JPS617077A

JPS617077A - スポツト溶接ガン装置

Info

Publication number: JPS617077A
Application number: JP59127464A
Authority: JP
Inventors: Michio Aida; 合田　道夫
Original assignee: Daihatsu Shatai Co Ltd
Current assignee: Daihatsu Shatai Co Ltd
Priority date: 1984-06-22
Filing date: 1984-06-22
Publication date: 1986-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、スポット溶接ガンを回転可能に備えており、
産業用ロボッ１〜やスポット溶接専用機等に取り付けら
れるスポット溶接ガン装置に関する。

（従来の技術）従来、産業用ロボットにスポット溶接ガンを取り付けて
、スポット溶接を行う場合には、溶接１−ランスの２次
側から延ばされて来る給電ケーブル（２次ケーブル）を
直接溶接ガンに接続していた。

（発明が解決しようとづる問題点）したがって、従来は、（ａ）溶接ガンの回転が繰り返されることにより、給電
ケーブルが損傷する。

（ｂ）溶接ガンの回転に支障を生じないようにするため
、給電ケーブルの長さを長くしなければならない。

（Ｃ）溶接ガンの回転によって給電ケーブルがロボット
に巻き付く虞がある。

等の問題点があった。

また、このような問題点を解消づる１＝めに、近年、ト
ランス内臓の溶接ガンも現れてきたが、この種の溶接ガ
ンにおいては１、（イ）重量が大となる。

（ロ）−〜次側電源がガン本体に近く、危険である。

（ハ）上述の（イ）項の理由により、ロボット本体の剛
性を大きくする必要がある。

（ニ）高価となる。

等の新／ｊな問題が生じていた。

〔発明の目的〕

本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
もので、溶接トランスを内蔵することなく、溶接ガンの
回転による給電ケーブルの損伯および給電ケーブルの絡
み付きを防止できるとともに、給電り〜プルの短縮化を
図ることができるスポット溶接ガン装置を提供すること
を目的とする。

（問題点を解決するための手段および作用）本発明によ
るスポット溶接ガン装置は、回転可能に支持されたガン
軸と、このガン軸を駆動回転づるガン回転駆動装置と、
前記ガン軸に対し固定されたスポット溶接ガンと、前記
ガン軸に対し固定されるとともに、前記溶接ガンに電気
的に接続されたガン側接点と、給電ケーブルを介して溶
接電源に電気的に接続される電源側接点と、前記ガン回
転駆動装置が前記溶接ガンを回転させるときは、前記電
源側接点を前記ガン側接点から離間した状態としておく
一方、溶接時には、前記電源側接点を前記ガン側接点に
接触した状態とじでｉＪ３　＜接点駆動装置とを有して
なり、機械的には前記給電ケーブルが前記溶接ガンに接
続されていないので、溶接ガンが回転しても前記給電ケ
ーブルはその影響を全く受けないものである。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示づ”実施例に基づいて説明する
。

第１図および２図は、本発明によるスポット溶接ガン装
置の一実施例を示す。この実施例にＪ５いて、１はベー
ス部材でめり、このベース部材１は、産業用ロボットの
腕に取り付けられる（なお、このベース部材１をスポッ
ト溶接専用機等の、ロボット以外の機械に取り付けるこ
とも可能である）。

前記ベース部材１には、軸受取（−１部材２を介して軸
受３．１１５よび４が取り付けられており、これらの軸
受３．４には、ガン軸５が回転可能に支持されている。

そして、このガン軸５は、ベース部材１に取り付けられ
たガン回転駆動モータ６の回転軸にカップリング７を介
して結合されている。

前記ベース部材１には、エンコーダ８が取り付けられて
おり、このエンコーダ８の軸に固定され１ｃ歯車９は、
ガン軸５に固定された歯車１０に噛み合されている。し
たがって、エンコーダ８によりガン軸５（ひいては後述
する溶接ガン１３）の回転角度を検出できる。前記ガン
軸５には、ブラケット１１が固定されており、このブラ
ケット１１には、ガンホルダ１２を介してスポット溶接
ガン１３が取り付けられている。前記溶接ガン１３は、
次のように構成されている。

