JP2580102Y2 - 組立式車両用ベッド - Google Patents

組立式車両用ベッド

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JP2580102Y2
JP2580102Y2 JP7222492U JP7222492U JP2580102Y2 JP 2580102 Y2 JP2580102 Y2 JP 2580102Y2 JP 7222492 U JP7222492 U JP 7222492U JP 7222492 U JP7222492 U JP 7222492U JP 2580102 Y2 JP2580102 Y2 JP 2580102Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばバン型車両に
組付け、取り外しすることのできる組立式車両用ベッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ベッドとしては例
えば実公昭63-5586 号公報のものがあり、この公報に開
示された技術内容は図11ないし図14に示されるよう
に、この車両はハイルーフ型のものであって、分割形成
されたベッド8A,8Bはフロント側の左右のシート
1,2と、リヤ側のサイドボデー間に取付けられた支持
装置10を介して取付けられるもので、フロント側にお
いてはシート1,2のシートバック3,4の頂部に着脱
可能に取付けられるヘッドレストHの支柱H1 の挿着孔
3A,3Bおよび4A,4Bを利用して支持部材5が取
付けられ、この支持部材5を介して分割形成されたベッ
ド8A,8Bのフロント側が支持されるもので、この支
持部材5はシートバック3,4の車両幅方向に亘る所定
の長さに形成され、この支持部材5の所定の位置にはシ
ートバック3,4に形成した挿着孔3A,4Aに挿入さ
れる挿入軸6A,6Bが固着され、また、この挿入軸6
A,6Bより所定の距離を隔てた位置には他方の挿着孔
3B,4Bの上端に当接されるゴム質のクッション材7
A,7Bがビス着されている。このように形成された支
持部材5はその挿入軸6A,6Bが挿着孔3A,4Aに
挿入されるとともに、クッション材7A,7Bが他方の
挿着孔3B,4Bに当接されてベッド8A,8Bのフロ
ント側を載置可能に取付けられている。
【0003】また、リヤ側のサイドボデー間に取付けら
れた支持装置10は棚枠11とこの棚枠11の左右の前
後を吊持するリンク部材13とより構成されている。こ
の棚枠11はパイプ部材等により車幅方向に長方形状に
枠組み形成されて、ベッド8A,8Bのリヤ側に取付け
られたフック部材9を前枠11aに掛着可能に設けら
れ、左右枠11bには所定の間隔で所定の長さを有する
支持杆12が立設されている。このように形成された棚
枠11は支持杆12を介して左右のサイドボデーの前後
に取付けられたリンク部材13に連繋されている。
【0004】このリンク部材13は前後に対をなすもの
で、取付部材14と吊持アーム16とより構成されてい
る。この前後の取付部材14は図14に示すようにサイ
ドボデー側に所定の間隔で取付けられるもので、略平板
状に形成され、その左右にはストッパー凸部15a,1
5bがそれぞれ突設され、その中央部には略かぎ形状の
吊持アーム16の短片16aの端部はそれぞれ軸ピン1
7により枢着され、同吊持アーム16の長片16bの端
部には棚枠11に取付けられて支持部材12の上端が枢
着され、この吊持された状態で図14に示すように吊持
アーム16の屈曲部16cはストッパー凸部15bに掛
合されて棚枠11を吊持している。この吊持した状態で
ベッド8A,8Bのリヤ側に取付けられたフック部材9
を前枠11aに掛着することでベッドとして供され、ま
た、この棚枠11は吊持アーム16を軸ピン17を中心
として上方へ回動すると、図示一点鎖線で示すように平
行移動されるとともに、吊持アーム16の短片16aは
ストッパー凸部15aに当接されて同棚枠11は所定の
高さ位置に保持されて荷物を載置可能に構成されてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のベッドにおいては長尺の支持部材5に対しヘッドレ
ストHの挿着孔3A,4Aに挿入する挿入軸6A,6B
および挿着孔3B,4Bに当接するクッション材7A,
7Bを取付ける際の精度管理を要するとともに、ベッド
8A,8Bはそのリヤ側のみをフック部材9により掛合
し、フロント側は支持部材5に載置するので不安定とな
り、また、支持装置10はリンク構成で構造が複雑とな
り、かつ不使用時には天井側へ回動保持する構成である
