JP2013186876A - 無人化判定装置、無人化判定方法および無人化判定プログラム - Google Patents

無人化判定装置、無人化判定方法および無人化判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設の広さおよび形状によらずに、施設が無人になったかどうかを正確かつ容易に判定することができる無人化判定装置、無人化判定方法および無人化判定プログラムを提供する。
【解決手段】1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器30と通信可能であって、撮影機器30が取得した映像データを入力し、映像データから人物の動線を抽出する動線抽出手段21と、抽出した動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成する検出手段22と、検出情報をもとに施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段23とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、オフィス等のフロアに適用可能な無人化判定装置、無人化判定方法および無人化判定プログラムに関する。
所定の施設、例えば、オフィス等のフロアにおける電力消費量を低減するために、フロアから人が全員いなくなったことを認識して、空調、照明などのファシリティ機器の電源制御を実施するシステムがある。そのようなシステムでは、ユーザが携帯するRFID(Radio Frequency IDentification)やICカードなどの識別タグによる認証や、顔や虹彩などの認証で、個々人の出入りを認識することにより、フロアが無人になったか否かが判定される。
カメラから取得した映像(以下、カメラ映像という。)をもとに、人の在、不在を判定する方法がある。カメラ映像から人の在、不在を判定する具体的方法として、人物動線取得技術を適用する方法がある。人物動線取得技術を適用する方法では、例えば、オフィス等のフロアをいくつかのエリアに分けて撮影したカメラ映像をもとに各エリア間を交叉する人物を検出することで、フロアが無人になったかどうかが判定される。
また、テーマパークなどの観測エリアをカメラで撮影し、カメラ映像をもとに、観測エリアの出入り口に設定された仮想ゲートを通過した人物の数をカウントアップして、観測エリアの人数を認識する方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平06−223157号公報
原田典明、外3名、「人物行動を把握する画像解析技術と適応例」、NEC技報、日本電気株式会社、2010年9月、Vol.63 No.3、p.39−43
フロアをいくつかのエリアに分けて撮影したカメラ映像をもとに人の在、不在を判定する方法は、各エリア間の境界線において人物動線を検出する必要がある。そのため、エリアを全て隣接して設定しなければならない。また、カメラをエリアごとに設置する必要があるため、フロアが広くなると設置台数が多くなる。また、エリアの数が増えると判定処理が複雑になる。
特許文献1に記載されているシステムのように観測エリア全体を撮影する方法では、カメラと人物との距離が大きくなる。カメラは近くの映像と比べて遠くの映像を取得しづらいので、カメラと人物との距離が大きくなると、カメラ映像から人物の動線の起点を正しく取得できない場合がある。そのため、特許文献1に記載されている方法では、観測エリアの人数を正確に取得できない可能性がある。
そこで、本発明は、施設の広さおよび形状によらずに、施設が無人になったかどうかを正確かつ容易に判定することができる無人化判定装置、無人化判定方法および無人化判定プログラムを提供することを目的とする。
本発明による無人化判定装置は、1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器と通信可能であって、撮影機器が取得した映像データを入力し、映像データから人物の動線を抽出する動線抽出手段と、抽出した動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成する検出手段と、検出情報をもとに施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による無人化判定方法は、1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器から取得した映像データを入力し、映像データから人物の動線を抽出し、抽出した動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成し、検出情報をもとに施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力することを特徴とする。
本発明による無人化判定プログラムは、コンピュータに、1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器から取得した映像データを入力し、映像データから人物の動線を抽出する処理と、抽出した動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成する処理と、検出情報をもとに施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、施設の広さおよび形状によらずに、施設が無人になったかどうかを正確かつ容易に判定することができる。
