JP2003094168A - 溶接用ロボット - Google Patents

溶接用ロボット

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JP2003094168A
JP2003094168A JP2001291312A JP2001291312A JP2003094168A JP 2003094168 A JP2003094168 A JP 2003094168A JP 2001291312 A JP2001291312 A JP 2001291312A JP 2001291312 A JP2001291312 A JP 2001291312A JP 2003094168 A JP2003094168 A JP 2003094168A
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welding torch
welding
torch
rotation
axis
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Masaru Nishimura
大 西村
Takahiro Shigetomi
隆宏 重富
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Daihen Corp
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Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】産業用ロボットの手首部に取り付けた溶接用ト
ーチの取付け構造の改良に関するものである。 【解決手段】手首部の下部に設けられた手首部・トーチ
連結機構内に配設されたベアリングによって回転機構付
き溶接用トーチの上部が回転自在に支持され、マニピュ
レータの第6軸の回転を回転機構付き溶接用トーチに伝
える回転伝達手段を有し、回転機構付き溶接用トーチの
回転軸と回転機構付き溶接用トーチに接続されたワイヤ
送給・電力供給用コンジット内のワイヤ挿通軸とを一致
させ、第6軸の中心軸と回転機構付き溶接用トーチの回
転軸との間に距離を設け、ワイヤ送給・電力供給用コン
ジットによって供給された電力を回転機構付き溶接用ト
ーチに供給する電力供給手段とを有した溶接用ロボット
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボットの
手首部に取り付けた消耗電極ガスシールドアーク溶接用
トーチ(以下、溶接用トーチという)の取付け構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、溶接の作業能率を向上させるため
に、産業用ロボットを用いて溶接を自動化することが広
く行われている。図2は産業用ロボットの一例である垂
直多関節型6軸ロボットの一般的な構成を示す図であ
る。同図において、マニピュレータ1の手首部1aに、
手首部・トーチ連結体30を介して溶接用トーチ4が取
り付けられ、ワイヤ送給装置6から送給されてくる消耗
電極ワイヤ(以下、ワイヤという)がワイヤ送給・電力
供給用コンジット5を通してこの溶接用トーチ4に送給
される。また、溶接用電源装置29からワイヤ送給・電
力供給用コンジット5を通して溶接用トーチ4に電力が
供給される。2はマニピュレータ1を制御するロボット
制御装置であり、3はマニピュレータ1を操作するため
のティーチペンダントである。垂直多関節型6軸ロボッ
トはロボット制御装置2によって、第1軸乃至第6軸か
ら成る6つの軸を回転させて溶接用トーチの先端4aを
制御する。
【0003】マニピュレータ1の手首部1aの溶接用ト
ーチ4の取付け構造は、従来、図3に示す構造であっ
た。図3は、従来技術のマニピュレータ1の手首部1a
の溶接用トーチ4の取付け構造を示す図である。溶接用
トーチ4は、通常、溶接用トーチ4の先端4aから供給
されるワイヤの先端位置(ツール先端位置)が、マニピ
ュレータ1の第6軸の中心軸7の線上に位置するように
手首部・トーチ連結体30(図3の従来技術では手首部
・トーチ連結部材31)によって手首部1aに取付けら
れている。したがって、溶接用トーチ4の中心軸35
は、第6軸の中心軸7とずれているが、溶接用トーチ4