ことから、背の高い荷物を積載する場合干渉して積載荷
物が制約される問題点があり、また、リンク構成により
回動されることから、アシストグリップの取付けができ
ない問題点があり、また、支持装置10は吊持構成であ
ることから、取付部材14の取付部に格別の補強手段を
設けなければならない問題点があり、また、ベッド8
A,8Bの不使用時、支持部材5の保管において散逸す
る等して破損する等の問題点があった。
【0006】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、組付け・着脱が容易で、ベッドのリヤ
側を上下方向で分担支持してベッドを安定支持すること
のできるとともに、ベッドを取外した状態で車室内にベ
ッドの構成部材が残らない組立式車両用ベッドを提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記技術課題
を解決するため、車両内に組立て・取外し可能に付設さ
れる組立式車両用ベッドであって、フロント側の左右シ
ートのヘッドレストの挿着孔に取付けられる支持凹部を
有する対をなすベッドフレームステーと、車両の左右の
サイドボデーに対応して取付けられたアシストグリップ
の取付部を介して取付けられて、フロアあるいはホイー
ルハウス上に立設される対をなすサポートポストと、こ
の左右のサポートポストの所定の高さ位置に着脱可能に
回り止め片を介して横架されるリヤフレームと、該リヤ
フレームと前記左右のベッドフレームステーとに掛合横
架して分割ベッドを水平支持可能に左右対をなすサイド
フレームとよりなり、前記サポートポストは前記アシス
トグリップと共締めしたアンカー部材を介して取付ける
構成とした組立式車両用ベッドに存する。
【0008】
【作用】上記構成としたことにより、車両内へのベッド
の組み付け、取外しが容易で、取外した状態で車両内に
ベッドの構成部材がなく、通常の積載容積を確保するこ
とができる。
【0009】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は組立式車両用ベッド21の組立完成
の斜視図、図2は同じくその主要部品の分解斜視図を示
すもので、この組立式車両用ベッド21はフロントシー
ト1,2のシートバック3,4の頂部に着脱可能に取付
けられるヘッドレストHの支柱H1 の挿着孔3A,3B
および4A,4Bを利用して取付けられる左右対をなす
ベッドフレームステー22とベッド本体45の左右を支
持するサイドフレーム23とこのサイドフレーム23の
リヤ側を支持するリヤフレーム40およびこのリヤフレ
ーム40の左右を支持するサポートポスト32とより構
成されている。
【0010】この左右のベッドフレームステー22は例
えば棒鋼材を折曲成形してなるもので、シートバック
3,4のヘッドレストHの挿着孔3A,3Bおよび4
A,4Bに挿通する脚片22aが形成され、この脚片2
2a間はサイドフレーム23を嵌め込み可能に凹部22
bが屈曲形成され、また、この両脚片22aの所定の位
置には対応して挿着孔3A,3Bおよび4A,4Bの頂
部に当接して凹部22bを所定の高さ位置に保持する鍔
部22cが形成されている。
【0011】また、左右のサイドフレーム23は例えば
パイプ材等からなるもので、所定の径でベッド本体45
を載置可能な長さを有し、そのフロント側の所定の外周
部には図3に示すようにフレームステー22の凹部22
bに嵌め込んだ際、同凹部22bの両側へ跨ぐ前後に係
合突起24が突出形成され、また、リヤ側端部は図2お
よび図6に示すように係合突起24の突出方向と同方向
に偏平状にかつリヤフレーム40に掛止め可能にフック
部25が形成され、同サイドフレーム23のフロント先
端にはプラグ26が取付けられている。
【0012】また、左右のサポートポスト32は左右の
サイドボデーに対応して所定の位置に取付けられたアシ
ストグリップ27を利用して取付けられるもので、この
アシストグリップ27は図4に示すようにサイドボデー
に凹設された凹部28の前後の取付部29a,29bに
ヒンジ部材30を介して締結部材31a,31bを介し
て取付けられ、同ヒンジ部材30を介して凹部28内に
跳ね上げ状に納め可能に設けられている。このように設
けられたアシストグリップ27を介して取付けるサポー
トポスト32は以下のように形成されている。
【0013】この左右のサポートポスト32は左右のア
シストグリップ27の取付部29a,29bと車両のフ
ロアあるいはホイールハウスF間に取付けられるもの
で、所定の径で所定の長さに形成され、同サポートポス
ト32の下部にはフロアあるいはホイールハウスFに当
接するベースプレート33が取付けられ、このベースプ
