JPH09256626A - 建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置 - Google Patents

建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置

Info

Publication number
JPH09256626A
JPH09256626A JP8094869A JP9486996A JPH09256626A JP H09256626 A JPH09256626 A JP H09256626A JP 8094869 A JP8094869 A JP 8094869A JP 9486996 A JP9486996 A JP 9486996A JP H09256626 A JPH09256626 A JP H09256626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
working machine
shaft
gear
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8094869A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Otsuki
繁 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Bisoh Co Ltd
Original Assignee
Nihon Bisoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Bisoh Co Ltd filed Critical Nihon Bisoh Co Ltd
Priority to JP8094869A priority Critical patent/JPH09256626A/ja
Priority to US08/820,261 priority patent/US5845739A/en
Priority to CA002200401A priority patent/CA2200401A1/en
Priority to EP97104752A priority patent/EP0798428A1/en
Publication of JPH09256626A publication Critical patent/JPH09256626A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G3/00Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height
    • E04G3/28Mobile scaffolds; Scaffolds with mobile platforms
    • E04G3/34Mobile scaffolds; Scaffolds with mobile platforms characterised by supporting structures provided on the roofs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Movable Scaffolding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】保持機構を前後左右に高い自由度で且つ広範囲
に移動させることができ、離れたガイド溝へ保持機構を
位置させることが可能である共に、保持ガイド部をガイ
ド溝に対して高い精度で位置決めすることのできる建築
物の外壁作業機の吊り下げ支持装置を提供する。 【解決手段】第一軸を中心として旋回可能な旋回体12
を有する吊り下げ装置本体10が建築物2の上面2Aに
移動可能に設けられ、吊り下げ装置本体10の旋回体1
2に、揺動アーム20がその端部で(第二軸で)揺動可
能に設けられ、この揺動アーム20の他端に一対の保持
ガイド32を備えた保持機構30が第三軸で揺動可能に
支持されて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の外壁面に
対して作業を行う自動作業ユニットや有人ケージ等の外
壁作業機を、建築物の屋上からロープ部材を介して吊り
下げ、ロープ部材の巻取り・繰り出しによって建築物の
外壁面に形成されたガイド溝に沿って昇降させる吊り下
げ支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物など構造物の外壁面に対して新築
施工,補修,清掃などの作業を行う際には、屋上に設け
られた台車等の支持装置からロープ部材を介して吊り下
げた自動機械や有人ケージを外壁面に沿って昇降させ、
この自動機械やケージ内の作業者によって作業すること
が行われている。
【0003】このような外壁作業機では、建築物の高さ
が大きくなると、自動機械やケージが風などの影響を受
け易く、昇降に伴う揺れが大きくなる虞があり、その上
作業反力などで外壁面から離れようとする。このため、
建築物の外壁面にリップ溝形鋼を埋設したような形状の
ガイド溝を外壁作業機の移動方向(即ち鉛直)に沿って
延設形成すると共に、このガイド溝内に嵌合する嵌合移
動部材を外壁作業機に取付け、この嵌合移動部材がガイ
ド溝内を移動することで外壁作業機の昇降の案内と外壁
面からの離間を防ぐように構成したものがある。
【0004】外壁作業機には通常その左右両端にそれぞ
れ嵌合移動部材が備えられ、一方、ガイド溝は外壁作業
機の左右の嵌合移動部材の間隔と等しい間隔で複数形成
される。これにより、外壁作業機は、作業域の左右両側
のガイド溝にそれぞれ嵌合移動部材を嵌合させて下降し
つつ作業を行い、当該作業域の作業終了後は嵌合移動部
材がガイド溝から外れるまで持ち上げられ、次の作業域
まで移動されてその両側のガイド溝に嵌合移動部材を嵌
合させて作業を行うようになっているものである。
【0005】図12に概念構成側面図を示す支持装置7
0は、建築物2の屋上に外壁面に沿って敷設されたレー
ル3に案内されて移動可能に設けられ、その本体71内
に外壁作業機40を吊り下げるロープ部材4を巻取る巻
取り装置(図示せず)が備えられると共に、外壁作業機