の回転軸は第6軸の中心軸7と一致している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3において、マニピ
ュレータ1の第6軸を回転させるとワイヤ送給・電力供
給用コンジット5が捻れ、溶接用トーチ4に送給するワ
イヤが捻れやすくなり、ワイヤの先端位置を所望の溶接
狙い位置に一致させることができない。また、溶接用ト
ーチ4に供給されるワイヤは、通常、図3に示すよう
に、ワイヤリール8に巻かれているために曲がり癖がつ
いている。このワイヤの曲がり癖は一定ではないため
に、ワイヤ送給・電力供給用コンジット5が捻れると、
溶接用トーチ4に送給するワイヤがさらに捻れやすくな
る。
【0005】さらに、図3のA部に示すように、ワイヤ
送給・電力供給用コンジット5の半径が小さくなるとワ
イヤの送給抵抗が増加して一定速度のワイヤ送給を行う
ことができない。この結果、均一で美麗な溶接ビード外
観を得ることができない。特に、ワイヤの材質がアルミ
の場合、アルミは柔らかいために、ワイヤ送給・電力供
給用コンジット5が捻れてワイヤの送給抵抗が増加する
と一定速度の送給が困難になる場合がある。
【0006】また、マニピュレータ1の第6軸を回転さ
せるとワイヤ送給・電力供給用コンジット5を捻ったり
半径を小さく曲げることがあるために、ワイヤ送給・電
力供給用コンジット5の寿命を短縮することになる。
【0007】また、溶接用トーチ4の先端4aに取り付
けた給電チップにワイヤが接触することによってワイヤ
に電力が供給されるが、マニピュレータ1の第6軸を回
転させてワイヤが捻れると、ワイヤと給電チップとの接
触点が一定にならない。この結果、ワイヤと給電チップ
との接触点からワイヤの先端までの長さであるワイヤ突
き出し長が一定にならないために、ワイヤの溶融量が一
定にならず、溶け込み形状を均一にすることができな
い。
【0008】さらに、ワイヤと給電チップとの接触点が
一定にならないために、ワイヤと給電チップとの接触点
が移動するごとにアーキングが発生するために給電チッ
プが摩耗しやすくなり、給電チップの寿命が短縮され
る。
【0009】また、図3に示すマニピュレータ1を動作
させて第6軸を回転させると、同図に示すように、ワイ
ヤ送給・電力供給用コンジット5がマニピュレータ1の
アーム9に当り、第6軸をそれ以上回転させることがで
きない。したがって、例えば、被溶接物に対する溶接用
トーチ4の先端角度を一定として被溶接物の円周を溶接
する場合、ワイヤ送給・電力供給用コンジット5がアー
ム9に当たって第6軸を回転させることができない溶接
部分は、溶接を一端停止させて、溶接用トーチ4の先端
角度を変更させて、この先端角度に対応した溶接電流
値、溶接電圧値及び溶接速度に変化させて溶接しなけれ
ばならない。また、被溶接物の円周を多層盛り溶接する
場合、ワイヤ送給・電力供給用コンジット5がマニピュ
レータ1のアーム9に当り、第6軸をそれ以上回転させ
ることができないために、継ぎ目のない溶接ビードを形
成することもできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】出願時の請求項1に記載
の発明は、図4乃至図7に示すように、実施例1の溶接
用ロボットであって、溶接用ロボットの手首部1aに手
首部・トーチ連結体の一端を取付け、その他端に溶接用
トーチを取付け、消耗電極ワイヤをワイヤ送給・電力供
給用コンジット5に挿通して溶接用トーチに送給される
溶接用ロボットにおいて、図7に示すように、 手首部1aの下部に設けられた手首部・トーチ連結機
構32内に配設されたベアリング12、13によって回
転機構付き溶接用トーチの上部33bが回転自在に支持
され、 マニピュレータ1の第6軸の回転を回転機構付き溶接
用トーチ33に伝える回転伝達手段を有し、 回転機構付き溶接用トーチ33の回転軸と回転機構付
き溶接用トーチ33に接続されたワイヤ送給・電力供給
用コンジット5(図4)内のワイヤ挿通軸とを一致さ
せ、 第6軸の中心軸7と回転機構付き溶接用トーチの回転
軸34との間に距離D1(図4)を設け、 ワイヤ送給・電力供給用コンジット5によって供給さ
れた電力を回転機構付き溶接用トーチ33に供給する電
力供給手段とを有した溶接用ロボットである。
【0011】出願時の請求項2に記載の発明は、図11
及び図12に示すように、実施例2の溶接用ロボットで
あって、溶接用ロボットの手首部1aに手首部・トーチ
連結体の一端を取付け、その他端に溶接用トーチを取付