１４はガン本体であり、このガン本体１４はガーンホル
ダ１２に固定されている。このため、溶接ガン１３は、
前記ガン軸５、ブラケット１１およびガンホルダ１２と
一体的に回転する。まｌζ、前記ガン本体１４には、エ
アシリンダからなる電極チップ駆動シリンダ１５の本体
部１５ａが固定されており、この電極デツプ駆動シリン
ダ１５のロッド部１５ｂの先端部には、可動電極チップ
１６が固定されている。また、前記［１ラド部１５ｂの
先端側は、ベース部材１に固定された補助リング１７に
回転可能、かつ軸方向に移動可能に支持されている。な
お、前記補助リング１７は、磁束変化の少ない樹脂また
は銅、ステンレス材等により構成されている。

前記ガン本体１４には、電極チップ駆動シリンダ１５の
ロッド部１５１）を案内するためのガイドバー１８が、
電極チップ駆動シリンダ１５の軸線ど平行方向に固定さ
れており、このガイドバー１８には、ロッド部１５ｂの
後端側に固定されたガイド部材１９が移動自在に嵌合さ
れている。前記ガン本体１４には、アーム２０が固定さ
れており、このアーム２０の先端部には、固定電極チッ
プ２１が、可動電極チップ１６に対向する位置に固定さ
れている。

前記ガン軸５の外周の一部には、接点リング２２が絶縁
リング２３（第２図参照）を介して１医合され−Ｃおり
、この接点リング２２に設りＩうれた溝部２２ａには、
導電性のよい材料からなる接続金具２４の一端部が１■
合されている。そして、前記接点リング２２、絶縁リン
グ２３および接続金具２４は、ボルト２！１５によりガ
ン！１１１５に固定されている。ここにおいて１本実施
例では、前記接点１ノング２２および接続金具２／Ｉの
一端部が第一のガン側接点２６を構成している。

同様にして、前記ガン軸５には、接点リング２７が図示
しない絶縁リングを介して嵌合されており、この接点リ
ング２７に設けられた溝部２７ａには、接続金具２９の
一端部が嵌合されている。

そして、前記接点リング２７、前記絶縁リングおよび接
続金具２９は、ボルト３０によりガン＠５に固定されて
いる。ここにおいて、本実施例では、接点リング２７お
よび接続金具２９の一端部により、第二のガン側接点３
１が構成されている。

なＪ３、本実施例では、ガン軸５および溶接ガン１３の
回転可能範囲は３００度に限定されているため、第２図
に示されるように前記接点リング２２．２７の横断面は
閉じでおらず、前記回転口１ａ１］範囲に対応する角度
しか有していないが、必要に応じ、これらの接点リング
２２．２７の横断面を閉じた形状と」ノてもよいことは
言うまでもない。

前記接続金具２４は、オンス銅板３２を介して電極デツ
プ駆動シリンダ１５の【］ツラド１５ｂの一後端部に接
続されている。他方、前記接続金具２９は接続金具３３
およびオンス銅板３４＠：介してアーム２０の後端部に
接続されている。

前記ベース部材１には、シリンダ取付部材３５を介して
、接点駆動シリンダ３６ｄ３よび３７の本体部３６ａお
Ｊ、び３７ａがぞれぞれ固定されている。前記接点駆動
シリンダ３６．３７のロッド部３６ｂ、３７ｂの先端部
には、中空円筒状の電源側接点３８．３９がぞれぞれ固
定されており、これ−うの接点３８．３９はそれぞれブ
Ｊン側接点２６゜３１に対向されている。また、これら
の電源側接点３８．３９は給電ケーブル４０．４１を介
して溶接］−ランス（図示ぜず）の給電側にでれぐれ電
気的に接続されている。また、Ｊれらの電源側接点３８
．３９は、給電ケーブル４０．４１に収容された給水ホ
ース４２．４３を通してぞれぞね冷却水を供給され、水
冷されるようになっている。

次に、本実施例の作動を説明する。

溶接ガン１３を回転さぜる場合には、接点駆動シリンダ
３６．３７のロッド部３６ｂ、３７ｂを引き込ませて、
電源側接点３８．３９をガン側接点２６．３１から離間
させた状態とする。このような状態において、ガン回転
駆動を−９６を駆動すると、ガン軸５およびブラケット
１１等と一体的に溶接ガン１３が回転部る。