40を保持する保持機構72がアーム部材73を介して
設けられて構成される。
【0006】保持機構72は、建築物2のガイド溝5の
間隔(即ち外壁作業機40の嵌合移動部材41の間隔)
で配設された一対の保持ガイド部材72Aを備え、外壁
作業機40を当該保持機構72部位まで上昇させて保持
ガイド部材72Aにその嵌合移動部材41を嵌合させる
ことで、外壁作業機40を安定的に保持するようになっ
ている。
【0007】保持ガイド部材72Aは、建築物1のガイ
ド溝5と同じ断面形状で外壁作業機40の嵌合移動部材
41を収容可能な長さに形成され、その下端は建築物1
の上面と所定の間隔を有するように設定されると共に、
当該下端部にモータシリンダ等の駆動手段72Bによっ
て収納・突出駆動される連結部材72Cが設けられてい
る。
【0008】連結部材72Cは、突出状態で建築物1の
ガイド溝5との間を連結し、ガイド溝3と保持ガイド部
材72Aの間を嵌合移動部材41が円滑に移動し得るよ
うに案内するものである。
【0009】外壁作業機40を吊り下げるロープ部材4
は、本体71内の巻取装置からアーム部材73を経て保
持機構72に配索され、該保持機構72の上部から垂下
される。
【0010】本構成の支持装置70では、その巻取り装
置によるロープ部材4の巻取り・繰り出しによって外壁
作業機40を昇降駆動すると共に、図13に示すように
保持機構72の保持ガイド部材72Aに外壁作業機40
の嵌合移動部材41を嵌合させて外壁作業機40を保持
し、その保持した状態で移動して外壁作業機40の昇降
域(外壁作業機40による作業域)を変更することがで
きる。
【0011】即ち、嵌合移動部材41がガイド溝5に嵌
合した状態から外壁作業機40を上昇させてその嵌合移
動部材41を保持機構72の保持ガイド部材72Aに嵌
合させ、保持機構72に外壁作業機40を保持した状態
でレール3に沿って保持機構72の保持ガイド部材72
が任意のガイド溝5と対応する位置まで移動し、外壁作
業機40を下降させて嵌合移動部材72Cを保持ガイド
部材72A内からガイド溝5内に移動させる。これによ
って、外壁作業機40は当該ガイド溝5に沿って昇降可
能となるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成において、その保持機構72の保持ガイド部材72A
をガイド溝3に一致させる位置決めは、支持装置70を
レール2上の所定の位置に停止させることで行ってい
た。即ち、レール2又は支持装置70の何れかに検知手
段を設けると共に、他方に当該検知手段によって検知さ
れる被検知部材を設け、検知手段が被検知部材を検知し
た位置で支持装置70を停止させることで、その保持機
構72の保持ガイド部材72Aがガイド溝3と一致する
ように構成されていたものである。
【0013】しかしながら、上記のごとき支持装置70
による支持及び位置決め構造では、支持装置の停止位置
誤差で保持機構が左右方向にずれると共に、レールの壁
面に対する設置精度によって保持機構が前後方向にず
れ、高い精度でガイド溝3に保持ガイド部材72Aを一
致させることが難しく、その結果、保持した外壁作業機
40をガイド溝3側に移動させることができなかった
り、ガイド溝3側から保持ガイド部材72A側に収容で
きないといった事態が往々にして生ずるという問題があ
った。
【0014】また、建築物によっては、その構造的要因
から外壁面に沿ってレールを配設することが困難なもの
もあり、そのようなものでは支持装置の配設位置が限定
されるためにガイド溝と対応する位置に保持機構を位置
させることができない事態も生ずるものであった。
【0015】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、保持機構を前後左右に高い自由
度で且つ広範囲に移動させることができ、離れたガイド
溝へ保持機構を位置させることが可能である共に、保持
ガイド部をガイド溝に対して高い精度で位置決めするこ
とのできる建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置を提
供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装
置は、建築物の上面に移動可能に設けられ、前記建築物
の外壁面に鉛直に形成された一対のガイド溝にそれぞれ
嵌合する嵌合移動部材を備えた外壁作業機を、ロープ部
材を介して吊り下げ、前記ロープ部材の巻取り・繰り出
しによって前記外壁作業機を前記ガイド溝に沿って昇降
させる吊り下げ支持装置であって、前記建築物の上面を
走行可能な走行ベース上に前記ロープ部材の巻取り装置
を備えた台車本体が鉛直な第一軸で旋回可能に設けられ
て成る吊り下げ装置本体に、揺動アーム部材が鉛直な第
二軸で枢支され、該揺動アーム部材の先端に、前記嵌合
移動部材を収容可能な一対の保持ガイド部材が前記ガイ
ド溝と対応する間隔で支持されて成る保持機構が鉛直な
第三軸を中心として揺動可能に設けられて構成されてい
ることを特徴とする。
【0017】また、上記台車本体は相対回転自在な内輪
と外輪とを備えた軸受部材を介して上記走行ベースに支
持され、前記外輪又は内輪がその外周又は内輪の内周に
歯が形成されて歯車とされると共に、該歯車に回転駆動
手段によって回転駆動される駆動歯車が噛合し、前記台
車本体は前記回転駆動手段によって回転駆動されるよう
に構成されており、前記駆動歯車は、その軸方向に二分
割され、その一方が前記回転駆動手段の回転軸に相対回
転不能に固定されると共に、他方が相対回転付勢手段に
よって所定の力で相対回転付勢され、該相対回転付勢に
よって全体として歯厚が広がって前記軸受部材の歯車へ
の噛合のバックラッシを無くすように構成されているこ
とを特徴とする。
【0018】また、上記走行ベースに歯車とされた上記
軸受部材の外輪が固定されると共に、上記台車本体に上
記軸受部材の内輪が固定され、前記台車本体に上記回転
駆動手段が設けられて構成されていることを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る建築
物の外壁作業機の吊り下げ支持装置の、外壁作業機を保
持した状態の外観を示す斜視図、図2はその平面図、図
3は右側面図である。
【0020】図示吊り下げ支持装置1は、建築物2の屋