け、消耗電極ワイヤをワイヤ送給・電力供給用コンジッ
ト5に挿通して溶接用トーチに送給される溶接用ロボッ
トにおいて、図12に示すように、 手首部1aの下部に設けられた手首部・トーチ連結機
構32内に配設されたベアリング12、13によって回
転機構付き溶接用トーチの上部33bが回転自在に支持
され、 マニピュレータ1の第6軸の下部に設けられた第7軸
モータ26の回転を回転機構付き溶接用トーチ33に伝
える回転伝達手段を有し、 回転機構付き溶接用トーチ33の回転軸と回転機構付
き溶接用トーチ33に接続されたワイヤ送給・電力供給
用コンジット5(図11)内のワイヤ挿通軸とを一致さ
せ、 第6軸の中心軸7と回転機構付き溶接用トーチの回転
軸34との間に距離D1(図11)を設け、 ワイヤ送給・電力供給用コンジット5によって供給さ
れた電力を回転機構付き溶接用トーチ33に供給する電
力供給手段とを有した溶接用ロボットである。
【0012】出願時の請求項3に記載の発明は、図13
に示すように、実施例3の溶接用ロボットであって、溶
接用ロボットの手首部1aに溶接用トーチを取付け、消
耗電極ワイヤが溶接用トーチに送給される溶接用ロボッ
トにおいて、 手首部1aの下部に設けられたケース38内に配設さ
れたベアリングによって回転機構付き溶接用トーチ33
が回転自在に支持され、 手首部1aの下部にマニピュレータ1の第6軸の中心
軸7と同芯軸に回転機構付き溶接用トーチ33を設け、 ワイヤ送給用コンジットチューブ27が手首部1aに
設けられた貫通孔を挿通して回転機構付き溶接用トーチ
33に接続され、 回転機構付き溶接用トーチ33の回転軸とワイヤ送給
コンジットチューブ27内のワイヤ挿通軸とを一致さ
せ、 手首部1aの下部に設けられたケース38に接続され
た電力供給用コンジットケーブル28によって供給され
た電力を回転機構付き溶接用トーチ33に供給する電力
供給手段とを有した溶接用ロボットである。
【0013】出願時の請求項4に記載の発明は、出願時
の請求項1又は出願時の請求項2に記載の回転伝達手段
が、図7及び図12に示すように、 第6軸に第1タイミングプーリ24を連結させ、 回転機構付き溶接用トーチ33に第2タイミングプー
リ25を固定し、 第1タイミングプーリ24と第2タイミングプーリ2
5とをタイミングベルト18で連結した回転伝達手段で
ある溶接用ロボットである。
【0014】出願時の請求項5に記載の発明は、出願時
の請求項1に記載の回転伝達手段が、第6軸に一方の
歯車を連結させ、 他方の歯車を回転機構付き溶接用トーチ33と同軸固
定し、 これらの歯車を歯合させた回転伝達手段である溶接用
ロボットである。
【0015】出願時の請求項6に記載の発明は、出願時
の請求項2に記載の回転伝達手段が、第7軸モータ2
6に一方の歯車を連結させ、 他方の歯車を回転機構付き溶接用トーチ33と同軸固
定し、 これらの歯車を歯合させた回転伝達手段である溶接用
ロボットである。
【0016】出願時の請求項7に記載の発明は、出願時
の請求項1又は出願時の請求項2又は出願時の請求項3
に記載の回転機構付き溶接用トーチ33の先端が湾曲し
ている溶接用ロボットである。
【0017】出願時の請求項8に記載の発明は、出願時
の請求項1又は出願時の請求項2又は出願時の請求項3
に記載の電力供給手段が、図7に示すように、 コンジット5(28)からカーボンブラシ21に電力
を供給する電力供給第1接続体20(図6)と、 回転機構付き溶接用トーチ33と同軸固定された円周
面を有して回転機構付き溶接用トーチ33と共に回転す
るスリップリング19と、 スリップリング19と接触して電力を供給するカーボ
ンブラシ21とから成る溶接用ロボットである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本出願に係る発明の特徴
を最もよく表す図である。後述する図4と同じなので、
説明は図4で後述する。発明の実施の形態は、出願時の
請求項4に記載の溶接用ロボットであって、溶接用ロボ
ットの手首部1aに手首部・トーチ連結体の一端を取付
け、その他端に溶接用トーチを取付け、消耗電極ワイヤ
をワイヤ送給・電力供給用コンジット5に挿通して溶接
用トーチに送給される溶接用ロボットにおいて、手首部
1aの下部に設けられた手首部・トーチ連結機構32内
に配設されたベアリング12、13によって回転機構付
き溶接用トーチの上部33bが回転自在に支持され、第
6軸に第1タイミングプーリ24を連結させ、回転機構
