JPH08158403A - 旋回式掘削機のケーブル巻取り装置とその制御用油圧回路 - Google Patents

旋回式掘削機のケーブル巻取り装置とその制御用油圧回路

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JPH08158403A
JPH08158403A JP32357494A JP32357494A JPH08158403A JP H08158403 A JPH08158403 A JP H08158403A JP 32357494 A JP32357494 A JP 32357494A JP 32357494 A JP32357494 A JP 32357494A JP H08158403 A JPH08158403 A JP H08158403A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動機を搭載した油圧ショベル等の旋回式掘削
機において、上部旋回体上にケーブルリールを搭載して
旋回装置にスリップリングを設ける必要をなくすると共
に、電動機に電力を供給するケーブルのさばきが良好に
行われる旋回式掘削機のケーブル巻取り装置とその制御
用油圧回路を提供する。 【構成】ケーブルリール44を、そのケーブル繰り出し
位置が上部旋回体1cの旋回中心O1近傍にあるように
設置する。上部旋回体1c上のケーブルリール44の繰
り出し側の近傍の上方に、旋回中心O2が上部旋回体1
cの旋回中心O1の近傍にあるケーブル用旋回装置46
を設置する。ケーブル用旋回装置46の被旋回側に、案
内アーム47を設けた。ケーブルリールの油圧モータの
作業時の設定圧を、走行時の設定圧より低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ポンプの駆動手段
として、電動機のみあるいは電動機とエンジンとを備え
た油圧ショベル等の旋回式掘削機に係り、特に排気ガス
が悪影響を及ぼすトンネル工事、地下工事あるいは工場
において使用するに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ポンプを搭載した油圧ショベルは、
一般に、油圧ポンプの駆動源としてエンジンを使用して
いるから、作動により排気ガスを発生する。従ってトン
ネル工事、地下工事あるいは工場内での工事において
は、排気ガスが作業領域にこもって空気を汚染し、作業
者の健康を損ねたり、排気ガスが工場内の物質に悪影響
を与えたりする場合もある。このため、このため、この
ような用途を考慮して、図8(A)の平面図および同
(B)の側面図に示すように、油圧ショベル1(なお、
油圧ショベルは、下部走行体1a上に旋回装置1bを介
して上部旋回体1cを設置して本体を構成してなり、本
例においては、上部旋回体1cにローディングバケット
1eを有する多関節アーム1dを取付けているが、バッ
クホウバケットとその多関節アームを取付ける場合もあ
る)の上部旋回体1cに、エンジン3により駆動される
油圧ポンプ2b以外に、電動機4により駆動される油圧
ポンプ2aを搭載することが行われ、この油圧ショベル
は、野外の電源のない現場における工事においてはエン
ジン3により油圧ポンプ2bを作動させ、前記トンネル
工事等の無排気ガスが要求される作業現場や、電源のあ
る作業現場における作業は、電動機4により油圧ポンプ
2aを作動させて作業を行う。6aは油圧ポンプ2a用
オイルクーラであり、5aはそのファン、6bはエンジ
ン3用ラジエータおよび油圧ポンプ2b用オイルクーラ
であり、5bはそのファンである。また、22は上部旋
回体1cの後端に搭載したカウンタウエイトである。
【0003】このような油圧ショベルを用い、トンネル
内で電動機4により油圧ポンプ2を駆動させて工事を行
う場合、電動機4に電力をケーブルを介して供給する必
要がある。このような場合、ケーブルリールを油圧ショ
ベルに搭載し、トンネル内に油圧ショベルが入る場合に
は、ケーブルを繰り出しながらトンネル内に走行して入
り、トンネルから出る時にはケーブルリールを巻取り方
向に回転させてケーブルを巻取りながら走行する必要が
ある。従来の油圧ショベルにおいては、ケーブルリール
