JP2579789B2 - 含臭素インドール - Google Patents
含臭素インドールInfo
- Publication number
- JP2579789B2 JP2579789B2 JP63021339A JP2133988A JP2579789B2 JP 2579789 B2 JP2579789 B2 JP 2579789B2 JP 63021339 A JP63021339 A JP 63021339A JP 2133988 A JP2133988 A JP 2133988A JP 2579789 B2 JP2579789 B2 JP 2579789B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indole
- compound
- dibromo
- methoxypyrido
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な含臭素インドールに関する。
(発明の目的) 本発明者等は新しい生理活性物質を探索中のところ、
ある種のインドール誘導体が優れた筋小胞体Ca遊離作用
を有することを確認し、本発明を達成した。
ある種のインドール誘導体が優れた筋小胞体Ca遊離作用
を有することを確認し、本発明を達成した。
(目的を達成するための手段) 本発明を詳細に説明するに、本発明の前示[1]式で
示される物質は何れも文献未載の新規な物質である。
示される物質は何れも文献未載の新規な物質である。
具体的には、例えば、前示[1]式におけるR1がアセ
トキシ基で、R2が水素原子である化合物5,7−ジブロモ
−6−アセトキシピリド[3,4−b]インドール(以下
化合物1という)、[1]式におけるR1がアセトキシ基
で、R2がメチル基である化合物5,7−ジブロモ−6−ア
セトキシ−9−メチルピリド[3,4−b]インドール
(以下化合物2という)、[1]式におけるR1がヒドロ
キシル基で、R2がメチル基である化合物5,7−ジブロモ
−6−ヒドロキシ−9−メチルピリド[3,4−b]イン
ドール(以下化合物3という)等が挙げられる。
トキシ基で、R2が水素原子である化合物5,7−ジブロモ
−6−アセトキシピリド[3,4−b]インドール(以下
化合物1という)、[1]式におけるR1がアセトキシ基
で、R2がメチル基である化合物5,7−ジブロモ−6−ア
セトキシ−9−メチルピリド[3,4−b]インドール
(以下化合物2という)、[1]式におけるR1がヒドロ
キシル基で、R2がメチル基である化合物5,7−ジブロモ
−6−ヒドロキシ−9−メチルピリド[3,4−b]イン
ドール(以下化合物3という)等が挙げられる。
これ等の化合物は、例えばJournal of Pharmaceutica
l Sciences,59巻、No.10,October,1445頁(1970)に記
載されている、6−メトキシピリド[3,4−b]インド
ールを、N−ブロモコハク酸イミドと反応させることに
よって得られる5,7−ジブモ−6−メトキシピリド[3,4
−b]インドールから容易に製造することができる。
l Sciences,59巻、No.10,October,1445頁(1970)に記
載されている、6−メトキシピリド[3,4−b]インド
ールを、N−ブロモコハク酸イミドと反応させることに
よって得られる5,7−ジブモ−6−メトキシピリド[3,4
−b]インドールから容易に製造することができる。
例えば、化合物1は、後記実施例に示すように、上記
5,7−ジブロモ−6−メトキシピリド[3,4−b]インド
ールを、三臭化ホウ素を用いて脱メチル化して5,7−ジ
ブロモ−6−ヒドロキシピリド[3,4−b]インドール
とした後、無水酢酸及びピリジン(溶媒)中でアセチル
化することによって得られる。また、化合物2は、上記
で得られた化合物1をヨウ化メチルのようなメチル化剤
を用いてメチル化することによって得られる。更に化合
物3は、化合物2をアルカル水溶液中で加水分解するこ
とによって得ることができる。
5,7−ジブロモ−6−メトキシピリド[3,4−b]インド
ールを、三臭化ホウ素を用いて脱メチル化して5,7−ジ
ブロモ−6−ヒドロキシピリド[3,4−b]インドール
とした後、無水酢酸及びピリジン(溶媒)中でアセチル
化することによって得られる。また、化合物2は、上記
で得られた化合物1をヨウ化メチルのようなメチル化剤
を用いてメチル化することによって得られる。更に化合
物3は、化合物2をアルカル水溶液中で加水分解するこ
とによって得ることができる。
これ等の本発明の化合物は、後記実施例に示すUV吸収
スペクトル、マススペクトル(EIMS)及び1H−NMR等の
測定結果から夫々の構造が確認された。
スペクトル、マススペクトル(EIMS)及び1H−NMR等の
測定結果から夫々の構造が確認された。
(発明の効果) 本発明の化合物は、後記参考例に示すように、優れた
筋小胞体Ca遊離作用を示し、生化学用試薬、薬理用試薬
等しての用途が期待される。
筋小胞体Ca遊離作用を示し、生化学用試薬、薬理用試薬
等しての用途が期待される。
(実施例) 以下本発明を実施例について更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限りこれ等の実施例に限定
されるものではない。
