JP2582123B2 - 防犯システム - Google Patents

防犯システム

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JP2582123B2
JP2582123B2 JP63139353A JP13935388A JP2582123B2 JP 2582123 B2 JP2582123 B2 JP 2582123B2 JP 63139353 A JP63139353 A JP 63139353A JP 13935388 A JP13935388 A JP 13935388A JP 2582123 B2 JP2582123 B2 JP 2582123B2
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武 加藤
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は防犯システム、特に共用区域と専用区域を有
する建物において、専用区域の防犯に好適な防犯システ
ムに関する。
<従来の技術> 建物には一般に、不特定の人例えば各テナントが共通
に使用するホール、通路、階段などの共用区域と、特定
の人即ち特定のテナントが専用する事務室のような専用
区域とが設けられており、これらの区域間は施錠装置を
有する扉によつて仕切られている。そして、専用区域が
無人状態となる場合には、最後の退出者が扉の施錠装置
を施錠することにより、共用区域から不特定の人が専用
区域へ侵入することを防止している。
しかし、専用区域からの最後の退出者が扉の施錠装置
の施錠を忘れることが時折あるので、最近では、特開昭
59−75396号公報で提案されているような警備方式が採
用された建物が多くなつている。
<発明が解決しようとする課題> 前述の提案に係る警備方式を採用すると、専用区域か
ら人が退出し専用区域が無人状態となつた時には、扉の
施錠装置は施錠されているので、共用区域から不特定の
人が専用区域へ侵入することは防止される。
しかし、この提案に係る警備方式は複雑で設備が大掛
りとなる、既設の建物に適用しようとすると、配線工事
などを新たに行なわねばならず、高い改修コストが必要
となる。また、新しい建物に設ける場合でも、複雑で大
型の設備を設ける必要があり、設備コストが高くなるの
で中規模或は小規模の建物への適用には問題がある。
本発明は、前述したようなこの種の防犯システムの現
状に鑑みてなされたものであり、その目的は、建物全体
でなく各専用区域ごとに独立して適用することができ、
設備コストが大幅に低減され且つ専用区域の防犯を確実
に行なうことが出来る防犯システムを提供することにあ
る。
<課題を解決するための手段> 前記目的を達成するために、本発明は不特定の人が使
用する共用区域と特定の人が使用する専用区域に仕切ら
れた建物に適用され、前記共用区域と前記専用区域間に
扉が設けられ、前記専用区域が無人の状態では、前記扉
が施錠されて前記共用区域から前記専用区域への不特定
人の侵入を防止する防犯システムにおいて、前記専用区
域内の人の有無を判別し、前記専用区域内に人がいない
と判別してから所定時間後に判別信号を出力する無人検
出装置と、前記扉に対して設けられ、前記判別信号に基
づいて前記扉を施錠する施錠装置とを有する構成となつ
ている。
<作用> 本発明では、建物の専用区域の特定人の有無を無人検
出装置が検出し、専用区域に人がいなくなると所定時間
後に無人検出装置から、判別信号が出力される。そし
て、この判別信号に基づき建物の専用区域と共用区域間
に設けられている扉の施錠装置が施錠される。
このようにして、専用区域が無人状態となると、専用
区域の防犯のために、専用区域と共用区域間に設けられ
ている扉の施錠装置は、自動的に施錠される。
<実施例> 次に本発明の実施例を、第1図及び第2図を用いて詳
細に説明する。
ここで、第1図及び第2図は本発明の実施例を説明す
る図で、第1図は建物への取り付け状態を示す説明図、
第2図は構成を示すブロツク図である。
第1図に示すように、建物1にはホール、トイレ、通
路、階段などを含む共用区域2と、事務室などの専用区
域3とが区分して設けられ、これらの区域間には扉4が
設けられ、この扉4には電気錠5が取り付けられ、電気
錠5に対何する専用区域3の壁面に施錠センサ6が設け
られている。さらに専用区域3には、専用区域3内に人
がいることを検出すると出力信号の理論値が“L"とな
り、専用区域3内に人がいないと判定すると出力信号の
論理値が“H"となる人体センサ7、この人体センサ7の
出力信号の理論値が、所定時間“H"であると出力の判別
信号の理論値が“H"となる処理装置8が及び施錠センサ
6の出力信号の理論値が“H"で処理装置8の判別信号の
理論値が“H"であると、電気錠5と施錠する出力パルス
信号を出力する電気錠制御器9が設けられている。
そして、第2図に示すように、人体センサ7の出力端
子が処理装置8の入力端子に接続され、この処理装置8
の出力端子と施錠センサ6の出力端子とが、電気錠制御
器9の入力端子に接続され、電気錠制御器9の出力端子
が電気錠5の入力端子に接続されている。
この電気錠5は電気錠制御器9からの出力パルス信号
で自動施錠し、電気錠制御器9の出力信号の理論値が
“L"であると、通常の錠前と同じ機能になるようになつ
ている。また、施錠センサ6は電気錠5が施錠されてい
ると、出力信号の論理値が“L"となり、電気錠5が施錠