付き溶接用トーチ33に第2タイミングプーリ25を固
定し、第1タイミングプーリ24と第2タイミングプー
リ25とをタイミングベルト18で連結し、回転機構付
き溶接用トーチ33の回転軸と回転機構付き溶接用トー
チ33に接続されたワイヤ送給・電力供給用コンジット
5内のワイヤ挿通軸とを一致させ、第6軸の中心軸7と
回転機構付き溶接用トーチの回転軸34との間に距離D
1を設け、ワイヤ送給・電力供給用コンジット5によっ
て供給された電力を回転機構付き溶接用トーチ33に供
給する電力供給手段とを有した溶接用ロボットである。
【0019】
【実施例】[実施例1]図4は、本発明の実施例1のマ
ニピュレータ1の手首部1aに手首部・トーチ連結機構
32によって回転機構付き溶接用トーチ33を取付けた
溶接用ロボットを示す図である。また、図5は、回転機
構付き溶接トーチ33及び手首部・トーチ連結機構32
の側面図であり、図6は、回転機構付き溶接用トーチ3
3及び手首部・トーチ連結機構32の正面図であり、図
7は、回転機構付き溶接用トーチ33及び手首部・トー
チ連結機構32の断面図である。
【0020】本発明の実施例1の溶接用ロボットを示す
図4において、従来技術の溶接用ロボットを示す図3と
同機能に同符号を付して図4の説明を省略する。図4に
おいて、第6軸の中心軸7と回転機構付き溶接用トーチ
の回転軸34との間に距離D1を設けている。次に、図
7の回転機構付き溶接用トーチ33及び手首部・トーチ
連結機構32の断面図について説明する。同図におい
て、手首部・トーチ転結機構32を形成するケース10
がマニピュレータ1の第6軸の下部に固定され、第6軸
側が開放されたケース10が手首部1aに取付けられて
いる。回転機構付き溶接用トーチ33の先端が湾曲し、
ケース10内において、回転機構付き溶接用トーチ33
の中空軸11が第1ベアリング12と第2ベアリング1
3とで支持されている。中空軸11の上部に図4に示す
ワイヤ送給・電力供給用コンジット5が装着されてい
る。中空軸11の下部に装着されたフランジ14の下部
にショックセンサ15が設けられ、このショックセンサ
15の下部にトーチ本体16が装着されている。このシ
ョックセンサ15は、回転機構付き溶接用トーチ33の
先端と被溶接物との衝突を検出して、その検出信号を図
2に示すロボット制御装置2に入力する。
【0021】図4で示したワイヤ送給・電力供給用コン
ジット5によってワイヤ送給装置6から送給されるワイ
ヤが回転機構付き溶接用トーチ33に送給され、溶接用
電源29から供給される電力及びシールドガスが回転機
構付き溶接用トーチ33に供給される。ワイヤ送給・電
力供給用コンジット5によって送給されたワイヤが図7
に示す中空軸11を挿通してトーチ本体16を挿通して
トーチ本体16の先端に装着された給電チップ17に送
給される。第1タイミングプーリ24が第6軸と連結さ
れ、第2タイミングプーリ25が中空軸11と同軸に固
定されている。第1タイミングプーリ24と第2タイミ
ングプーリ25との間にタイミングベルト18が掛けら
れている。第1タイミングプーリ24及び第2タイミン
グプーリ25はケース10にそれぞれ回転自在に軸支さ
れている。
【0022】中空軸11にスリップリング19が固定さ
れていて、図4に示すワイヤ送給・電力供給用コンジッ
ト5に接続された図6に示す電力供給第1接続体20が
図7に示すカーボンブラシ21に接続され、このカーボ
ンブラシ21がばね22によってスリップリング19に
押し当てられている。したがって、ワイヤ送給・電力供
給用コンジット5から供給された電力は、電力供給第1
接続体20→カーボンブラシ21→スリップリング19
→中空軸11→フランジ14→図6に示す電力供給第2
接続体23→トーチ本体16→給電チップ17と供給さ
れてワイヤに供給される。
【0023】したがって、マニピュレータ1の第6軸が
回転すると、第6軸に連結された第1タイミングプーリ
24が回転してタイミングベルト18によって第2タイ
ミングプーリ25が回転して中空軸11が回転し、トー
チ本体16が回転する。したがって、第6軸を回転して
も中空軸11の軸芯は移動せずワイヤ送給・電力供給用
コンジット5も移動しないので、第6軸を回転すること
によってワイヤ送給・電力供給用コンジット5が捻れる
ことがなく、ワイヤ送給・電力供給用コンジット5を挿
通するワイヤも捻れることがない。
【0024】また、マニピュレータ1を動作させて第6