本発明による無人化判定装置を含む無人化判定システムの構成を示すブロック図である。 無人化判定システムの動作を示すシーケンス図である。 撮影機器が設置されたフロアの様子を示す説明図である。 無人化判定装置の動作を示すフローチャートである。 図3に示すフロア内を移動する人物の動線の一例を示す説明図である。 本発明による無人化判定装置の主要部を示すブロック図である。
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による無人化判定装置(以下、情報処理装置という。)を含む無人化判定システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す無人化判定システムは、撮影機器100と、情報処理装置200と、モニタリング機器300とを含む。
撮影機器100は、映像を撮影する装置であて、例えば、カメラである。なお、図1には、1つの撮影機器100が例示されているが、撮影機器はいくつあってもよい。
撮影機器100は、撮影部110と、送信部120とを備える。
撮影部110は、映像を撮影する。
送信部120は、撮影部110が撮影した映像を外部へ送信する。
情報処理装置200は、サーバ機器等のコンピュータである。
情報処理装置200は、通信部210と、管理部220と、動線取得部201と、カウント処理部202とを含む。
通信部210は、外部の機器と通信を行う。通信部210は、本実施形態では、撮影機器100およびモニタリング機器300と通信を行う。
管理部220は、通信部210、動線取得部201およびカウント処理部202の動作を管理する。
動線取得部201は、動線抽出部230と、エリア境界線交叉検出部240とを含む。
動線抽出部230は、撮影機器100が撮影した映像から動線を抽出する。
エリア境界線交叉検出部240は、動線抽出部230が抽出した動線の中から、エリアの境界を交叉する動線を検出する。
カウント処理部202は、フロア人数カウント部250を含む。
フロア人数カウント部250は、フロアに入室した人数と、フロアを退室した人数とをカウントする。
なお、通信部210、管理部220、動線取得部201およびカウント処理部202は、情報処理装置200が備えるCPUによって実現される。
モニタリング機器300は、ディスプレイ等の表示装置である。モニタリング機器300は、表示部310を備える。
表示部310は、情報処理装置200から受信した情報を表示する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図2は、無人化判定システムの動作を示すシーケンス図である。
ここでは、撮影機器が、企業等のオフィスビルの室内の出入り口に1台ずつ設置されている場合について説明する。
図3は、撮影機器が設置されたフロアの様子を示す説明図である。図3に示すように、本実施形態では、フロアの2箇所の出入り口に、撮影機器100−1と撮影機器100−2とを設置する。
本実施形態では、撮影機器100−1および撮影機器100−2は、カラーカメラである。撮影機器100−1および撮影機器100−2は、オフィスの出入り口に予め設定したエリア(以下、監視エリアという。)を撮影し、カラー映像データを取得する(ステップS1)。図3に示すエリアAは、撮影機器100−1が撮影する監視エリアである。図3に示す監視エリアBは、撮影機器100−2が撮影する監視エリアである。
各撮影機器の送信部120は、ステップS1において撮影部110が取得したカラー映像データを、情報処理装置200へ送信する(ステップS2)。
情報処理装置200の通信部210は、各撮影機器からカラー映像データを受信する。通信部210は、受信したカラー映像データを動線取得部201に出力する(ステップS3)。
動線取得部201の動線抽出部230は、人物の動線をカラー映像データから抽出し、抽出した動線に関する情報(以下、動線情報という。)を生成する(ステップS4)。動線情報は、動線の起点および終点を識別可能な情報を含む。ステップS4において、動線抽出部230は、カラー映像データから人物を検知する。具体的には、動線抽出部230は、カラー映像データから移動体を検知し、検知した移動体の特徴情報を抽出し、移動体が人物であるかどうかを識別する。また、動線抽出部230は、人物の移動速度や特徴を利用した追跡処理により、動線の抽出を行う。
なお、本実施形態では、ステップS4における識別処理および追跡処理に、例えば、非特許文献1に記載された「人物行動を把握する画像解析技術」を利用する。
動線取得部201のエリア境界線交叉検出部240は、ステップS4において動線抽出部230が生成した動線情報をもとに、抽出した動線の中に、監視エリアの境界を示すエリア境界線を交叉する動線が存在するか否かを確認する。
