JPH0131645Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131645Y2 JPH0131645Y2 JP1983197163U JP19716383U JPH0131645Y2 JP H0131645 Y2 JPH0131645 Y2 JP H0131645Y2 JP 1983197163 U JP1983197163 U JP 1983197163U JP 19716383 U JP19716383 U JP 19716383U JP H0131645 Y2 JPH0131645 Y2 JP H0131645Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- drum
- supply cable
- base member
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 6
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建設機械の給電装置に関するものであ
る。
る。
従来において電気ケーブルシヨベル等は第1図
に示すように下部フレームaに電力供給ケーブル
bが入つており、下部走行体cから供給された電
力が電気スイベルジヨイントfを介して上部旋回
体dに伝えられ、上部旋回体dにある電気モータ
を駆動して作業機eを動かしまた上部旋回体dを
旋回駆動していた。
に示すように下部フレームaに電力供給ケーブル
bが入つており、下部走行体cから供給された電
力が電気スイベルジヨイントfを介して上部旋回
体dに伝えられ、上部旋回体dにある電気モータ
を駆動して作業機eを動かしまた上部旋回体dを
旋回駆動していた。
この場合、下部フレームaから給電用ケーブル
bが出ているため次の問題があつた。
bが出ているため次の問題があつた。
(1) 後進及び左右移動をすると給電用ケーブルb
がたるみ走行覆帯gでふみつける危険性があ
り、電圧は一般に3300V以上であり、危険であ
つた。
がたるみ走行覆帯gでふみつける危険性があ
り、電圧は一般に3300V以上であり、危険であ
つた。
(2) 走行移動が非常に制限されることから掘削積
込作業位置を自由に変えられないため作業性が
悪くなつていた。
込作業位置を自由に変えられないため作業性が
悪くなつていた。
(3) どうしても移動が必要な場合は補助作業者、
補助機が必要となりオペレーテイングコストを
引き上げる原因になつていた。本考案は上記の
事情に鑑みなされたものであつて、その目的と
するところは走行時給電ケーブルを踏みつける
危険性がなく走行移動が自由に行えるようにな
り作業効率を大巾に向上できるし給電ケーブル
処理のための補助作業者、補助機等が必要でな
くなりオペレーテイングコストを引き下げるこ
とができるばかりか稼動現場に合つた作業形態
を選択することができて生産性向上を図ること
を可能にする建設機械の給電装置を提供するこ
とにある。
補助機が必要となりオペレーテイングコストを
引き上げる原因になつていた。本考案は上記の
事情に鑑みなされたものであつて、その目的と
するところは走行時給電ケーブルを踏みつける
危険性がなく走行移動が自由に行えるようにな
り作業効率を大巾に向上できるし給電ケーブル
処理のための補助作業者、補助機等が必要でな
くなりオペレーテイングコストを引き下げるこ
とができるばかりか稼動現場に合つた作業形態
を選択することができて生産性向上を図ること
を可能にする建設機械の給電装置を提供するこ
とにある。
以下、本考案を第2図以下を参照して説明す
る。
る。
図面中1は下部走行体、2は下部走行体1に旋
回機構3を介して設けられた上部旋回体である。
上部旋回体2の後部には旋回ベアリング4を介し
てベース部材Dである一対の取付フレーム5,6
が旋回自在に設けてある。取付フレーム5,6の
対向面にはシヤフト7,8が固定してあり、シヤ
フト7,8にドラム9の両端部の軸部10,11
が軸受12,13を介して取付けてある。一方の
シヤフト7のドラム9内に突入した端部には支持
プレート14が固定してあり、支持プレート14
に複数個の固定側端子15が絶縁材16、隔板1
7及びボルト18により取付けてある。一方のシ
ヤフト7は中空になされていてその外端部にはカ
バー19が取付けてあり、カバー19の孔20か
らシヤフト7内を経てドラム9内に車体側の給電
ケーブル21が挿入してあり、給電ケーブル21
の複数本のリード線22は前記固定側端子15に
接続してある。ドラム9内には端子プレート23
が固定してあり、端子プレート23には複数個の
可動側端子24が設けてあり、可動側端子24の
接触子25はばね26により固定側端子15に摺
接していてこれらで電気スイベルジヨイントAを
構成している。可動側端子24にはドラム側の給
電ケーブル27の各リード線28が接続してあ
る。他方のシヤフト8にはギヤ29が固着してあ
る。フレーム6には減速機30を備えた巻取りモ
ータ31が固設してあり、減速機30の出力軸端
のピニオン32は前記ギヤ27に噛合していて、
これらで巻取駆動機構Fを構成している。
回機構3を介して設けられた上部旋回体である。
上部旋回体2の後部には旋回ベアリング4を介し
