピーカ23から出力さ れる。
【0013】 以上説明したように、この実施例では、送信側Aで音声信号が抽出されるので 、送信側の周囲の騒音が通話を妨げるという不都合がなく、例えば大声でしゃべ る等の不便さが解消される。
【0014】 また、受信側Bでは、受信された音声信号のレベル値と、周囲の騒音に対応し て、音声信号が自動的に増減されるので、相手方の声が小さい場合や、周囲の騒 音が大きい場合であっても、常に最適な音量で相手方の話を聞くことができると ともに、いちいち音量調整をする必要がないので利便さが向上される。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明で理解されるように、本考案に係る電話機では、受信された音声の 大小、および外部騒音の大小に対応して、音声信号のレベル値が自動的に増減さ れるので、相手方が小さな声で話している場合、あるいは外部騒音が大きい場合 であっても、常に適正なて音量で確実に聞くことができるとともに、いちいち音 量調整をする必要がないので利便さが向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電話機の好適な実施例の回路構成
図である。
【符号の説明】
9,15 比較回路 11 設定値出力回路 13,21 音量調整回路 A 送信側 B 受信側

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信された音声信号のレベル値と予め設
    定された音声信号のレベル値との大小が比較される第1
    レベル値比較手段と、 第1レベル値比較手段の比較結果に対応して、予め設定
    されたレベル値に受信された音声信号のレベル値が増減
    される第1レベル値調整手段と、 外部騒音信号のレベル値が検出される検出手段と、 検出された外部騒音信号のレベル値と第1レベル値調整
    手段から出力される信号のレベル値との大小が比較され
    る第2レベル値比較手段と、 第2レベル値比較手段の比較結果に対応して、第1レベ
    ル値調整手段から出力される信号のレベル値が予め設定
    されたレベル値に増減される第2レベル値調整手段と、 を有することを特徴とする電話機。
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JP2582147Y2 JP2582147Y2 (ja) 1998-09-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012199705A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Fujitsu Ltd 通信装置および受話音量設定プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6199451A (ja) * 1984-09-21 1986-05-17 Toshiba Corp 電話機
JPS63238750A (ja) * 1986-11-14 1988-10-04 Koichi Hidaka 雑音排除電話機
JPH02147993U (ja) * 1989-05-17 1990-12-17

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