軸を回転させてもワイヤ送給・電力供給用コンジット5
がマニピュレータ1の図4に示すアーム9に当ることが
ない。したがって、例えば、被溶接物に対する回転機構
付き溶接用トーチ33の先端角度を一定として被溶接物
の円周を溶接する場合、ワイヤ送給・電力供給用コンジ
ット5がアーム9に当たって第6軸を回転させることが
できない溶接部分は、溶接を一端停止させて回転機構付
き溶接用トーチ33の先端角度を変更させることがな
く、継続して溶接することができる。また、被溶接物の
円周を多層盛り溶接する場合も、継ぎ目のない溶接ビー
ドを形成することができる。
【0025】ここで、回転機構付き溶接用トーチ33を
回転させたときにワイヤの先端位置(ツール先端位置)
が移動して第6軸の中心軸7の線上に位置しなくなる。
しかし、回転機構付き溶接用トーチ33の長さ、先端の
角度、回転半径のパラメータをロボット制御装置2に入
力しておいて、他の軸を回転機構付き溶接用トーチ33
の回転と同時に制御することによって、ツール先端位置
を容易に制御することができる。図8は、回転機構付き
溶接用トーチ33を回転させたときにワイヤの先端位置
を制御することを説明する図である。同図において、実
線で示す回転機構付き溶接用トーチ33が半回転した場
合、回転機構付き溶接用トーチ33のワイヤの先端位置
33aを移動させないために、マニピュレータ1の各軸
を回転機構付き溶接用トーチ33の回転と同時に適正値
だけ回転させてワイヤ先端位置33aを補正している。
【0026】次に、例えば、図9又は図10に示す被溶
接物の内側を溶接する場合、実施例1の溶接用ロボット
は、図4に示すように、回転機構付き溶接用トーチ33
の中心軸と回転軸34とが一致するので、図3に示す従
来技術の溶接用ロボットと比較して、図9又は図10に
示すように、回転機構付き溶接用トーチ33の先端位置
を制御することが容易である。図9は円形である被溶接
物36の内側を溶接することを説明する図であり、図1
0は矩形である被溶接物37の内側を溶接することを説
明する図である。
【0027】上述した実施例1において、第6軸の回転
を溶接用トーチ4に伝達する手段として、ケース10に
軸支された第1タイミングプーリ24及び第2タイミン
グプーリ25とプーリの回転を伝達するタイミングベル
ト18とを使用している。この回転伝達手段の代わり
に、第6軸の下部に取付けられたケース10に回転自在
に軸支されている第1歯車(図示を省略)を同軸にして
固定させて、中空軸11に同じくケース10に回転自在
に軸支された第2歯車(図示を省略)を同軸にして固定
して、これらの第1歯車と第2歯車とを歯合させて第6
軸の回転を溶接用トーチ4に伝達させても良い。
【0028】[実施例2]図11は、本発明の実施例2
のマニピュレータ1の手首部1aに手首部・トーチ連結
機構32によって回転機構付き溶接用トーチ33を取付
けた溶接用ロボットを示す図である。また、図12は、
回転機構付き溶接用トーチ33及び手首部・トーチ連結
機構32の断面図である。図11に示すように、第6軸
の中心軸7と回転機構付き溶接用トーチの回転軸34と
の間に距離D1を設けている。図12において、第6軸
の下部に取付けられたケース10の下部に第7軸モータ
26を設け、この第7軸モータ26と連結された第1タ
イミングプーリ24が溶接用トーチ4の中空軸11に設
けられた第2タイミングプーリ25とタイミングベルト
18で連結され、第7軸モータ26を回転することによ
って溶接用トーチ4が回転する。その他は図7と同機能
に同符号を付して説明を省略する。したがって、実施例
2の溶接用ロボットは、ロボット制御装置2から出力さ
れる制御信号にしたがって第1軸乃至第6軸に加えて第
7軸モータ26も回転させて回転機構付き溶接用トーチ
33の姿勢を変化させるので、実施例1の溶接用ロボッ
トよりも溶接可能な被溶接物の形状の種類を増加させる
ことができる。
【0029】上述した実施例2において、第7軸モータ
26の回転を溶接用トーチに伝達する手段として、ケー
ス10に軸支された第1タイミングプーリ24及び第2
タイミングプーリ25とプーリの回転を伝達するタイミ
ングベルト18とを使用している。この回転伝達手段の
代わりに、第7軸モータ26の上部に取付けられたケー
ス10に回転自在に軸支されている第1歯車を同軸にし
て固定させて、溶接用トーチ4の中空軸11に同じくケ
ース10に回転自在に軸支された第2歯車を同軸にして