をその巻軸を鉛直にして下部走行体1aに取付けてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、油圧ショ
ベル等の従来の掘削機においては、ケーブルリールを下
部走行体1aに取付けたものであったため、ケーブルを
介して油圧ショベルの上部旋回体1c上の電動機4に電
力を供給するには、旋回装置1bに電力供給用のスリッ
プリングを取付ける必要があった。また、このようなス
リップリングを無くするには、ケーブルリールを上部旋
回体に取付けることが考えられるが、ケーブルリールを
上部旋回体に取付けると、旋回動作に伴いケーブルが上
部旋回体1cに引っ掛かり、ケーブルを切断する事故が
発生するというおそれがある。
【0005】本発明は、上記した問題点に鑑み、電動機
を搭載した油圧ショベル等の旋回式掘削機において、上
部旋回体上にケーブルリールを搭載して旋回装置にスリ
ップリングを設ける必要をなくすると共に、電動機に電
力を供給するケーブルのさばきが良好に行われる旋回式
掘削機のケーブル巻取り装置とその制御用油圧回路を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の旋回式掘削機のケーブル巻取り装置は、下
部走行体上に旋回装置を介して上部旋回体を設置し、該
上部旋回体に搭載する油圧ポンプの駆動源として電動機
を備えた旋回式掘削機において、上部旋回体上に、前記
電動機への電力供給用ケーブルを巻くケーブルリール
を、そのケーブル繰り出し位置が上部旋回体の旋回中心
近傍にあるように設置し、前記上部旋回体上の前記ケー
ブルリールの繰り出し側の近傍の上方に、旋回中心が前
記上部旋回体の旋回中心に一致するかあるいは近傍にあ
って、ケーブルを旋回中心に通すケーブル用旋回装置を
設置し、該ケーブル用旋回装置の被旋回側に、横向きに
延出させて内部にケーブルを移動自在に通し、かつ両端
にケーブルの滑動手段を有する案内アームを設けたこと
を特徴とする。
【0007】また、本発明の旋回式掘削機のケーブル巻
取り装置に用いられるケーブルリール制御用油圧回路
は、ケーブルリール回転駆動用の油圧モータの上流側回
路に、油圧源の圧油を該油圧モータに供給する接続状態
と、該油圧源から油圧モータに至る油圧回路を遮断して
該油圧モータの自由回転可能な循環回路を形成した接続
状態との間で切り換える弁を設けると共に、前記上流側
回路に、圧油の設定圧を掘削機走行時のケーブル巻取り
可能な第1の設定圧と、該第1の設定圧より低い作業時
用の第2の設定圧に切り換え設定する設定圧可変回路を
設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の旋回式掘削機のケーブル巻取り装置に
おいては、例えばトンネル内で工事を行う場合、本体の
旋回装置を作動させて上部旋回体を旋回させる際、ケー
ブルを挿通した案内アームは、上部旋回体に対してケー
ブル用旋回装置を介して上部旋回体に対して相対的に旋
回し、該案内アームはトンネルの入口を向いたままで上
部旋回体のみがバケットや多関節アーム等でなるフロン
トと共に回動するが、この場合、ケーブル用旋回装置の
中心が本体の旋回装置と一致、あるいは近傍にあるた
め、上部旋回体の旋回に伴うケーブルリールからのケー
ブルの巻取り繰り出し量が僅かになり、しかもアームに
よってケーブルが上部旋回体上の機器に引っ掛かること
のない離れたところで地上にケーブルが垂下されるか
ら、上部旋回体上の機器にケーブルが引っ掛かることも
なく、旋回動作に伴ってケーブルに過大な張力が作用す
ることがない。
【0009】また、本発明のケーブルリールの制御用油
圧回路においては、走行時、特にトンネルから出る時の
ように、走行に伴ってケーブルリールにケーブルを巻取
る場合には、所定の油圧でケーブルリール回転用の油圧
モータを回転させるが、作業中においては、走行時より
低い油圧を該油圧モータをかけておくことにより、ケー
ブルリールによってケーブルを比較的弱い張力をかけた
ままで旋回作業を行うことができ、前記案内アームを常
にケーブルを引いた方向に向けておくことができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の掘削機の一実施例を油圧ショ
ベルに例をとって作業状態で示す左側面図、図2は右側
面図、図3は該実施例の平面図である。まず本実施例の