レート33には滑り止めが付与されている。また、サポ
ートポスト32の上端部寄りの所定の位置には図2に示
すように取付ブラケット34が一体状に止着され、この
取付ブラケット34はアシストグリップ27の取付部2
9a,29bに取付けられる左右対をなすアンカー部材
35A,35Bとによりセット構成されている。
【0014】このアンカー部材35A,35Bは図示の
ようにアシストグリップ27の取付部29a,29bに
取付けられる取付孔を有する取付片35aとこの取付片
35aの下部より室内側へ略コ字形状に屈曲形成されて
ナット部材35cを取付けた取付セット部35bが形成
されている。また、取付ブラケット34の左右にはアシ
ストグリップ27の取付部29a,29bに対応し、か
つ取付セット部35bに対しノブボルト37を介して上
下に取付調整可能に長孔36がそれぞれ貫設されてい
る。また、取付ブラケット34の下部側の所定の位置に
はフロント側に指向してリヤフレーム40を掛着可能に
略L形状のフック部材38が図5に示すようにサポート
ポスト32に貫通して溶着手段により取付けられるとと
もに、同フック部材38の立上り片の所定の位置には鍔
部38aが形成されている。
【0015】次に、リヤフレーム40は所定の径を有す
るパイプ材からなるもので、アシストグリップ27の取
付部29a,29bを介して立設されたサポートポスト
32のフック部材38間に横架状に掛着可能な長さを有
し、このリヤフレーム40の左右の端部寄りの所定の位
置にはフック部材38に掛着した際に、図5に示すよう
に同フック部材38の立上り片に挿通係合する挿通孔4
1aを有する回り止め片41が対応して取付けられてい
る。また、このリヤフレーム40の回り止め片41を取
付けた位置より所定の間隔を隔てた反対側(リヤ側)に
は図6に示すように断面略コ字形状でナット部材42a
を取付けたリヤボード43の取付ブラケット42が取付
けられている。
【0016】また、ベッド本体45は前後に4分割され
て分割ベッド45a,45b,45c,45dに形成さ
れ、この分割ベッド45a,45b45c,45dはサ
イドフレーム23に掛渡し可能に所定の幅に形成される
とともに、その背面側にはサイドフレーム23の内側に
係合して左右方向への位置ずれ防止用の複数の係合突起
46が突設されている。また、この分割ベッド45b,
45cには図示のようにサイドボード47が取付けられ
ている。
【0017】次に、上記のように設けられた組立式車両
用ベッド21の組付けについて説明する。先ず、フロン
トシート1,2に取付けられたヘッドレストHを取外
し、その挿着孔3A,3Bおよび4A,4Bにベッドフ
レームステー22の脚片22aを挿入固定する。この場
合、鍔部22cが挿着孔3A,3Bおよび4A,4Bの
頂部に当接されて左右のベッドフレームステー22の凹
部22bは同位に保持されている。しかる後、左右のサ
ポートポスト32を立設する。
【0018】この左右のサポートポスト32を立設する
のに先立ち、左右のサイドボデーの凹部28に取付けら
れたアシストグリップ27の締結部材31a,31bを
取外して図4に示すように凹部28の29a,29bに
アンカー部材35A,35Bをその取付片35aを介し
てアシストグリップ27とともに、締結部材31a,3
1bにより共締め固定しアシストグリップ27を凹部2
8側へ跳ね上げ収納する。しかる後、図2に示すように
サポートポスト32の下部側に取付けたベースプレート
33をフロアあるいはホイールハウスF上に当接して上
端部側に設けた取付ブラケット34の長孔36をアンカ
ー部材35A,35Bの取付セット部35bのナット部
材35cに整合してベースプレート33の当接状態を調
整し、ノブボルト37をナット部材35cに締付け固定
することでサポートポスト32は立設される。この状態
でサポートポスト32に取付けたフック部材38はフロ
ント側に指向してほぼ同位に位置されている。
【0019】このように立設された左右のサポートポス
ト32のフック部材38間にリヤフレーム40が横架さ
れるとともに、このリヤフレーム40に取付けられた回
り止め片41はその挿通孔41aがフック部材38の立
上り片に挿通されて同鍔部38aに重合状に当接されて
回り止めされ、この状態でリヤ側に位置した左右の取付
ブラケット42には取付ボルトによりリヤボード43が
取付けられる。
【0020】このように左右のサポートポスト32に横
架されたリヤフレーム40とベッドフレームステー22
との間には左右のサイドフレーム23が横架される。こ
のサイドフレーム23はそのフロント側の外周に突設し
た係合突起24,24を図3に示すようにステー22の
