JP2580153Y2 - トングレールの摩耗量測定用定規 - Google Patents

トングレールの摩耗量測定用定規

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JP2580153Y2
JP2580153Y2 JP7198892U JP7198892U JP2580153Y2 JP 2580153 Y2 JP2580153 Y2 JP 2580153Y2 JP 7198892 U JP7198892 U JP 7198892U JP 7198892 U JP7198892 U JP 7198892U JP 2580153 Y2 JP2580153 Y2 JP 2580153Y2
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JP
Japan
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ruler
rail
measuring
tongue rail
fixing screw
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JP7198892U
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三村和久
松井良博
謙一 湊
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East Japan Railway Co
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East Japan Railway Co
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は基本レールおよびトング
レールの交換時期等の判定を行うためのトングレールの
摩耗量測定用定規に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は在姿の基本レールとトングレール
のかみ合わせ形状における車輪踏頂面から、それぞれの
交換時期等の判定及び摩耗量を測定する方法を説明する
図である。
【0003】所定のレール上を走っている車両を別の車
線に分岐させるために、図4に示すように、基本レール
4にトングレールを密着させ、車輪が基本レール4とト
ングレール5に跨がって乗り、トングレール先端部から
他の車線へ乗り換えるようにポイント切り換えすること
が行われている。この基本レールおよびトングレールの
交換時期等の判定を行うために基本レール頭頂面からト
ングレール頭部までの高さaと、基本レール頭頂面から
14mm下がった点Aと、トングレール頭頂面の外軌側
の端部Bとの水平距離bを測定し、それらが所定値より
大きい場合に交換するようにしていた。
【0004】図4の場合には、水平距離bはトングレー
ル頭頂幅より狭いことになる。なお、基本レールが図5
に示すように摩耗しており、かつトングレール頭頂面が
基本レール頭頂面から14mm以上下がっている場合
は、図5の点A、点B間の値をbとして測定している。
この場合は、水平距離bはトングレール頭頂幅よりも大
きい値となる。また、トングレール頭頂面が基本レール
頭頂面から14mm以下、すなわち点Aより上にある場
合は、そのままトングレール頭頂幅を水平距離bとして
測定している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような基本レール
およびトングレールの測定は、従来、直角定規と金尺を
組合わせて測定していたが、測定する位置が基本レール
頭頂面より14mm下がった位置であるため、定規の位
置決め、目盛の判読等が困難で非常に測定しにくく、測
定者により測定値がばらついてしまい、また夜間に計測
する場合が多いため、特に誤差が生じていた。
【0006】本考案は上記課題を解決するためのもの
で、容易かつ正確に摩耗量を測定することができるトン
グレールの摩耗量測定用定規を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のトングレールの
摩耗量測定用定規は、マグネット式定規本体と、長さ方
向に形成された長孔に嵌合する固定用ネジで定規本体に
固定可能であるとともに、固定用ネジを緩めることによ
り定規本体と直交する方向にスライド可能な上下可動定
規と、定規本体の側部エッジ部にスライド可能に係合
し、該エッジ部から規定された幅を有するとともに、そ
の長さ方向に長孔が形成され、上下可動定規の長穴を通
して嵌合する固定用ネジにより固定可能な左右可動定規
とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本考案はマグネットによりレール上に固定でき
る定規本体に、上下方向に可動なa(高さ)測定用定規
と、これと直交するように左右可動のb(水平距離)測
定用定規を取り付けるようにしたものであり、定規本体
を基本レール頭頂面にマグネットで固定し、a測定用定
規の先端がトングレールの頭頂面外軌側の角隅に当たる
ようにセットして固定ネジにより固定する。次いで、b
測定用定規を左右にスライドさせて基本レールの腹部に
当接して固定ネジにより固定し、この状態のまま定規を
取り上げてa,bを読むことにより、単にレールに定規
を当てるだけでa,bを容易、かつ正確に測定すること
が可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の摩耗量測定用定規の構成を示
す図で、図1(a)は平面図、図1(b)は断面図、図
2、図3は測定方法を説明する図である。図中、1は定
規本体、11は横スライド溝、12は固定用マグネッ
ト、2はa測定用定規、21は目盛、22は長孔、2