エリア境界線交叉検出部240は、予め、エリア境界線の設定位置を示す境界線情報を記憶する。境界線情報は、具体的には、情報処理装置200が備える記憶部(図示せず)などに格納される。境界線情報は、例えば、エリア境界線の起点および終点の座標である。本実施形態では、エリア境界線交叉検出部240は、エリアAのエリア境界線およびエリアBのエリア境界線の設定位置を示す境界線情報を記憶する。
図3に示す境界線a、b、cは、エリアAのエリア境界線である。図3に示す境界線d、e、fは、エリアBのエリア境界線である。
境界線a、fは、エリアAまたはエリアBとフロア外との間に設定されたエリア境界線(以下、出口境界線という。)である。境界線bおよび境界線cは、エリアAとフロア内との間に設定されたエリア境界線を表す。境界線dおよび境界線eは、フロア内とエリアBとの間に設定されたエリア境界線を表す。
エリア境界線交叉検出部240は、ステップS4において、エリア境界線を交叉する動線を検出した場合には、エリア境界線を交叉する動線に関する動線情報(以下、エリア境界線交叉検出情報という。)を管理部220に出力する(ステップS5)。このとき、エリア境界線交叉検出部240は、エリア境界線を交叉する動線のうち、監視エリア内から監視エリア外へ移動する動線(以下、出力動線という。)に関するエリア境界線交叉検出情報を管理部220に出力する。
管理部220は、受信したエリア境界線交叉検出情報をもとに、出力動線がフロア内とのエリア境界線(図3に示す境界線b、c、d、e)を交叉したか、または、フロア外との境界線、つまり、出口境界線(図3に示す境界線a、f)を交叉したかを判定し、判定結果を含むエリア境界線情報抽出通知をカウント処理部202に出力する(ステップS6)。
カウント処理部202のフロア人数カウント部250は、受信したエリア境界線抽出通知をもとに、フロア内の人数のカウントを行う。フロア人数カウント部250は、カウント処理の結果を示すフロア人数カウント結果を管理部220に送信する(ステップS7)。
管理部220は、フロア人数カウント結果を受信すると、フロア人数カウント結果とともにフロア人数表示指示をモニタリング機器300に送信する(ステップS8)。
モニタリング機器300は、フロア人数表示指示を受信する。モニタリング機器300は、フロア人数表示指示に付随するフロア人数カウント結果を、表示部310に出力する(ステップS9)。表示部310は、フロア人数カウント結果、つまり、フロア人数を表示する。
管理部220は、カウント処理部202から受信したフロア人数カウント結果をもとに、フロアの残人数をカウントする。管理部220は、フロアの残人数をもとに、フロア状態の判定、つまり、フロア内が無人になったかどうかの判定を行う(ステップS10)。
管理部220は、ステップS10における判定の結果(以下、フロア状態判定結果という。)とともに、フロア状態判定結果の表示指示をモニタリング機器300に送信する(ステップS11)。
モニタリング機器300は、フロア状態判定結果の表示指示を受信する。モニタリング機器300は、表示指示に付随するフロア状態判定結果を表示部310に出力する(ステップS12)。表示部310は、フロア状態判定結果を表示する。
なお、管理部220は、ステップS8においてフロア人数表示指示を送信せずに、フロア状態判定結果の表示指示のみを送信するようにしてもよい。
次に、情報処理装置200の動作の詳細を説明する。
図4は、情報処理装置200の動作を示すフローチャートである。
まず、図3に示す動線を抽出した場合の情報処理装置200の動作を説明する。
動線抽出部230は、人物の動線を追跡する(ステップS401)。
エリア境界線交叉検出部240は、動線抽出部230が追跡する動線の中から、監視エリア内から監視エリア外へ移動する出力動線を検出する(ステップS402)。
管理部220は、ステップS402において検出された出力動線が、どのエリア境界線を交叉したかを判定する(ステップS403)。
管理部220が、出力動線がエリアAの出口境界線を交叉したと判断した場合、つまり、出力動線が境界線aを交叉する動線(図3に示す動線1)である場合は(ステップS403のY)、フロア人数カウント部250は、人物がフロア外に出たと判断し、フロア人数カウントを−1する(ステップS404)。
管理部220が、出力動線がエリアAとフロア内との間の境界線境界線を交叉したと判断した場合、つまり、出力動線が境界線bまたは境界線cを交叉する動線(図3に示す動線2または動線3)である場合は(ステップS403のN)、フロア人数カウント部250は、人物がフロア内に入ったと判断し、フロア人数カウントを+1する(ステップS405)。
ステップS402において、エリア境界線交叉検出部240が、エリアBのエリア境界線を交叉する出力動線(図3に示す動線4、5および6)を検出した場合は、管理部220およびフロア人数カウント部250は、動線4、5および6に対して、ステップS403〜S405と同様の処理を行う。
情報処理装置200は、ステップS401〜S405の処理を繰り返し実行する。
次に、図5に示す動線を抽出した場合の情報処理装置200の動作を説明する。
図5は、図3に示すフロア内を移動する人物の動線の一例を示す説明図である。
図5に示す動線7は、フロア外からエリアAを通過してフロア内に入り、エリアBを通過してフロア外に出る人物の動線を表す。