凹部22bに跨ぎ状にして嵌込み係合し、リヤ側のフッ
ク部25を図6に示すように取付ブラケット42の内側
となる位置に係合する。これにより左右のサイドフレー
ム23は凹部22b,係合突起24,24およびフック
部25と取付ブラケット42により前後、左右方向への
位置ずれが防止されている。このように横架された左右
のサイドフレーム23間にはサイドボード47をサイド
ドア側とし、背面側の係合突起46をサイドフレーム2
3の内側として分割ベッド45a,45b,45c,4
5dが載置され、車両用ベッド21の組立てを完了す
る。また、車両用ベッド21を取外す場合には上記組立
て手順の逆順序により取外される。
【0021】このように取外された各構成部品は図7お
よび図8に示す収納袋50,55に収納される。この収
納袋50は例えば合成樹脂製シート等からなるもので、
図7(a) に示すように所定の面積のシート50a内側面
にはサイドフレーム23を収納する袋部51a,51b
が形成され、さらに、リヤフレーム40を収納する袋部
52が形成されて、それぞれにサイドフレーム23およ
びリヤフレーム40が納められて図7(b)(c)に示すよう
に巻き畳まれてベルト53により巻き締めることで図7
(d) の荷姿に収納される。
【0022】また、収納袋55は図8に示すようにシー
ト55aの図示半サイズ部分にはサポートポスト32を
納め可能に袋部56が形成され、この袋部56内にはベ
ッドフレームステー22を納める小袋部57a,57b
が形成され、また、残余の半サイズ部分には図示のよう
に両側にリヤボード43の両端を掛合する掛け袋部58
が形成され、それぞれにサポートポスト32、ベッドフ
レームステー22およびリヤボード43が納められて図
8(b) に示すように二つ折りされてベルト59により締
付けされて図8(c) の荷姿に収納される。
【0023】このように各収納袋50,55に収納され
た各部材は図9に示すように分割ベッド45a,45
b,45c,45dが図示の様に重ね合わせ、その上に
収納袋55を重ねた状態でベルト60により締付けられ
て1つの荷姿61に取りまとめられ、キャンピングしな
い通常の場合には車両よりおろして収納袋50とともに
一か所に収納することができる。また、キヤンピングの
際には図10に示すように取りまとめられた荷姿61の
状態で図示のように車両の後部に積載することができる
とともに、収納袋50を車両サイドに積載することがで
きる。
【0024】このように本例車両用ベッド21は通常車
両に付設されるヘッドレストHおよびアシストグリップ
27を利用して組立てるものであるから、キャンピング
する場合のみ図10に示すように積載し、キャンプ地に
おいて上述した手順により容易に組立てることができ、
この組立てた状態で、ベッド21に掛る荷重は、フロン
ト側ではサイドフレーム23よりベッドフレームステー
22に支承され、この支承状態においてサイドフレーム
23はその係合突起24とステー22の凹部22bによ
りずれなく安定して支承され、また、リヤ側においては
サイドフレーム23よりリヤフレーム40を介して左右
のサポートポスト32により支承され、この左右のサポ
ートポスト32の上部側はノブボルト37、取付ブラケ
ット34、アンカー部材35A,35Bよりサイドボデ
ー側のクォータインナで支承され、下部側はベースプレ
ート33を介してフロアあるいはホイールハウスFで支
承され、このようにベッド21に掛る荷重はリヤ側では
リヤフレーム40を介して左右のサポートポスト32は
上下2方向で支承され、しかも、上部側は車両に付設さ
れたアシストグリップ27の取付部29a,29bを利
用してアンカー部材35A,35Bを共締めしてこのア
ンカー部材35A,35Bに取付ける構成であるから、
サイドボデー側に格別の改造補強等を施す必要がない経
済性を有し、また、ベッド21を取外すと車室内にはベ
ッド21の構成部材が何等残らないので、積荷に制約を
受けることなく通常の積載を行うことができとともに、
アシストグリップ27が機能されるので車両仕様を満足
することができる。また、ベッド21の各構成部材は収
納袋50,55に収納され、分割ベッド45a,45b
は収納袋55と取りまとめた荷姿61とすることができ
るので収納が容易となり、構成部材の損傷、紛失等を防
止することができ、また、キャンピングする場合、その
積み卸しを容易に行うことができる。
【0025】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成したことに
より、キャンピングする場合のみ車両に積載し、キャン
プ地において容易に組立てることができ、この組立てた
状態で、車両用ベッドに掛る荷重は、フロント側ではサ