油圧ショベルの全体構成について説明する。図2、図3
において、2は油圧ショベルの上部旋回体1cに搭載し
た油圧ポンプ、3、4は油圧ポンプ2の駆動源として備
えられたエンジンと電動機である。図2、図3に示すよ
うに、エンジン3は運転室1fの反対側(右側)の後部
側方に縦向きに設置し、該エンジン3とその前方の電動
機4と、該電動機4の前方の油圧ポンプ2とを同軸上に
設置し、エンジン3の回転軸7と電動機4の回転軸8と
をダブルカップリング20(エンジン3側とクラッチ9
とを連結するスプラインの両側の結合部の周囲に、それ
ぞれプラスチック製の弾性体を配設し、これにより、エ
ンジンの回転力を、スプラインの両端の弾性体を介して
クラッチの駆動側に伝達することにより、始動時におけ
る回転反力による回転軸7の歪みを弾性体により吸収し
て軸7、8やクラッチ9等周辺機器の損傷を防止するカ
ップリング)およびクラッチ9を介して結合し、電動機
4の回転軸8をカップリング10を介して前記油圧ポン
プ2の入力軸11に直結する。
【0011】6cはエンジン3用ラジエータ、6dは油
圧ポンプ2からなる油圧系統のオイルクーラであり、5
はこれらから独立し、かつこれらに冷却風を送るラジエ
ータ6cおよびオイルクーラ6d兼用のファン、5cは
その駆動用油圧モータである。前記エンジン3、電動機
4、油圧ポンプ2、ラジエータ6cおよびオイルクーラ
6dはカバー23により覆われる。
【0012】22は上部旋回体1cの後部にボルト21
により固定して搭載したカウンタウエイトであり、本実
施例のカウンタウエイト22および上部旋回体1cは、
図1〜図3から分かるように、下部走行体1aの後端か
ら突出しないように、カウンタウエイト22の外面の平
面形状が本体の旋回中心O1を中心とした円弧状をなす
ように構成、配置する。このような構造を実現するた
め、上部旋回体1cは従来よりも後端部が下部走行体1
aから突出しないように短く構成すると共に、カウンタ
ウエイト22は、その高さを高く設定することによって
重量を確保する。すなわち、カウンタウエイト22は、
運転室1fの高さの1/2以上(好ましくは3/4以
上)から運転室1fと同じ高さまでの間で設定する。ま
た、カウンタウエイト22の搭載位置と旋回中心O1ま
での距離が短くなるため、それに見合うように、従来よ
りもカウンタウエイト22の重量を大きくする。
【0013】また、本実施例においては、前記カウンタ
ウエイト22が下部走行体1aの後端部から突出する構
造を、エンジン3、電動機4あるいは油圧ポンプ2の長
さを無理に短くすることなく、また、油圧ポンプ2の前
方への突出幅を大きくすることなく実現するため、該フ
ァン5は上部旋回体1cの後部にボルト21により固定
されて搭載されたカウンタウエイト22内の空洞22a
内に収容している。このように、ファン5をラジエータ
6cやオイルクーラ6dから独立させてこれらに兼用す
ることにより、機器数を減らすことができ、経済化と省
スペース化が達成される。また、カウンタウエイト22
内にファン5を収容したので、ファン5がカウンタウエ
イト22により保護され、カウンタウエイト22は、重
量を付加する役目のみならず、ファン5を保護する役目
も果たすことができる。
【0014】さらに本実施例においては、図1、図3に
示すように、上部旋回体1cの運転室1fの後方(左
側)に、フレーム40により、運転室1fの高さに近い
かあるいは等しい高さの機器収容部を2段構えに構成
し、下段に配電盤41の収容室とバッテリー42および
その充電器43の収容室を形成し、上段には前記作動油
タンク33および燃料タンク34を搭載する。このよう
な2段構えに機器収容部を設けて各機器を搭載すること
により、上部旋回体1c上のデッドスペースが有効利用
でき、上部旋回体1c上の配置がコンパクト化され、上
述のように、カウンタウエイト22や上部旋回体1cが
下部走行体1aの後端から突出しない構造が容易に実現
できる。
【0015】なお、このように、配電盤41やバッテリ
ー42および充電器43等のように保守点検の頻度の高
いものを下段におくことにより、保守点検作業が容易と
なる。また、油圧ポンプ2が右側前方に設置されるか
ら、作動油タンク33が遠くなり、油圧ポンプ2と作動
油タンク33を同じ高さに設置すると油圧ポンプの吸込
