JPH04112793U - ロボツト装置 - Google Patents
ロボツト装置Info
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- JPH04112793U JPH04112793U JP1629891U JP1629891U JPH04112793U JP H04112793 U JPH04112793 U JP H04112793U JP 1629891 U JP1629891 U JP 1629891U JP 1629891 U JP1629891 U JP 1629891U JP H04112793 U JPH04112793 U JP H04112793U
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- JP
- Japan
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- electrical wiring
- joint
- link
- arm
- links
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- Pending
Links
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000007665 sagging Methods 0.000 abstract description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アームの関節の回動時におけるリンクの動き
の自由を保ち、且つリンクの各々に亙る電気配線がたる
んで見苦しくなったり、障害物に引っ掛かるなどの不都
合がないロボット装置を提供する。 【構成】 この考案では、電気配線18のたるみを調節
する調節機構として、固定ガイド24,25、長孔2
6,27、可動ガイド28,29を設けている。アーム
の関節が回動して電気配線18に余った部分が生じる
と、その余った部分は可動ガイド28,29の動きによ
り調節機構の設けられた部分に折りたたむようにして収
納される。従って、電気配線18のうち余った部分がた
るんで垂れ下がり、障害物に引っ掛かったりする不都合
がなく、外観もすっきりと美しいものとなる。
の自由を保ち、且つリンクの各々に亙る電気配線がたる
んで見苦しくなったり、障害物に引っ掛かるなどの不都
合がないロボット装置を提供する。 【構成】 この考案では、電気配線18のたるみを調節
する調節機構として、固定ガイド24,25、長孔2
6,27、可動ガイド28,29を設けている。アーム
の関節が回動して電気配線18に余った部分が生じる
と、その余った部分は可動ガイド28,29の動きによ
り調節機構の設けられた部分に折りたたむようにして収
納される。従って、電気配線18のうち余った部分がた
るんで垂れ下がり、障害物に引っ掛かったりする不都合
がなく、外観もすっきりと美しいものとなる。
Description
【0001】
本考案は、回動可能な関節を有するロボット装置に関する。
【0002】
特開平2−208795号公報に示されている移動作業車は、モータにより駆動され
る移動機構と、多関節ロボットよりなる作業装置とを備え、移動経路上を移動し
てそこに置かれた作業対象物に対して、つかむ、動かす等の作業を加える。
【0003】
ところで、このようなロボットのアームは、複数のリンクを回動自在に結合し
た関節を有し、且つそのリンクの各々に亙る電気配線を設けている。この電気配
線は、アームの先端側の関節を動かすモータの電源供給や、アームの先端側に設
けたセンサ等からの情報伝達などに利用される。前記公報には図示されていない
が、通常は図5に示すように、アーム1のリンク2,2に対して電気配線3はた
るんだ状態となっている。これは、各関節4,4の回動時におけるリンク2,2
の動きに自由度を与えるためである。しかしながらかかる構成では、たるんだ電
気配線3が垂れ下がるなどして外観が見苦しくなるばかりか、アーム1の運動時
にその近傍にある障害物にたるんだ電気配線3が引っ掛かるなどの不都合が発生
する。
【0004】
本考案は、アームの関節の回動時におけるリンクの動きの自由を保ち、且つリ
ンクの各々に亙る電気配線がたるんで見苦しくなったり、障害物に引っ掛かるな
どの不都合がないロボット装置を提供するものである。
【0005】
本考案では上記課題を解決するために、関節部分にリンクの回動位置に応じて
電気配線のたるみを調節する調節機構を設けている。
【0006】
アームの関節が回動すると、その関節におけるリンクの回動位置に応じて調節
機構が電気配線のたるみを調節する。
【0007】
図4は本考案を実施した移動作業車を示す。11は移動作業車の本体、12は
本体11の上部に設けられた作業装置としての多関節ロボット、13は本体11
に内蔵されたモータにより駆動される移動機構としての駆動輪である。多関節ロ
ボット12は、一端を本体11に固定したアーム14と、アーム14の先端に取
り付けたハンド15とからなっている。
【0008】
アーム14は、複数のリンク16a,16b…を回動自在に結合した関節17
a,17b…を有し、複数のリンク16a,16b…の各々に亙る電気配線18
を設けている。この電気配線18は、図1中に示すように、複数の被覆電線を平
行に一直線状に並べて構成したフラットケーブルよりなっている。この電気配線
18は、本体11に内蔵された電源を多関節ロボット12の各部に供給するとと
もに、その各部に設けられたセンサ等からの情報を本体11内に設けられた制御
装置に伝達する。
【0009】
図1はアーム14の基部の関節17aの斜視図、図2及び図3はその断面図で
ある。リンク16a,16bは中空形状に構成されている。21はリンク16a
の先端部に相対向するように形成された一対の端板であって、リンク16bは、
リンク16aの端板21間においてその端板21と垂直な回動軸上に、その端部
を回動自在に軸支されている。22は端板21の側方に取り付けられたエンコー
ダ付きのサーボモータ、23はリンク16bの回動軸と同軸に設けられた減速機
であって、このサーボモータ22、減速機23によって、リンク16bのリンク
16aに対する回動角度を変化させる駆動が行われる。
【0010】
24,25はリンク16bの回動軸近傍においてその周囲2ケ所に固定して設
けられた固定ガイド、26,27はリンク16aの端板21に設けた長孔、28
,29は夫々長孔26,27内にその長孔26,27にそって移動可能に設けら
れた可動ガイドである。尚、長孔26,27は端板21の端縁に沿って設けられ
、且つ長孔27はその基部側が内側に向けて円弧状にカーブするように形成され
ている。また、固定ガイド24,25、可動ガイド28,29には電気配線18
のフラットケーブルを円滑に案内するため、その表面に回転体30が回転自在に
装着されている。さらに、可動ガイド28は固定ガイド26に、可動ガイド29
は可動ガイド28に、それぞれガイドリンク31,32により結合されている。
33はリンク16bに形成された開口で、電気配線18のフラットケーブルをリ
ンク16b内に導くためのものである。電気配線18は、各関節17a,17b
…部分を除き、中空形状の各リンク16a,16b…内部に挿通されており、関
節17a部分においては、固定ガイド24,25、可動ガイド28,29に引っ
掛けて図示のように案内されている。尚、サーボモータ22への電源供給や、そ
のエンコーダから本体11内の制御装置への情報伝達は、図2及び図3に示すよ
うに、リンク16bの内部で接続線18bを介して電気配線18に接続して行っ
