JPH0427672Y2 - - Google Patents

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JPH0427672Y2
JPH0427672Y2 JP1987024489U JP2448987U JPH0427672Y2 JP H0427672 Y2 JPH0427672 Y2 JP H0427672Y2 JP 1987024489 U JP1987024489 U JP 1987024489U JP 2448987 U JP2448987 U JP 2448987U JP H0427672 Y2 JPH0427672 Y2 JP H0427672Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、製図機用スケールに着脱自在に取着
しうるアタツチメントに関するものであり、より
詳しくは、該アタツチメントにより容易に正確な
平行線を引く事ができるものに関する。
〈従来の技術〉 従来、製図機用スケールに何か付属物(アタツ
チメント)を取り付けるということは行われてい
なかつた。というのも、アタツチメントを取り付
けることによつて、その重量がスケールに誤差を
生じると考えられていたからである。
そこで、従来の製図機用スケールにおいては、
直交した横スケールと縦スケールとを利用して、
両スケールに印された目盛によつて一定間隔の平
行線を引いていた。或は、第一の線を引いた後、
デバイダ等により所望の間隔を取り、スケールを
平行移動して第二の平行線を引いていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 直交した縦スケールと横スケールを有する従来
の製図機によつて、例えば一定間隔の平行線を引
く場合には、まず横スケールにより第一の横線を
引き、該横線に縦スケールの目盛を合わせ、所望
の間隔の第二の平行横線を引く事ができる。
しかしながら、現在使用されている製図機用ス
ケールに印されている目盛は、スケールの最端部
から設けられていない。このため、例えば0.5mm
又は、1.0mm等の狭い間隔の平行線を引くことは
まず不可能であつた。
本考案は、狭い間隔の平行線でも容易にかつ正
確に引くことができるための、極く軽量の製図機
用スケールのアタツチメントを提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記問題点を解決するために、製図
機用スケール13の両端部に設けられ、下面側の
幅が狭く形成された断面略台形形状を有する細長
の金属板からなるスケール固定用部材16,16
に取着部を着脱自在に固着することができ、この
取着部は細長の主フレーム21とその両端部に設
けられた取着部材22,22とから構成され、こ
の取着部材22,22は、前記スケール固定用部
材16,16の断面形状に適合する断面形状を持
つ凹所を有し、この凹所がスケール固定用部材1
6,16と嵌合し、且つ止めネジ等の固定手段に
よつてスケール固定用部材16,16に固着さ
れ、これにより取着部の主フレーム21を製図機
用スケール13の上面に固定することができ、更
に、この主フレーム21上に平行に移動可能に腕
部26を設け、該腕部26の適宜位置にスケール
13の側縁と直交する様に目盛29を設け、該目
盛29を読み取ることができ、且つ、腕部26に
平行に移動可能に目盛読取指標30を設け、所望
の間隔で平行線を引きうるようにした。
〈作用〉 本考案に係る製図機用スケールのアタツチメン
トを使用して、例えば横平行線を引く場合、該ア
タツチメントを横スケールに取着し、目盛読取指
標30を所望の目盛に合わせておく。そして、ま
ず第一の横線を引き、次に横スケール全体を下方
向に平行移動して目盛読取指標30を第一の横線
に合わせ、該横スケールによつて第二の平行横線
を容易に正確に引くことができる。
縦の平行線を引く場合には、本考案のアタツチ
メントを製図機の縦スケールに取着して、上記の
動作を繰り返せばよい。
〈実施例〉 以下、添付の図面に基づき一実施例について説
明する。
第5図は、現在市販されている製図機の略正面
図であつて、10が製図板、11が左右摺動腕1
2のガイド枠であり、13が横スケール、14が
縦スケールである。横スケール13と縦スケール
14とは直角に設置され、両スケール13,14
は回転軸15を中心に回動しうるように形成され
ている。16は、横スケール13及び縦スケール
14の両端部に設けられているスケール固定用部
材であつて、両スケール13,14をスケール固
定用腕部17に固着するものである。
第1図は、本考案に係る製図機用スケールのア
タツチメント20を製図機の横スケール13に取
り付けたところを示す斜視図である。第2図は該
アタツチメント20の平面図、第3図は同じく正
面図である。
該アタツチメント20は、スケールに固着する
ための取着部と腕部とからなり、取着部は、主フ
レーム21と該主フレーム21の両端に設けられ
ている取着部材22,22は、横スケール13の
両端部に設けられているスケール固定用部材1
6,16に取着される。第4図イに第1図A−
A′線断面図を示したが、スケール固定用部材1
6は、金属製の板材で、横スケール13に接する
側の幅が狭く形成されており、これと適合しうる
ように取着部材22の底面部に溝部23を設け、
溝部23の断面形状を図示の如く形成しているた
め、該溝部23をスケール固定用部材16に適合
させる際には、横方向から装着させねばならな
い。これによつて垂直方向への離脱を防止し得る
ことができる。該取着部材22の一方には、取着
部を固定するための螺子24が取り付けられてい
る。細長の主フレーム21は、その略中央部分が
横スケール13の上面に添うように下方に窪まさ
れている。該主フレーム21は、一枚の細長の板