固定して、これらの第1歯車と第2歯車とを歯合させて
第7軸モータ26の回転を溶接用トーチ4に伝達させて
も良い。
【0030】図12において、上述した第7軸モータ2
6は、第6軸の下部に第6軸と同心軸に設けているが、
第6軸の下部に第6軸と同心軸に設けることに限定され
ない。
【0031】[実施例3]図13は、本発明の実施例3
のマニピュレータ1の手首部1aに回転機構付き溶接用
トーチ33を取付けた溶接用ロボットを示す図である。
同図において、第6軸側が開放されたケース38がマニ
ピュレータ1の手首部1aに取付けられている。回転機
構付き溶接用トーチ33の先端が湾曲し、ケース38内
において、図7に示す実施例1と同様に、回転機構付き
溶接用トーチ33内の中空軸11が第1ベアリング12
と第2ベアリング13とで支持されている。ワイヤ送給
用コンジットチューブ27は手首部1aに設けられた貫
通孔を挿通して回転機構付き溶接用トーチ33に接続さ
れて、ワイヤがこのワイヤ送給用コンジットチューブ2
7を挿通して回転機構付き溶接用トーチ33に供給され
る。また、溶接用電源装置29から供給される電力及び
シールドガスが電力供給用コンジットケーブル28を通
して回転機構付き溶接用トーチ33に供給される。電力
供給手段は図7に示す実施例1の回転機構付き溶接用ト
ーチ33の電力供給手段と同じであるので、説明を省略
する。
【0032】したがって、マニピュレータ1の第6軸が
回転すると、第6軸に連結された回転機構付き溶接用ト
ーチ33が回転する。したがって、第6軸を回転しても
回転機構付き溶接用トーチ33内の中空軸11の軸芯は
移動せずワイヤ送給用コンジットチューブ27も移動し
ないので、第6軸を回転することによってワイヤ送給用
コンジットチューブ27が捻れることがなく、ワイヤ送
給用コンジットチューブ27を挿通するワイヤも捻れる
ことがない。また、実施例3の溶接用ロボットは、第6
軸の中心軸7と回転機構付き溶接用トーチ33の中空軸
11の中心軸とが同一であるので、図4に示した実施例
1のように第6軸の中心軸7と回転機構付き溶接用トー
チ33の中空軸11の中心軸との間に距離D1を設けて
いないので、溶接用トーチ4の姿勢の制御をより容易に
行うことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の実施例1の溶接用ロボットは、
第6軸を回転させて回転機構付き溶接用トーチ33を回
転させたときにワイヤ送給・電力供給用コンジット5が
捻れることがないので、下記の効果を有する。 (1)回転機構付き溶接用トーチ33に送給するワイヤ
が捻れることがないので、ワイヤの先端位置を所望の溶
接狙い位置に一致させることができる。 (2)ワイヤ送給・電力供給用コンジット5の半径を小
さくなってワイヤの送給抵抗が増加することがないの
で、一定速度のワイヤ送給を行うことができ、均一で美
麗な溶接ビード外観を得ることができる。 (3)ワイヤ送給・電力供給用コンジット5を捻ったり
半径が小さく曲げることがないので、ワイヤ送給・電力
供給用コンジット5の寿命を伸ばすことができる。 (4)ワイヤと給電チップ17との接触点が一定になる
ので、ワイヤと給電チップ17との接触点からワイヤの
先端までの長さであるワイヤ突き出し長が一定になり、
ワイヤの溶融量が一定になり、溶け込み形状を均一にす
ることができる。 (5)ワイヤと給電チップ17との接触点が一定になる
ので、給電チップ17が摩耗することを減少させること
ができ、給電チップ17の寿命を伸ばすことができる。 (6)マニピュレータ1を動作させて第6軸を回転させ
てもワイヤ送給・電力供給用コンジット5がマニピュレ
ータ1のアーム9に当ることがない。したがって、例え
ば、被溶接物に対する回転機構付き溶接用トーチの先端
角度を一定として被溶接物の円周を溶接する場合、ワイ
ヤ送給・電力供給用コンジット5がアーム9に当たって
第6軸を回転させることができない溶接部分は、溶接を
一端停止させて溶接用トーチ4の先端角度を変更させる
ことがなく、継続して溶接することができる。また、被
溶接物の円周を多層盛り溶接する場合も、継ぎ目のない
溶接ビードを形成することができる。 (7)図9又は図10に示す被溶接物の内側を溶接する
場合、回転機構付き溶接用トーチ33の中心軸と回転軸
34とが一致するので、回転機構付き溶接用トーチ33
の先端位置を制御することが容易である。