ている。接続線18bの長さは、電気配線18の動きを考慮して若干の余裕を持
たせたものとなっている。
【0011】
尚、他の関節17b,17c…の構造もほぼ同様のものとなっている。
【0012】
而して、この関節17aがほぼ90度折れ曲がった状態では、図1及び図2に
示すように、可動ガイド28は長孔26の先端側に、可動ガイド29は長孔27
の基部側に、夫々位置している。
【0013】
そして、リンク16bを動かしてこの関節17aの折れ曲がり角度をほぼ45
度にすると、図3に示すように、そのリンク16bの回動にともなってガイドリ
ンク31,32により結合された可動ガイド28,29も移動し、可動ガイド2
8は長孔26の先端側に、可動ガイド29は長孔27の基部側に、夫々位置する
ことになる。この実施例では、電気配線18が関節17aの折れ曲がり方向外側
を通っているので、このように関節17aの折れ曲がり角度をほぼ90度の状態
からほぼ45度の状態にすると、電気配線18の長さが余り、電気配線18にた
るみが生じるところである。しかるに本考案実施例においては、電気配線18の
余った部分は可動ガイド28,29の動きにより折りたたむようにして収納され
る。従って、電気配線18のうち余った部分がたるんで垂れ下がり、障害物に引
っ掛かったりする不都合がない。また、電気配線18のたるみがないので外観も
すっきりと美しいものとなる。尚、以上の構成においては、固定ガイド24,2
5、長孔26,27、可動ガイド28,29が、電気配線18のたるみを調節す
る調節機構に相当するが、調節機構としては以上の実施例に限らず様々な構成を
とることができる。例えば、関節17aにおいて、リンク16bの側に長孔や可
動ガイドを設ける構成でもよく、またあるいは以上の実施例とは全く違った構造
の調節機構であってもよく、要するに電気配線の弛みを適当に調節する機構であ
ればよい。
【0014】
以上のようにこの考案では、関節部分にリンクの回動位置に応じて電気配線の
たるみを調節する調節機構を設け、アームの関節が回動したときにはそのリンク
の回動位置に応じて電気配線のたるみを調節ように構成しているので、アームの
関節の回動時におけるリンクの動きの自由を保ち、且つリンクの各々に亙る電気
配線がたるんで見苦しくなったり、障害物に引っ掛かるなどの不都合がない。
【図1】本考案の実施例の関節部分を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】関節をほぼ90度曲げた状態の断面図である。
【図3】関節をほぼ45度曲げた状態の断面図である。
【図4】本考案の実施例を示す外観斜視図である。
【図5】従来例を示す外観斜視図である。
11 本体
12 多関節ロボット
24 固定ガイド
25 固定ガイド
26 長孔
27 長孔
28 可動ガイド
29 可動ガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のリンクを回動自在に結合した関節
を有し、前記リンクの各々に亙る電気配線を設けたロボ
ット装置において、前記関節部分に前記リンクの回動位
置に応じて前記電気配線のたるみを調節する調節機構を
設けたことを特徴とするロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1629891U JPH04112793U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ロボツト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1629891U JPH04112793U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ロボツト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112793U true JPH04112793U (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=31903328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1629891U Pending JPH04112793U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ロボツト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04112793U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7854413B2 (en) | 2006-08-14 | 2010-12-21 | Yazaki Corporation | Installing structure of wire harness |
JP2011062016A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Yazaki Corp | アーム給電構造 |
JP2016078146A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | ファナック株式会社 | 線条体の長さの余裕を最適化できる関節構造、及び該関節構造を備えた産業用ロボット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60199206A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-08 | Omron Tateisi Electronics Co | 直流増幅回路 |
JPH02237793A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-20 | Kobe Steel Ltd | 産業用ロボット |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP1629891U patent/JPH04112793U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60199206A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-08 | Omron Tateisi Electronics Co | 直流増幅回路 |
JPH02237793A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-20 | Kobe Steel Ltd | 産業用ロボット |
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JP4733592B2 (ja) * | 2006-08-14 | 2011-07-27 | 矢崎総業株式会社 | リンクへのワイヤハーネスの配索構造 |
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US9597808B2 (en) | 2014-10-14 | 2017-03-21 | Fanuc Corporation | Joint structure capable of optimizing margin of length of umbilical member, and industrial robot having the joint structure |
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