てベース部材Dである一対の取付フレーム5,6
が旋回自在に設けてある。取付フレーム5,6の
対向面にはシヤフト7,8が固定してあり、シヤ
フト7,8にドラム9の両端部の軸部10,11
が軸受12,13を介して取付けてある。一方の
シヤフト7のドラム9内に突入した端部には支持
プレート14が固定してあり、支持プレート14
に複数個の固定側端子15が絶縁材16、隔板1
7及びボルト18により取付けてある。一方のシ
ヤフト7は中空になされていてその外端部にはカ
バー19が取付けてあり、カバー19の孔20か
らシヤフト7内を経てドラム9内に車体側の給電
ケーブル21が挿入してあり、給電ケーブル21
の複数本のリード線22は前記固定側端子15に
接続してある。ドラム9内には端子プレート23
が固定してあり、端子プレート23には複数個の
可動側端子24が設けてあり、可動側端子24の
接触子25はばね26により固定側端子15に摺
接していてこれらで電気スイベルジヨイントAを
構成している。可動側端子24にはドラム側の給
電ケーブル27の各リード線28が接続してあ
る。他方のシヤフト8にはギヤ29が固着してあ
る。フレーム6には減速機30を備えた巻取りモ
ータ31が固設してあり、減速機30の出力軸端
のピニオン32は前記ギヤ27に噛合していて、
これらで巻取駆動機構Fを構成している。
前記フレーム5,6には支持ブラケツト33,
34が固設してあり、支持ブラケツト33,34
に上、下側ガイドローラ35,36が軸支してあ
る。また支持ブラケツト33,34の内面にはブ
ラケツト35′,36′,37,38が固設してあ
り、左のブラケツト35′,36′には左ガイドロ
ーラ39が軸支してあり、右のブラケツト37,
38には右ガイドローラ40が軸支してあり、こ
れらでガイド機構Eを構成している。
34が固設してあり、支持ブラケツト33,34
に上、下側ガイドローラ35,36が軸支してあ
る。また支持ブラケツト33,34の内面にはブ
ラケツト35′,36′,37,38が固設してあ
り、左のブラケツト35′,36′には左ガイドロ
ーラ39が軸支してあり、右のブラケツト37,
38には右ガイドローラ40が軸支してあり、こ
れらでガイド機構Eを構成している。
なお上、下側ガイドローラ35,36にはケー
ブル保護ゴム41が被覆してある。
ブル保護ゴム41が被覆してある。
ドラム9から繰り出された給電ケーブル27は
上、下側ガイドローラ35,36間を通つてい
る。
上、下側ガイドローラ35,36間を通つてい
る。
ドラム9は巻取りモータ31により巻取り方向
に常時一定の回転トルクが与えられており、給電
ケーブル27がたるむとこの給電ケーブル27を
巻取り、また旋回もしくは走行時給電ケーブル2
7が引張られると給電ケーブル27を繰り出す。
に常時一定の回転トルクが与えられており、給電
ケーブル27がたるむとこの給電ケーブル27を
巻取り、また旋回もしくは走行時給電ケーブル2
7が引張られると給電ケーブル27を繰り出す。
またケーブル巻取機B全体は旋回ベアリング4
上にあるために、上部旋回体2が旋回した場合、
それに伴つてケーブル巻取機Bも反対方向に旋回
する。
上にあるために、上部旋回体2が旋回した場合、
それに伴つてケーブル巻取機Bも反対方向に旋回
する。
本考案は以上詳述したように、上部旋回体2に
旋回ベアリング4を介してベース部材Dを設け、
このベース部材Dに、給電ケーブル27の巻取り
および繰出しを行うドラム9を設け、ベース部材
Dにドラム9より繰り出された給電ケーブル27
のガイド機構Eを設け、ベース部材Dに、巻取り
方向に常時一定の回転トルクをドラム9に与える
巻取駆動機構Fを設けたことを特徴とする建設機
械の給電装置である。
旋回ベアリング4を介してベース部材Dを設け、
このベース部材Dに、給電ケーブル27の巻取り
および繰出しを行うドラム9を設け、ベース部材
Dにドラム9より繰り出された給電ケーブル27
のガイド機構Eを設け、ベース部材Dに、巻取り
方向に常時一定の回転トルクをドラム9に与える
巻取駆動機構Fを設けたことを特徴とする建設機
械の給電装置である。
したがつて、上部旋回体2に給電ケーブル27
をもつてくることにより走行時給電ケーブル27
を踏みつける危険性がなくなり走行移動が自由に
行えるようになり、作業効率を大巾に向上させる
ことができる。また給電ケーブル処理のための補
助作業者、補助機等が必要なくなりオペレーテイ
ングコストを引き下げることができるし、車両の
前後左右の移動が容易になるため、機械としての
汎用性が増しまた稼動現場に合つた作業形態を選
択することができ生産性向上を図ることができ
る。
をもつてくることにより走行時給電ケーブル27
を踏みつける危険性がなくなり走行移動が自由に
行えるようになり、作業効率を大巾に向上させる
ことができる。また給電ケーブル処理のための補
助作業者、補助機等が必要なくなりオペレーテイ
ングコストを引き下げることができるし、車両の
前後左右の移動が容易になるため、機械としての
汎用性が増しまた稼動現場に合つた作業形態を選
択することができ生産性向上を図ることができ
る。
第1図は従来の給電装置を備えた建設機械の側
面図、第2図は本考案に係る給電装置を備えた建
設機械の側面図、第3図は本考案一実施例の側面
図、第4図は第3図方向からの矢視図、第5図
