JP2580902B2 - 回転アーク溶接トーチ - Google Patents
回転アーク溶接トーチInfo
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- JP2580902B2 JP2580902B2 JP3234938A JP23493891A JP2580902B2 JP 2580902 B2 JP2580902 B2 JP 2580902B2 JP 3234938 A JP3234938 A JP 3234938A JP 23493891 A JP23493891 A JP 23493891A JP 2580902 B2 JP2580902 B2 JP 2580902B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode nozzle
- torch
- tip
- welding
- rotating
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転アーク溶接に使用
する回転トーチに関する。
する回転トーチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えば特開昭62−24857
1号公報に示された回転トーチは、図2に示すように電
極ノズル1を高速回転するギヤ機構(図示せず)を内蔵
したギヤボックス2を備え、回転モータ3は電極ノズル
1と離れた位置でギヤボックス2上に取り付けられてい
る。また、回転アークを得る方式としては、電極ノズル
1を同軸に回転し、先端の偏心チップ4により溶接ワイ
ヤ5の先端を円運動させるものと、電極ノズル1を上端
部を支点として歳差運動させるものとがあるが、いずれ
にしてもギヤボックス2を備えているため、ギヤボック
ス2の寸法を現状では長さL×幅W×高さH=110mm
×60mm×40mm以下に小さくすることができない。
1号公報に示された回転トーチは、図2に示すように電
極ノズル1を高速回転するギヤ機構(図示せず)を内蔵
したギヤボックス2を備え、回転モータ3は電極ノズル
1と離れた位置でギヤボックス2上に取り付けられてい
る。また、回転アークを得る方式としては、電極ノズル
1を同軸に回転し、先端の偏心チップ4により溶接ワイ
ヤ5の先端を円運動させるものと、電極ノズル1を上端
部を支点として歳差運動させるものとがあるが、いずれ
にしてもギヤボックス2を備えているため、ギヤボック
ス2の寸法を現状では長さL×幅W×高さH=110mm
×60mm×40mm以下に小さくすることができない。
【0003】一方、対象の被溶接部材には図3に示すよ
うにフランジ100,ウェブ101,横リブ102から
なる橋梁、建築部材があり、この場合、横リブ102と
ウェブ101を水平隅肉継手103で横リブ102の両
側を溶接する。しかも、横リブ102の両端にはR35
mm位のスカラップ104が設けられており、スカラップ
104の部分はまわし溶接が要求される。つまり、スカ
ラップ104の部分で両側の継手103を接続するよう
に溶接始端・終端部で回転トーチ10Aを少し追い込み
ながら溶接するものである。なお、図3の(a)は被溶
接部材の斜視図、同(b)は平面図、同(c)は立面図
である。
うにフランジ100,ウェブ101,横リブ102から
なる橋梁、建築部材があり、この場合、横リブ102と
ウェブ101を水平隅肉継手103で横リブ102の両
側を溶接する。しかも、横リブ102の両端にはR35
mm位のスカラップ104が設けられており、スカラップ
104の部分はまわし溶接が要求される。つまり、スカ
ラップ104の部分で両側の継手103を接続するよう
に溶接始端・終端部で回転トーチ10Aを少し追い込み
ながら溶接するものである。なお、図3の(a)は被溶
接部材の斜視図、同(b)は平面図、同(c)は立面図
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の回転
トーチは上記のようにギヤボックス2を備えているた
め、スカラップ104部分のまわし溶接時に、ギヤボッ
クス2がフランジ100と干渉することがあり、この部
分で回転トーチを使用することができなかった。したが
って、従来の回転トーチは水平な直線部分のみにしか使
用できず、スカラップ104の内側部分は別途手溶接が
必要となり、自動溶接の障害となっていた。
トーチは上記のようにギヤボックス2を備えているた
め、スカラップ104部分のまわし溶接時に、ギヤボッ
クス2がフランジ100と干渉することがあり、この部
分で回転トーチを使用することができなかった。したが
って、従来の回転トーチは水平な直線部分のみにしか使
用できず、スカラップ104の内側部分は別途手溶接が
必要となり、自動溶接の障害となっていた。
【0005】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ギヤボックスを不要にして回転ト
ーチの小形化を図り、まわし溶接部をも自動溶接できる
ようにした回転アーク溶接トーチを提供することを目的
とする。
めになされたもので、ギヤボックスを不要にして回転ト
ーチの小形化を図り、まわし溶接部をも自動溶接できる
ようにした回転アーク溶接トーチを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る回転アーク溶接トーチは、偏心チップ