上(上面2A)に敷設されたレール3に沿って移動可能
な吊り下げ装置本体としての走行部10に、揺動アーム
部材としての揺動アーム20を介して保持機構30が設
けられ、この保持機構30から垂下されたロープ部材と
してのワイヤーロープ4を介して外壁作業機40を吊り
下げ支持している。
【0021】外壁作業機40は、例えば窓清掃を自動的
に行う自動機械であって、詳細は図示しないが、複数の
ローラーが並設されて成る嵌合移動部材41が、建築物
2と対向する側の左右両側にそれぞれ設けられてこの嵌
合移動部材41が建築物2の外壁面2Bに形成された鉛
直方向のガイド溝5に嵌合し、ローラーが転動してガイ
ド溝5に案内されて移動(昇降)すると共に、吊り下げ
支持装置1から垂下された二本のワイヤーロープ4がそ
れぞれその左右両端部に結合され、このワイヤーロープ
4によって吊り下げ支持されているものである。
【0022】建築物2のガイド溝5は、建築物2の外壁
面1Bに外壁作業機40の嵌合移動部材41の配設間隔
と等しい間隔で複数並設されており、C形鋼が埋め込ま
れたような、矩形の一方長辺が当該長辺より狭い幅で外
面側に開放した断面形状であって、外壁作業機40の嵌
合移動部材41がその矩形断面内に前後左右方向には移
動不能且つ上下方向には移動可能に嵌合するようになっ
ている。
【0023】以下、吊り下げ支持装置1を詳細に説明す
る。
【0024】走行部10は、建築物2の上面2Aに敷設
されたレール3に係合する車輪機構11Aと当該車輪機
構11Aの駆動機構(図示せず)を備えた走行ベース1
1上に、外形が円柱状で内部にワイヤーロープ4を巻取
り・繰り出し可能な巻取り装置13を備える台車本体と
しての旋回体12が、当該部位の拡大断面図である図4
に示すように、所定径の軸受部材としての旋回支持ボー
ルベアリング50を介して鉛直な軸(第一軸)で旋回可
能に設けられて構成されている。即ち、水平に配設され
た旋回支持ボールベアリング50の外輪51が走行ベー
ス11に締着固定されると共に、旋回支持ボールベアリ
ング50の内輪52が旋回体12に締着固定され、これ
によって旋回体12が走行ベース11に対して鉛直な第
一軸で旋回可能となっているものである。
【0025】旋回体12は、位置・速度検出器を備えた
回転駆動手段としてのサーボモーター等の第一軸モータ
ー14によって回転駆動されるようになっている。即
ち、第一軸モーター14の回転軸に減速器16を介して
連結された駆動歯車としての第一軸駆動ギア60が、旋
回支持ボールベアリング50の外輪51の外周に形成さ
れた外周ギア51Aに噛合し、第一軸モーター14の駆
動による第一軸駆動ギア60の回転によって旋回体12
が回転駆動されるようになっているものである。
【0026】第一軸モーター14は、回転軸を下向きと
して旋回体12内部に配設され、その回転軸に減速器1
6が接続され、該減速器16の出力軸に第一軸駆動ギア
60が固定されている。
【0027】第一軸駆動ギア60は、その拡大断面図で
ある図5に示すように、一方の端部(図中上側)に減速
器16との結合フランジ61Aが形成されたギアシャフ
ト61に、二つのギア(固定ギア62,可動ギア63)
が外挿されてこの二つのギア62,63が隣接してあた
かも旋回支持ボールベアリング50の外周ギア51Aと
略等しい軸方向厚さの一つのギアがその軸方向に二分割
されたような構成となっている。図中上側の固定ギア6
2は、ギアシャフト61に外挿され、その径方向に配設
されたキー64によって相対回転不能に固定され、図中
下側の可動ギア63は、図5のA矢視図である図6に示
すように、ギアシャフト61の下端に径方向に固定され
たキー65に対して、サラバネ66によって回転付勢さ
れて設けられている。即ち、可動ギア63の下側のボス
63Aには、キー65と平行な面63Bとそれに直交す
る面63Cとによる切り欠きが軸心を中心として対称に
二カ所形成されており、この切り欠きのキー65と平行
な面63Bと、キー65にその厚さ方向に貫通配設され
た押しネジ67の胴付との間に、サラバネ66が介装さ
れ、このサラバネ66の弾性復帰力によって可動ギア6
3は所定の力でキー65に対して回転付勢されるように
なっているものである。これにより、可動ギア63は、
固定ギア62に対してその歯が一致した状態から変位す
る(歯が食い違う)方向に相対的に回転付勢されて設け
られているものである。尚、この回転付勢力は、第一軸
モーター14の駆動による第一軸駆動ギア60の回転に
よって旋回支持ボールベアリング50の外周ギア51A
(即ち旋回体12)を回転駆動する際に当該第一軸駆動
ギア60に作用するトルクによっても回転しない値に設
定される。
【0028】この構成により、第一軸駆動ギア60が旋
回支持ボールベアリング50の外周ギア51Aに噛合し
た状態において、第一軸駆動ギア60と外周ギア51A
の間にバックラッシが存在しても、可動ギア63が固定
ギア62に対してその分変位し、バックラッシを無くす
ように機能する。その結果、第一軸モーター14の駆動
による旋回体12の旋回駆動を高精度に行うことができ
るものである。
【0029】第一軸モーター14は、図示しない制御装
置によって制御駆動されるようになっており、従って、
旋回体12は制御装置によって旋回駆動制御されるよう
になっているものである。
【0030】尚、走行ベース11の車輪機構11Aの駆
動及び旋回体12に備えられた巻取り装置13も、制御
装置によって駆動制御され、当該制御装置が走行部10
のレール3に沿った移動(即ち当該吊り下げ装置1のレ
ール3に沿った移動)と、ワイヤーロープ4の巻取り又
は繰り出しによる吊り下げ支持した外壁作業機40の昇
降を制御するようになっている。
【0031】揺動アーム20は、その基端部で旋回体1
2の上部外縁近傍所定位置に、鉛直な軸(第二軸)で枢
支され、その先端に保持機構30を支持している。その
基端部は、拡大断面図である図7に示すように、旋回体
12に形成されたコ字状の保持部12Aに嵌入し、その
下面に固定された第二軸である揺動アーム軸21が、保
持部12Aの下部保持板12Bに鉛直に固定されたベア
リングハウジング12Cにスラストベアリング12Dを
介して回転自在に保持されている。これにより、揺動ア
ーム20は揺動アーム軸21を中心として水平平面内で