み側にバキューム現象が生じやすくなるが、作動油タン
ク33を上段に置いて高くしておくことにより、油圧ポ
ンプ2の吸込み側に背圧をかけておくことができ、もっ
てバキューム現象の発生を押さえることができ、また、
このバキューム現象の発生を防止するための加圧タンク
を用いる必要がない。また、燃料タンク34も上段に置
くことにより、エンジン3への燃料タンク34からの燃
料の供給も円滑になる。
【0016】次に本発明によるケーブル巻取り装置につ
いて説明する。図1〜図3において、44はケーブルリ
ールであり、これは前後向きに上部旋回体1c上に設置
され、電動機4に供給する電力や、充電器43によるバ
ッテリ42充電のための電力を供給するケーブル45を
巻くものであり、その一端部は、本体の旋回装置1cの
旋回中心O1に近くし、その一端部からケーブル45を
巻取り繰り出すように構成すると共に、その一端部上
に、旋回中心O2が前記本体の旋回装置1cの旋回中心
O1に一致あるいは近くなるように、アクチュエータな
しのケーブル用旋回装置46を設置し、その被旋回側
に、上部旋回体1cに搭載された機器と干渉しないよう
に、ケーブル45を通す案内アーム47を水平に取付
け、その案内アーム47には、ケーブル45の巻取り繰
り出しを円滑に行うための滑動手段48、49を設けて
いる。
【0017】図4は該ケーブルリール44の詳細を示す
側面図、図5は図4の左側面図であり、上部旋回体1c
に固定した左右の台枠50上にそれぞれ軸受51を固定
し、これらの軸受51に回転軸52を支承させ、該回転
軸52にケーブル45を巻くケーブルリール本体53の
中心部を固定する。54はケーブルリール本体53を回
転させる油圧モータであり、該油圧モータ54は一方の
台枠50上に設置され、その出力歯車54aを、台枠5
0に固定したフレーム55に取付けた歯車57に噛合さ
せ、該歯車57と同軸に嵌着した小径のスプロケット5
6と、回転軸52に固定した大径のスプロケット58と
にチェーン59を掛け、油圧モータ54に作動油を供給
することにより、ケーブルリール本体53に巻取り方向
の力が付与されるように構成されている。
【0018】62は台枠50のケーブル繰り出し側に固
定した縦枠であり、その頂部、すなわちケーブルリール
本体53の繰り出し側の上部に、ケーブル用旋回装置4
6の外輪46aを固定し、該外輪46aに軸受46bを
介して内輪46cを回転自在に嵌合してなる。ケーブル
45を挿通する案内アーム47の一端は、前記ケーブル
用旋回装置46の被旋回側である内輪46cに固定す
る。図5において、46dは内輪46cを外輪46aに
ロックしておくためのストッパピンであり、該ストッパ
ピン46dは、内輪46cの外方への突出部に設けた穴
と、縦枠62の上面に設けたストッパ穴46eに着脱自
在に挿着するものであり、輸送時には該ストッパピン4
6dをストッパ穴46eに挿着して固定しておくもので
ある。
【0019】該案内アーム47の根本部には、前記滑動
手段として、左右に横並びに設けた一対のローラ48a
と、その上にローラ48aに対して軸が直角をなすよう
に横並びにして設けた一対のシーブ48bと、これらの
シーブ48bの上部に設けられ、ケーブル45の方向を
縦向きから横向きに転換するシーブ48cとからなる。
また、案内アーム47の先端は、開口面を斜め下向きに
形成し、該先端に取付けるケーブル45の滑動手段49
として、ケーブルリール45の向きを開口部において斜
めにするために、一対のシーブ49aを、その上方のシ
ーブが斜め上方になるように配置し、また、開口面に
は、左右一対のローラ49b(図4においては、紙面の
表面側のみのローラ49bが表されている)を取付けて
いる。図4に示すように、ケーブルリール本体53の外
周の近傍には、ケーブル45が周囲にばらけることを防
ぐ押さえローラ63を取付けている。
【0020】図6(A)はこのケーブル巻取り装置に使
用する油圧回路の一例であり、図中、33は前記作動油
タンク、2は前記油圧ポンプ、54はケーブルリール4
4の前記油圧モータであり、該油圧モータ54は、前記
ファン5の油圧モータ5cの下流に三方弁等の弁67を
介して縦続接続して設けられる。64は該ファン用油圧
モータ5c等の最高油圧を例えば210kg/cm2 程度に
設定するリリーフ弁、65はケーブルリール44の油圧
