JPH032379Y2 - - Google Patents

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JPH032379Y2
JPH032379Y2 JP12919384U JP12919384U JPH032379Y2 JP H032379 Y2 JPH032379 Y2 JP H032379Y2 JP 12919384 U JP12919384 U JP 12919384U JP 12919384 U JP12919384 U JP 12919384U JP H032379 Y2 JPH032379 Y2 JP H032379Y2
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JP
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drive
cutting torch
torch
cutting
electric motor
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JP12919384U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、溶断を行ないながら被切断材上を自
動的に移動する半自動ガス切断機に関し、特に、
工場内や工事現場等で簡易にセツトして使用でき
る簡易型の半自動ガス切断機に関する。
《従来技術》 従来、この種の簡易型の半自動ガス切断機とし
て、例えば、特公昭54−2168号に開示されたもの
が知られている。この特公昭54−2168号のもの
は、切断火口を着脱し得る切断トーチの器頭側方
に駆動車輪を配置し、トーチ本体内に電動機を配
置し、電動機の回転を伝動軸及び一対の歯車を介
して駆動車輪に伝達する構成となつている。
《考案が解決しようとする問題点》 この種のガス切断機では、火口部で高熱を発す
ることから、その熱による熱影響が電動機に現わ
れるのを防ぐ必要があり、特公昭54−2168号のも
のでは、切断トーチの握り部と器頭とを連結する
支柱に減速機付電動機を取付けることにより、電
動機を熱源から遠く離して配置し、電動機の回転
を伝動軸の先端に固定した第一ベベルギヤに伝達
し、器頭の外周に第一ベベルギヤと噛合う第二ベ
ベルギヤを配置し、駆動車輪の周面を第二ベベル
ギヤに接触させて車輪を駆動するように構成して
いる。このため、特公昭54−2168号のものでは、
トーチに走行駆動機構が一体に組込まれた構造と
なつており、切断トーチのみを走行機構から取外
して、通常の手持ちによる切断作業を行なうこと
ができず、専用機器になるという問題がある。
また、この従来例のものでは、駆動輪を第二ベ
ベルギヤ(従動歯車)の下側面に接当させて摩擦
による動力伝達を行なうことから、その接当面が
摩耗すると動力の伝達が十分に行なえず、走行精
度が低下し、半自動ガス切断器として十分に機能
しなくなる。
《問題点を解決するための手段》 本考案は、上述の問題点を解消して、通常の手
持ち切断作業と走行機構を用いた半自動切断作業
とを容易に切換えて使用できる簡易型の半自動ガ
ス切断機を提供するために、駆動輪を枢支してな
る駆動ケースに電動機を支持させ、この電動機の
出力軸と駆動輪の入力軸とを一対の平歯車で連動
連結することにより走行ユニツトを形成し、走行
ユニツトに切断トーチのホルダーを形成し、この
ホルダーに切断トーチの器頭部を着脱可能に取付
けるようにし、駆動ケースの少なくとも駆動輪配
置側の側面を弾熱材で覆うとともに、駆動輪を入
力軸に断熱材を介して固定するようにしたことを
特徴とする。
《実施例》 図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部拡
大図、第2図は簡易型半自動ガス切断機の縦断正
面図、第3図は要部の分解斜視図である。
この半自動ガス切断機は、器頭部1に火口ノズ
ル2を着脱可能に装着した切断トーチ3と、走行
ユニツト4とからなつている。
走行ユニツト4は、駆動輪5を枢支する駆動ケ
ース6、駆動ケース6に支持させた減速機付き直
流モータ7、直流モータ7を覆うカバー8、直流
モータ7の出力軸9の先端に固定した駆動用歯車
10、駆動輪5の入力軸11の一端部に固定した
従動用歯車12、駆動ケース6を挟む状態で駆動
輪5に対応させて配置した遊動輪13からなり、
駆動ケース6から駆動輪5側に連出したブラケツ
ト14の先端部に切断トーチ3のホルダー15を
相対姿勢変更可能に取付けてある。
この走行ユニツト4は駆動ケース6の駆動輪側
の側面にはステンレス板16が断熱材17を介し
て固定してあり、また、駆動輪5を入力軸11に
断熱材18を介して固定することにより、駆動ケ
ース6に固定した直流モータ7が熱影響を受けな
いように構成してある。
切断トーチ3のホルダー15は一対の挟持片部
19,19をボルトと蝶ナツトとからなる締込具
20で締込むことにより、切断トーチ3の器頭部
1を挟持するように形成してあり、切断トーチ3
の器頭部1はホルダー15に位置決め機構21で
位置決めされた状態で固定される。
位置決め機構21は次のような構成になつてい
る。即ち、切断トーチ3の器頭部1における火口
ノズル2取付部の周面22は、軸心方向での係止
用溝23を周方向に凹設するとともに、係止用溝
23の奥壁部に回転方向の係止用凹穴24を周方
向適当間隔置きに形成し、切断トーチ3のホルダ
ー15に、一方の挟持片19を貫通する状態で鋼
球挿入孔25を透設するとともに、鋼球挿通孔2
5に調節ネジ26を螺合し、鋼球挿通孔25に挿
入した鋼球27と調節ネジ26との間に配置した
バネ28で鋼球27をホルダー15のトーチ挿入
孔29側に押出し付勢している。なお、鋼球挿通