本発明はその要旨を超えない限りこれ等の実施例に限定
されるものではない。
実施例1 化合物1の製造 後記する方法で製造した5,7−ジブロモ−6−メトキ
シピリド[3,4−b]インドール529mgをジクロロメタン
200mlに溶解し、これに三臭化ホウ素3mlを加え2時間還
流下煮沸して脱メチル化した。次いでメタノールを添加
して過剰の三臭化ホウ素を分解した後、減圧下ジクロロ
メタンを留去し、残渣をシリカゲルのカラムにかけ、酢
酸エチル及びヘキサン(1:1)の混合液を流通し、次い
で酢酸エチル及びヘキサン(2:1)の混合液を流通し
て、溶出液から409mgの5,7−ジブロモ−6−ヒドロキシ
ピリド[3,4−b]インドールを得た。
シピリド[3,4−b]インドール529mgをジクロロメタン
200mlに溶解し、これに三臭化ホウ素3mlを加え2時間還
流下煮沸して脱メチル化した。次いでメタノールを添加
して過剰の三臭化ホウ素を分解した後、減圧下ジクロロ
メタンを留去し、残渣をシリカゲルのカラムにかけ、酢
酸エチル及びヘキサン(1:1)の混合液を流通し、次い
で酢酸エチル及びヘキサン(2:1)の混合液を流通し
て、溶出液から409mgの5,7−ジブロモ−6−ヒドロキシ
ピリド[3,4−b]インドールを得た。
上記で得た5,7−ジブロモ−6−ヒドロキシピリド
[3,4−b]インドール24mgを、無水酢酸0.5ml及びピリ
ジン1.1mlの混合液中に加え、室温で7時間反応させた
後、窒素ガスを吹きかけながら溶媒を蒸発させて乾固
し、残渣をシリカゲル(和光純薬社製、C−300)を充
填したカラム(1.1×20cm)を使用し、メタノール・ク
ロロホルム(5:95)を溶出液としてカラムクロマトグラ
フィーにより精製して19mgの化合物1(5,7−ジブロモ
−6−アセトキシピリド[3,4−b]インドール)を得
た。
[3,4−b]インドール24mgを、無水酢酸0.5ml及びピリ
ジン1.1mlの混合液中に加え、室温で7時間反応させた
後、窒素ガスを吹きかけながら溶媒を蒸発させて乾固
し、残渣をシリカゲル(和光純薬社製、C−300)を充
填したカラム(1.1×20cm)を使用し、メタノール・ク
ロロホルム(5:95)を溶出液としてカラムクロマトグラ
フィーにより精製して19mgの化合物1(5,7−ジブロモ
−6−アセトキシピリド[3,4−b]インドール)を得
た。
本物質の融点、UV吸収スペクトル、マススペクトル
(EIMS)及び1H−NMR等の測定結果は次の通りであっ
た。
(EIMS)及び1H−NMR等の測定結果は次の通りであっ
た。
融点:200℃(分解) UV:λmax(MeOH)362(ε4500),347(4000),289(950
0),280(6400)及び239nm(25000) EIMS:m/z 396,384及び382(M+)1 H−NMR(DMSO−d6/CDCl3 9:1):δ2.39(3H,s),7.83
(1H,s,),8.46(2H,s),9.05(1H,s)及び12.22(1H,b
rs) なお、本実施例に使用した5,7−ジブロモ−6−メト
キシピリド[3,4−b]インドールは、特願昭62−83899
号記載の方法に従って次のようにして製造された。
0),280(6400)及び239nm(25000) EIMS:m/z 396,384及び382(M+)1 H−NMR(DMSO−d6/CDCl3 9:1):δ2.39(3H,s),7.83
(1H,s,),8.46(2H,s),9.05(1H,s)及び12.22(1H,b
rs) なお、本実施例に使用した5,7−ジブロモ−6−メト
キシピリド[3,4−b]インドールは、特願昭62−83899
号記載の方法に従って次のようにして製造された。
5,7−ジブロモ−6−メトキシピリド[3,4−b]インド
ールの製造 6−メトキシピリド[3,4−b]インドール207mgを酢
酸20mlに溶解し、これにN−ブロモコハク酸イミド734m
gを加え、室温で1時間撹拌してブロム化した。
ールの製造 6−メトキシピリド[3,4−b]インドール207mgを酢
酸20mlに溶解し、これにN−ブロモコハク酸イミド734m
gを加え、室温で1時間撹拌してブロム化した。
反応後、減圧下で酢酸を留去し、残渣を酢酸エチル
(溶媒)に溶かし、飽和重曹水と食塩水で洗浄した後、
酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥した。次いで
減圧下溶媒を留去し、残渣をシリカゲルのカラムにか
け、酢酸エチル及びヘキサン(1:1)の溶液を流通し
て、溶出液から251mgの5,7−ジブロモ−6−メトキシピ
リド[3,4−b]インドールを得た。この化合物の融
点、UV吸収スペクトル、MS及び1H−NMRは次の通りであ
る。
(溶媒)に溶かし、飽和重曹水と食塩水で洗浄した後、
酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥した。次いで
減圧下溶媒を留去し、残渣をシリカゲルのカラムにか
け、酢酸エチル及びヘキサン(1:1)の溶液を流通し
て、溶出液から251mgの5,7−ジブロモ−6−メトキシピ
リド[3,4−b]インドールを得た。この化合物の融
点、UV吸収スペクトル、MS及び1H−NMRは次の通りであ
る。