モータ54が油圧ショベル走行時にケーブル45の巻取
りに必要な駆動力を得るための中圧側の第1の設定圧
(例えば110kg/cm2 程度、好ましくは90〜180
kg/cm2)に設定するリリーフ弁、66は後述の図7
(B)に示す作業時において、ケーブル45にある程度
の張力を与えておくための前記第1の設定圧より低い油
圧(第2の設定圧:例えば40kg/cm2程度、好ましく
は20〜70kg/cm2)に設定するリリーフ弁、68は
該リリーフ弁66の回路への投入、遮断を行う電磁操作
式切換弁であり、運転室1fに設けた操作手段により切
り換えられるものである。
【0021】トンネル内で作業する場合におけるケーブ
ル45の支持方式としては、図7(A)と(B)に示す
方式があり、図7(A)の方式は、トンネル60の入口
あるいはその近傍に電源80を設置し、トンネル60の
上部に、前記電源80にケーブル81を介して接続され
る中継具82を設け、掘削の進行に伴い、ケーブル81
および中継具82を継ぎ足し、油圧ショベルAに搭載し
たケーブルリール44に巻かれたケーブル45を該中継
具82に接続する方式である。この方式の場合、三方弁
67は図示の連通位置であるa位置にしておき、切換弁
68をcの連通位置にして低圧側のリリーフ弁66を回
路に投入し、これにより油圧モータ54を低圧で作動さ
せ、ケーブル45を地上に這わせた状態にして作業を行
ってもよいが、切換弁68を図示の遮断位置dにしてお
き、油圧モータ54にはリリーフ弁65により設定され
る中圧を加えておくことにより、ケーブル45に加える
張力を大きくしておき、油圧ショベルAによる掘削工事
の進行に連れて、ケーブル45を引き出しながら、図示
のように空中にケーブル45を浮かせたままで作業を行
うことにより、ケーブルを地上に這わせる方式に比較し
て、油圧ショベルAの掘削、排土作業に何ら支障をきた
すことなく、また、地上のダンプトラックや他の建設機
械に対してケーブル45が邪魔になることもない。ま
た、ケーブル45を地上に這わせないため、土砂や水の
影響も少なく、漏電による事故も減少する。
【0022】図7(B)の方式は、トンネル60の側壁
に中継具82を取付け、該中継具82にケーブル45を
接続する方式であり、この場合は、掘削作業中には油圧
モータ54には図7(A)に示したケーブル45を浮か
せるような中圧をかけず、切換弁68を連通位置である
c位置に切換え、リリーフ弁66により設定される低圧
で油圧モータ54を作動させる。
【0023】図6(B)はこの油圧ショベルAを使用し
てトンネル60内におけるダンプトラック61への掘削
土砂の積込み作業を行っている状態を示す平面図であ
り、バケット1eへの土砂の押し込み後、上部旋回体1
cを旋回させてダンプトラック61への土砂の積込みを
行うが、この積込み作業中においては、前述のように、
図6(A)の油圧回路において、油圧ショベルAのオペ
レータは切換弁68をcの連通位置に切り換えておき、
かつ三方弁67は図示のa位置にしておき、ケーブルリ
ール44の油圧モータ54に低圧をかけた状態で作業を
行うことにより、ケーブル45には比較的弱い張力が付
加されており、図6(B)の実線位置から2点鎖線まで
の旋回、あるいは反対方向に旋回させる場合、上部旋回
体1cが旋回しても、ケーブル45に張力がかかった状
態であるために、ケーブル用旋回装置46を介して案内
アーム47はケーブル45の方向に向いたまま、すなわ
ちトンネル入口側に向いたままの姿勢を保つ。
【0024】この場合、案内アーム47は、ケーブル4
5の垂下位置を旋回中心から遠い位置にするという作用
をなし、ケーブル45が上部旋回体1cの搭載機器に引
っ掛かることを防止する。また、案内アーム47は、ケ
ーブル用旋回装置46の旋回中心からケーブル45の張
力による該ケーブル用旋回装置46の被旋回側を上部旋
回体1cに対して相対的に回動させようとする力を作用
させる点(案内アーム47の先端)を遠くする作用をな
し、これにより、梃子の原理で、ケーブル45の張力が
比較的弱くてもケーブル用旋回装置46を円滑に旋回さ
せ、ケーブル47を一定の向きに無理なく整然と位置さ
せておくことができる。(該案内ア−ム47がない場合
には、ケーブル用旋回装置46の旋回が円滑に行われ
ず、前記滑動手段48として設けたシーブ48b、48