孔25のトーチ挿入孔29側端部には鋼球の脱落
阻止片30が配置してある。
直流モータ7の駆動源としての乾電池31が切
断トーチ3の本体32内に形成した電池保持部3
3に収容してあり、この乾電池31と直流モータ
7とを接続する回路中に開閉スイツチ34と走行
速度制御用の可変抵抗器35とを直列に挿入して
ある。この可変抵抗器35はトーチ本体32の握
り部36に形成した操作片37の操作で抵抗値を
変更調節するように構成してあり、開閉スイツチ
34は切断酸素調節バルブ38の操作に連動して
切換作動するようにしてある。
そして、切断用トーチ3と走行ユニツト4と
は、走行ユニツト4から導出した接続線39で接
続してあり、接続線39の先端部にコネクタ40
が固着してあり、このコネクタ40により接続線
39を切断トーチ3に着脱自在にしてある。
図中符号41は電池室カバー、42はホルダー
15の基部に刻設した開先形成作業時の傾斜表示
用のガイド目盛である。
なお、上記実施例ではホルダー15をブラケツ
ト14を介して駆動ケース6に固着したが、駆動
ケース6の一側壁を連出し、この連出した側壁に
直接固着するようにしてもよい。
《考案の効果》 以上述べたように、本考案では駆動輪を枢支す
る駆動ケースに電動機を支持させ、駆動輪と電動
機とを一対の平歯車で連動連結して走行ユニツト
を形成し、走行ユニツトに切断トーチのホルダー
を設け、このホルダーに切断トーチを着脱可能に
取付けているので、駆動輪を長期に亘つて安定し
て走行させることができ、高い切断精度を長期に
亘つて維持することができるうえ、切断トーチ側
には走行作業に直接関与する機器が設けられるこ
とがなく、切断トーチを走行ユニツトから取外し
て切断トーチのみによる通常の手動による切断作
業を行うことができる。さらに、ホルダーへの切
断トーチの装着姿勢を変更することにより、走行
方向と切断トーチとの相対姿勢を周囲の作業環境
に応じた姿勢に自由に設定することができる。
また、電動機を駆動輪とともに駆動ケースに支
持させているが、駆動ケースの少なくともホルダ
ー側の側面を断熱材で覆うとともに、駆動輪を入
力軸に断熱材を介して固定するようにしているこ
とから、切断作業時の熱が電動機に駆動ケースを
介して伝導されることがなく、熱による絶縁低下
に起因して電動機が回転しなくなることを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例を示し、第1図は要部拡大
図、第2図は簡易型半自動ガス切断機の縦断正面
図、第3図は走行ユニツトの分解斜視図である。 1……トーチの器頭部、3……切断トーチ、4
……走行ユニツト、5……駆動輪、6……駆動ケ
ース、7……電動機、9……7の出力軸、10,
12……伝動用歯車、11……5の入力軸、15
……ホルダー、17,18……断熱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動輪5を枢支してなる駆動ケース6に電動機
    7を支持し、この電動機7の出力軸9と駆動輪5
    の入力軸11とを一対の平歯車10,12で連動
    連結することにより走行ユニツト4を形成し、走
    行ユニツト4に切断トーチ3のホルダー15を設
    け、このホルダー15に切断トーチ3の器頭部1
    を着脱可能に取付け、駆動ケース3の少なくとも
    ホルダー配置側の側面を断熱材17で覆うととも
    に、駆動輪5を入力軸11に断熱材18を介して
    固定したことを特徴とする簡易型半自動ガス切断
    機。
JP12919384U 1984-08-24 1984-08-24 簡易型半自動ガス切断機 Granted JPS6146061U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12919384U JPS6146061U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 簡易型半自動ガス切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12919384U JPS6146061U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 簡易型半自動ガス切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6146061U JPS6146061U (ja) 1986-03-27
JPH032379Y2 true JPH032379Y2 (ja) 1991-01-23

Family

ID=30687810

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12919384U Granted JPS6146061U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 簡易型半自動ガス切断機

Country Status (1)

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JP (1) JPS6146061U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2560472B2 (ja) * 1989-04-14 1996-12-04 井関農機株式会社 乗用管理機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6146061U (ja) 1986-03-27

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