揺動可能に設けられている。
【0032】揺動アーム軸21の下端には、位置・速度
検出器を備えたサーボモーター等の第二軸モーター22
が減速器23を介して接続されており、揺動アーム軸2
1はこの第二軸モーター22によって回転駆動されるよ
うになっている。つまり、第二軸モーター22によって
揺動アーム20が揺動駆動されるようになっているもの
である。
【0033】この第二軸モーター22は、図示しない制
御装置によって駆動制御されるようになっており、従っ
て、揺動アーム20は制御装置によって揺動駆動制御さ
れるようになっているものである。
【0034】保持機構30は、所定長さの横アーム31
に、左右一対の保持ガイド部材としての保持ガイド32
が建築物2のガイド溝5と等しい間隔で鉛直に垂下支持
されて構成され、横アーム31の中心で揺動アーム20
の先端に、鉛直な軸(第三軸)で所定角度範囲揺動可能
として支持されている。
【0035】横アーム31の中央には、支持部31Aが
後方側に突設されており、この支持部31Aの下面に第
三軸としての保持機構軸32が固定され、この保持機構
軸32が揺動アーム20の先端に鉛直に固定されたベア
リングハウジング33にベアリング34を介して回転自
在に保持されている。
【0036】保持機構軸32の下端には、減速器35が
接続されると共に、その減速器35の入力軸と、ベアリ
ングハウジング33と隣接して揺動アーム20に鉛直に
設けられた第三軸モーター36の出力軸とが、タイミン
グベルト37によって連結されている。つまり、保持機
構軸32(即ち保持機構30)は第三軸モーター36に
よって回転駆動されるようになっているものである。
【0037】第三軸モーター36は、図示しない制御装
置によって駆動制御されるようになっており、従って、
保持機構30は制御装置によって揺動駆動制御されるよ
うになっているものである。
【0038】保持ガイド32は、肉薄で建築物2のガイ
ド溝5と等しい断面形状であって、外壁作業機40の嵌
合移動部材41の全体を収容することができる長さに設
定され、その下端には、図示しない連結部材がスライド
可能に設けられている。
【0039】また、両保持ガイド32の先端には、図示
しないが、建築物2の外壁面2Bの位置を検知する前後
位置検知センサと、ガイド溝5を検知する左右位置検知
センサが設けられている。
【0040】外壁作業機40を吊り下げるワイヤロープ
4は、旋回体12の内部に設けられた巻取り装置13か
ら、揺動アーム20の内部及び保持機構30の横アーム
31の内部を通って配索され、横アーム31の両端から
それぞれ垂下されて外壁作業機40の左右両端に結合さ
れて外壁作業機を支持しているが、次に、このワイヤー
ロープ4の配索構造を説明する。尚、本構成例は、外壁
作業機40の左右それぞれの端部に一本のワイヤーロー
プ(4L,4R)が結合され、従って、外壁作業機40
は二本のワイヤーロープによって吊り下げ支持されてい
るものであるが、外壁作業機40の左右端部それぞれに
前後二本のワイヤーロープが結合されて合計四本のワイ
ヤーロープによって吊り下げ支持された構成であっても
良く、その場合には、後述する各配索プーリーをそれぞ
れ二条の索条のものとすればよいものである。
【0041】巻取り装置13からの左右のワイヤーロー
プ4L,4Rは、前方側水平位置にその回転軸を左右方
向水平として設けられた第一プーリー16(16L,1
6R)と、その前方上部にその回転軸を左右方向水平と
して設けられた第二プーリー17L,17Rを介して揺
動アーム20と対応する高さとされ、概念平面図である
図8に示すように揺動アーム20の揺動にかかわらずそ
の配索経路長を不変とする調長プーリー機構80を介し
て揺動アーム20内を通って、保持機構30の枢支部
(第三軸部位)に設けられた分岐プーリー機構90を介
して左右に分岐してそれぞれが横アーム31の端部に至
り、横アーム31の端部にその回転軸を前後方向水平と
して設けられた吊り下げプーリー38L,38Rを介し
て垂下配索されている。
【0042】第一プーリー16は、左右のワイヤーロー
プ4L,4Rが掛けられるものが同軸で隣接配置され、
第二プーリー17L,17Rは、左右に配索されるワイ
ヤーロープ4L,4Rが掛けられるものが干渉しないよ
うに前後上下に所定量ずらされ、左右方向をそれぞれ揺
動アーム20の中心に一致させて配設されている。これ
により、左右のワイヤーロープ4L,4Rは揺動アーム
20の内部を上下に所定間隔で配索されるようになって
いる。
【0043】調長プーリー機構80は、拡大概念平面図
である図9に示すように、揺動アーム20の揺動中心で
ある第二軸の巻取り装置13側である旋回体12に配設
された固定プーリー対81と、第二軸より保持機構30
側の揺動アーム20に設けられた可動プーリー対82
と、により構成されている。尚、前述のごとく左右のワ
イヤーロープ4L,4Rは上下に所定間隔で重合して配
索されており、各プーリー対81,82は左右のワイヤ
ーロープ4L,4R用にそれぞれ設けられて、全く同様
のものが上下二重に設けられているものである。
【0044】固定プーリー対81は、所定径の二個の固
定プーリー81A,81Bが、第二軸より所定量巻取り
装置13側の位置に、ワイヤーロープ配索経路を挟んで
左右対称にそれぞれ鉛直軸で回転自在に配設されて成
り、旋回体12に設けられているために当該固定プーリ
ー対81より巻取り装置13側のワイヤーロープ配索経
路を揺動アーム20の揺動に係わりなく一定に維持する
ようになっている。
【0045】可動プーリー対82は、固定プーリー81
と同径の二個の可動プーリー82A,82Bが、揺動ア
ーム20の第二軸より所定量保持機構30側に偏心した
位置に、ワイヤーロープ配索経路を挟んで左右対称にそ
れぞれ鉛直軸で回転自在に配設されて成り、揺動アーム
20に設けられているために揺動アーム20の揺動に伴
って第二軸を中心とする円周上を移動し、当該可動プー
リー対82より保持機構30側のワイヤーロープ配索経
路を揺動アーム20の中心に維持するようになってい
る。
【0046】この構成では、揺動アーム20が揺動して
いない状態(旋回体12に対して真っ直ぐな図2に示す
状態)では、図9に示すように、ワイヤーロープ4は固
定プーリー対81及び可動プーリー対82の何れのプー
