JPH0357334Y2 - - Google Patents

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JPH0357334Y2
JPH0357334Y2 JP18097187U JP18097187U JPH0357334Y2 JP H0357334 Y2 JPH0357334 Y2 JP H0357334Y2 JP 18097187 U JP18097187 U JP 18097187U JP 18097187 U JP18097187 U JP 18097187U JP H0357334 Y2 JPH0357334 Y2 JP H0357334Y2
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welding
rotating
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gear
arc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、溶接トーチから発生するアークを
回転円運動させて溶接を行なう回転アーク溶接装
置に係り、特に当該アークを回転させる際の回転
動力の伝達機構の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来の回転アーク溶接装置においては、第3図
に示すようなものがある。
即ち、第3図には、溶接トーチと回転機とを一
体に構成した回転アーク溶接機の断面が示されて
いる。
図において、10は溶接トーチ、12は溶接ワ
イヤ、14は後記ギヤボツクス26に取付けられ
た回転モータ、16はモータ14のシヤフトであ
る。また、18はシヤフト16に取り付けられ、
モータ14により高速回転を与えられるギヤ、2
0はギヤ18より回転動力を伝達されるギヤであ
る。22は溶接トーチ10を支持する自動調心ベ
アリングであり、ギヤ20の回転により溶接トー
チ10が高速回転するようにギヤ20の中心から
所定の距離だけ偏心してギヤ20に取り付けられ
ている。24は回転する溶接トーチ10の支点と
なる自動調心ベアリングである。26は図示しな
い溶接台車の架台に取り付けられたギヤボツク
ス、28は電極に電力を供給するための給電ケー
ブル、34は溶接アーク、36は被溶接物であ
る。38は給電ケーブル端子の取付け孔、40は
ギヤ20を支持するベアリングである。
以上のような構成の装置においては、回転モー
タ14の駆動によりギヤ18及びギヤ22を介し
て溶接トーチ10の下端部が自動調心ベアリング
24を支点として回転運動し、これにより、溶接
トーチ10の下端から送り出される溶接ワイヤ1
2の先端及び溶接アーク34は、被溶接物36上
で回転円運動を行なう。
なお、溶接トーチ10の下端部が回転運動をし
ているときに該溶接トーチ10自体は回転しない
ので、図示のように給電ケーブル28によつて溶
接トーチ10に直接給電することが可能となつて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] 以上のような構成の装置においては、装置本体
を走行装置上に載置して溶接を行なうことが殆ど
であるが、細部の溶接を行なう場合や、溶接部の
修正を行なう場合に、作業者が手作業によつて溶
接を行なうことが便利である。
しかし、かかる装置においては、手動操作によ
る作業が極めて困難であつた。即ち、従来の装置
は回転モータ14と溶接トーチ10とを一体に構
成しているため、装置自体の重量が非常に大き
く、長時間持つて作業を行なうことができなかつ
た。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、手作業による溶接を容易に行なえる回転アー
ク溶接装置を提供することをその目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る回転アーク溶接装置は、回転機
を溶接トーチから分離するとともに;回転機の回
転動力を溶接トーチに伝達する可撓性の回転コン
ジツト手段と;溶接トーチを手動操作するための
溶接ハンドルとを備えることにより上記問題点を
解決したものである。
[作用] この考案においては、回転機と溶接トーチを分
離し、可撓性の回転コンジツトによつて回転機の
回転動力を溶接トーチに伝達する構成であるた
め、溶接トーチ側にはそれを駆動するための回転
機及びそれに付属する種々の構成を設ける必要が
なく、溶接トーチ側をコンパクトかつ軽量に構成
できる。
更に、回転コンジツトが可撓性であるため、被
溶接材の形状等の作業条件を応じて溶接ハンドル
により溶接トーチを自在に操作できる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。なお、上述した従来技術と
同一符号は、同一又は相当部分を示すものとし、
当該相当部分についての説明は省略し、その他の
本考案の特徴部分についてのみ詳細に説明する。
第1図には本考案の一実施例の概略構成が示さ
れ、第2図Aにはギヤボツクス50近傍の内部構
造、同図BにはA図の概略側面が各々示されてい
る。
図において、50はギヤボツクス、52は該ギ
ヤボツクス50の下方にピン54によつて任意の
角度に調整可能に支持された溶接ハンドルであ