【0034】本発明の実施例2の溶接用ロボットは、上
記の実施例1の溶接用ロボットが有する効果を有し、さ
らに、第1軸乃至第6軸に加えて第7軸モータ26も回
転させて回転機構付き溶接用トーチ33の姿勢を変化さ
せるので、実施例1の溶接用ロボットよりも溶接可能な
被溶接物の形状の種類を増加させることができる。
【0035】本発明の実施例3の溶接用ロボットは、第
6軸の中心軸7と回転機構付き溶接用トーチ33の中空
軸11の中心軸とが同一であるので、実施例1のように
第6軸の中心軸7と回転機構付き溶接用トーチ33の中
空軸11の中心軸との間に距離D1を設けていないの
で、溶接用トーチ4の姿勢の制御をより容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る発明の特徴を最もよく表す図であ
る。
【図2】産業用ロボットの一例である垂直多関節型6軸
ロボットの一般的な構成を示す図である。
【図3】従来技術のマニピュレータ1の手首部1aの溶
接用トーチ4の取付け構造を示す図である。
【図4】本発明の実施例1のマニピュレータ1の手首部
1aに手首部・トーチ連結機構32によって回転機構付
き溶接用トーチ33を取付けた溶接用ロボットを示す図
である。
【図5】本発明の実施例1の回転機構付き溶接トーチ3
3及び手首部・トーチ連結機構32の側面図である。
【図6】本発明の実施例1の回転機構付き溶接用トーチ
33及び手首部・トーチ連結機構32の正面図である。
【図7】本発明の実施例1の回転機構付き溶接用トーチ
33及び手首部・トーチ連結機構32の断面図である。
【図8】本発明の実施例1の回転機構付き溶接用トーチ
33を回転させたときにワイヤの先端位置を制御するこ
とを説明する図である。
【図9】本発明の実施例1の溶接用ロボットが円形であ
る被溶接物36の内側を溶接することを説明する図であ
る。
【図10】本発明の実施例1の溶接用ロボットが矩形で
ある被溶接物37の内側を溶接することを説明する図で
ある。
【図11】本発明の実施例2のマニピュレータ1の手首
部1aに手首部・トーチ連結機構32によって回転機構
付き溶接用トーチ33を取付けた溶接用ロボットを示す
図である。
【図12】本発明の実施例2の回転機構付き溶接用トー
チ33及び手首部・トーチ連結機構32の断面図であ
る。
【図13】本発明の実施例3のマニピュレータ1の手首
部1aに回転機構付き溶接用トーチ33を取付けた溶接
用ロボットを示す図である。
【符号の説明】
1 マニピュレータ 1a 手首部 2 ロボット制御装置 3 ティーチペンダント 4 溶接用トーチ 5 ワイヤ送給・電力供給用コンジット 6 ワイヤ送給装置 7 第6軸の中心軸 8 ワイヤリール 9 アーム 10 ケース 11 中空軸 12 第1ベアリング 13 第2ベアリング 14 フランジ 15 ショックセンサ 16 トーチ本体 17 給電チップ 18 タイミングベルト 19 スリップリング 20 電力供給第1接続体 21 カーボンブラシ 22 ばね 23 電力供給第2接続体 24 第1タイミングプーリ 25 第2タイミングプーリ 26 第7軸モータ 27 ワイヤ送給用コンジットチューブ 28 電力供給用コンジットケーブル 29 溶接用電源装置 30 手首部・トーチ連結体(従来技術及び本発明) 31 手首部・トーチ連結部材(従来技術) 32 手首部・トーチ連結機構(本発明) 33 回転機構付き溶接用トーチ 33a 回転機構付き溶接用トーチのワイヤ先端位置 33b 回転機構付き溶接用トーチの上部 34 回転機構付き溶接用トーチの回転軸 35 溶接用トーチの中心軸(従来技術) 36、37 被溶接物

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接用ロボットの手首部に手首部・トー
    チ連結体の一端を取付け、その他端に溶接用トーチを取
    付け、消耗電極ワイヤをワイヤ送給・電力供給用コンジ
    ットに挿通して溶接用トーチに送給される溶接用ロボッ
    トにおいて、前記手首部の下部に設けられた手首部・ト
    ーチ連結機構内に配設されたベアリングによって回転機
    構付き溶接用トーチの上部が回転自在に支持され、マニ
    ピュレータの第6軸の回転を回転機構付き溶接用トーチ
    に伝える回転伝達手段を有し、回転機構付き溶接用トー
    チの回転軸と前記回転機構付き溶接用トーチに接続され