リーにも掛かることなく(巻き付くことなく)両プーリ
ー対81,82の間を通って配索され、この状態から揺
動アーム20が例えば図10に示すように角度:θ揺動
すると、ワイヤーロープ4はその揺動側(狭角となる
側)のプーリー81B,82Bに掛かる(巻き付く)こ
ととなる。この揺動アーム20の揺動によるワイヤーロ
ープ4の各プーリー81B,82Bへの掛かり角:α
1,α2は、揺動アーム20の揺動角度:θに比例す
る。
【0047】固定プーリー対81と可動プーリー対82
の間のワイヤーロープ4の長さ:Lは、揺動アーム20
が揺動していない状態では固定プーリー対81と可動プ
ーリー対82の距離に等しく、即ち、第二軸と固定プー
リー対81の距離:lと第二軸と可動プーリー対82の
距離:sの和となる。一方、揺動アーム20が揺動する
と、固定プーリー対81の固定側プーリー81Bと可動
プーリー対82の可動側プーリー82Bの中心の直線距
離:L1と各プーリーへの巻き付き長さ:L81,L8
2の和となる。
【0048】ここで、前述の如く、揺動アーム20の揺
動によるワイヤーロープ4の各プーリー81B,82B
への掛かり角:α1,α2は、揺動アーム20の揺動角
度:θに比例する(相関関係を有する)ものであるた
め、両プーリー対81,82の径及びそれぞれの配設位
置関係(固定プーリー対81の第二軸に対する距離:
l,可動プーリー対82の第二軸に対する偏心量:s)
を適宜選定することにより、任意の相関関係となるよう
に設定することが可能であり、この両プーリー対81,
82の径及びそれぞれの配設位置関係(固定プーリー対
81の第二軸に対する距離:l,可動プーリー対82の
第二軸に対する偏心量:s)は、揺動アーム20の揺動
角度:θの変化にかかわらず固定プーリー対81と可動
プーリー対82の間のワイヤーロープ4の配索長が一定
又は略一定となるように設定されている。
【0049】上記構成の調長プーリー機構80では、揺
動アーム20の揺動にかかわらず固定プーリー対81と
可動プーリー対82の間のワイヤーロープ4の配索長は
常に一定(又は略一定)であるため、揺動アーム20の
揺動によってワイヤーロープ4が引っ張られたり弛んだ
りすることがなく、従って、吊り下げた外壁作業機40
が揺動アーム20の揺動によって昇降してしまったり、
揺動アーム20の揺動駆動装置(第二軸モーター22)
に過大な負荷が作用することがないものである。また、
当該調長プーリー機構80より外壁作業機40側の左右
のワイヤーロープ4L,4Rが不等長となって外壁作業
機40が傾くことも無いものである。
【0050】分岐プーリー機構90は、保持機構30の
揺動支点である第三軸を挟んで対称となる揺動アーム2
0側及び横アーム31側の位置に、それぞれ同径の調長
プーリー91,92が鉛直な回転軸で回転可能に設けら
れて構成されており、ワイヤーロープ4は揺動アーム2
0側の調長プーリー91の一方の側から横アーム31側
の調長プーリー92の他方の側に斜めに掛けられて、横
アーム31の先端の吊り下げプーリー38L,38Rに
配索される。左右のワイヤーロープ4L,4Rは、対称
に配索され、従って、平面図(図2,図8)では左右の
ワイヤーロープ4L,4Rが第三軸の真上で交差する。
【0051】本構成の分岐プーリー機構90では、横ア
ーム31の揺動(保持機構30の揺動)に伴って横アー
ム側調長プーリー92が第三軸を中心とする円周上を移
動し、揺動アーム側調長プーリー91と横アーム側調長
プーリー92の距離及び各調長プーリー91,92への
ワイヤーロープ4の掛かり量が変化するが、揺動アーム
側調長プーリー91と横アーム側調長プーリー92の掛
かり量の和は左右のワイヤーロープ4L,4Rで等し
く、従って、保持機構30が揺動してもその揺動に起因
する左右のワイヤーロープ4L,4Rの長さの変化は等
しいものとなる。従って、当該分岐プーリー機構90よ
り外壁作業機40側の左右のワイヤーロープ4L,4R
が不等長となって外壁作業機40が傾くことがないもの
である。
【0052】上記構成の吊り下げ支持装置1は、その保
持機構30で外壁作業機40を保持すると共に、走行部
10のレール3上の移動し、更に、第一軸を中心とした
旋回部12の旋回と、第二軸を中心とした揺動アーム2
0の揺動とにより、その支持した外壁作業機40を図1
1に示すように揺動アーム20の届く範囲内において水
平方向任意の位置に移動させ、保持機構30の第三軸を
中心とした揺動によって外壁作業機40の水平面内での
角度を任意に変化させることができる。このように、保
持機構30を揺動アーム20の届く範囲内において任意
の位置に移動させることができることにより、レール3
が建築物2の外壁面2Bに沿って敷設されていなかった
り障害物等がある場合にも用いることができ、適用範囲
が広がるものである。
【0053】吊り下げ装置1の各駆動機構部である、旋
回体12の旋回駆動機構(第一軸モーター14),揺動
アーム20の揺動駆動機構(第二軸モーター22)及び
保持機構20の揺動駆動機構(第三軸モーター36)
は、前述のごとく制御装置によって制御駆動され、ま
た、走行部10に設けられた巻取り装置13によるワイ
ヤーロープ4の巻取り・繰り出しによる外壁作業機40
の昇降も制御装置によって駆動制御される。
【0054】制御装置は、下記のごとく、予め定められ
たプログラムに基づいて各駆動部を制御駆動し、外壁作
業機40の嵌合移動部材41を建築物2の外壁面2Bの
ガイド溝5に嵌合させると共に、外壁作業機40をガイ
ド溝5に沿って昇降させ、外壁作業機40によって外壁
面2Bに対する作業を行う。
【0055】即ち、待機場所に外壁作業機40を保持し
て格納された吊り下げ支持装置1を、走行部10の駆動
機構を駆動してレール3に沿って移動させ、定められた
位置に停止させる。この吊り下げ支持装置1の所定位置
での停止は、建築物2又は吊り下げ支持装置1の何れか
に設けられた被検知部材を、吊り下げ支持装置1又は建
築物2に配設された検知手段で検知することによって行
われる。
【0056】次に、第一軸を中心とする旋回体12の旋
回と第二軸を中心とする揺動アーム20の揺動によって
保持機構30を前後左右に移動させると共に、保持機構
30を第三軸を中心として揺動させて、その保持ガイド
32を建築物2の任意のガイド溝5に一致させて位置さ