状体で、中央に窪みを持たないものであつてもよ
い。この窪みを設けたことにより、線を引く際に
スケールの高さが都合のよいものとなるのであ
る。該主フレーム21の窪んだ部分の両側縁の面
は、傾斜をもつて形成され(第4図ロ参照)、上
面の幅よりも下面の幅が狭く形成されている。
26は、腕部であつて、主フレーム21に摺動
可能に取着されている。該腕部26の主フレーム
21に適合する部分には、主フレーム21の断面
形状に対応するような溝部が設けられ、腕部26
は主フレーム21上を摺動し、平行移動しうるよ
うに形成されている。腕部26に取り付けられて
いる螺子27は、腕部26を主フレーム21の適
宜位置で固定するためのものである。腕部26の
上方部(第2図において上方側)は、下方に延設
され、更に第2図において左方向に延設し、延設
部28を形成する。延設部28の上面部及び下面
部は、横スケール13の上面部及び下面部にほぼ
合致させている。
延設部28には目盛29を横スケール13の目
盛と直交する方向に設けている。目盛29は、横
スケール13の上側縁を零目盛として測定しうる
ように印されている。30は、目盛読取指標であ
つて、把手31を把持して該目盛読取指標30を
ガイド32上を自在に摺動させうるように形成し
ている。これにより任意の目盛を読み取ることが
可能となる。目盛読取指標30を磁性金属板にて
形成し、ガイド32をマグネツトによつて形成す
ることも可能である。
目盛29を横スケール13の上側縁を零目盛と
して設ける外に、延設部28の側縁から多少の間
隔をおいて目盛つてもよい。その際には、目盛読
取指標30の先端のみを、その間隔分だけ横スケ
ール13の上側縁の方向に折曲し、該先端を該上
側縁に接触させればよい。
また、本実施例においては、延設部28を設け
ているが、延設部28を設けずとも、腕部26に
直接目盛29を印してもよく、目盛29及び目盛
読取指標30は腕部の任意の位置に設けることが
できる。
取着部、腕部26及び延設部28は、透明の合
成樹脂にて形成し、その重量は極めて軽く形成し
ている。この軽量化によつて該アタツチメントが
実現したのである。
また、目盛29は必要に応じて任意に細かく目
盛を刻印することも可能である。
以上、実施例について説明したが、実施例はこ
れのみに限られることなく、請求の範囲内におい
て自由に設計変更しうるものである。
〈考案の効果〉 本考案に係る製図機用スケールのアタツチメン
トは、あらゆる製図機用スケールに取り付けるこ
とができ、指標を摺動して極めて狭い間隔から任
意の所望の間隔において平行線を引くことが可能
になる。
指標摺動式であるため、約30mmまでの間で、平
行線の間隔を1.2mmでも、2.7mmでも任意の間隔で
ワンタツチで自由に設定でき、正確な間隔で容易
に平行線を引くことが可能となる。
横スケール及び縦スケールのいずれにも取着す
ることが可能である。
主フレームの中央部分を窪ませることにより、
スケールの高さが適当なものとなり、線が引き易
くなる。
本考案のアタツチメントは、軽量であるため、
スケールヘツドへの重量負担がなく、製図作業中
何の支障もなく、常に装着したままで使用するこ
ともできる。
以上のとおり、本考案は、実用性に富んだ極め
て顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例であるアタツチメ
ントを横スケールに固着したところを示す斜視
図、第2図は、該アタツチメントの平面図、第3
図は、同正面図、第4図イは、第1図のAA′線断
面図、第4図ロは、第1図のBB′線断面図、第5
図は、製図機の平面略図である。 図中符号、13……横スケール、14……縦ス
ケール、16……スケール固定用部材、20……
製図機用スケールのアタツチメント、21……主
フレーム、26……腕部、29……目盛、30…
…目盛読取指標。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 製図機用スケール13の両端部に設けられ、下
    面側の幅が狭く形成された断面略台形形状を有す
    る細長の金属板からなるスケール固定用部材1
    6,16に取着部を着脱自在に固着することがで
    き、この取着部は細長の主フレーム21とその両
    端部に設けられた取着部材22,22とから構成
    され、この取着部材22,22は、前記スケール
    固定用部材16,16の断面形状に適合する断面
    形状を持つ凹所を有し、この凹所がスケール固定
    用部材16,16と嵌合し、且つ止めネジ等の固
    定手段によつてスケール固定用部材16,16に
    固着され、これにより取着部の主フレーム21を
    製図機用スケール13の上面に固定することがで
    き、更に、この主フレーム21上に平行に移動可
    能に腕部26を設け、該腕部26の適宜位置にス
    ケール13の側縁と直交する様に目盛29を設
    け、該目盛29を読み取ることができ、且つ、腕
    部26に平行に移動可能に目盛読取指標30を設
    け、所望の間隔で平行線を引きうるようにしたこ
    とを特徴とする製図機用スケールのアタツチメン
    ト。
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JPS63132791U JPS63132791U (ja) 1988-08-30
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JPS544662A (en) * 1977-06-13 1979-01-13 Fumiko Kishida Twoostep foot warmer

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