り、該ハンドル52を持つて手作業による溶接を
行なう構成である。
56はモータ、58は溶接ワイヤ12を供給す
るワイヤドラム、60はワイヤドラム58から送
出された溶接ワイヤ12をガイドするガイドロー
ラ、62は上記回転機56、ガイドローラ60及
び電源(図示せず)を内部に備えた制御箱であ
る。
また、62及び64は絶縁材により形成された
可撓性のコンジツトであり、コンジツト62の内
部には溶接ワイヤ12及び電源から溶接トーチ1
0に電流を流す給電ケーブル63が各々挿通され
ており、コンジツト64の内部には回転機58よ
りギヤ66に回転動力を伝達する回転ワイヤ68
が挿通されている。
従つて、ワイヤドラム60から送出される溶接
ワイヤ12は、ガイドローラ62により案内さ
れ、コンジツト62の内部を通つて溶接トーチ1
0に挿通し、同様に溶接ケーブル63もコンジツ
ト62の内部を通つて溶接トーチ10と接続して
いる。一方、モータ58における回転動力は回転
ワイヤ68によりコンジツト64の内部を通つて
ギヤ66に伝達される構成である。
次に、ギヤ66に伝達された回転動力は、ギヤ
20に伝えられ、該ギヤ20の回転により溶接ト
ーチ10の先端が回転円運動する。この動作は、
第2図Bからわかるように、上述した従来技術と
同様であり、回転ワイヤ68が回転すると同時に
ギヤ66が回転し、これと噛合するギヤ20が回
転する。すると、溶接トーチ10を支持した状態
でギヤ20の偏心位置にはめ込まれたベアリング
22が回転し、これによつてベアリング24を支
点に当該トーチ10の先端が回転円運動するわけ
である。なお、溶接トーチ10の外周はチツプ6
5によつて覆われている。
以上のように上記実施例においては、回転コン
ジツト64によつて、モータの回転動力を伝達し
てアークを被溶接材に対して回転円運動させてい
るため、溶接トーチ10を含ギヤボツクス50を
コンパクトかつ軽量に構成でき、手作業による回
転アーク溶接を容易に行なえる。
また、コンジツト62,64が可撓性であり、
更に、ギヤボツクス50に回転可能な溶接ハンド
ル52を設けているため、被溶接材の形状あるい
は方向に応じて常に良好な姿勢で溶接を行なうこ
とが可能となり、作業性に優れている。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、手作業
による回転アーク溶接を容易かつ良好に行なえる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図、
第2図Aは実施例の主要部の構成を示す断面図、
同図BはA図の概略側面図、第3図は従来技術を
示す構成図である。 主要部の符号の説明、10……溶接トーチ、1
2……溶接ワイヤ、34……アーク、52……溶
接ハンドル、56……モータ(回転機)、62,
64……コンジツト、68……回転ワイヤ。な
お、各図中、同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転機によつて溶接トーチから発生するアーク
    を回転円運動させて溶接を行なう回転アーク溶接
    装置において、 前記回転機を前記溶接トーチから分離して設け
    るとともに、 前記回転機の回転動力を前記溶接トーチに伝達
    するための可撓性の回転コンジツト手段と、 前記溶接トーチを手動操作するための溶接ハン
    ドルとを備えたことを特徴とする回転アーク溶接
    装置。
JP18097187U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0357334Y2 (ja)

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JP18097187U JPH0357334Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JP18097187U JPH0357334Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0184882U JPH0184882U (ja) 1989-06-06
JPH0357334Y2 true JPH0357334Y2 (ja) 1991-12-26

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JP18097187U Expired JPH0357334Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2580900B2 (ja) * 1991-09-13 1997-02-12 日本鋼管株式会社 回転アーク溶接トーチ
JP2006281226A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Daihen Corp ワイヤ送給装置

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Publication number Publication date
JPH0184882U (ja) 1989-06-06

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