c間にケーブル45が食い込んで競り、ケーブル45が
切断されるおそれがある。)
【0025】また、ケーブル用旋回装置46の旋回中心
O2およびリール44のケーブル45の繰り出し部を本
体の旋回装置1bの旋回中心O1に近接させているの
で、本体の旋回動作に伴うリール44からの繰り出し巻
取り量が微小ですみ、ケーブル45や滑動手段48、4
9に無理な力を加えることもない。また、本実施例にお
いては、カウンタウエイト22が下部走行体1aの後端
から突出せず、しかもカウンタウエイト22の外面は円
弧状に構成していることにより、案内アーム47をそれ
ほど長くしなくてもケーブル45とカウンタウエイト2
2との干渉を防止できる。
【0026】走行時、特にトンネル60から出る方向に
走行する場合には、三方弁67をaの位置にしておき、
切換弁68をd位置、すなわち遮断位置にし、リリーフ
弁65により設定される第1の設定圧(中圧)によって
油圧モータ54を作動させ、油圧モータ54に過大な張
力をかけることなく、走行しながら巻取りに見合う油圧
でケーブルリール44によるケーブル45の巻取りを行
う。なお、トンネル60に入る場合、三方弁67をb位
置にして油圧モータ54の出入り口管路をバイパス管路
69を通して短絡させた状態で油圧ショベルAを走行さ
せ、ケーブル45を繰り出しても良いが、走行が前進方
向のみではなく、途中で後退方向にも走行してケーブル
45を下部走行体1a等に巻き込むおそれがあることを
考慮すると、安全側を取り、トンネル60内に入る時に
も三方弁67をa位置にしたままで走行する方が良い。
【0027】段取り時、即ちトンネル内に入る前にケー
ブル45の電源への接続を行う場合や、作業終了後にト
ンネルから出てケーブル45の外しを行う場合には、三
方弁67をb位置に切り換えてケーブルリール44の油
圧モータ54の作動油の入口側と出口側の管路を短絡
し、油圧モータ54の入口側をバイパス管路69に接続
して油圧モータ54が自由回転可能な循環回路を形成し
た状態としておき、人力によってケーブル45を引っ張
ることにより、ケーブルリール44から繰り出しや巻取
りを行う。
【0028】なお本実施例のように、油圧ショベルAの
カウンタウエイト22が下部走行体1aから後方に突出
しない構造とすれば、トンネル壁面60aに油圧ショベ
ルAを近接させた実線に示す掘削位置から2点鎖線に示
すダンプトラック61への排土位置まで矢印で示すよう
な旋回動作を行っても、カウンタウエイト22がトンネ
ル壁面60aに衝突せず、トンネル幅がかなり狭い場合
においても、油圧ショベルAとダンプトラック61とを
横並びにして90度前後の旋回動作の繰り返しにより、
能率良く積込み作業を行うことができる。また、トンネ
ル60の幅が狭く、縦並びにせざるを得ない場合であっ
ても、油圧ショベルAとダンプトラック61とを近接で
き、積込み作業の能率が上がる。本発明は、油圧ショベ
ルのみならず、トンネル工事や地下工事等で使用される
ブレーカ使用の掘削機等、他の電動機使用の旋回式掘削
機に適用できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1によれば、上部旋回体上にケー
ブルの巻取り、さばき装置を設けたので、本体の旋回装
置にスリップリングを設ける必要をなくなり、旋回装置
が複雑化することがなく、容易かつ安価に製造できる。
また、上部旋回体上に、前記電動機への電力供給用ケー
ブルを巻くケーブルリールを、そのケーブル繰り出し位
置が上部旋回体の旋回中心近傍にあるように設置し、前
記上部旋回体上の前記ケーブルリールの繰り出し側の近
傍の上方に、旋回中心が前記上部旋回体の旋回中心に一
致するかあるいは近傍にあってケーブルを通すケーブル
用旋回装置を設置したので、上部旋回体が旋回してもケ
ーブルは所定の方向に向いたままを維持し、この旋回動
作にかかわらず、ケーブルの巻取り繰り出し量は微小と
なり、ケーブルの動きによる損傷を防止できる。また、
ケーブル用旋回装置の案内アームは、ケーブルの垂下位
置を旋回中心から遠くして上部旋回体の搭載機器に引っ
掛かることを防止すると共に、案内アームは、梃子の作
用によりケーブルの上部旋回体に対する相対旋回を容易
にする作用をなすと共に、相対旋回がケーブル移動の円
滑化のための例えばシーブ等へのケーブルの食い込みに