3,24は固定用ネジ、25はガイド、3はb測定用定
規、31は目盛、32は長孔、33は横長スライド突
起、4は基本レール、5はトングレールである。
【0010】定規本体1には、図1(a)、図1(b)
に示すように、一方の縁に横スライド溝11が設けら
れ、この溝にb測定用の定規3の横長スライド突起33
が係合してスライドできるようになっている。また、定
規本体1の両側縁は固定用マグネットが埋め込まれてお
り、どちらの側もレールに対して磁気力によって固定で
きるようになっている。b測定用定規3の目盛31が付
されているエッジ部は、定規本体1の縁から14mmと
なるようにその幅が規定されており、中央部には定規の
長さ方向に長孔32が設けられ、これにa測定用定規2
に対してb測定用定規3を固定するための固定用ネジ
(ナット)24が嵌合する。
【0011】a測定用定規2はそのエッジ部(実際には
図1(b)に示すように側面)に目盛21が設けられ、
固定用ネジ(ナット)23で定規本体1に固定可能であ
るとともに、固定用ネジ23,24を緩めることにより
長孔22に嵌合したガイド25により上下方向にもスラ
イドすることができる。また、b測定用定規を固定する
ためのネジ24を緩めることにより、b測定用定規3を
a測定用定規2に対して直角方向、即ち左右方向にスラ
イド可能である。
【0012】次に本考案の定規による測定方法について
図2、図3により説明する。先ず、固定用ネジ23,2
4を緩めておき、定規本体1を基本レール4の頭頂面に
磁気力で取りつける。トングレール5の頭頂面が基本レ
ール4の頭頂面より14mm以上下がっている場合は、
図2に示すように、a測定用定規2をスライドさせてト
ングレール頭頂面の角隅Bに先端角部を当て、その位置
に固定用ネジ23で止める。次に、その状態で、b測定
用定規3をスライドさせて基本レール腹部に当て、同様
に固定用ネジ24で止める。この状態で定規をレールか
ら取り外し、目盛21によりaの値を、またb測定用定
規先端からa測定用定規2までの値を目盛31で読むこ
とによりそれぞれa,bの値を読むことができる。
【0013】また、aが14mm以下の場合は、図3に
示すように、定規本体を逆向きにして基本レール頭頂面
に載せ、a測定用定規を上下にスライドさせ、その先端
をトングレール5の頭頂面角部Bに当ててbを測定す
る。
【0014】こうして基本レール頭頂面より14mm下
がった位置でのbを極めて容易かつ正確に測定すること
ができる。なお、bが14mm以下の場合にも本体を逆
向きに使用することにより容易に測定することが可能と
なる。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、定規本体
をマグネット式としてレールへの固定を可能にし、測定
時のぶれを極力防止することができ、単に定規を基本レ
ールおよびトングレールに当てるだけで夜間であって
も、容易にかつ正確にトングレールの摩耗量を測定する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の摩耗量測定用定規の構成を示す図で
ある。
【図2】 本考案の測定方法を説明する図である。
【図3】 本考案の測定方法を説明する図である。
【図4】 トングレール摩耗量の測定方法を説明する図
である。
【図5】 トングレール摩耗量の測定方法を説明する図
である。
【符号の説明】
1…定規本体、11…横スライド溝、12…固定用マグ
ネット、2…a(高さ)測定用定規、21…目盛、22
…長孔、23,24…固定用ネジ、25…ガイド、3…
b(水平距離)測定用定規、31…目盛、32…長孔、
33…横長スライド突起、4…基本レール、5…トング
レール。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−14106(JP,A) 実開 昭56−94906(JP,U) 実開 昭52−69942(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 5/00 - 5/30 E01B 35/00 G01B 3/20 G01B 21/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネット式定規本体と、長さ方向に形
    成された長孔に嵌合する固定用ネジで定規本体に固定可
    能であるとともに、固定用ネジを緩めることにより定規
    本体と直交する方向にスライド可能な上下可動定規と、
    定規本体の側部エッジ部にスライド可能に係合し、該エ
    ッジ部から規定された幅を有するとともに、その長さ方
    向に長孔が形成され、上下可動定規の長穴を通して嵌合
    する固定用ネジにより固定可能な左右可動定規とを備え
    たトングレールの摩耗量測定用定規。
JP7198892U 1992-10-15 1992-10-15 トングレールの摩耗量測定用定規 Expired - Lifetime JP2580153Y2 (ja)

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JPH0649911U JPH0649911U (ja) 1994-07-08
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KR100387473B1 (ko) * 2000-12-19 2003-06-18 현대자동차주식회사 오프셋 충돌 실험용 배리어의 오프셋 측정장치
JP2011047861A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Kyoei Seisakusho:Kk 摩耗量測定器

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