せる。この保持機構30の位置決めは、前後位置検知セ
ンサ及び左右位置検知センサによる外壁面2B及びガイ
ド溝5の検知情報に基づいて行われる。
【0057】その保持ガイド32とガイド溝5とが一致
した状態で、巻取り装置13を繰り出し駆動して外壁作
業機40を下降させる。この時、外壁作業機40の下降
に伴って、図示しない連結部材が保持ガイド32の下端
から突出し、嵌合移動部材41の移動に先だって保持ガ
イド32とガイド溝5とが連結部材を介して連結され、
継続される外壁作業機40の下降によって当該外壁作業
機40が建築物2の外壁面2Bと対応する位置に至る
と、外壁作業機40による外壁面2Bに対する作業を開
始し、下降しつつ作業を行う。
【0058】外壁作業機40が建築物2の下端に到達す
ると、外壁作業機40による作業及び下降を停止させ、
外壁作業機40を上昇させて保持機構30に保持させ、
旋回体12の旋回と揺動アーム20及び保持機構30の
揺動によって保持機構30を次の清掃作業域に移動させ
て上記位置決め動作以降の手順を繰り返して作業を行
う。揺動アーム20の届く範囲の清掃作業が終了した後
には、走行部11の駆動によって全体を移動させて位置
決め動作以降の手順を繰り返すものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る建築
物の外壁作業機の吊り下げ支持装置によれば、建築物の
上面を走行可能な走行ベース上に台車本体が鉛直な第一
軸で旋回可能に設けられて成る吊り下げ装置本体に、揺
動アーム部材が鉛直な第二軸で枢支されると共に、該揺
動アーム部材の先端に外壁作業機を保持する保持機構が
鉛直な第三軸を中心として揺動可能に設けられて構成さ
れていることにより、保持機構を前後左右に高い自由度
で且つ広範囲に移動させることができ、離れたガイド溝
へ保持機構を位置させることが可能であって台車本体の
位置が障害物等によって規制される場合にも用いること
ができる共に、保持機構を微妙に移動させてガイド溝に
対して高い精度で位置決めすることが可能となるもので
ある。
【0060】また、台車本体は相対回転自在な内輪と外
輪とを備えた軸受部材を介して走行ベースに支持され、
外輪又は内輪がその外周又は内輪の内周に歯が形成され
て歯車とされると共に、該歯車に回転駆動手段によって
回転駆動される駆動歯車が噛合し、台車本体は回転駆動
手段によって回転駆動されるように構成されており、駆
動歯車は、その軸方向に二分割され、その一方が回転駆
動手段の回転軸に相対回転不能に固定されると共に、他
方が相対回転付勢手段によって所定の力で相対回転付勢
され、該相対回転付勢によって全体として歯厚が広がっ
て軸受部材の歯車への噛合のバックラッシを無くすよう
に構成されていることにより、回転駆動手段の駆動によ
る台車本体の旋回駆動を高精度に行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外壁作業機の吊り下げ支持装置の
外壁作業機を保持した状態の外観を示す斜視図である。
【図2】吊り下げ支持装置の平面図である。
【図3】吊り下げ支持装置の右側面図である。
【図4】走行ベースに対する旋回体の回転構造を示す拡
大断面図である。
【図5】第一軸の旋回駆動機構を示す拡大断面図であ
る。
【図6】図5のA矢視図である。
【図7】旋回アームの断面図である。
【図8】旋回アーム部位のワイヤーロープ配索状態の概
念平面図である。
【図9】調長プーリー機構の概念平面図である。
【図10】図9から作用した状態を示す調長プーリー機
構の概念平面図である。
【図11】吊り下げ支持装置の作用を示す平面図であ
る。
【図12】従来例としての吊り下げ支持装置の概念図で
ある。
【図13】図12の吊り下げ支持装置が外壁作業機保持
した状態を示す概念図である。
【符号の説明】
1 吊り下げ支持装置 2 建築物 2A 上面 2B 外壁面 4 ワイヤーロープ(ロープ部材) 5 ガイド溝 10 走行部(吊り下げ装置本体) 11 走行ベース 12 台車本体(旋回体) 13 巻取り装置 14 第一軸モーター(回転駆動手段) 20 揺動アーム(揺動アーム部材) 30 保持機構 32 保持ガイド(保持ガイド部材) 40 外壁作業機 50 旋回支持ボールベアリング(軸受部材) 51 外輪 51A 外周ギア(歯車) 52 内輪 62 固定ギア(駆動歯車) 63 可動ギア(駆動歯車) 66 サラバネ(相対回転付勢手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の上面に移動可能に設けられ、前
    記建築物の外壁面に鉛直に形成された一対のガイド溝に
    それぞれ嵌合する嵌合移動部材を備えた外壁作業機を、
    ロープ部材を介して吊り下げ、前記ロープ部材の巻取り
    ・繰り出しによって前記外壁作業機を前記ガイド溝に沿
    って昇降させる吊り下げ支持装置であって、 前記建築物の上面を走行可能な走行ベース上に前記ロー
    プ部材の巻取り装置を備えた台車本体が鉛直な第一軸で
    旋回可能に設けられて成る吊り下げ装置本体に、揺動ア
    ーム部材が鉛直な第二軸で枢支され、該揺動アーム部材
    の先端に、前記嵌合移動部材を収容可能な一対の保持ガ
    イド部材が前記ガイド溝と対応する間隔で支持されて成
    る保持機構が鉛直な第三軸を中心として揺動可能に設け
    られて構成されていることを特徴とする建築物の外壁作
    業機の吊り下げ支持装置。
  2. 【請求項2】 上記台車本体は相対回転自在な内輪と外
    輪とを備えた軸受部材を介して上記走行ベースに支持さ
    れ、前記外輪又は内輪がその外周又は内輪の内周に歯が
    形成されて歯車とされると共に、該歯車に回転駆動手段
    によって回転駆動される駆動歯車が噛合し、前記台車本
    体は前記回転駆動手段によって回転駆動されるように構
    成されており、 前記駆動歯車は、その軸方向に二分割され、その一方が
    前記回転駆動手段の回転軸に相対回転不能に固定される
    と共に、他方が相対回転付勢手段によって所定の力で相
    対回転付勢され、該相対回転付勢によって全体として歯
    厚が広がって前記軸受部材の歯車への噛合のバックラッ