は第3図方向からの矢視図、第6図は第3図
−線に沿う断面図である。 2は上部旋回体、9はドラム、27は給電ケー
ブル、Dはベース部材、Eはガイド機構、Fは巻
取駆動機構。
面図、第2図は本考案に係る給電装置を備えた建
設機械の側面図、第3図は本考案一実施例の側面
図、第4図は第3図方向からの矢視図、第5図
は第3図方向からの矢視図、第6図は第3図
−線に沿う断面図である。 2は上部旋回体、9はドラム、27は給電ケー
ブル、Dはベース部材、Eはガイド機構、Fは巻
取駆動機構。
Claims (1)
- 上部旋回体2に旋回ベアリング4を介してベー
ス部材Dを設け、このベース部材Dに、給電ケー
ブル27の巻取りおよび繰出しを行うドラム9を
設け、ベース部材Dにドラム9より繰り出された
給電ケーブル27のガイド機構Eを設け、ベース
部材Dに、巻取り方向に常時一定の回転トルクを
ドラム9に与える巻取駆動機構Fを設けたことを
特徴とする建設機械の給電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19716383U JPS60107164U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 建設機械の給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19716383U JPS60107164U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 建設機械の給電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60107164U JPS60107164U (ja) | 1985-07-20 |
JPH0131645Y2 true JPH0131645Y2 (ja) | 1989-09-28 |
Family
ID=30755254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19716383U Granted JPS60107164U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 建設機械の給電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60107164U (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3632906A (en) * | 1970-09-14 | 1972-01-04 | Caterpillar Mitsubishi Ltd | Cable winder on tractor |
JPS4814146U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-16 | ||
JPS5237051U (ja) * | 1975-09-08 | 1977-03-16 | ||
JPS5321727U (ja) * | 1976-07-30 | 1978-02-23 | ||
JPS5535889U (ja) * | 1978-08-30 | 1980-03-07 | ||
JPS562481U (ja) * | 1979-06-19 | 1981-01-10 | ||
JPS5649829A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 | Hitachi Ltd | Ventilator |
-
1983
- 1983-12-23 JP JP19716383U patent/JPS60107164U/ja active Granted
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3632906A (en) * | 1970-09-14 | 1972-01-04 | Caterpillar Mitsubishi Ltd | Cable winder on tractor |
JPS4814146U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-16 | ||
JPS5237051U (ja) * | 1975-09-08 | 1977-03-16 | ||
JPS5321727U (ja) * | 1976-07-30 | 1978-02-23 | ||
JPS5535889U (ja) * | 1978-08-30 | 1980-03-07 | ||
JPS562481U (ja) * | 1979-06-19 | 1981-01-10 | ||
JPS5649829A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 | Hitachi Ltd | Ventilator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60107164U (ja) | 1985-07-20 |
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