よる競りが無くなり、ケーブルの張力が比較的弱くても
ケーブル用旋回装置を円滑に旋回させ、ケーブルを一定
の向きに無理なく整然と位置させておくことができ、ケ
ーブルのさばきが良好に行われる。
【0030】請求項2によれば、本体の旋回作業時に
は、ケーブルリールに巻取り方向の力を付与する油圧モ
ータへの作動油の設定圧を、巻取りながら走行する時よ
り低下させたので、ケーブルは比較的弱い張力を掛けた
状態で本体の旋回を行わせることができ、ケーブルに無
理な力がかかることがない。
【0031】請求項3によれば、オイルクーラのファン
の下流側にケーブルリールの回転駆動用の油圧モータを
設けたので、油圧回路の構成が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧ショベルの一実施例をトンネル内
での作業状態で示す左側面図である。
【図2】該実施例の油圧ショベルを示す右側面図であ
る。
【図3】該実施例の油圧ショベルを示す平面図である。
【図4】該実施例のケーブルリールを示す側面図であ
る。
【図5】図4の左側面図である。
【図6】(A)は本発明によるケーブルリール装置の制
御用油圧回路の一例を示す油圧回路図、(B)は本実施
例の油圧ショベルをトンネル内での作業状態で示す平面
図である。
【図7】(A)、(B)はそれぞれ本実施例の油圧ショ
ベルによりトンネル内において作業を行う場合の電源供
給方式を示す側面図である。
【図8】(A)は従来の油圧ショベルの平面図、(B)
はその側面図である。
【符号の説明】
1a:下部走行体、1b:旋回装置、1c:上部旋回
体、2:油圧ポンプ、3:エンジン、4:電動機、5:
ファン、5c:油圧モータ、6c:ラジエータ、6d:
オイルクーラ、7、8:回転軸、9:クラッチ、10:
カップリング、11:入力軸、22:カウンタウエイ
ト、33:作動油タンク、44:ケーブルリール、4
5:ケーブル、46:ケーブル用旋回装置、47:案内
アーム、48、49:滑動手段、54:ケーブルリール
用油圧モータ、60:トンネル、61:ダンプトラッ
ク、64〜66:リリーフ弁、A:油圧ショベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部走行体上に旋回装置を介して上部旋回
    体を設置し、該上部旋回体に搭載する油圧ポンプの駆動
    源として電動機を備えた旋回式掘削機において、 上部旋回体上に、前記電動機への電力供給用ケーブルを
    巻くケーブルリールを、そのケーブル繰り出し位置が上
    部旋回体の旋回中心近傍にあるように設置し、 前記上部旋回体上の前記ケーブルリールの繰り出し側の
    近傍の上方に、旋回中心が前記上部旋回体の旋回中心に
    一致するかあるいは近傍にあってケーブルを通すケーブ
    ル用旋回装置を設置し、 該ケーブル用旋回装置の被旋回側に、横向きに延出させ
    て内部にケーブルを移動自在に通し、かつ両端にケーブ
    ルの滑動手段を有する案内アームを設けたことを特徴と
    する旋回式掘削機のケーブル巻取り装置。
  2. 【請求項2】請求項1の旋回式掘削機のケーブル巻取り
    装置に用いられるケーブルリール制御用油圧回路であっ
    て、 ケーブルリール回転駆動用の油圧モータの上流側回路
    に、油圧源の圧油を該油圧モータに供給する接続状態
    と、該油圧源から油圧モータに至る油圧回路を遮断して
    該油圧モータの自由回転可能な循環回路を形成した接続
    状態との間で切り換える弁を設けると共に、 前記上流側回路に、圧油の設定圧を掘削機走行時のケー
    ブル巻取り可能な第1の設定圧と、該第1の設定圧より
    低い作業時用の第2の設定圧に切り換え設定する設定圧
    可変回路を設けたことを特徴とするケーブル巻取り装置
    制御用油圧回路。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ケーブルリールの油圧モータおよび設定圧可変回路
    を、オイルクーラを冷却するファンを駆動する油圧モー
    タの下流側に設けたことを特徴とするケーブル巻取り装
    置制御用油圧回路。
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