    シを無くすように構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置。
  3. 【請求項3】 上記走行ベースに歯車とされた上記軸受
    部材の外輪が固定されると共に、上記台車本体に上記軸
    受部材の内輪が固定され、前記台車本体に上記回転駆動
    手段が設けられて構成されていることを特徴とする請求
    項2に記載の建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置。
JP8094869A 1996-03-25 1996-03-25 建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置 Pending JPH09256626A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8094869A JPH09256626A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置
US08/820,261 US5845739A (en) 1996-03-25 1997-03-18 Suspension support device for an outer wall working machine
CA002200401A CA2200401A1 (en) 1996-03-25 1997-03-19 Suspension support device for an outer wall working machine
EP97104752A EP0798428A1 (en) 1996-03-25 1997-03-20 Suspension support device for an outer wall working machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8094869A JPH09256626A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09256626A true JPH09256626A (ja) 1997-09-30

Family

ID=14122066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8094869A Pending JPH09256626A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5845739A (ja)
EP (1) EP0798428A1 (ja)
JP (1) JPH09256626A (ja)
CA (1) CA2200401A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110876577A (zh) * 2019-11-28 2020-03-13 台州风达机器人科技有限公司 一种左右移动式的擦窗机器人
JP2021088232A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 国立大学法人東北大学 無人検査システム

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7165650B2 (en) * 2002-07-26 2007-01-23 Korchagin Pavel V High-rise, fire-fighting, rescue and construction equipment
US20040026171A1 (en) * 2002-08-09 2004-02-12 Hsing-San Chang Multifunctional highrise escaping device capable of moving up and down, left and right, forward and reward
US7597175B2 (en) * 2004-03-24 2009-10-06 Waymon Burton Reed Reed's high-rise emergency rescue egress system
US7523517B2 (en) * 2005-07-07 2009-04-28 Northrop Grumman Corporation Window cleaning machine
KR100838760B1 (ko) * 2007-06-12 2008-06-17 한용섭 건물의 화재피난장치
US8141681B2 (en) 2008-04-07 2012-03-27 Safeworks, Llc Tower climbing assist device
ES2625544T3 (es) * 2012-01-26 2017-07-19 Hanmi It Co., Ltd. Escáner, aparato de exploración y método de exploración para un estante
CN104847100B (zh) * 2015-05-22 2017-05-10 中国葛洲坝集团三峡建设工程有限公司 旋转式吊篮装置
JP6189512B1 (ja) * 2016-10-17 2017-08-30 日本ビソー株式会社 ゴンドラ装置を備える作業用車両
CN106499166B (zh) * 2016-12-26 2018-10-19 成都群星工程建设监理咨询有限公司 一种建筑施工用桁架
JP6261800B1 (ja) * 2017-07-12 2018-01-17 日本ビソー株式会社 作業用ゴンドラ装置およびこれを備えた作業用車両
US10220921B1 (en) 2017-10-26 2019-03-05 Miller Towing Equipment, Inc. Pipe-laying vehicle with rotator platform leveling system
US10533327B2 (en) * 2017-10-27 2020-01-14 Aerial Arts, Inc. Rigging lift and method of use
CN107902538A (zh) * 2017-12-26 2018-04-13 新乡市恒星科技有限责任公司 润滑脂大桶专用吊夹