を利用した電極ノズルの同時回転方式のものにおいて、
該電極ノズルを高速回転モータの回転軸に中空の絶縁部
材を介して連結し、この連結部に電極ノズルと摺接する
通電部材を設け、さらに溶接ワイヤを該回転軸及び電極
ノズルの中心を通すようにしたものである。
め、本発明に係る回転アーク溶接トーチは、偏心チップ
を利用した電極ノズルの同時回転方式のものにおいて、
該電極ノズルを高速回転モータの回転軸に中空の絶縁部
材を介して連結し、この連結部に電極ノズルと摺接する
通電部材を設け、さらに溶接ワイヤを該回転軸及び電極
ノズルの中心を通すようにしたものである。
【0007】
【作用】この回転トーチは、電極ノズルを高速回転モー
タの回転軸に中空絶縁部材を介して連結したので、電極
ノズル部での発熱を回転モータの回転軸に伝達すること
がなく安全であるとともに、ギヤボックスが不要にな
り、モータの外径程度の大きさでよいため小形になる。
具体的には50平方mm内に収まるので、まわし溶接の際
にも被溶接部材と干渉することはない。また、高速回転
モータにより電極ノズルは従来と同程度に高速回転し、
先端の偏心チップによりアークを高速回転させる。
タの回転軸に中空絶縁部材を介して連結したので、電極
ノズル部での発熱を回転モータの回転軸に伝達すること
がなく安全であるとともに、ギヤボックスが不要にな
り、モータの外径程度の大きさでよいため小形になる。
具体的には50平方mm内に収まるので、まわし溶接の際
にも被溶接部材と干渉することはない。また、高速回転
モータにより電極ノズルは従来と同程度に高速回転し、
先端の偏心チップによりアークを高速回転させる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。この実施例は、高速回転モータ11の回転軸12
に、絶縁カップリング13及びこの絶縁カップリング1
3とフランジ結合される通電カップリング14を介して
電極ノズル1を連結したものである。回転軸12及び通
電カップリング14の中心には溶接ワイヤ5を通すため
の挿通孔15,16が設けられ、これらの挿通孔15,
16は電極ノズル1中心の挿通孔17に通じている。モ
ータ11の上部にはコンジットケーブル接続具18が連
設され、溶接ワイヤ5は図示しないコンジットケーブル
内を通り、該コンジットケーブルは上記挿通孔15,1
6,17内を電極ノズル1の先端1aまで伸びている。
溶接ワイヤ5は電極ノズル1の先端1aにおいてコンジ
ットケーブルより出て、偏心チップ4内に斜めに設けら
れた偏心孔19に接触しながら送給され、かつ、通電部
20から溶接電流が供給されるようになっている。通電
部20は上記通電カップリング14の外周面にカーボン
ブラシ21をバネ22により常に加圧する構成となって
いる。図中、23は通電部20,絶縁カップリング13
等を覆うケーシングで、モータ11の下部に連設され
る。このケーシング23にはまた図示しないシールドガ
スノズルが装着される。
る。この実施例は、高速回転モータ11の回転軸12
に、絶縁カップリング13及びこの絶縁カップリング1
3とフランジ結合される通電カップリング14を介して
電極ノズル1を連結したものである。回転軸12及び通
電カップリング14の中心には溶接ワイヤ5を通すため
の挿通孔15,16が設けられ、これらの挿通孔15,
16は電極ノズル1中心の挿通孔17に通じている。モ
ータ11の上部にはコンジットケーブル接続具18が連
設され、溶接ワイヤ5は図示しないコンジットケーブル
内を通り、該コンジットケーブルは上記挿通孔15,1
6,17内を電極ノズル1の先端1aまで伸びている。
溶接ワイヤ5は電極ノズル1の先端1aにおいてコンジ
ットケーブルより出て、偏心チップ4内に斜めに設けら
れた偏心孔19に接触しながら送給され、かつ、通電部
20から溶接電流が供給されるようになっている。通電
部20は上記通電カップリング14の外周面にカーボン
ブラシ21をバネ22により常に加圧する構成となって
いる。図中、23は通電部20,絶縁カップリング13
等を覆うケーシングで、モータ11の下部に連設され
る。このケーシング23にはまた図示しないシールドガ
スノズルが装着される。
【0009】この実施例においては、従来と同程度の高
速回転のアークを得るために、高速回転モータ11とし
て3000〜6000rpm の回転速度を持つものを使用
している。そしてモータ11の回転軸12により直接、
電極ノズル1を同軸に高速回転させ、溶接ワイヤ5の先
端から発生するアークを高速回転させる。
速回転のアークを得るために、高速回転モータ11とし
て3000〜6000rpm の回転速度を持つものを使用
している。そしてモータ11の回転軸12により直接、
電極ノズル1を同軸に高速回転させ、溶接ワイヤ5の先
端から発生するアークを高速回転させる。
【0010】本回転トーチ10は、従来のようなギヤボ
ックスがないため、モータ11は取付部11aを含めて
も50平方mm以内に収めることができ、小形になる。そ
のため、本回転トーチ10を使用し、図3に示したよう
な横リブ102のスカラップ104部分にてまわし溶接
をする際にも、本回転トーチ10がフランジ100と干
渉することがなく、横リブ102の水平な隅肉の直線部
分及びスカラップ104の内側部分を端から端まで自動
溶接することができる。
ックスがないため、モータ11は取付部11aを含めて
も50平方mm以内に収めることができ、小形になる。そ
のため、本回転トーチ10を使用し、図3に示したよう