管理部220が、動線7がエリアA内を起点として境界線cを交叉したと判断したときに、フロア人数カウント部250は、フロア内に人が1人入室したと判断する。このとき、フロア人数カウント部250は、フロア人数カウントを+1する。
また、管理部220が、動線7がエリアB内を起点として境界線fを交叉したと判断したときに、フロア人数カウント部250は、フロア内から人が1人退室したと判断する。このとき、フロア人数カウント部250は、フロア人数カウントを−1する。
管理部220は、フロア人数カウントを総計し、フロアの残人数を算出する。このとき、フロア人数カウントは「+1」と「−1」とで相殺されるので、フロアの残人数は「0」になる。これにより、管理部220は、フロアが無人になったと判断する。
以上に説明したように、本実施形態では、フロアの出入り口に設置された監視エリアにおいて、監視エリア内から監視エリア外へ移動する出力動線のみをもとにフロアの残人数をカウントしている。そのため、フロアが無人になったかどうかの判定処理を簡素化できる。従って、フロア状態の判定を容易に行うことができる。また、フロアの出入り口に撮影機器を設置するだけでよいので、撮影機器の台数を削減することができる。また、フロアの広さや形状によらずに、フロア状態の判定を行うことができる。
また、エリア境界線を交叉する動線さえ検出できれば、フロア内の人数をカウントすることができる。従って、エリア内で動線がどのような動きをしても、フロア状態の判定を正確に行うことができる。例えば、人物が座ったり、立ち止まったりする動作によって動線を途中で見失った場合であっても、フロア状態の判定に影響を及ぼすことがない。また、撮影機器から離れた所で発生することが多い動線の起点を見逃した場合であっても、フロア状態の判定に影響を及ぼすことがない。
また、撮影機器がフロア全体ではなく、フロアの出入り口を撮影している。従って、撮影機器と人物との距離を小さくすることができる。そのため、カメラ映像から人物の動線を取得しやすい。
また、本実施形態では、無人になったか否かを示すフロア状態の判定結果をモニタリング機器300に出力している。従って、ユーザは、オフィス等のフロアが無人になったか否かを容易に認識することができる。ユーザが、判定結果をもとに、オフィス等のフロア内の空調、照明などのファシリティ機器の電源制御を実施すれば、フロア等における電力消費量を低減することができる。
なお、本実施形態では、情報処理装置200が、モニタリング機器300に対してフロア状態の判定結果を出力しているが、モニタリング機器300以外の機器、例えば、ファシリティ機器の電源制御を行う電源自動制御装置などに出力するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、管理部220は、全体のカウンタの総計が0になった場合に、フロアが無人になったと判定している。しかし、フロア外から監視エリア内に移動した人物がフロア内に移動せずにフロア外に退出する場合も想定される。その場合には、フロアの残人数が0以下になる可能性がある。従って、管理部220は、フロアの残人数が0以下になった状態が一定時間継続したときに、フロアが無人になったと判断するようにしてもよい。
なお、監視エリア内からフロア内に移動せずにフロア外に戻る人物の動線や、監視エリア内からフロア外に移動せずにフロア内に戻る人物の動線が抽出された場合に、エリア境界線交叉検出部240が、そのような動線を出力動線として検出しないようにしてもよい。そのような形態によれば、フロアの残人数をより正確に取得することができる。
図6は、本発明による無人化判定装置の主要部を示すブロック図である。図6に示すように、無人化判定装置20(図1に示す情報処理装置200に相当。)は、1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器30(図1に示す撮影機器100に相当。)と通信可能であって、撮影機器30が取得した映像データを入力し、映像データから人物の動線を抽出する動線抽出手段21(図1に示す情報処理装置200におけるに動線取得部201の動線抽出部230に相当。)と、抽出した動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成する検出手段22と、検出情報をもとに施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段23(図1に示す情報処理装置200におけるに動線取得部201のエリア境界線交叉検出部240、カウント処理部202および管理部220に相当。)とを備える。
上記の実施形態には、以下のような無人化判定装置も開示されている。
(1)検出手段22は、各監視エリアと施設内との境界線および各監視エリアと施設外との境界線を示す境界線情報を記憶し、境界線情報をもとに、各境界線を交叉する動線を検出する無人化判定装置。
そのような構成によれば、検出手段22は各境界線を交叉する動線さえ検出すればよいので、エリア内で動線がどのような動きをしても、フロア状態の判定を正確に行うことができる。また、撮影機器から離れた所で発生することが多い動線の起点を見逃した場合であっても、フロア状態の判定に影響を及ぼすことがない。