イドフレームよりベッドフレームステーに支承され、こ
の支承状態においてサイドフレームはベッドフレームス
テーにずれなく安定して支承され、また、リヤ側におい
てはサイドフレームよりリヤフレームを介して左右のサ
ポートポストにより支承され、この左右のサポートポス
トの上部側はアンカー部材によりサイドボデー側のクォ
ータインナ側で、下部側はベースプレートを介してフロ
アあるいはホイールハウス側での、上下2方向で支承さ
れ、しかも、上部側は車両に付設されたアシストグリッ
プの取付部を利用してアンカー部材を共締めしてこのア
ンカー部材に取付ける構成であるから、サイドボデー側
に格別の改造補強等を施す必要がない経済性を有し、ま
た、ベッドを取外すと車室内にはベッドの構成部材が何
等残らないので、積荷に制約を受けることなく通常の積
載を行うことができとともに、アシストグリップが機能
されるので車両仕様を満足することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立式車両用ベッドの斜視図である。
【図2】組立式車両用ベッドの分解斜視図である。
【図3】ベッドフレームステーとサイドフレームとの係
合を示す斜視図である。
【図4】アシストグリップにアンカー部材を取付ける説
明図である。
【図5】サポートポストとリヤフレームとの係合を示す
一部断面図である。
【図6】サイドフレームとリヤフレームとの係合を示す
一部斜視図である。
【図7】(a)(b)(c)(d)はサイドフレーム、リヤフレーム
を収納袋に収納する手順の説明図である。
【図8】(a)(b)(c) はベッドフレームステー、サポート
ポスト、リヤボートを収納袋に収納する手順の説明図で
ある。
【図9】図8の収納袋と分割ベッドとをまとめた状態の
正面図である。
【図10】(a)(b)(c) は車両に積載した状態図である。
【図11】従来の車両用ベッドの分解斜視図である。
【図12】従来の車両用ベッドの支持部材の取付説明図
である。
【図13】従来の車両用ベッドの取付状態図である。
【図14】従来の車両用ベッドの支持装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1,2 フロントシート 3A,3B,4A,4B 挿着孔 21 組立式車両用ベッド 22 ベッドフレームステー 22a 支持凹部 23 サイドフレーム 27 アシストグリップ 32 サポートポスト 35A,35B アンカー部材 40 リヤフレーム 41 回り止め片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 星野 昭平 鹿児島県国分市上之段395−1 トヨタ 車体研究所内 (56)参考文献 実開 昭60−103040(JP,U) 実開 昭60−45143(JP,U) 実開 昭59−14616(JP,U) 実公 昭63−5586 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 17/80 B60P 3/38

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内に組立て・取外し可能に付設され
    る組立式車両用ベッドであって、フロント側の左右シー
    トのヘッドレストの挿着孔に取付けられる支持凹部を有
    する対をなすベッドフレームステーと、車両の左右のサ
    イドボデーに対応して取付けられたアシストグリップの
    取付部を介して取付けられて、フロアあるいはホイール
    ハウス上に立設される対をなすサポートポストと、この
    左右のサポートポストの所定の高さ位置に着脱可能に回
    り止め片を介して横架されるリヤフレームと、該リヤフ
    レームと前記左右のベッドフレームステーとに掛合横架
    して分割ベッドを水平支持可能に左右対をなすサイドフ
    レームとよりなり、前記サポートポストは前記アシスト
    グリップと共締めしたアンカー部材を介して取付ける構
    成とした組立式車両用ベッド。
JP7222492U 1992-09-22 1992-09-22 組立式車両用ベッド Expired - Lifetime JP2580102Y2 (ja)

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CN107585082B (zh) * 2017-09-28 2023-06-09 重庆军工产业集团股份有限公司 车载办公桌

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