な横リブ102のスカラップ104部分にてまわし溶接
をする際にも、本回転トーチ10がフランジ100と干
渉することがなく、横リブ102の水平な隅肉の直線部
分及びスカラップ104の内側部分を端から端まで自動
溶接することができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電極ノズ
ルを高速回転モータの回転軸に連結することにより、従
来のようなギヤボックスが不要になり、回転トーチを小
形にすることができたので、スカラップ部分のまわし溶
接も被溶接部材と干渉することなく実施することがで
き、水平隅肉継手をまわし溶接部を含めて端から端まで
自動溶接が可能となる。また、ギヤボックスがないの
で、ギヤ機構のトラブルが皆無となる効果もある。
ルを高速回転モータの回転軸に連結することにより、従
来のようなギヤボックスが不要になり、回転トーチを小
形にすることができたので、スカラップ部分のまわし溶
接も被溶接部材と干渉することなく実施することがで
き、水平隅肉継手をまわし溶接部を含めて端から端まで
自動溶接が可能となる。また、ギヤボックスがないの
で、ギヤ機構のトラブルが皆無となる効果もある。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来の回転トーチの斜視図である。
【図3】まわし溶接が必要な被溶接部材の説明図であ
る。
る。
1 電極ノズル 4 偏心チップ 5 溶接ワイヤ 10 回転トーチ 11 高速回転モータ 12 回転軸 13 絶縁カップリング 14 通電カップリング 15,16,17 挿通孔 19 偏心孔 20 通電部
Claims (1)
- 【請求項1】 同軸回転する電極ノズルと、該電極ノズ
ルの先端に取り付けられ、該電極ノズルの中心を通る溶
接ワイヤの先端に円運動を与える偏心チップを備えた回
転アーク溶接トーチにおいて、 前記電極ノズルを高速回転モータの回転軸に中空の絶縁
部材を介して連結し、この連結部に前記電極ノズルと摺
接する通電部材を設け、前記回転軸の中心に前記溶接ワ
イヤを通す挿通孔を設けたことを特徴とする回転アーク
溶接トーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234938A JP2580902B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 回転アーク溶接トーチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234938A JP2580902B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 回転アーク溶接トーチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569146A JPH0569146A (ja) | 1993-03-23 |
| JP2580902B2 true JP2580902B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=16978627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234938A Expired - Lifetime JP2580902B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 回転アーク溶接トーチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580902B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030062680A (ko) * | 2002-01-18 | 2003-07-28 | 주식회사 로보웰 | 위빙 구조를 갖는 용접토오치 |
| KR100900339B1 (ko) * | 2007-09-20 | 2009-06-02 | 한국과학기술원 | 회전아크 발생장치용 전극 및 회전 아크 발생 방법 |
| DE102011016026B4 (de) * | 2011-01-13 | 2014-10-02 | Daniel Weiss | Verfahren zur Verhinderung des Auflegierens der Elektrode beim WIG-Schweißen sowie handgeführter WIG-Schweißkopf zur Durchführung des Verfahrens |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01138067A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-05-30 | Nkk Corp | 回転アークトーチ |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234938A patent/JP2580902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569146A (ja) | 1993-03-23 |
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