GB2572014B (en) * 2018-03-16 2020-12-02 Ischebeck Titan Ltd Climbing screen support
CN108597851B (zh) * 2018-03-29 2023-10-20 北华大学 一种可调变压器绕线模
CN109707146A (zh) * 2018-12-29 2019-05-03 中国二十冶集团有限公司 简易悬挑式滑动脚手架施工方法
CN110037608A (zh) * 2019-05-24 2019-07-23 北京史河科技有限公司 作业装置
CN112282378B (zh) * 2020-10-20 2022-01-18 深圳市华与建设集团有限公司 一种建筑施工钢筋定位结构

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE507856A (ja) * 1951-07-21
US3373627A (en) * 1966-01-27 1968-03-19 Bendix Corp Adjustable synchronization gears for serpentine slitting machine
DE1806272A1 (de) * 1968-10-31 1970-05-06 Emil Domes Arbeitsbuehnen an Hochbauten
US3715774A (en) * 1971-01-20 1973-02-13 R Fannon Automatic window washer
DE2813456A1 (de) * 1978-03-29 1979-10-11 Jumpertz Wolfgang Einrichtung zur verhinderung des zahnspieles
DE2844857C2 (de) * 1978-10-14 1982-12-30 Gebr. Wahlefeld, 4150 Krefeld Fassadenaufzug
JPS5881263A (ja) * 1981-10-30 1983-05-16 ゼロツクス・コ−ポレ−シヨン 対向ばね式バツクラツシ防止分割歯車
DE3213332C2 (de) * 1982-04-06 1986-03-13 O & K Orenstein & Koppel Ag, 1000 Berlin Verfahren zur Horizontalsteuerung des Lastanlenkpunktes eines Gelenkkranes mit senkrechten Drehachsen
DE9204034U1 (de) * 1992-03-23 1992-05-14 Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf Fassadenaufzug mit Drehkopf
JPH0778348B2 (ja) * 1992-06-16 1995-08-23 日本ビソー株式会社 作業ケージ用吊下げ装置
DE4412681C2 (de) * 1994-04-13 1997-10-09 Konrad Schindehuette Vorrichtung zum Manipulieren von Bausteinen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110876577A (zh) * 2019-11-28 2020-03-13 台州风达机器人科技有限公司 一种左右移动式的擦窗机器人
JP2021088232A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 国立大学法人東北大学 無人検査システム

Also Published As

Publication number Publication date
CA2200401A1 (en) 1997-09-25
US5845739A (en) 1998-12-08
EP0798428A1 (en) 1997-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09256626A (ja) 建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置
JP3897787B2 (ja) 吊り下げ作業用の横行移動装置
JPH09256625A (ja) 建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置
JPH09256627A (ja) 揺動アーム機構におけるロープ部材の配索経路長調整機構及びそれを用いた建築物の外壁作業機の吊り下げ支持装置
JPH0778348B2 (ja) 作業ケージ用吊下げ装置
JP2022034790A (ja) つり具
JP3732591B2 (ja) 作業ケージ用トロリー
JP2006122287A (ja) 建築物の外壁面清掃装置
JP2572287B2 (ja) ボーディングブリッジ
JP3709875B2 (ja) エレベータ駆動装置の固定構造
JPH08294833A (ja) 操作盤支持装置
JPH09156872A (ja) コンテナ吊具のケーブル自動巻取装置
JPH0741257A (ja) 無人車両
JP3036743B1 (ja) 線材巻きncトラバ―サ―
KR200310815Y1 (ko) 크레인후크흔들림각도측정장치
JPS6335834A (ja) 紡機における自動機の姿勢制御装置
JP2528840Y2 (ja) 荷重取扱装置
JPS6335837A (ja) 紡機における自動機の姿勢制御方法
JPH0753181A (ja) クレーンにおける吊具の振れ角検出装置
JPH0713629U (ja) 門形洗車機
JP2000351527A (ja) ロープ整列巻き装置
JPS6335835A (ja) 紡機における自動機の走行方法
JP2562215Y2 (ja) 門型洗車機
JPH0585685A (ja) ルーフカーの補助ガイドレールの位置決め装置
JPH01322024A (ja) ニューマチックケーソン用土砂掘削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050112