融点:222℃(分解) UV:λmax(EtOH)219,239,252,286,295,368nm MS:m/z 354(M+)1 H−NMR(CDCl3/DMSO−d6 9:1):4.00(3H,s),7.41(1
H,s),7.41(1H,s),8.46(1H,s),8.57(1H,s),9.03
(1H,s),10.55(1H,brs) また、この原料に使用した既知の6−メトキシピリド
[3,4−b]インドールは、市販の5−メトキシトリプ
タミンとホルムアミドを180℃で加熱し、得られた5−
メトキシトリプタミンホルムアミドを、ポリリン酸エス
テルを用いて脱水閉環し、次いで10%パラジウム−炭素
を触媒として脱水素することによって得られる。
H,s),7.41(1H,s),8.46(1H,s),8.57(1H,s),9.03
(1H,s),10.55(1H,brs) また、この原料に使用した既知の6−メトキシピリド
[3,4−b]インドールは、市販の5−メトキシトリプ
タミンとホルムアミドを180℃で加熱し、得られた5−
メトキシトリプタミンホルムアミドを、ポリリン酸エス
テルを用いて脱水閉環し、次いで10%パラジウム−炭素
を触媒として脱水素することによって得られる。
実施例2 化合物2の製造 4mlのテトラヒドロフラン(溶媒)中に、窒素雰囲気
下で12mgの水素化ナトリウム(60%)を懸濁させ、室温
でこれに、実施例1で得た化合物1の11.8mgをテトラヒ
ドロフラン4mlに溶解させた溶液を添加した。
下で12mgの水素化ナトリウム(60%)を懸濁させ、室温
でこれに、実施例1で得た化合物1の11.8mgをテトラヒ
ドロフラン4mlに溶解させた溶液を添加した。
次いで、この溶液にヨウ化メチル6.5μlを加え、室
温で3時間撹拌してメチル化した後、飽和食塩水10mlを
添加し、酢酸エチルで抽出(10ml宛3回)した。酢酸エ
チル抽出層を採取し、少量の硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、減圧下で濃縮乾固し、得られた残渣を、実施例1
におけると同様にカラムクロマトグラフィーにより精製
して、化合物2(5,7−ジブロモ−6−アセトキシ−9
−メチルピリド[3,4−b]インドール)を得た。
温で3時間撹拌してメチル化した後、飽和食塩水10mlを
添加し、酢酸エチルで抽出(10ml宛3回)した。酢酸エ
チル抽出層を採取し、少量の硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、減圧下で濃縮乾固し、得られた残渣を、実施例1
におけると同様にカラムクロマトグラフィーにより精製
して、化合物2(5,7−ジブロモ−6−アセトキシ−9
−メチルピリド[3,4−b]インドール)を得た。
化合物2の融点、UV吸収スペクトル、EIMS及び1H−NM
Rは次の通りである。
Rは次の通りである。
融点:155〜158℃(分解) UV:λmax(MeOH)373(ε8000),358(6900),291(130
00),252(46600)及び214nm(34000) EIMS:m/z 400,398及び396(M+)1 H−NMR(CDCl3):δ 2.42(3H,s),4.35(3H,s,),
7.54(1H,s),8.55(1H,d,J=5.5Hz),8.60(1H,d,J=
5.5Hz)及び8.96(1H,brs) 実施例3 化合物3の製造 化合物2で得た化合物2を、2.5規定の水酸化カリウ
ム水溶液1ml及びメタノール2mlの混合液に溶解し、室温
で1時間撹拌した。次いで3規定の硫酸を加えて弱アル
カリ性(pH〜8)とした後、酢酸エチルで抽出(5ml宛
5回)した。酢酸エチル抽出層を採取し、少量の硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、減圧下で濃縮乾固し、得られ
た残渣を、シリカゲル(和光純薬社製、C−300)を充
填したカラム(0.7×7cm)を使用し、メタノール・クロ
ロホルム(5:95)を溶出液としてカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して5.2mgの化合物3(5,7−ジブロモ−
6−ヒドロキシ−9−メチルピリド[3,4−b]インド
ール)を得た。
00),252(46600)及び214nm(34000) EIMS:m/z 400,398及び396(M+)1 H−NMR(CDCl3):δ 2.42(3H,s),4.35(3H,s,),
7.54(1H,s),8.55(1H,d,J=5.5Hz),8.60(1H,d,J=
5.5Hz)及び8.96(1H,brs) 実施例3 化合物3の製造 化合物2で得た化合物2を、2.5規定の水酸化カリウ
ム水溶液1ml及びメタノール2mlの混合液に溶解し、室温
で1時間撹拌した。次いで3規定の硫酸を加えて弱アル
カリ性(pH〜8)とした後、酢酸エチルで抽出(5ml宛
5回)した。酢酸エチル抽出層を採取し、少量の硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、減圧下で濃縮乾固し、得られ
た残渣を、シリカゲル(和光純薬社製、C−300)を充
填したカラム(0.7×7cm)を使用し、メタノール・クロ