一方、溶接時には、接点駆動シリンダ３６，３７の［」
ラド部３６ｂ、３７’ｂを押し出させて、電源側接点３
８．３９をガン側接点２６．３１にそれぞれ十分な加圧
力を持って接触さける。これにより、給電ケーブル４０
は電源側接点３８、ガン側接点２６、接続金具２４１ン
ス銅板３２およびロッド部１５ｂを介して可動電極チッ
プ１６に接続される一方、給電ケーブル４１は電源側接
点３つ、ガン側接点３１、接続金具２９，３３、オンス
銅板３４および７−ム２０を介して固定′上極デツプ２
１に電気的に接続される。したかつで、従来通りスポッ
ト溶接を行−）ことがζ・きる１、このスボッ［〜溶接
ガン装置て・は、給電ケーブル４０、／１１は、機械的
には溶接ガン１３等の回転部に接続されていないため、
溶接ガン１３の回転による影響を全く受りない３゜したがって、給電ケーブル４０．４１が溶接ガン１３の
回転によって損働ザることか皆無となり、給電ケーブル
４０．４１の寿命が従来の５倍程度以上に延びる。

また、給電ケーブル４０．４．１が短く−Ｃも溶接ガン
の回転に支障を生じないので、給電ケーブル４０．４１
の長さを短くすることができる。

まｔ、：、溶接ガン１３の回転角度が大きくなっても、
給電ケーブル／ｉｏ、、４１がロボッ１〜やこのスポッ
ト溶接ガン装置自体に巻き句いてｊ）よう虞もない。

さらに、給電ケーブル４０，４．１が回転１−る溶接ガ
ン１３ではなく、回転しない部分に接続♂れるので、溶
接ガン１３の交換および給電ケーブル４０．４１の交換
の両方が容易になる。

なお、前記実施例Ｃは、電源側接点３８．３９をそれぞ
れ接点駆動シリンダ３６．３７によって駆動しているが
、本発明においては、電源側接点をシリンダ以外の手段
によって駆動してもよいことは言うまでもない。

また、本発明は、産業用ロボットのみならず、スポット
溶接専用機等の、ロボット以外の機械にも適用可能であ
る。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によるスポット溶接ガン装置は、溶
接電源から溶接ガンに電流を供給するための給電ケーブ
ルが、機械的には溶接ガン等の回転部に接続されないの
で、（ｉ）給電ケーブルが溶接ガンの回転によって損傷する
ことが皆無となり、給電ケーブルの寿命を延ばづことが
でき、また、溶接ガンにトランスを内蔵する必要もなく
なる。

（ｉｔ　）給電ケーブルが短くても溶接ガンの回転に支
障を生じないのｅ１給電ケーブルの長さを短くすること
ができる。

（ｉｎ　）溶接ガンの回転角度が大きくなっても、給電
ケーブルがロボットやスポット溶接ガン装置自体等に巻
き例いてしまう虞もない。

（ｉＶ）溶接ガンおよび給電ケーブルの交換が容易にな
る。

等の優れた効果を得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるスポット溶接ガン装置の一実施例
を示す側面図、第２図は第１図の■−■線における断面
図である。５・・・ガン軸、６・・・ガン回転駆動モータ、１３・
・・スポット溶接ガン、１５・・・電極チップ駆動シリ
ンダ、２６．３１・・・ガン側接点、３６．３７・・・
接点駆動シリンダ、３８．３９・・・電源側接点、４０
゜４１・・・給電ケーブル。

Claims

【特許請求の範囲】

回転可能に支持されたガン軸と、このガン軸を駆動回転
するガン回転駆動装置と、前記ガン軸に対し固定された
スポット溶接ガンと、前記ガン軸に対し固定されるとと
もに、前記溶接ガンに電気的に接続されたガン側接点と
、給電ケーブルを介して溶接電源に電気的に接続される
電源側接点と、前記ガン回転駆動装置が前記溶接ガンを
回転させるときは、前記電源側接点を前記ガン側接点か
ら離間した状態としておく一方、溶接時には、前記電源
側接点を前記ガン側接点に接触した状態としておく接点
駆動装置とを有してなるスポット溶接ガン装置。