    た前記ワイヤ送給・電力供給用コンジット内のワイヤ挿
    通軸とを一致させ、前記第6軸の中心軸と前記回転機構
    付き溶接用トーチの回転軸との間に距離を設け、前記ワ
    イヤ送給・電力供給用コンジットによって供給された電
    力を前記回転機構付き溶接用トーチに供給する電力供給
    手段とを有した溶接用ロボット。
  2. 【請求項2】 溶接用ロボットの手首部に手首部・トー
    チ連結体の一端を取付け、その他端に溶接用トーチを取
    付け、消耗電極ワイヤをワイヤ送給・電力供給用コンジ
    ットに挿通して溶接用トーチに送給される溶接用ロボッ
    トにおいて、前記手首部の下部に設けられた手首部・ト
    ーチ連結機構内に配設されたベアリングによって回転機
    構付き溶接用トーチの上部が回転自在に支持され、マニ
    ピュレータの第6軸の下部に設けられた第7軸モータの
    回転を回転機構付き溶接用トーチに伝える回転伝達手段
    を有し、回転機構付き溶接用トーチの回転軸と前記回転
    機構付き溶接用トーチに接続された前記ワイヤ送給・電
    力供給用コンジット内のワイヤ挿通軸とを一致させ、前
    記第6軸の中心軸と前記回転機構付き溶接用トーチの回
    転軸との間に距離を設け、前記ワイヤ送給・電力供給用
    コンジットによって供給された電力を前記回転機構付き
    溶接用トーチに供給する電力供給手段とを有した溶接用
    ロボット。
  3. 【請求項3】 溶接用ロボットの手首部に溶接用トーチ
    を取付け、消耗電極ワイヤが溶接用トーチに送給される
    溶接用ロボットにおいて、前記手首部の下部に設けられ
    たケース内に配設されたベアリングによって回転機構付
    き溶接用トーチが回転自在に支持され、前記手首部の下
    部にマニピュレータ1の第6軸の中心軸と同芯軸に回転
    機構付き溶接用トーチを設け、ワイヤ送給用コンジット
    チューブが前記手首部に設けられた貫通孔を挿通して前
    記回転機構付き溶接用トーチに接続され、回転機構付き
    溶接用トーチの回転軸と前記ワイヤ送給コンジットチュ
    ーブ内のワイヤ挿通軸とを一致させ、前記手首部の下部
    に設けられた前記ケースに接続された電力供給用コンジ
    ットケーブルによって供給された電力を前記回転機構付
    き溶接用トーチに供給する電力供給手段とを有した溶接
    用ロボット。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の回転伝達
    手段が、第6軸に第1タイミングプーリを連結させ、回
    転機構付き溶接用トーチに第2タイミングプーリを固定
    し、前記第1タイミングプーリと前記第2タイミングプ
    ーリとをタイミングベルトで連結した手段である溶接用
    ロボット。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の回転伝達手段が、第6
    軸に一方の歯車を連結させ、他方の歯車を回転機構付き
    溶接用トーチと同軸固定し、これらの歯車を歯合させた
    手段である溶接用ロボット。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の回転伝達手段が、第7
    軸モータに一方の歯車を連結させ、他方の歯車を回転機
    構付き溶接用トーチと同軸固定し、これらの歯車を歯合
    させた手段である溶接用ロボット。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2又は請求項3に記
    載の回転機構付き溶接用トーチの先端が湾曲している溶
    接用ロボットである。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2又は請求項3に記
    載の電力供給手段が、コンジットからカーボンブラシに
    電力を供給する電力供給第1接続体と、回転機構付き溶
    接用トーチと同軸固定された円周面を有して前記回転機
    構付き溶接用トーチと共に回転するスリップリングと、
    前記スリップリングと接触して電力を供給するカーボン
    ブラシとから成る溶接用ロボット。
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