ロホルム(5:95)を溶出液としてカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して5.2mgの化合物3(5,7−ジブロモ−
6−ヒドロキシ−9−メチルピリド[3,4−b]インド
ール)を得た。
化合物3の融点、UV吸収スペクトル、マススペクトル
(EIMS)及び1H−NMR等の測定結果は次の通りであっ
た。
(EIMS)及び1H−NMR等の測定結果は次の通りであっ
た。
融点:280℃(分解) UV:λmax(MeOH)388(ε3000),297(7000),254(120
00),242(15000)及び212nm(13000) EIMS:m/z 358,356及び354(M+)1 H−NMR(DMSO−d6):δ 4.25(3H,s),7.46(1H,
s),8.40(1H,d,J=3Hz),8.55(1H,d,J=3Hz)及び8.9
7(1H,brs) 参考例 筋小胞体Ca遊離作用 雄ウサギ(2〜3kg)を断頭放血後、骨格筋を集め、5
mMトリス・マレイン酸緩衝液(pH7.0)中でホモジネー
トし、5000G(遠心力)で15分間遠心分離処理して上清
を採取し、これを再び12,000Gで30分間遠心分離処理し
た。得られた沈澱物を採取して0.1M塩化カリを含む5mM
トリス・マレイン酸緩衝液に懸濁させた後、70,000Gで4
0分間遠心分離処理を行ない、その沈澱物を0.1M塩化カ
リを含む5mMトリス・マレイン酸緩衝液7mlに懸濁させ
た。
00),242(15000)及び212nm(13000) EIMS:m/z 358,356及び354(M+)1 H−NMR(DMSO−d6):δ 4.25(3H,s),7.46(1H,
s),8.40(1H,d,J=3Hz),8.55(1H,d,J=3Hz)及び8.9
7(1H,brs) 参考例 筋小胞体Ca遊離作用 雄ウサギ(2〜3kg)を断頭放血後、骨格筋を集め、5
mMトリス・マレイン酸緩衝液(pH7.0)中でホモジネー
トし、5000G(遠心力)で15分間遠心分離処理して上清
を採取し、これを再び12,000Gで30分間遠心分離処理し
た。得られた沈澱物を採取して0.1M塩化カリを含む5mM
トリス・マレイン酸緩衝液に懸濁させた後、70,000Gで4
0分間遠心分離処理を行ない、その沈澱物を0.1M塩化カ
リを含む5mMトリス・マレイン酸緩衝液7mlに懸濁させ
た。
このようにして調製された筋小胞体の懸濁液を、1ml
の50mMモップス緩衝液(0.05mM CaCl2,90mM KCl,0.5mM
MgCl2,5mMクレアチンリン酸,0.1mg/mlクレアチンキナー
ゼ及び0.5mM ATPを含む)に懸濁させると、筋小胞体へ
のCa2+の取り込みが生起して、緩衝液のCa2+濃度が1μ
M以下に低下した。
の50mMモップス緩衝液(0.05mM CaCl2,90mM KCl,0.5mM
MgCl2,5mMクレアチンリン酸,0.1mg/mlクレアチンキナー
ゼ及び0.5mM ATPを含む)に懸濁させると、筋小胞体へ
のCa2+の取り込みが生起して、緩衝液のCa2+濃度が1μ
M以下に低下した。
この時点で、検体(本発明の化合物)を投与して、筋
小胞体から外液中へ遊離されるCa2+濃度の上昇をCa電極
を用いて測定した。
小胞体から外液中へ遊離されるCa2+濃度の上昇をCa電極
を用いて測定した。
その結果、本発明の化合物はCa2+濃度の上昇を示す
が、とくに化合物3の最小有効濃度は0.6μMであっ
て、カフェイン(最小有効濃度0.6mM)の約1000倍強か
った。
が、とくに化合物3の最小有効濃度は0.6μMであっ
て、カフェイン(最小有効濃度0.6mM)の約1000倍強か
った。
Claims (1)
- 【請求項1】次式[1] (式中、R1はアセトキシ基又はヒドロキシル基を示し、
R2はメチル基又は水素原子を示し、R1がヒドロキシル基
のときR2はメチル基を示す)で表わされる含臭素インド
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021339A JP2579789B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 含臭素インドール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63021339A JP2579789B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 含臭素インドール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197482A JPH01197482A (ja) | 1989-08-09 |
JP2579789B2 true JP2579789B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=12052356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63021339A Expired - Lifetime JP2579789B2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 含臭素インドール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579789B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1134221A1 (en) * | 2000-03-15 | 2001-09-19 | Aventis Pharma Deutschland GmbH | Substituted beta-carbolines as lkB kinase inhibitors |