されていないと、出力信号の理論値が“H"となるように
なつている。
このような構成の実施例において、人体センサ7と処
理装置8とが無人検出装置を構成し、電気錠制御器9、
施錠センサ6及び電気錠5が施錠装置を構成している。
次に実施例の動作を説明する。
例えば事務所に使用されている専用区域3に所員が居
ると、人体センサ7が所員を検出するので、人体センサ
7の出力信号の理論値は“L"となり、処理装置8は作動
せず処理装置8の判別信号の理論値は“L"となつてい
る。
電気錠制御器9には、施錠センサ6から、扉4が施錠
されていると理論値“L"で扉4が施錠されていないと理
論値“H"の出力信号が入力されているが、いずれの場合
であつても処理装置8の判別信号の論理値が“L"なの
で、電気錠制御器9からは出力パルス信号は出力しな
い。従つて、この状態では電気錠5は通常の錠前として
機能している。
このため、電気錠5を施錠して置かないと、共用区域
2から所員以外の不特定の人が、事務所である専用区域
3に自由に入ることは出来るが、専用区域3には所員が
居るので防犯状態となつている。
終業時間となり、所員が次々と帰つて行つて最後の所
員が専用区域3を出ると、人体センサ7が人がいないと
判定してその出力信号の論理値が“H"となる。この最後
に退出した所員が、電気錠5を施錠して退出すると、施
錠センサ6が扉4の施錠を検知して、施錠センサ6の出
力信号の論理値は“L"となる。この状態では、人体セン
サ7の出力信号の論理値は“H"であるが、施錠センサ6
の出力信号の論理値が“L"なので、電気錠制御器9から
は出力パルス信号は出力されない。
この場合は、最後に退出した所員によつて扉4は施錠
されているので、不特定の人が共用区域2から専用区域
3に侵入することは出来ず防犯状態が保たれている。ま
た、扉4の施錠後は電気錠制御器9が、出力パルス信号
を出力しないので、所定の人即ち所員は鍵を用いて電気
錠5を解錠して入室することが出来る。
最後に退出した所員が扉4の施錠を忘れた場合には、
処理装置8が人体センサ7の出力信号の論理値が“H"と
なつた時点からカウントを開始し、所定カウント値に達
すると処理装置8の判別信号の論理値が“H"となる。こ
の場合、施錠センサ6の出力信号の論理値“H"なので、
処理装置8の判別信号の論理値が“H"となると、電気錠
制御器9から出力パルス信号が出力され、この出力パル
ス信号によつて電気錠5は施錠される。この場合の前記
所定カウント値は充分に小さく、最後に退出した所員が
扉4の近傍にいる間に、扉4の電気錠5が施錠されるの
で、共用区域2から不特定の人が専用区域3に侵入する
ことはなく、防犯状態は保たれる。また、扉4の施錠後
は施錠センサ6の出力信号の論理値が“L"となるので、
電気錠制御器9からは出力パルス信号は出力されず、所
定の人即ち所員は鍵を用いて電気錠5を解錠して入室す
ることが出来る。
このように実施例によると、専用区域3が扉4の施錠
が行なわれないまま無人状態となると、電気錠制御器9
によつて電気錠5が自動的に施錠され、専用区域3の防
犯状態が確実に設定される。
また、実施例の防犯システムは簡単な構造で、建物全
体でなくそれぞれの専用区域3に独立に設けることがで
き、既設の建物に対して容易に低い設備コストで設置し
て防犯状態を強化することが可能である。
なお、実施例においては専用区域である事務所から、
終業時間となつて所員が退出する場合について説明した
が、本発明は実施例に限定されるものでなく、就業時間
中に事務所が無人状態となる場合にも全く同様に適用さ
れる。
<発明の効果> 以上詳細に説明したように、本発明によると、構造が
簡単で建物の各専用区域に、それぞれ独立に低設備コス
トで容易に設置可能で、専用区域の防犯状態を強化する
防犯システムを供給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の建物への設置状態を示す説明
図、第2図は本発明の実施例の構成を示すブロツク図で
ある。 1……建物、2……共用区域、3……専用区域、4……
扉、5……電気錠、6……施錠センサ、7……人体セン
サ、8……処理装置、9……電気錠制御器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不特定の人が使用する共用区域と特定の人
    が使用する専用区域に仕切られた建物に適用され、前記
    共用区域と前記専用区域間に扉が設けられ、前記専用区
    域が無人の状態では、前記扉が施錠されて前記共用区域
    から前記専用区域への不特定人の侵入を防止する防犯シ
    ステムにおいて、前記専用区域内の人の有無を判別し、
    前記専用区域内に人がいないと、判別してから所定時間
    後に判別信号を出力する無人検出装置と、前記扉に対し
    て設けられ、前記判別信号に基づいて前記扉を施錠する
    施錠装置とを有することを特徴とする防犯システム。
JP63139353A 1988-06-08 1988-06-08 防犯システム Expired - Lifetime JP2582123B2 (ja)

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JPH01309199A JPH01309199A (ja) 1989-12-13
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