(2)検出手段22は、境界線を交叉する動線のうち、監視エリア内から監視エリア外へ移動する動線を検出し、判定手段23は、検出手段22が検出した動線が、監視エリア内から施設外へ移動する動線である場合は施設における人数をカウントダウンし、監視エリア内から施設内へ移動する動線である場合は施設における人数をカウントアップする無人化判定装置。
そのような構成によれば、検出手段22は各境界線を交叉する動線のうち、監視エリア内から監視エリア外へ移動する動線、および、監視エリア内から施設外へ移動する動線のみを検出するだけで、フロア状態を判定することができる。
1〜7 動線
20 無人化判定装置
21 動線抽出手段
22 検出手段
23 判定手段
30、100、100−1〜100−2 撮影機器
110 撮影部
120 送信部
200 情報処理装置
201 動線取得部
202 カウント処理部
210 通信部
220 管理部
230 動線抽出部
240 エリア境界線交叉検出部
250 フロア人数カウント部
300 モニタリング機器
310 表示部

Claims (8)

  1. 1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器と通信可能であって、
    撮影機器が取得した映像データを入力し、前記映像データから人物の動線を抽出する動線抽出手段と、
    抽出した前記動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成する検出手段と、
    前記検出情報をもとに前記施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに前記施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段とを備えた
    ことを特徴とする無人化判定装置。
  2. 検出手段は、
    各監視エリアと施設内との境界線および各監視エリアと施設外との境界線を示す境界線情報を記憶し、前記境界線情報をもとに、各境界線を交叉する動線を検出する
    請求項1に記載の無人化判定装置。
  3. 検出手段は、
    境界線を交叉する動線のうち、監視エリア内から監視エリア外へ移動する動線を検出し、
    判定手段は、
    前記検出手段が検出した動線が、監視エリア内から施設外へ移動する動線である場合は施設における人数をカウントダウンし、監視エリア内から施設内へ移動する動線である場合は前記施設における人数をカウントアップする
    請求項2に記載の無人化判定装置。
  4. 表示装置と通信可能であって、
    判定手段は、判定結果とともに、前記判定結果を表示させるための表示指示を前記表示装置に送信する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の在不在判定装置。
  5. 1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器から取得した映像データを入力し、前記映像データから人物の動線を抽出し、
    抽出した前記動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成し、
    前記検出情報をもとに前記施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに前記施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力する
    ことを特徴とする無人化判定方法。
  6. 各監視エリアと施設内との境界線および各監視エリアと施設外との境界線を示す境界線情報をもとに、各境界線を交叉する動線のうち、監視エリア内から監視エリア外へ移動する動線を検出し、
    検出した前記動線が、監視エリア内から施設外へ移動する動線である場合は施設における人数をカウントダウンし、監視エリア内から施設内へ移動する動線である場合は前記施設における人数をカウントアップする
    請求項5に記載の無人化判定方法。
  7. コンピュータに、
    1つまたは複数の出入り口を有する施設の各出入り口に設定された監視エリアを撮影する撮影機器から取得した映像データを入力し、前記映像データから人物の動線を抽出する処理と、
    抽出した前記動線の中に各監視エリアを通過する動線があるか否かを検出し、検出結果を含む検出情報を生成する処理と、
    前記検出情報をもとに前記施設における人数をカウントし、カウント結果をもとに前記施設が無人になったか否かを判定し、判定結果を出力する処理とを実行させる
    ための無人化判定プログラム。
  8. コンピュータに、
    各監視エリアと施設内との境界線および各監視エリアと施設外との境界線を示す境界線情報をもとに、各境界線を交叉する動線のうち、監視エリア内から監視エリア外へ移動する動線を検出する処理と、
    検出した前記動線が、監視エリア内から施設外へ移動する動線である場合は施設における人数をカウントダウンし、監視エリア内から施設内へ移動する動線である場合は前記施設における人数をカウントアップする処理とを実行させる
    請求項7に記載の無人化判定プログラム。
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