WO2003065036A1 (en) * | 2002-01-28 | 2003-08-07 | Karolinska Innovations Ab | Method of identifying insulin secretion stimulating compounds, and the use of such compounds in treating insulin-secretion related disorders |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP63021339A patent/JP2579789B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01197482A (ja) | 1989-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0179383B1 (en) | 9-amino-1,2,3,4-tetrahydroacridin-1-ol and related compounds, a process for their preparation and their use as medicaments | |
DK147858B (da) | Analogifremgangsmaade til fremstilling af 5'-deoxy-5-fluorcytidin eller 5'-deoxy-5-fluoruridin eller fysiologisk tolerable syreadditionssalte dera | |
NO141826B (no) | Brannslukningsutstyr. | |
JP2579789B2 (ja) | 含臭素インドール | |
BG100395A (bg) | Метод за получаване на 9-(2-хидрокси)-етоксиметилгуанин | |
US3103513A (en) | Process for preparing hexadehy- | |
US3673175A (en) | Preparation of piperidyl-steroids | |
JPS60239496A (ja) | N↑6−置換−アデノシン−3′,5′−環状リン酸及びその塩の製法 | |
Kao et al. | 3‐Substituted 2‐pyridinecarbaldoximes | |
SU507237A3 (ru) | Способ получени производных азепина или их солей | |
US3450706A (en) | Process for preparing nicotinamide | |
NO140302B (no) | Fremgangsmaate til fremstilling av ftalazino(2,3-b)-ftalazin-5(14h), 12(7h)-dion | |
US3578670A (en) | Nicotinamide intermediates and process for preparing same | |
US6114525A (en) | Method for purifying nucleic acid derivatives | |
US3272803A (en) | 2, 2-ethylenetestosterones | |
De Lera et al. | Synthetic approaches to cularines. I. Phenolic oxidative coupling | |
US3441568A (en) | Method of preparing nicotinamide and novel intermediates therefor | |
JPS58110536A (ja) | ナフタセンキノン誘導体 | |
JPH0529237B2 (ja) | ||
Vida et al. | Investigation in the 3, 4-dihydrocoumarin melilotic acid series | |
SU399138A1 (ru) | Способ получения 17-азастероидов | |
JPS6322577A (ja) | t−ブチルエルゴリン誘導体 | |
JPH0269469A (ja) | ジヒドロフラン誘導体及びその製法 | |
SU470114A3 (ru) | Способ получени монофосфата нуклеозида | |
HU176218B (en) | Process for preparing apovincamine from vincamine or epivincamine |